2007年12月17日
ここ数日クラブW杯のスタッフとして毎日12時間近く仕事をしておりました。
現地で試合を一応は見れたのですが断片的だった上、全体像を掴みにくいのなんの。
ビデオ観戦する余裕もなかったので、試合内容に関して分析は控えます。
だって自分のようなプレイ素人が近くで見るとワイタケレ級でも上手く見えるんだ!
ましてや根性担当みたいな扱いのガットゥーゾがあんなにトラップ巧みなんて反則です。
というわけで今回は趣を変えて、3位決定戦後のちと興味深かった出来事について。
確か6時15分くらいだったか。
まだ3位表彰式の余韻が残っていた時間に、CHEMISTRYの大会公式テーマソングライブ開始。
まだまだ両方のゴール裏に浦和サポーターズが残ってコールをしている頃です。
祝福の歌か何かでしょうか、CHEMISTRYが歌い始めてもサポの歌は止む気配ナシ。
この主題歌、大会CMでよくやってるように、ロマンチックな声だけのパートがあるのですが
ドラムやシンセの音が消えたことで「浦和レッズ!」の声が一層会場に響く。ヴォーカル以上に。
そしてライブが終わってメンバーが退場すると同時に、ぴたりと止まる応援歌。
あまりのタイミングのよさに、浦和のコールは「テーマソング」に対するあてつけか?と感じる。
(コメントによると、勝利の歌を一度始めたため半端なところで終われなかったとの事。
ご指摘感謝です。あまりに寸分違わずライブ終了と同時に止んだので邪推しました)
興味深かったのは、CHEMISTRYの護衛を終わらせて一度オフィスに戻ったら
ちょうどそこのTVに、歌う彼らの姿が映し出されてたこと。あれ時間差放映?
聴いてるヒマはなかったので音声がどうなってたかは分かりません。
ただ、浦和コールが入ってなかったとしたらちょっと異常です。いい声してましたから。
編集されてなかったらヤバいですが、編集されてたらそれはそれで違う意味でヤバイ。
自分としては、コレにひとつの結論を叩きつけることはできません。
日本的なマナーとしてはもちろん悪いほうです。間違いなく。
しかしミラン戦の一部のように、放送禁止用語横断幕を貼るのとはわけが違う。
初めての世界クラブ王座戦。そこで曲がりなりにも得た表彰台。
式典終了後10分を待たずに歌が始まって、コールはいオシマイお帰り下さい。
これがレッズでなく自分のクラブチームだったら、反発は覚えそうです。
「うおお俺らの○○世界3位ありがとう、コールを…え、すぐライブ!?」
あからさまに行動に示さなくても不満は残りそうです。
ハーフタイムか3位決定戦前にやればいいじゃん、と少なくとも自分なら考えます。
日テレ、電通などの企画で有名人を多数配備した。人気アーティストも揃えた。
レッズACL優勝で「初戦ホーム満員大作戦」はしくじったけど問題なし。
組み合わせも日本×欧州の実現率が高まるように工夫した。
日本が負けても、カカーという技巧と容姿を兼ね備えた茶の間ヒーローがいる。
カカーが活躍しなくても、ミランなら実力者と人気者とイケメンには事欠かない。
ビジネスに必要な商品をあとは売りさばくのみ。
そんな中のちょっとしたイレギュラー。ひと工夫すればもみ消せる程度のもの。
賛否両論あるでしょうし、否定意見が多いのが普通だと思います。
ただ、全てがビジネス予定調和的に進んだこの大会でありながら
「サッカーで最も大事なのはハート」ではないかと改めて感じさせられ
妙な気持ちを覚えた次第です。
味スタで幾度となく見た豪快ストライカーの見納めに、感傷的になりすぎたでしょうか。
彼の有終の美が本物なのはありがたい限り。
posted by モトヒロ |04:14 |
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2007年12月13日
実況「ボカの監督がきのうの相馬崇人のプレーに
『あんな素早いシザースとクロスを出せる選手が日本にもいるのか』と驚いてました」
津波「いるんですよ~」
というやりとりにキモいくらいにうなずいた相馬好きの管理人ですこんばんは。
なおご指摘がありました「津波」は誤字ではなく迷将に対する敬称です。「人間力」みたいなもんです。
ボカ×サヘルは渋い試合の割にえらい荒れ模様でした。
祭りなんだし、デンマーク人主審の旦那もカード出しまくる必要はないように思います。
以前Jに来てたニコライ・フォルクァーツ旦那は割と落ち着いてましたがね。
そりゃボカファンも「イホ・デ・プータ!!(※)」コールするわ。
(※)hijo de puta
「売女のせがれ」。面と向かって言ったら殴られる級の悪口です。
もっともputa(売春婦)だけだとほめ言葉とかスゲー!とかの意味にもなります。
パチューカサポがいいプレイの後に「プータ!プータ!」と大喜びしてました。
さて、明日はミランとの真剣勝負ですね。
リーグで不調なぶん本気でやって来てくれるのはむしろありがたい。
世界と日本のクラブの差というのを思いっきり知らされてもよし。日本の成長に感動するもよし。
どっちにしても好々。
それにしても浦和の快挙を、いわゆる「サッカー好き」でない人はどう思ってるんですかねー。
でかい顔されたくないというアンチ浦和サポの気持ちは分かるし、
浦和勝ってもいいけど比較すればミランの方が、という他サポの気持ちも分かります。
ACL決勝前J's Goalに載った「浦和サポ以外もみんなでWe are REDS!!」なんていう
浦和サポも他チームサポも軽んじた釣り文句よりよっぽど正直でよい。
でも周囲が
「もう浦和をボッコボコにしてほしいねー日本のプレーには華がないから」というにわかや
「浦和のマナー悪そう、その点海外は…」という自称海外好きや
「ブーイングがマジひどい、引くわ。日本の恥」という野球好きばかりで世間の意見が分かりません。
もちろんJ好きもいるにはいますが少数派。
友人にはバルサクレがフィーゴのとっつぁんを愛しすぎて豚の頭やらなんやら放り込んだ
2002年前期クラシコを見せれば済む話なんですが、
日本のクラブチームが実力で突破してついに勝ち得た世界との真剣勝負の場、
一般の方々にとってはどういう認識なのやら。皆さんの周囲はいかがでしょう。
posted by モトヒロ |01:20 |
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2007年12月11日
当管理人がJリーグを見るきっかけになったのは2005年1月1日天皇杯の相馬のプレイ。
きっかけになった彼への入れ込みようときたら最早アホのようなもので、
サッカーと関係ない個人ブログでも実生活でもソーマソーマ繰り返して知人にうざがられ
スペイン留学時「一番好きな日本人選手は?」というテーマで日本人同士語り合ったときも
俊輔、小野、旅人といった名前が出る中「相馬。奴のドリブルは並の欧州人には防げない」と熱烈に主張して
一部のサッカー好きを除く周囲にドン引きされたものです。
が、ここんとこ。
mixiのある意見いわく
「見たいもの。屈強な達也、天を仰がない永井、正確なクロスの相馬」
レッズファンにとってはそんなにクロス下手っすか(´・ω・`)
ある浦和ファンの知人いわく
「左サイドが薄いね。平川はもう一歩、かといって三都主も守備が…え、相馬?ああ…(ため息)」
コメントする価値もないですか(´・ω・`)
一緒にバイトした人いわく
「最近は相馬が出ると負けるってジンクスがあるんですよ!」
…(´・ω・`)
そして出番のないときは料理ネタに終始するブログ。
ファンがダメ出ししまくるってことはダメなのか。エルゴラでも4点台もらってる時があるし。
おかげでスタメン発表で相馬の名があった時には7割不安でしたよもう。
結果的には動きの鋭いシザースつき低弾道クロスを永井にぶち込み1アシスト、
2度3度と強引に上げたクロスで永井ヘッド→アギリのオウン誘発で1起点、
さらに永井のトラップから長谷部の宇宙経由シエナ行きシュートも引き出すなど
久々に相馬崇人ここにあり、というプレーを堪能させて頂きました。疑ってすまんかった。
シュバインシュタイガーに「あの16番は誰だ」と言われ、ファーディナンドに一番強い印象を残し、
ミチェル・サルガドをチンチンに抜き去ってジダンにタックルくらうなど
Jリーグで緊張するのに、海外チームと当たったらとにかく張り切るのを失念してました。
でもまあよかった。やっぱ攻めてこそ相馬。
かつて元チームメイトの戸川に「相ちゃん最近果敢なプレー減った?」と言われたそうですが、
中見ずにクロス上げて「なんで誰も中にいねーんだよ!」とか偉そうに叫ぶくせに
オウンゴール決めちゃったら、自陣に引きこもってミス連発する弱気な面もあったりするし
攻守両面で責任感が強すぎるところが弱点だし、おかげでスタミナも90分もたない。
「勝たなきゃいけない相手には気張りすぎて爪まで隠すが、強敵には爪と牙で襲い掛かる」
という評価を見たときには納得しすぎて思わずうなりました。
ともあれミランに挑む権利は得たわけです。恐れずカフーなりオッドなりに突撃してほしいもの。
ガットゥーゾ置き去りとかしたらバイトの職場で小躍りできそうな自分がいます。
試合中のテロップ「相馬崇人 日本代表」にキャップ数を追加するためにもガンバレ。
posted by モトヒロ |20:37 |
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2007年12月10日
縁あって、パチューカとサヘルの前日練習及び試合(前半のみ)を目の前で見る幸運に浴しました。
つっても書きたいことは宇都宮さんのコラムに自分よりよっぽど上手く書かれてるので
僕が書くのは単なるチラシの裏の感想文です。
選手名鑑のない状態にあっては目立つ奴に当然目がいきます。
サヘルの正キーパーの鬼跳躍力と白人サブキーパーのごつい体格にびびる。
あと左サイドのちっこい奴。左足のクロスが正確。
パチューカに関しては血栓から復活したというキーパーの話しか予備知識がありませんでしたが
特にオーラを感じたのは、小柄ながらがっちりした、長髪にヒゲをたくわえた色黒の選手。
「よい一日を」と声をかけたら「ありがとよ」と返答してくれた時の目つきが野生的。
翌日、背番号7を背負った彼はなぜか半袖。腕を必死でさすってすげー寒そう。
仲間の「なら長袖着ろよ」という感じのツッコミが微笑ましい。
僕好みの猫背ゴリゴリドリブルを披露してた彼の名は、ダミアン・アルバレスというそうな。
後半を一切見れなかったため試合に関しては何のコメントもできませんが、
あのドリブラーを1試合しか見れずに終わるのは寂しいもんです。
posted by モトヒロ |16:44 |
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2007年12月08日
やー、始まりましたねTOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップ(以下トヨタカップ)。
本日はJリーグ王者vsオセアニア王者@国立競技場、という商業的陰謀を感じる一戦です。
~主催者側の意図~
日本のチームが国立でやれば満員になるし、オセアニア相手なら勝つだろう!
次はスポンサーのお膝元・豊田スタジアムだし+(0゜・∀・)+ワクワク
こういう意図があったんじゃないかと勘繰りたくもなります。
アフリカ・北中米・中南米の三つ巴に対してJ・オセアニア・アジア・欧州って
パワーバランスおかしくね?
まあ開催国枠を強引にねじ込んだツケが来てるのかもしれませんが。
さて、意外にも観客数は24788人。五輪予選より多いじゃねーか!
~浦和サポの意図~
当然ACL優勝するだろうけど…国立も押さえとくぜ+(0゜・∀・)+ワクワク
~いっぽう、浦和以外の上位Jサポの意図~
浦和負けたら俺の○○(クラブ名)が出場だからチケ押さえよっと+(0゜・∀・)+ワクワク
こんな人が多そうです。
観客の持ち物をよく見ると、というかよく見なくても赤いマフラーとか小道具が多い。
一部フロンタとかFC東京の人もいましたが、圧倒的多数の人がどこかしら赤い。
何やらユカイなオープニングイベント後、試合開始。
「えーとセパハン対…綿入れ毛?」「和竹入れ?」「我啓太?」「ワライタケ?」
間違ってる人がいます。しかもネタじゃなく、素で。
毎年の事ながらオセアニア王者の扱いは悲惨。今年は日本人もいないしなあ。
あれ?
よそ見してる間に20番のエマドが楽々とゴール。数少ないセパハンサポが沸く沸く。
「見逃しちゃったなー」とか残念がってる間にもう1発、またもやエマド。
前半5分からパス回し開始。早くもぬるい空気になり始めます。
試合が盛り上がらず、サポもほとんどいない中立戦というのは時間の流れが恐ろしく遅い。
プロでは珍しいペナルティエリア内の間接フリーキックvs11人の壁とか、
セパハンGKのエリア外ボールを足でエリア内へ運びキャッチという自作自演とか
オーバーヘッドクリアとかもありましたが静かに前半終了。
後半になってワイタケレが頑張るかと思いきや、開始早々
ワイタケレGKイーディがミドルシュートをキャッチしようとしてポロリ、そのまま失点。
アイタタタ。これがプロとアマの差なんでしょうか。
が、50分からもう余裕のパス回しを始めるセパハンに我慢できないのは日本人のサガか。
シジクレイを思わせる16番エンブレンの空中技、9番トトリの個人技とシュートなどで
セパハンの守るアウェイゴール裏を中心に歓声があがるあがる。
セットプレーになるとエンブレン、シーマンといったデカいのが多いワイタケレは圧巻。
巨漢ハゲ3人のセットプレーが「ピカッとスリー」を思わせてこれまた圧巻。
次第にスタジアム全体がワイタケレびいきの空気に包まれていきます。
そして72分のCK。
「オオオオオオ~…」
アウェイゴール裏の声が、なぜかスタジアム一周ぐるりを包む手拍子に。
これは盛り上がるしかない!
結果的にそこからのプレイでワイタケレが得点ゲット。もう大拍手でした。
その後にはもうワイタケレが持てば歓声、セパハンが持てばブーイング。
残念ながらその後スコアは動きませんでしたが、
ゴール後ワイタケレの動きがぐっとよくなったこともあって大いに楽しめました。
80分にまたもエリア内間接フリーキックがあったのには笑いましたが。
メキシコ人審判のモレーノさんバックパスに厳しいな。
会場ぐるりで手拍子揃え、GKがクリアしようとするだけでブーイングする空気が
どことなく浦和の応援を想起させるのは気の迷いだと思います。たぶん。
それにしてもスポーツはどっちかに肩入れしてこそ面白いと体感。
試合終了後、セパハンの選手が早々に会場を後にしたのに対して
ワイタケレの選手達がしばらく残って手を振っていたのが印象的でした。
ライアン・スミスっぽいツンツン金髪の7番ヘインが嬉しそうに手を大きく振ってたのがナイス。
せっかくだから日本を好きになって帰ってくれ、映画版指輪物語を撮影した国。
たかがオセアニアとか中立戦とか思わず見に行くのもいいもんです。
しかし、これだけは言わざるを得ない。
ま た セ パ ハ ン で す か。
もう日本のチームとやるの5回目。ポンテを欠く浦和は勝てるか。
今日出てなかったナビドキアが本番までに出てくるかどうか。ぜひ今回も勝ってほしいところです。
posted by モトヒロ |00:25 |
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