2009年05月09日

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

ああやっぱり、というのが
原口元気への取材制限の感想です。
フィンケ監督の試合後インタビューを見れば分かりやすい。

若手ばっか持ち上げるのをチクリと刺しつつ、
ベテランを褒める第4節。
↓
マスコミ期待の原口ゴールは「まだまだ伸びる余地あり」と軽くいなし、
むしろ熟山田・若山田のフュージョンした素晴らしさを強調する第5節。
↓
それでも原口と山田直についてどう思う、と言われて
日本のマスコミは若手持ち上げすぎでは?と言い始める第7節。
↓
懲りずに原口・山田直中心の質問を受け、
ついにお説教タイムへ突入した第9節。(J's Goal)
↓
今回の取材制限に至ります。
オシムのように「あなたは学習していないのですか?」
と率直には言いませんが、
メディアがあまりに学習しないので行動で示しましたね。

■メディアは若い子好き?

かつてオシムが言っていました。
「若手が活躍すると、マスコミは口を上げて誉めそやす。
すると彼は勘違いして道を踏み外す。
しかしその選手が失速しても、マスコミは責任を取らない」

新聞が高校生スタメンの原口、山田直をほめるのは
当然といえば当然です。
すごいもん、あの若さであのパフォーマンスは。

しかし、年を重ねるごとに技巧を磨いていく山田暢久や
1度抜かれても抜き返せる足速すぎの坪井慶介らベテラン、
中堅世代の鈴木啓太や阿部勇樹らが
再びイキイキしてるのをあまり触れずに
若手ばかり取り上げるのは安易だと思うのです。

活躍したのを大々的に取り上げるならまだしも、
毎日のように原口・山田・大迫の記事がローテしてるのは
あまり健全とは言えません。
「若い怪物」と言われてた選手が大成しなかった例は、
それこそ挙げていくとキリがありません。

ちなみに、J2では「元怪物」と言われたエースをよく見ますが、
こうなるとマスコミはほとんど取り上げません。
仙台のバーモントカレーとか湘南の牛ちゃんとか、すごいですよ。
ぜひ取材にいらっしゃってほしいです。

■言葉の重みは意外とでかい

さて、この取材制限について
オープンな取材を好む犬飼会長が苦言を呈しています。
「メディアに書かれるからダメになるという決め付けは理解できない。(フィンケ監督は)そう思い込んでいるのだろうが」
「パフォーマンスが悪ければ言われても仕方ないし、それに勝たなければ」
(それぞれ報知ニッカン)

確かに、「ダメになる=メディアが悪い」ではありません。
でもマスコミが「怪物」「若きエース」と賞賛した選手の挫折例は多々あるし、
季刊「サッカー批評」の船越優蔵インタビューで
「怪物と言われていい気になってしまった」というのを読むと、
メディアの賞賛はそれだけで危険なのだと痛感します。
取材側にその気がなくても。

余談ですが、会長自身も
発言することの重みを考えたほうがいいと思う。
「そういう人を監督に採用しているのだから(浦和の)社長が監督と話せばいい」
と、部外者として静観するような姿勢を示していますが
公の場で発言しておいて他人顔というのもなんだかなあ。
ベストメンバー規定でも、名指しされた千葉(冤罪)がいい迷惑でした。

そういやこの人、U-20選手の代表候補合宿時も、
打診の電話がクラブに届くより早く
各メディアから代表候補メンバーが発表されたことに
フィンケが文句を言ったら、一喝なさってましたね。

■若手を見守るのは大人の使命

サッカーの巧い若手を育成しろと言いながら
若くてもプロ、ピッチ外でも仕事しろと言うのって、
引くな、ゴールを決めるのがFWの仕事だろ!と言いながら
守備をサボる選手は使えねー!と怒鳴るくらい
理不尽だと思うんですが、いかがでしょう。

そりゃ若くして両立できる天才的な選手もいますが、
まずは技術を伸ばしてナンボだと思いますし
まだ育成年代のうちはサッカーに専念させてあげるのが一番。

そして、これはマスコミだけでなく、受け手にも言える問題ですね。
自分も若手選手は好きなので騒ぎたくなっちゃいますが、
原口元気だけでなく、多くの若手選手が
必要以上に騒がれずサッカーに集中できるように
注意してあげないといけません。

posted by モトヒロ |03:41 | 犬飼発言・秋春制関連 | コメント(14) | トラックバック(0)
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こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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取材制限はいいが、取材禁止はやりすぎだよ
自由主義国家だぜ
若手がいい気になるかどうかは、クラブがきちんと管理できるかどうかじゃないの?

posted by 取材禁止 | 2009-05-09 04:56

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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サッカーメディアではなく、大衆メディアですからね、サッカーの記事を書く記者の多くが。サッカーでも野球でも、プロスポーツを取材する側が、プロではない、未熟なのが気にかかります。流れるニュース内容を見ていると、取材制限は仕方ないと思います。その辺り、フィンケ監督は若手育成の一環として、きちんとした態度を取る監督だったはず。

この件に限らず、最近の犬飼氏の発言は首を傾げるものばかり。メディアを通じてサッカーを「正しく」広めるためにも、若手だけに絞った今の取材姿勢は改めるべきものだろうに。
少数の未熟なスター候補生を祭り上げて、内容の伴わない好奇心を集める段階は終わってると思うのです。

posted by 赤サポ | 2009-05-09 05:08

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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>取材禁止さん
だからクラブが管理しているんじゃないですか。
明らかに今の取材姿勢が害になると判断したから排除したんですよ。
いきなりではなく、徐々に語気を強くしながら改善を求めたにも関わらず、なんの改善も反省もしないでおいて、一方的で偏った「自由主義国家」とやらを理由に、クラブ・監督側の防衛手段を糾弾するのは間違ってませんか?

posted by いやいや | 2009-05-09 05:15

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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取材制限、当然だと思う。選手はクラブの財産でもある。財産を守り育てるのはクラブの義務。やり方に色々あるけど最終的にその結果を享受するのもクラブ。成功しても失敗しても。クラブがどう選手を育てるか決めるべきことであって、協会の会長が口出しすべきことじゃないでしょう。クラブが現状で取材が有害だという判断は尊重されるべきですよ。

確かに理想としてはどんなにメディアにとりあげられようとビクともしないタフな選手であることが望ましいですが、メディアに対する対処法をどこまで学んでいるかとか、個々人の性格とか、そうではない選手もいるわけで、そういう選手を別扱いにしたからといって問題があるとは思えません。

posted by フィンケ支持 | 2009-05-09 06:08

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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マスコミのレベルが高ければ、取材制限は
おこらなかったんでしょ?
じゃ、やっぱりマスコミのせいじゃん。

新聞売らんかなの面白記事は無くなれ。

posted by 広島 | 2009-05-09 07:04

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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そいやフランス大会の後、「マスコミの報道はマイナスばかりでプラスになることは一つもなかった」なんて岡田さんの発言がありましたね。
サッカーに限らないですよね、スター偏重・知名度偏重の報道。日本特有の話でもないですが。
ネットに押されてマスコミが衰退している~なんて議論聞きますけど、その理由はちょっと立ち止まれば見えるだろうと。

posted by レギオン | 2009-05-09 07:37

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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マスコミにとって若手はいい玩具だからね
好き勝手弄繰り回して責任は決して負わない

そもそも個人を対称とした記事しか書けないマスコミの方がもっと成長すべき
試合の記事なら個人でやってるブログのほうがよほど上手く書いてる人多いよ
記事で飯食ってるならもうちょっとマスコミはサッカーの勉強すべき

posted by F | 2009-05-09 08:45

Re:こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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一番前のコメント主様

自由主義国家のレベルはメディアのレベルで決まるのだよ。鏡のようなもの。

メディアに対する側がメディアを管理しなければならない。

汚れた鏡を拭かなければ
こちらの顔も汚く映る。


自由主義とは垂れ流しではないよ。

posted by 某キングダム | 2009-05-09 11:43

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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取材禁止へ

自由主義国家の「自由」とは好き勝手に振舞って良いというお墨付きを与えるものではない。セットで当然「自律」が求められるものだ。

今回に限らずマスコミは自律の欠如した自由を濫用して若手の有望株を持ち上げ話題づくりをしているが、過去にそうしたスターシステム的な持ち上げ方をされてちゃんと残っている選手がなんと少ないことか。

今も残って活躍している選手を見れば、大半が自分を厳しく律している選手。若いうちに持ち上げられた選手はなかなか自己管理ができないものであり、だからこそクラブは何度かの警告の後に選手の庇護に乗り出した訳だ。

つまりマスコミの謳う「自由」に対し、選手を守る「自由」を行使したに過ぎない。自由主義国家というなら一方だけの自由ではなくもう一方の自由も当たり前に保障されているだろ?

貴方は想像力足りないんじゃないかな。

posted by 麒麟愚 | 2009-05-09 13:27

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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記者クラブ制で一部マスコミが取材権を独占している日本はが自由主義国家とは笑わせるね。
ただでさえ特権を与えられているマスコミにさらに何を書こうと野放しにする必要は無い。

posted by 通りすがり | 2009-05-09 21:03

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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メディアのレベルが信じられないほど低い、って思ってるんですよ。ほとんどみんなが。そうじゃなきゃこんな流れにもならなかった。
昔のメディアは情報の問屋として、その流通を全て仕切っていた。ついでに加工し放題で。
今は生の情報が出てくるようになって、メディアが中間で醜悪な加工を施した例が繰り返し晒されたことで、政治家と同じくらい信用されない存在になった。
まだ政治家の方がマシなのかもしれない。三権分立が一応あるから。第四の権力様は誰もチェックできないし、自浄作用も皆無に等しい。みんな諦めてるんですよ。まともな政治を諦めるのと同じように。そして、こういう騒動の時にメディアを支持することも無いんです。
「過保護だ」と書いたメディアもあるようですが、それはあなた方のことです。

posted by ハガー | 2009-05-09 22:57

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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で、結局クラブは制限ナシも、選手個人が取材を受けるのを減らす、という結果に。
犬が余計な口を出すから、選手にまで無用な苦労を背負い込ませる結果になりましたな。
メディアへの対応を含めた若手の育成方針に、口を出す立場じゃねーだろ、と思う。

あと、これでメディア側が「協会のOKが出た!」とか勘違いして、またアホゥな質問、取材を繰り返さないことを祈るのみ。
かつての中田が日本の取材陣に”だけ”対応をしなかったり、姿勢を変えた状況と大して変わらない。
あれからマスコミ側が成長しているのかどうか・・・。ま、してないからこそのこの事態なのだけど。

posted by 赤サポ | 2009-05-10 02:01

こんな取材に誰がした? -浦和・原口の取材制限と犬飼会長コメントについて-

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仙台のバーモント平瀬!!
先日試合観てきましたが、運動量多くてボールキープできてと、連戦なのにいい動きしてました。(あくまで素人の感想です)
昔のメディアでの悪い印象の平瀬と、今現在のギャップが大きすぎて、報道をうのみにする自分に反省。
やはり直接スタジアム観戦やTV中継で見ないと、わからないですよね。



(なんか流れを断ち切るコメントすみません)


posted by 牛タン | 2009-05-11 00:15

ごめんなさい。

コメント投稿者ID :

 ごめんなさい。この記事を自分のブログの参考記事にさせていただきました。

 リンクを張るので、よかったら見に来てください。

 http://ameblo.jp/mp4-14

posted by 大倉 | 2009-05-13 00:12

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