2009年03月23日

首都vs東北 in J1 -FC東京×山形 生観戦-

スカパーの電波受信が悪く、183chの仙台戦が見れないので
来年に備えてJ1の視察に行くことにしました。
いざ、2週間後にはベガルタ生観戦で訪れる味スタへ。
同じ東北のチームがJ1でどんな戦いを見せるかも興味があります。

というわけでFC東京×モンテディオ山形戦を観に行きました。
「おぼえてる?1999.11.21」
山形側にそんなダンマクが。
そう、J1の常連FC東京も、J2にいた時代があったのだ。
1999年11月21日、それはFC東京が最後にJ2で試合をした日。
今日はそれから、ちょうど8年と4ヶ月後の再会です。

「山形、ディオ!」のコールがJ1に鳴り響いております。
うらやましくなんかないぞ。
来年はベガルタ仙台もここにいると思えば。

それにしても、いくらまだ3月とはいえ
去年をベースに底上げして優勝を狙うFC東京が16位。
主力を引き抜かれつつも残留を目指す山形が3位。
逆じゃないんだよな?
これだからサッカーは分かりません。


■がっつり、つぶ試合

2試合7失点の影響で、ミスを恐れてるせいか
FC東京になかなかボールが収まりません。
山形守備陣のハードワークもあり、ミスを頻発します。

引く東京に対し、山形はボランチ秋葉、佐藤健太郎を基点に
両サイドの宮沢、キム・ビョンスクを走らせる。
しかし徳永、佐原、モニ、長友に加えて今野が堅守するため
FW長谷川悠も古橋もなかなかシュートを撃てません。

春のうららかな日差しの下、続く中盤でのつぶし合い。
ああ、サッカー見慣れてなさそうな隣の男性が居眠りを…。

が、
カボレが裏に抜けて惜しいシュートを放ったのをきっかけに
東京の中盤も積極的に仕掛け始めます。
GK清水が神セーブを連発しますが、
いきおい山形は守りに人を割かないといけません。
こうなるとますます決定機が作れない。

1本、古橋の技ありシュートが枠を強襲しますが、
これまで2試合7失点の東京GK権田が
「そう何度も抜かれてたまるかー!」とひとっ跳び。
片手一本で技ありセーブをかます。

時間の経過とともに、山形側でのプレー時間が増えていく。
そして後半10分、石川の蹴ったコーナーキックのこぼれ球を
やや遠めにいた羽生が、ためて技ありの一閃!
神反応の清水も、これには手が届きませんでした。

さらに鈴木達也、近藤を投入して追加点を狙う東京、
北村を投入して同点弾を狙う山形ですが、
共にチャンスを生かしきれず引き分け。

試合終了まではじりじりした雰囲気でしたが、
初勝利、城福監督の誕生日祝い、
期待の新人・米本が大拍手に迎えられて出場、
GK権田が無失点で勝利の「シャー」などなど、
ほっとした喜びがスタジアムを包んでいました。


■長身FWはどこにいる?

やっぱり、底力では東京の方が一枚上手でした。
鉄壁モニブロック。
くねくね抜いていく梶山の妖怪ドリブル。
自称ゴリラ・長友の馬力あふれるオーバーラップ。
宇宙電波を受信して未来を読む、羽生さんの走り出し。
相手に頭2つ分の差で競り勝つヒマラヤ大山脈。

彼らの強烈な個性は昨年からそのままですが、
こういった個の力に頼り、連動性がまだない感じです。
昨年からメンバーが変わったわけでもないのになぜだろう。
そして北斗とブルーノはいつ登場するんでしょう。

個人的に印象に残ったのは、平山。
ポストは好調でしたが、引きすぎて肝心な時に前にいない。
セットプレーの攻撃時に目立ってたのは、むしろDF佐原。
逆だよ!
巻や矢野みたいに「走攻守」全部こなせるFWではないし、
独特の動きはぱっと見鈍重に見えてしまう。(実際はそうでもない)
「人の心も動かす」城福監督のムービングフットボールとは
なかなか合わせづらい面もあると思います。

しかし、絶品な左サイドからのクロスを通したり、
攻撃面では相変わらず才能を魅せていました。
本日は、守備で宮沢のミドルシュートを下腹部にくらって
orz ←この姿勢になってましたが、
同じうつむくなら積極的にシュートを外してへこんでほしい。
平山ならできるはずです。
ベガルタ仙台相手に2本も余計なゴールをかました日を思い出せば。


■みちのくダービー in J1を実現するために

山形は終盤、放り込みからのチャンスが結構あったのに
長谷川、古橋、北村らが押し込めなかったのが響きました。
それだけ東京DF陣の技量と気力が勝ってたとも言えますが、
「いいサッカーだけど勝てない」では、
結局何にもなりません。

「圧倒的な弱さでJ1に虐殺されるチーム」という風評を
3月中は見事に跳ね返しましたが、
これからが本当の地獄です。
ビョンスク、長谷川、古橋ら、力ある選手はいますので、
確実に勝ち点を稼いでいってほしいものです。


話は変わりますが、新潟のJ1初首位おめでとうございます。
J2昇格組が時間をかけて力をつけていくのは素晴らしいです。

しかしこれに関し、某掲示板で見逃せないコメントがありました。

15 名前:名無しさん@恐縮です:2009/03/22(日) 12:16:21 ID:Ux3khfueO
    ついに東北からACL

新潟は東北ではありません。冗談抜きでたまに言われます。
スタジアムは東北電力ビッグスワンなのが紛らわしいところです。
こういう誤解を解くためにも、早く仙台が昇格し
J1でみちのくダービーを実現しないといけませんね!

来週は湘南×仙台。ついに生観戦ができる。

posted by モトヒロ |23:28 | Jリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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首都vs東北 in J1 -FC東京×山形 生観戦-

コメント投稿者ID :

いやー、やっと勝ててホッとしています。

おっしゃる通り、この日は佐原、茂庭、DF陣の集中力が勝ってたと思います。そして、現実的に戦った試合でした。まだまだ理想とするムービングに程遠いのでしょうが、無謀とチャレンジをはき違えずに今できる最善の戦いをしてほしいと願ってます。

この日の平山の動きは良かったですね。梶山のぬるぬる変体ドリブルも炸裂してました(笑)東京にはイケメンはいませんが、愛すべきキャラがたくさんいて幸せです。

あとは、山形さんの横断幕に「相変わらずだなぁ」と懐かしさを覚え、サッカーボールのような骸骨のようなBAD君なる着ぐるみに笑わせていただきました。

posted by 多摩っ子 | 2009-03-24 02:40

首都vs東北 in J1 -FC東京×山形 生観戦-

コメント投稿者ID :

中立の立場での試合印象派大変参考になります。東京へのご指摘、御もっともでございます。

東京の試合また見に来てくださいませ。

仙台がJ1に来られる様応援してあげてください。

p.s 仙台味吉祥最高!

posted by とと | 2009-03-24 10:53

首都vs東北 in J1 -FC東京×山形 生観戦-

コメント投稿者ID :

> 「おぼえてる?1999.11.21」
こんなの出てたのですね。

この日に直接対決だったわけではないので、意味合いとしては東京が最後にJ2で試合をした日と言うより、山形が大分相手に粘りを見せたことで東京が棚ぼたとも言われた昇格を果たしたことを「おぼえてる?」と言ってるのでしょうね。

posted by ttt | 2009-03-25 22:04

首都vs東北 in J1 -FC東京×山形 生観戦-

コメント投稿者ID :

レスが遅くなってしまいすみません。
コメントありがとうございます。

>多摩っ子さん
いつもありがとうございます。
現実的なサッカーをしつつも、理想とするムービングフットボールを追求して欲しいです。
夢じゃ勝ち点は得られませんが、夢があったほうが楽しいですからね。

FC東京の選手は愛すべきキャラが多くて、毎度ネタにさせて頂いてます。

>ととさん
ご訪問ありがとうございます。
味吉祥、懐かしいです。
味スタには年間何度もお邪魔していますので、今後も訪問させて頂きますね。
そしていずれはJ1仙台の応援で…。

>tttさん
小さめな手書きの横断幕だったので、試合開始後にはフラッグで隠れがちでした。
なるほど、直接対決がなかったので不思議でしたが、そういう意味合いがあったのですね。
勉強になりました、ありがとうございます。

posted by モトヒロ@管理人 | 2009-03-31 15:27

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