2008年12月20日

冷静な一流と悔しがる一流にJの進歩を感じる -G大阪×マンU後の雑感-

事情によりTV観戦できず、テキスト速報で我慢しましたが
たった一行でテンションが猛烈に上がりました。

85分 遠藤 保仁(PK)
遠藤が冷静に左隅へPKを決める

┏
┃
┃
┃
┃
┃フ
┃ァ           ガチャ
┃ン         ロ
┃デ       コ
┃ル      ロ
┃サ    コ
┃ル  ロ
┃ コ
┗

大体こういうことか、とすぐにイメージが浮かぶ。

相手はかのエドウィン・ファンデルサール。
PKのクセも研究してたらしく、ずっと待ち構えていましたね。
しかも後から飛んでギリギリまで手が伸びる、反射能力と背の高さ。
そして彼相手に、絶妙なコースとスピードで決めるヤットもすごいわ。

ヴェステルフェルト、ヴァンズワムなど
足技巧みな人が多いオランダ人のキーパーはたいてい好きですが、
反応力とテクニックを兼ね備えたノッポさんは別格。
ゴールマウスに飛んでる浮き球バックパスを平然と胸トラップし、
プレスに来た相手を悠々あしらってパスを出すようなキーパーは希少です。

その名手と、日本が誇るPKの名手の読み合い・駆け引きは熱かった。
決まった後にヤットがファンデルサールの腰ポンポン叩いて、
彼も叩き返してたのは素敵な光景でした。
つってもファンデルサールのほうは相当悔しかったでしょう。
なんせヒデ、俊輔、小野、稲本、果ては内館まで
日本人相手だとやたらゴール浴びる運命を背負っていますから。

後から見た試合自体も面白かった。
2008年J1の18チームで下から4番目という不名誉な失点記録そのままの
甘い守備も見せてしまいましたが、
昨年の浦和と全く違う戦い方で、世界と渡り合うやり方を示してくれた。

なお、攻撃的と守備的のどっちがいいというつもりはないです。
浦和の現実的な守備サッカーも面白かった。
もちろん後からTVで見れば、ゴールの多いほうが楽しめますが
「ぬぅうわカカー来んな!うお暢久シュート惜しい!」
という一撃必殺のスリリングな試合は、生で見るとこれまた楽しい。

「マンUは本気じゃなかったのに、ガンバ喜ぶのはダサい」
「3ゴールも決められてマンU面目丸つぶれじゃねーか」
「ゴールを決めてあんなに喜ぶのはどうかと思う」
なんて意見も一部では見受けられましたが、
トヨタカップという「祭り」でそこまで本気にならなくても。

マンUが本気を見せたのはごく短時間だったかもしれませんが、
ファンデルサールに関しては、橋本の弾丸ゴール後に
ゴールポスト蹴って悔しがってただけでも十分本気だったではないか。

教科書丸写しみたいなロナウドのほめ殺しインタビューを喜ぶよりも、
本音の見えたあのワンシーンに
日本サッカーの進歩を感じ、誇りに思っていいと思います。
そしてこんな試合を日本で観戦できる幸運を喜んでいいと思います。
ガンバを応援する方は、特に。
でも来季リーグ優勝を狙うなら、あの守備陣ははた目から見ても危険です(´・ω・`)

もうすぐ日本でのクラブW杯ともしばしのお別れですね。最後まで楽しみましょう。

posted by モトヒロ |05:25 | クラブW杯 | コメント(9) | トラックバック(1)
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冷静な一流と悔しがる一流にJの進歩を感じる -G大阪×マンU後の雑感-

コメント投稿者ID :

>「ゴールを決めてあんなに喜ぶのはどうかと思う」

なんですかこれ?
ホントにこんなコメントあったんですか?
どういう流れの中で言われたコメントなんですか?
ちょっと意図が分からないです。

posted by じゃぱ | 2008-12-20 11:58

冷静な一流と悔しがる一流にJの進歩を感じる -G大阪×マンU後の雑感-

コメント投稿者ID :

>「ゴールを決めてあんなに喜ぶのはどうかと思う」

 色々なブログを回ると似たようなコメントを僕も見ましたよ。

posted by 通りすがり | 2008-12-20 12:10

冷静な一流と悔しがる一流にJの進歩を感じる -G大阪×マンU後の雑感-

コメント投稿者ID :

ファンデルサールはポスト蹴る瞬間
「なんでこんなヤツラに俺が3失点もせなアカンねん!」
と思ったでしょうが、その意味は「ガンバの攻撃陣けっこうやるやないか!」ではなく「ウチのDFもっと真剣にやれよ!中盤はサボっても最終ラインでサボってどうすんねん!」
だったかも。

posted by カズウ | 2008-12-20 13:08

冷静な一流と悔しがる一流にJの進歩を感じる -G大阪×マンU後の雑感-

コメント投稿者ID :

ほんといつ勝てるんだろうな。
レッズの守備力があれば面白かったか、ってかJ屈指の守備力を誇るチームって何処だろ?

ガンバは今までみたいに守備放棄では次に進めない事が分かったね。

posted by 拓 | 2008-12-20 13:18

冷静な一流と悔しがる一流にJの進歩を感じる -G大阪×マンU後の雑感-

コメント投稿者ID :

PKはもう少しで止めれそうな感じだったから余計悔しかったんでしょうね、足なら止めえてたかも?

だけど、世界屈指のゴールキーパーとはいえPK決め手て相手が悔しがったから、進歩って…

しかも日本人によく決められてるから悔しがった、決められる運命って…
日本人がよくゴール奪ってるわけでもないし、そんなこと覚えてないだろうよ

別に自虐的になれとは思わないけど
当日の実況や、試合後の報道やブログやら見てると、そんなに喜ぶことかってのが多い



posted by えんどう豆 | 2008-12-20 15:13

冷静な一流と悔しがる一流にJの進歩を感じる -G大阪×マンU後の雑感-

コメント投稿者ID :

マンUは本気ではあったけど必死ではなかったね。そこが本気でないと言える部分かもしれないが、リードしてる展開で決勝もあるわけだからやむ得ないとは思う。ガンバは可能性もみせてくれたが、DFの高さ、スタミナ、ラストパスの精度とかJリーグとプレミアの差もみえたゲームでもありました。フェデレーションカップの日本代表が善戦したけどWカップではそれが出せなかったように、本気の本気でピリピリするようなゲームが観られるといいですね。メディアはサッカー通ばかり相手にしてるわけじゃないから、こんなもんじゃないすか。だんだんと批判されながらレベルあげていけばいいですよ。

posted by tomz | 2008-12-20 15:28

冷静な一流と悔しがる一流にJの進歩を感じる -G大阪×マンU後の雑感-

コメント投稿者ID :

「ゴールを決めてあんなに喜ぶのはどうかと思う」
「マンUは本気じゃなかったのに、ガンバ喜ぶのはダサい」

ゴールを決めて喜ばないゴールってオウンゴールくらいじゃないですか?
それと前半2点とって本気度がだいぶ落ちたように見えましたけど、たとえ本気ではなくともあのメンバーから3点は普通とれないのでは?ヨーロッパチャンピオンのプライドもあるでしょうし。
それに5点もとるということはガンバの守備力を考慮しても本気にはならないととれないですよ。

posted by yu | 2008-12-20 15:59

冷静な一流と悔しがる一流にJの進歩を感じる -G大阪×マンU後の雑感-

コメント投稿者ID :

> 日本人相手だとやたらゴール浴びる運命を背負っていますから。

そうですね。
最近では俊輔のCLでのFK2ゴールが何と言っても印象に残っているけど、久しぶりローマvsユーベ戦でのヒデのゴール&(準)アシストみたら、そうだったよね、、、と。
何か不思議な縁がありますね、日本人のビューティフルゴールにファンデルサールの横っ飛びあり、、、絵になります。

posted by ワイタケレ | 2008-12-20 17:05

冷静な一流と悔しがる一流にJの進歩を感じる -G大阪×マンU後の雑感-

コメント投稿者ID :

あれ、犬飼会長の「ゴールを決めてあんなに喜ぶのはどうかと思う」発言、それほど知れ渡ってもいなかったんですね?
どうも犬飼さんの頭の中では、マンUは世界の強豪でも何でもないらしいです。つくづくユニークなお方です。

posted by AH | 2008-12-20 17:27

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