2008年12月12日
シュワーボ・オスタニと、今は、言わない。 -オシム退任-
シュワーボ・オスタニ(ドイツ野郎、戻れ)! オシムがユーゴ代表監督を辞任した際のパーティで、 選手がいっせいにこう叫んだそうです。 先祖がドイツ系であるオシムに、親しみと敬意を込めた呼び名。 毎年主力が抜けるのがお約束だったジェフ市原で 1年ごとに躍動感が増し戦術が深化していくサッカーを展開し、 協会のワガママに心痛めつつも日本代表の指揮を取り、 ドイツW杯でズタボロになった日本を少しずつ前進させてくれた。 記録は残らなかった。アジアカップのタイトルは取れなかった。 しかし、代表経験1年足らずのメンバーが多かった07年の代表で アウェイのスイス相手に奮戦し、カメルーンを圧倒し 「欧州トップはともかく、中位くらいなら頑張れば互角に戦える」 「日本サッカーは終わっちゃいない」 選手に、ファンに、そんな自信を植えつけてくれた矢先に、生命の危機。上記の画像はその時、有志の方が作られたものとのこと。 オシム本復を願って、「オシムよ、死なないで戻ってきてくれ」という祈りを込めて ネット上のあちこちでこの画像が共有されました。 あれから1年以上過ぎた12月10日、オシムのアドバイザー契約は終了し 日本とオシムをつなぎ止める「直接的な」関係は失われました。 もう一度「シュワーボ・オスタニ」と叫びたい気持ちはあります。 しかしはっきり言うと、今はしょうがないと思う。 脳梗塞から生存したこと自体、ひとつの奇跡なのですから。 今でも彼は日々汗だくになってリハビリに励んでいるそうです。 「サッカーの練習もリハビリと似ている。 何度も反復することで、できなかった動きを自分のものにしていく」 「ハードワーク。しかし、選手に走れ走れと言っているのだから私もやる」 サッカー馬鹿っぷりとユーモアは全く衰えていなくても、体はそうじゃない。 指導者としての現場復帰の可能性について、同氏は 「医者は現場の仕事はまだ無理と言っている」と説明。 (スポーツナビ) ということですが、「まだ」ということは、期待していいのでしょうね。 ベンチの屋根を手すりよろしく引っつかみながら、 仏頂面と猫背で試合を見守る指揮官の再来を。 今は日本を去ってグラーツで療養するほうが、結果的に近道ならそれでいい。 ジェフユナイテッド市原・千葉公式サイトの 「オシム語録」最後の一言はこれだった。 ■2006年7月29日(土)UNITED 8月号(No.138)にて 「私は日本にいるじゃないか。これでお別れではないだろ」 これで日本にもいなくなってしまうけれど、 「私がいることでだれかの負担になりたくはありません」 と言いつつも 「私は、日本にいた痕跡を残したい」 という不屈の情熱と、こっちがビビるほどの日本愛に夢を見させてください。 それまで僕らは自分なりに日本サッカーを考えましょう。 「たとえば君も、私の考えを聞いた上で、明日は自分なりの意見を持って欲しい。 そしてそれを深化させる。 考えることを他人に委ねるべきではないからね」 という彼の言葉に従って。
できれば復帰後に指揮を取る第一のチームはベガルタで…
posted by モトヒロ |17:50 |
試合以外の余談・感想 |
コメント(7) |
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シュワーボ・オスタニと、今は、言わない。 -オシム退任-
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「関係者の話では直前まで契約延長の方針だったが急転。退任を告げられたオシム氏は少なからずショックを受けていたという」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2008121202000141.html
協会にとっては間違った決断をしたように思いますが、オシム氏にとってはいいことなのかもしれません。そのように願っています。
posted by aruto | 2008-12-12 20:08
シュワーボ・オスタニと、今は、言わない。 -オシム退任-
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日本サッカー界は今後どのような道をたどるのでしょうか。
オシムさんが去ってしまうことについてはマイナスにしかとらえることができません。
とても悲しいニュースでした。
posted by 最悪の協会 | 2008-12-12 23:36
シュワーボ・オスタニと、今は、言わない。 -オシム退任-
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JFAや犬飼はアホだと思います。
でも、オシムさんには、その方がいいんでしょうね。
リハビリが順調に進んで、現場復帰できればうれしいです。
そして、日本にまた戻ってきてもらえれば一番嬉しいですが、もし、ご家族の意向や身体のために二度と日本の地に足を下ろすことがなくても、だいじょうぶです。
オシムさんは、きっといつまでも日本のことを気に掛けてくれると思うから。
お元気で。
P.S.日本の治療レベルと祖国の治療レベルとどっちが高いんでしょうね?
posted by ジダ | 2008-12-13 05:21
シュワーボ・オスタニと、今は、言わない。 -オシム退任-
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残念です。
いつかピッチで吠えるオシム氏を見たい・・・!
協会の計画性の無さは今に始まったことでは無いのでしょうが・・・悲しいニュースです。
シュワ-ヴォ・オスタニ!
posted by recoba | 2008-12-13 11:47
シュワーボ・オスタニと、今は、言わない。 -オシム退任-
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今はしょうがない。
自分もそう思います。
協会としても2天を置き続けることは負担が掛かりますし、オシムさん自体の体調はやはり考慮しないといけない。
オシムさんとの直接の繋がりは切れますが、悲観はしてません。
日本には、トルシエもジーコもオシムさんも(オシムさんだけ何故かさん付けですが^^;)残っています。
其々の哲学と戦略・戦術が。
多くの人がああだこうだ語り続ければ、それで彼らは活きる、日本に生き続けると思いますね。岡田監督に対しても言えることですが^^;
posted by 蹴導 | 2008-12-13 14:38
シュワーボ・オスタニと、今は、言わない。 -オシム退任-
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コメントありがとうございます。
>arutoさん
ニュース紹介ありがとうございます。中日はノーチェックでした。
しかし、やっぱりそんな裏が…
「今は」やむをえないと考えたいです。
>最悪の協会さん
ただでさえ会長の考えや意見がフラフラしてますからね。
川淵から犬飼になって一転オシム解雇に至った、との見方も示されてはいるようですが
実際のところは不明です。
>ジダさん
協会の対応には疑問があります。
しかし治療のためを思えば仕方ないところもあるんですよね…
医療に関しては、あくまで推測ですが…
・医療福祉に余裕のない日本に比べ、欧州の福祉は概して充実。
・グラーツには大学病院やリハビリセンターがある。
オーストリアで負傷した佐藤琢磨が真っ先に送られた場所らしく、設備としても不足はないと思われる。
・通訳を介する必要がないから意思疎通がしやすい。精神的にも楽。
足を折ったときにリハビリやったことありますが、
それと比較にならない苦労をなさってる御大なら、祖国で治療に専念するほうがよさそうですね。
>recobaさん
この無計画をいつまで続けるつもりなんでしょうね。
とりあえず今は、あせらず治療して、また日本のピッチに帰ってきてほしいです。
>蹴導さん
岡田監督とオシムの仲は必ずしもよくはないそうですね。
(Numberの匿名記者対談による)
実際、オシムは監督時代に岡田マリノスを皮肉ったことがありますし。
しかし、名前を列挙すると代表監督が変わるたびに戦術が変わってますね。
言葉や哲学はともかく、戦術が生きているのかはなはだ不安です。
それにしても、千葉から強奪してまで得た彼の頭脳を
病魔のせいとはいえフル活用させられなかったのが残念でなりません。
posted by モトヒロ@管理人 | 2008-12-15 10:20
シュワーボ・オスタニと、今は、言わない。 -オシム退任-
コメント投稿者ID :
反町&大熊氏がどう思っているのか・・・聞いてみたいですね。
今朝も朝日新聞に記事がありましたし、会見見ても無念さが伝わってきますね。
日本人らしいサッカーを目標としているなら一貫性が欲しいですよね、ころころと全く・・・(怒)。
posted by recoba | 2008-12-16 18:57
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上記の画像はその時、有志の方が作られたものとのこと。
オシム本復を願って、「オシムよ、死なないで戻ってきてくれ」という祈りを込めて
ネット上のあちこちでこの画像が共有されました。
あれから1年以上過ぎた12月10日、オシムのアドバイザー契約は終了し
日本とオシムをつなぎ止める「直接的な」関係は失われました。
もう一度「シュワーボ・オスタニ」と叫びたい気持ちはあります。
しかしはっきり言うと、今はしょうがないと思う。
脳梗塞から生存したこと自体、ひとつの奇跡なのですから。
今でも彼は日々汗だくになってリハビリに励んでいるそうです。
「サッカーの練習もリハビリと似ている。
何度も反復することで、できなかった動きを自分のものにしていく」
「ハードワーク。しかし、選手に走れ走れと言っているのだから私もやる」
サッカー馬鹿っぷりとユーモアは全く衰えていなくても、体はそうじゃない。
指導者としての現場復帰の可能性について、同氏は
「医者は現場の仕事は

