2007年02月19日
東京マラソン2007
私は・・・ 2月17日(土)に行われた「東京マラソンEXPO」 2月18日(日)に行われた「東京マラソン」 に、ボランティアスタッフとして参加しました。 東京マラソン2007は、第1回目の大会であり、有名な市民参加型の海外マラソンでも初回から3万人のランナーを募った大会は皆無だそうです。 そこで、その運営に注目が集まりました。 私は、ボランティアの経験は、ほとんどありません。大学時代に、一週間阪神大震災のボランティアを経験したくらいです。阪神大震災では、倒壊した家屋から家財道具を引き出すために、倒壊家屋にもぐっていました。でもそれくらいの経験しかありませんでした。そもそもボランティアをしようと思ったのは、「ランナーの抽選に落選したから」。第1回目の大会は今回だけだし、どんな大会になるのか運営面から見てみたいと思い、大会事務局スタッフである知人のお手伝いという位置づけで関わらせていただきました。 私の仕事は・・・ EXPO⇒「大会当日ボランティアをして戴く方々への説明会での説明」 大会当日⇒「スタート地点での選手の誘導と整理」 「ゴール地点での荷物の受け渡し」 でした。 ボランティアとして大会2日間を見てきた中で、いくつかの問題点を感じました。 まずは、コース全体を通じて仮設トイレが不足していた事が挙げられます。(※もともとトイレの数の不足は、メディア等でも指摘されていました。)スタート地点では合計500台あるトイレが長蛇の列でした。さらにランナーが整列するスタート地点のある2階には、トイレの数が80台しかなく、当日は雨で寒かった事や、またランナーの方々は、マラソンを走る前の水分補給をしていた事もあり、トイレに対する需要は当初の見込みを大幅に超えていたと言えます。 また、、「ランナーへの食料不足」と「東京水の供給過剰」もメディアで取り上げられていた通りです。 私が直接関わり、問題を目の当たりにしたのは、、「ボランティアスタッフへ配布するポンチョの数が不足していた事」と、「ゴール地点での荷物の受渡」です。 「ボランティアスタッフへ配布するポンチョの数が不足していた事」土曜日のEXPO後半で、ボランティアに対して私が説明している最中、スタッフ間の無線で「ボランティアのポンチョが不足している」との連絡が入りました。説明時間の終盤で、スタッフから、「かわりのウインドブレーカーを用意したから、ボランティアの方々にポンチョが不足し、ブレイカーになった事を説明して欲しい」と言われました。そしてウインドブレーカーを袋から出して、ボランティアの方々に見せながら説明をしました。しかしボランティアの方々からは、「話が違う」「それはペラペラだから防寒にならない」等のクレームが入りました。 ボランティアの方々の気持ちは、当然です。ボランティアの方々にとって非売品のグッズをもらえる事は、ボランティアに参加する動機の大きなひとつだと思います。それが当初知らされていたものではなくなったのだから、クレームも当然だと思いました。彼らは金曜日もしくは土曜日にわざわざ説明を聞きに、東京ドームまで来なければならなかったし、さらに土曜日の夕方に説明した方々だけ従来予定していたものを配布できないのだから、不公平感があります。 しかしながら、第一回目の大会で運営面では、バタバタ状態だったのも事実。スタッフの一員として大会を支えるボランティアならば、わかって欲しかったというのもありますが・・・。 さらに酷かったのは、「ゴール地点での荷物の受渡」です。 雨の中、寒さの中、やっとの思いでフルマラソンを完走した方々に対して、最大1時間程度もの間、荷物の受渡しができない状態でした。 胸につけたゼッケンをとり、手に持って上げて自分の番号を叫んでいるランナーの方々の体は、完全に冷え切っていました。 大会夜に放送されたテレビ番組では、女性のランナーの方がその状況を「難民キャンプのようだ」と表現していましたが・・・ 実際、その場にいあわせた私が感じた「ゴール時の荷物受渡しの問題点」は、いくつかあります。 ■ゼッケンがタイム順であり、タイム順で受け渡されるトラックが振り分けられている。(※つまりゴールタイムが近いもの同士が同じトラックであり、特定のトラックに荷物の受渡しが集中する) ⇒遅い人と早い人が均等にばらけるようなトラックの振り分けが必要。 ■トラック同士の距離が近すぎて、荷物を広げるスペースが極端に少ない。 ⇒スペースが広ければ、すべての荷物を番号順に広げられるから受渡しが早い) ■各トラックには、日通のアルバイトと高校生のボランティアが担当しており、それを仕切るリーダーがいなかった。 ⇒リーダーが不在だから、現場が混乱した。 ■トラックの中の網状のボックスの中に荷物が入れられており、特定の番号の荷物を取り出すのに、他の荷物をかきわけながら、どかしながら掘り進めなければならない。 ⇒広げられるスペースがないなら、トラック内で、棚をつくり、番号順に並べるなどの工夫が必要だった。 以上のように、問題山積みの大会でしたが、良かった事もあります。 一番は、大きな事件・事故がなかった事ですが、私としては、ボランティアの方々のホスピタリティーが素晴らしかったと思います。 スタート地点で雨の寒い中、大声でランナーを誘導していた方、スタートしたランナーの方々に、「頑張ってくださーい。楽しんで来てくださーい」と大声で声をかけていた方。 荷物の受渡しにおいて、そもそものオペレーションが悪い中、最善を尽くそうとしていた高校生のボランティア達。 次の大会では、第1回大会での課題が活かされている事が重要です。 ※ランナーとして走るであろう次回(抽選に当選すれば)は、トイレや食料、荷物の問題が起こらないと良いのですが・・・。
posted by muscle |23:58 |
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