2007年01月26日

全日本卓球選手権大会

「全日本卓球選手権大会(東京体育館/1月20日)」に行きました。
当日は、男女シングルス5回戦、男女ダブルス準決勝・決勝を観戦しました。

気になった事は・・・

各種メディアでも取り上げられましたが、若手の台頭が挙げられます。
 女子では、ベスト4入りした石川佳純(ミキハウスJSC)を筆頭に、石垣優香、照井萌美(共に秀光中)の中学生トリオの活躍。男子は、なんと言っても優勝した水谷隼(青森山田高校)の出現です。
 また卓球界では、今後選ばれた将来有望な中高年代に亘り、JISSの宿舎で生活しながら、優秀な指導者に指導を受けられるエリートアカデミー構想があり、家庭環境・学校に依存していたジュニア育成を、協会が主体的に実施できるような仕組みを構築する予定のようです。
福原愛選手のように、ジュニア育成には家庭環境(母親がコーチで、自宅に卓球台を完備している)が大きく影響しましたが、今後は家庭環境に依存しない育成環境が整うことで、国際的に活躍できる選手の出現率が高まると考えられます。
※ジュニア育成は、競技団体のミッションの一つ「トップ選手の強化」のためには、必要不可欠な取り組みです。

大会運営面で気になったことは・・・
「プレゼント抽選」、「得点版」、「演出」、「アリーナ席」です。

プレゼント抽選・・・大会期間中1部1000円の公式パンフレットを購入すると、プレゼント抽選番号の書いた紙が同封されています。
 問題は、このプレゼント抽選会が最終日(21日)にしか実施されないということ。つまり16日~20日までの大会期間中に入場し、パンフレットを購入した人は対象外となってしまう点です。さらに同時に別の抽選会(卓球ファン.net契約者に対する抽選会)も実施しているのも、混乱の要因となります。つまり、「公式パンフレットを購入しない限りプレゼント抽選会には参加できないという事」、「その当選番号の発表は最終日にしか行われない事」、「同時に別の抽選会も実施している事」などから、私を含めファンは混乱していました。

得点版・・・決勝戦以外は、同時に複数のコートで試合を行います。決勝戦の時は、得点版がコートの四隅にあり、アナウンスも行われているのですが、それ以外の試合に関しては、観戦者に知らせるための得点版はありません。

また、「どこで、誰が試合をしている」に関しては、公式パンフレットに掲載されているトーナメント表の3桁の番号とコート番号を照合しながら見なければならず、さらに試合の進行状況により試合コートが変更するなどして、「誰が、どのコートで試合をしているのか」という情報が簡単には把握できませんでした。一瞬オーロラビジョンに対戦カード、得点、セットが表示されるのですが、どこのコートの試合なのかがわからず、また3階席からは選手の顔が見えないため、お目当ての選手がどこのコートで試合をし、勝っているのか、負けているのか、まったくわからず困惑してしまいました。

演出・・・上記で指摘した点も含め、全体を通して、試合が「淡々」と実施されているという印象を持ちました。競技者目線で大会が実施されており、観戦者目線の大会運営になっているとは言いがたい状況だったように思います。
 演出という面では、各カテゴリーの決勝戦だけは、選手入場時にプラカードを持った女性とともに出場選手が入場し、選手の名前をアナウンスしていました。しかし、準決勝以下は「淡々」と実施されており、全国の高校・大学などの大会と興行面においては、大差ないのではないか?、全日本という位置づけとステータス感を感じられませんでした。

アリーナ席・・・卓球はコートもボールも小さく、見るスポーツとして、試合の臨場感を感じるためにも、コートと観客席とが近い方が望ましいスポーツです。しかしながら、何故かアリーナ席の設定そのものがありませんでした。2階席、3階席などいろいろな位置から観戦しましたが、特に3階席からの眺めは、「遠くで卓球の試合やっているなぁー」という感じで、とても臨場感を感じられる距離感ではありませんでした。

 「プレゼント抽選」、「得点版」、「演出」は、すぐにでも改善できる事なので、是非改善して欲しいと思います。
 「アリーナ席」に関しては、アリーナ席を作ることで座席のレンタル料や搬入・撤去作業費、警備費などコストがかかるでしょうが、「臨場感」という意味においては、設定するべきだし、アリーナ席であれば入場料金も高く設定できます。入場料で諸経費をペイできるかどうかを検討してみても良いのではないでしょうか。




posted by まっする |03:11 | 卓球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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