2009年10月31日

日韓戦、キアはユン ソクミン、イ ヨンギュ、両助っ人含まず

11月14日に長崎で行われる、
日韓クラブチャンピオンシップの、
一時登録メンバー40人が公示されました。

→日韓クラブチャンピオンシップ  一次登録メンバー (KIAタイガース)
(日本野球機構オフィシャルサイト)

その顔ぶれですが、キアは当初の予定通り、
14勝で最多勝タイのアキィルリノ・ロペジュ投手と、
13勝のリック・ガトームソン投手が帰国のためメンバーからはずれ、
エース・ユン ソクミン投手と、1番打者・イ ヨンギュ選手が、
11月5日からのノンサン訓練所での、4週間の基礎軍事訓練のため、
メンバーから外れています。

ユン ソクミン投手とイ ヨンギュ選手は
昨年の北京五輪で兵役免除を手にしましたが、
4週間の基礎軍事訓練は必須です。

訓練所でどのようなことをするのかなど、
当方、全く詳しくないのですが、ノンサン訓練所のサイト内で、
写真豊富に紹介されている以下の内容が、
それにあたるのではないかと思います。
→補充役(4週)訓練課程は?(韓国陸軍訓練所サイト)

ということで先発投手3枚を欠くキアは、
1発勝負のこの試合で、12勝のヤン ヒョンジョン投手が、
先発マウンドに立つことがほぼ確定です。
試合は彼の出来次第ということになりますね。

そして、先日自由契約が発表された、
イ ジェジュ、チェ ギョンファン両選手も含まれていません。

さてさて、シーズン中、毎週記していました、
日刊スポーツさんの携帯サイト「ワールドベースボール」内のコラム、
室井昌也『韓話☆球題』ですが、
シーズンオフも行うことになりましたので、
引き続きご愛顧くださいませ。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!

posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月29日

韓国、今季のMVPはキム サンヒョン(キア)。など

24日に韓国シリーズ第7戦が終わり、
当方、翌朝には日本に帰国しました。
そして午後には大学時代の部活のOB総会へ。
もしシリーズが雨で順延したり、引き分けで第8戦!
なんてことになったら、当然、OB総会は欠席し、
そのまま韓国にいたことでしょう。

帰国したらしたで残務処理やら、
ちょっぴり風邪をひいたり、家族が体調を崩したりと、
なんやかんやと、あわただしく過ごしています。

来月には日韓クラブチャンピオンシップがありますが、
それを飛び越して、もう来年版の韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑の
制作にも入っています。
実は9月から作業には入っていたのですが、いよいよ本格始動です。

長引く出版不況の中、おかげさまで7年連続の発行です。
とはいえ、楽観できる状況ではないので、
来年はこれまで毎年お手にとって下さっている方はもちろん、
多くの方にお求めいただけると、嬉しいですね。

さて、どうでもいい当方のムダ話はともかく、
表題などのシリーズ終了後(一部、それ以前に発表)
の韓国球界の動きをいくつか。
パッと思い出したものを列挙します。

・MVPはキム サンヒョン内野手(キア)、
新人王はイ ヨンチャン投手(トゥサン)

・引退となった主な選手
チョ ウンチョン投手(SK)、キム ドンス捕手(ヒーローズ)、
キム ジェゴル内野手、キム チャンフィ外野手(以上、サムソン)
イ ジョンヨル内野手(LG)、キム ミンジェ内野手(ハンファ)

・自由契約となった主な選手
キア:チャン ムンソク投手、イ ジェジュ内野手、チェ ギョンファン外野手
SK:チョン ギョンベ内野手、ソン ジファン内野手
トゥサン:イ スンハク投手、チョン ウォンソク内野手、チョン サンヨル外野手
ロッテ:パク ヒョンスン内野手
ヒーローズ:チョン ジュンホ外野手

・ロッテ・ロイスト監督再契約。期間は1年。

・サムソン・花増幸二トレーニングコーチ、
ハンファへ移籍し長崎秋季キャンプに参加。


キム ジェゴル、イ ジョンヨル、チョン サンヨル各選手は、
当方と同じ年なので、さびしいですね。
学年は違うのですが、同じ72年生のチョン ミンチョル投手も引退で、
残念な限りです。
それぞれコーチとしてグラウンドで顔を合わせることとなりそうです。

自由契約となって、現役続行を希望している選手達には、
チャンスがあるといいのですが。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!

posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月24日

韓国シリーズ第7戦、キアがサヨナラ勝ちで優勝を決める

24日、チャムシル球場で行われた韓国シリーズ第7戦。
キアが9回裏に劇的なサヨナラホームランでSKをやぶり、
12年ぶり10回目の優勝を決めました。

→2009ポストシーズン日程と結果韓国シリーズ展望(10月15日のブログ)

S K  |0 0 0|2 1 2|0 0 0 | 5
キ ア |0 0 0|0 1 2|2 0 1x | 6

1点を争う激闘は試合開始から4時間を経過し、
5-5で迎えた9回裏、キアの攻撃。
1死ランナーなしで、バッターは3番・ナ ジワン。
ナ ジワンは、SKの8番手・チェ ビョンヨンのカウント2-2からの6球目、
高めの143キロのストレートを豪快にスイング。
打球は左中間スタンドに飛び込む、ナ ジワン自身この日2本目のホームラン。
この一発でキアが6-5とし、韓国シリーズ第7戦をサヨナラ勝ち。
対戦成績を4勝3敗として、キアは前身のヘテが1997年に優勝して以来、
12年ぶり10度目の優勝を決めた。

韓国シリーズ第7戦01
ホームランを打ったナ ジワンをホームベース上で迎えるキアナイン

韓国シリーズ第7戦02
優勝監督のキア・チョ ボムヒョン監督

韓国シリーズ第7戦03
優勝ペナントを手にした、キアナイン

韓国シリーズ第7戦04
喜びに沸くキアファン

韓国シリーズ第7戦05
キア・神部年男投手コーチ

韓国シリーズ第7戦06
キア・松原誠臨時打撃インストラクター

キアタイガースが韓国シリーズを制したことで、
11月14日に長崎で行われる、
日韓クラブチャンピオンシップの韓国出場チームは、
キアタイガースに決定しました。

<追記>
以下、試合経過です。

<試合経過>
この試合、キア・ガトームソン、SK・グローバーの両先発が序盤好投し、
3回を終わって共に無得点で終わる。

しかし、SKが4回にパク チョングォンの2ランで先制すると、
5、6回と得点を追加し、5-1とリード。
試合はこのままSKペースで進むかに見えた。

<6回裏>
キアはこの回の先頭2番・キム ウォンソプがショートへの内野安打で出塁すると、
3番・ナ ジワンがSKの2番手・イ スンホのストレートを
センターバックスクリーンに運ぶ、2ランホームラン。
キアは5-3の2点差へと迫る。
4番・チェ フィソプは三振に倒れるも、5番・キム サンヒョンは四球で歩き、1死一塁。
ここで6番・イ ジョンボムに代わり、代打・チャ イルモク。
SKベンチはイ スンホに代わり、第5戦に先発した門倉を中1日で投入する。
門倉はカウント2-3からチャ イルモクを空振り三振。
スタートを切った1塁走者・キム サンヒョンも盗塁失敗となる三振ゲッツー。
門倉は気合の入った様子でガッツポーズを決め、マウンドを降りた。

<7回裏>
SKはこの回も門倉を続投。
キアは7番・アン チホンがカウント1-1からの高めの直球を捕らえ、左中間スタンドへ。
このソロホームランでキアが5-4の1点差と迫る。
アン チホンのホームランはシリーズ史上最年少、高卒新人初のホームラン。

続く打順は8番、7回の守備から入ったチェ ギョンファン。
チェ ギョンファンはカウント2-0からの3球目を右中間へ。
打球が転々とする間にチェ ギョンファンは三塁へ。
この三塁打でキアは同点のランナーを三塁に置いた。
SKはピッチャーを門倉から4番手のユン ギルヒョンにスイッチする。

 <ひとこと>
 総力戦となりこの日リリーフ登板となった門倉投手。
 6回裏、キア攻撃中のブルペンでの投球練習を見たときに、
 シーズン終盤から一層良くなった球威が、この日はちょっと落ちているかな?
 と心配していたのですが、
 ピンチでの登板に見事空振り三振を奪いました。
 しかし、7回にはピンチを招いてしまいました。
 
 第6戦の試合前、門倉投手と抑え投手についての話をしました。
 門倉投手は横浜在籍当時の2004年に佐々木主浩投手の代役として、
 抑えを任されましたが、その大変さを実感したそうです。
 中でも大変なのが気持ちの切り替え。
 シリーズ最終戦での今回の結果は、後々まで悔しさが残るものかもしれません。
 この日は試合後、話をしていないのですが、この結果が次のチャレンジへの
 バネとなるのではないかと想像します。

キアはその後、ランナーが入れ替わり、1死一・二塁に。
ここで2番・キム ウォンソプがSKの5番手・チョン ウラムからライトへの二塁打。
二塁走者が生還し、キアは5-5の同点とする。

8回の攻防は両チームともスコアリングポジションに走者を置くも得点ならず。
キアは8回表に、第5戦に完封したロペジュを投入。
9回には抑えのユ ドンフンがマウンドに上がり、
韓国シリーズ史上最多の両チーム合わせて15人(キア7人、SK8人)の
投手が登板する、死闘となった。
  
 <ひとこと>
 8回表1死から打者2人を抑えたロペジュ投手。
 試合後、チョ ボムヒョン監督によると、
 「本人が今日1イニング投げたい」という志願登板だったそうです。

そして5-5で迎えた9回裏、
3番・ナ ジワンの劇的なサヨナラアーチでキアが6-5で勝利。
見事優勝を決めた。


7回からの攻防は、韓国シリーズ史上に残るような戦いでした。
サイトでの応援メッセージボードでも、日本でネット中継映像をご覧の方々の、
手に汗握る様子が伝わりました。

これで今年の韓国での試合は全て終了。
当方もプレーオフからの取材を終え、
シリーズ終了の翌朝に帰国しました。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(1) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月23日

韓国シリーズ第6戦、SKが制し決着は第7戦へ

23日、チャムシル球場で行われた韓国シリーズ第6戦。
SKがキアに3-2で勝利し、逆王手をかけました。
→2009ポストシーズン日程と結果韓国シリーズ展望(10月15日のブログ)

キ ア |0 0 0|0 0 0|0 2 0 | 2 
S K  |0 1 1|1 0 0|0 0 X | 3

この韓国シリーズ中、何度かうわさされていた、
俳優・チャン ドンゴンさんの始球式で始まったこの試合。
韓国シリーズ第6戦01

<1回表>
キアは1死から2番・イ ヨンギュがレフト前ヒットで出塁。
3番・ナ ジワンの2球目にイ ヨンギュが盗塁成功。
ナ ジワンはキャッチャーフライに倒れるも、2死・二塁で4番・チェ フィソプを迎える。

チェ フィソプのカウント2-2の場面で、二塁走者・イ ヨンギュがスタート。
これをSKの先発・ソン ウンボムがプレートを外し、三塁へ送球しタッチアウト。
2死で4番打者時に三盗という、イ ヨンギュの判断がこのあと大きく響く。

<2回裏>
SKは1死から、この日6番に入ったイ ホジュンが、
ユン ソクミンのチェンジアップをレフトスタンドへたたき込む。
イ ホジュンはこれが今シリーズ初のヒット。
SKはキアの先発・ユン ソクミンからどうしても欲しかった先取点を手にする。
韓国シリーズ第6戦02
門倉健投手もハイタッチでお出迎え

<3回裏>
この回の先頭、1番・パク チェサンはライトとセンターの間に落ちるヒット。
パク チェサンは判断良く走塁に二塁へ。無死二塁のチャンスを作る。
2番・チョン グンウの送りバントでパク チェサンは三塁に進む。
1死三塁で3番・パク チョングォン。パク チョングォンは初球をライトへ打ちあげ、
これが犠牲フライとなり、SKが2-0とする。

<4回表>
キアは1死から3番・ナ ジワンがレフト前ヒットで出塁。
キアは初回から毎回ヒットを放ちチャンスを作る。
2死後、5番・キム サンヒョンは初球をライト方向へ。
右に切れていく打球はライトポールの外へのファール。
これをキアベンチが、ポールをかすめたのではと審判団に申し立て、ビデオ判定に。
その結果、ファールという判定は変わらず。
キム サンヒョンは敬遠気味の四球で歩くも、
6番・イ ジョンボムが凡退しキアはこの回も得点チャンスを逸する。

<4回裏>
SKは無死からイ ホジュンがレフト前のヒット。3回に続きノーアウトの走者を出す。

 <ひとこと>
 マウンドのユン ソクミン投手はマウンドで首をかしげ、
 球種が読まれているのでは?という様子でした。
 試合後、キア・チョボムヒョン監督は
 「ユン ソクミン投手は序盤、制球が良くなかった」と振り返りました。

送りバントと外野フライで2死二塁となり、9番・チョ ドンファ。
チョ ドンファは初球をセンター前に運ぶタイムリーヒット。SKが3-0とリードを広げる。

<5回表>
キアはこの回初めて3者凡退。
SKの先発・ソン ウンボムは、速球との急速差30数キロのカーブを効果的に使い、
走者を出しても落ち着いた投球を見せ、5回を0点に抑えた。

<6回表>
キアはこの回初めてノーアウトのランナーを出すも、得点はならず。

<8回表>
SKのマウンドはこの回から3番手のコ ヒョジュン。
キアは1死からイ ヒョンゴンがライト前ヒットで出塁する。
打順は1番に戻り、キム ウォンソプもセンター前ヒットで続く。キアはこの試合、初の連打。
2死後、3番・ナ ジワンが四球を選び、2死満塁。
ここでバッターは4番・チェ フィソプ。ここでチェ フィソプはセンター前ヒットを放ち、
2者が生還。3-2と1点差に迫る。
なおも2死一・三塁で、5番・キム サンヒョン。
ここでSKは4番手に第4戦の先発・チェ ビョンヨンを投入。
チェ ビョンヨンはキム サンヒョンをセカンドゴロに抑え、この回を終える。

<9回表>
キアはこの回を3者凡退で終え、SKが3-2で勝利。
SKは対戦成績を3勝3敗として、決着を第7戦に持ち込んだ。


とうとう、第7戦までもつれることとなりました。
さすがにキアの先発陣は良く、大崩れはしないのですが、
SKは第4戦のヤン ヒョンジョン投手、第6戦のユン ソクミン投手を相手に、
接戦を制しました。

最終戦ということで第7戦は総力戦が予想されます。
キアの予告先発はガトームソン投手、SKはグローバー投手と発表になっています。

先発の両投手共に中4日での登板。
キア・ガトームソン投手は本来、十分な登板間隔が必要な選手。
第7戦ですので少しでも調子が悪ければ、早い回でのスイッチとなるでしょう。
キアはこの日、ヤン ヒョンジョン投手が1人に対し登板しました。
第7戦も左打者に対し、マウンドに上がることもあるでしょう。

SKもキム ソングン監督が試合後の会見で
「門倉などみんな投入する」とし各投手臨戦態勢となります。
また「SKは今季厳しい中で19連勝し、プレーオフを勝ち上がり、
韓国シリーズも2連敗からここまで来た。明日(第7戦)は結果を考えず、
勝てばもちろん嬉しいが、負けても悔いなしという気持ちで、
緊張感を背負わず気楽に戦う」と話しました。

韓国シリーズ第7戦は24日14時からチャムシル球場で行われます。
夕暮れ時に歓喜の輪の中、宙に舞うのは、
キア・チョ ボムヒョン監督か、SK・キム ソングン監督か。
目の離せない一戦となることを期待します。

韓国シリーズ第6戦03
この日のスコアボード。
チャムシル開催の第6戦はSKがホーム扱いも、ベンチは三塁側。
このような場合、スコアボードは右側にSKのラインナップ、
左側のキアを表記します。
毎度こうなのですが、ベンチの位置と逆の表記で非常にややこしいですね。
でも慣れてしまってもいますが。

<おまけ>
第6戦の試合前、この日はSKのミーティングの時間が早かったこともあり、
試合前の練習中、門倉投手とベンチ前に腰かけ、
門倉投手の配慮もあり、いつもよりかなり長い時間話してしまいました。
その様子は、夕焼けの下、公園で語らう放課後の高校生カップルのよう(?)でした。
いやいや、ちゃんとした取材の光景です。

この日の当方、ちょっと朝からイライラしていたのですが、
門倉投手との語らいに癒され、夕方以降は穏やかな気持ちでした。
話を聞く側が、癒されてちゃしょうがないですね。
もちろん前日の登板での、場面場面のお話も伺ってのことですが。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月22日

韓国シリーズ第5戦、キアがロペジュの完封で王手

22日、チャムシルに場所を移して行われた韓国シリーズ第5戦。
キアがSKに3-0で勝利し、対戦成績3勝2敗、シリーズ制覇に王手をかけました。
→2009ポストシーズン日程と結果韓国シリーズ展望(10月15日のブログ)

S K  |0 0 0|0 0 0|0 0 0 | 0 
キ ア |0 0 1|0 0 2|0 0 X | 3

第5戦からソウルチャムシル球場で行われる韓国シリーズ。
試合前のセレモニーのあと18時15分から試合は始まった。
韓国シリーズ第5戦01

両チームの先発は、ともに第1戦で好投した、
キア・ロペジュとSK門倉健。
両選手投手とも安定した立ち上がり。
韓国シリーズ第5戦02

韓国シリーズ第5戦03

<3回裏>
キアは1死から9番・イ ヒョンゴンがレフト線への二塁打で出塁。
チーム初ヒットを放つ。
続く1番・キム ウォンソプは三遊間への深いゴロ。
ショート・ナ ジュファンが横っ跳びで抑えるも内野安打となる。
1死一・三塁で2番・イ ヨンギュ。
イ ヨンギュはカウント1-1からの3球目をスクイズ。
これが成功し、キアは1点を先制する。

 <ひとこと>
 イ ヨンギュ選手のスクイズですが、SKバッテリーはそれを読み外に外しました。
 しかしイ ヨンギュ選手はスクイズ成功。先取点を挙げました。
 イ ヨンギュ選手は試合後「じぶんにスクイズのサインが出ると思った。
 スクイズのチャンスは1度しかないので成功したかった。
 外されたのに成功したのは運が良かった」とのことでした。

<6回裏>
キアはこの回先頭の2番・イ ヨンギュがレフト前ヒットで出塁。
続くナ ジワンが送りバントで1死二塁とする。
 
 <ひとこと>
 一塁走者は足の速いイ ヨンギュ選手ですが、バント処理した門倉投手は
 セカンドへ投じようとしました。しかしキャッチャーの指示は一塁。
 結果、送りバント成功となりましたが、二塁に投げていたら、
 間一髪アウトだったのでは?というタイミングでした。

1死2塁、4番・チェ フィソプのところでSKベンチは、先発の門倉に代わり、
左のチョン ウラムを送る。門倉は5回1/3を82球被安打4で降板する。

ここでチェ フィソプはチョン ウラムの2球目をライト前へのヒット。
キアは2-0とする。

 <ひとこと>
 シーズン後半、ポストシーズンと好調を維持している門倉投手。
 チェ フィソプ選手に対しても、ここ最近6打席連続で抑えているので、
 そのまま続投でも良いかな?というところでしたが交代となりました。
 制球力の良さにMAX149kmのストレートと安定していたので残念なところでした。

5番・キム サンヒョンのところでSKは3番手投手にユン ギルヒョンを投入。
キム サンヒョンはここでセンター前ヒットを放ち、1死一・二塁とする。

続く6番・イ ジョンボム。ここでひと波乱起きる。
イ ジョンボムはセカンドゴロ。4-6-3と渡るところも
走者・キム サンヒョンのスライディングした右足が、
ショート・ナ ジュファンの右足に接触。
これが送球動作に影響しファーストへ悪送球となる。
この間に二塁走者が生還し、キアはこの回2点目、3-0とリードを3点に広げる。

ここでSKベンチは、キム サンヒョンのスライディングが守備妨害ではないかと抗議。
しかし、判定は覆らず、SKナインは一旦ベンチへ引き上げる。
この行為に対し、審判団はSK・キム ソングン監督の退場を宣告。
キム ソングン監督は韓国シリーズ初の監督退場処分となった。
試合はこの間、11分間中断した。

<7回表>
キム  ソングン監督が去ったSKは四球とヒット、キアの送球ミスで、
1死二・三塁のチャンスを作る。
しかし、得点ならず7回の攻撃も得点なく終わる。

<9回表>
SK最終回の攻撃のマウンドもキアは先発のロペジュ。
ロペジュはノーアウトで内野安打のランナーを出すも併殺に仕留め、
9回を散発4安打、四死球3、6奪三振で完封勝利。
2007年韓国シリーズ第1戦、リオス(トゥサン)以来2度目の、
外国人投手のシリーズ完封勝利となった。


門倉投手好投しましたが、ロペジュ投手も完璧な内容で、
キアがシリーズ制覇に王手をかけました。
3回表のイ ヨンギュ選手はピッチドアウトされたところでスクイズを成功。
大きな先取点となりました。

SKは6回裏にキム ソングン監督が退場。
その次の回、7回表にSK打線は意地の集中力を見せるかと思いましたが、
チャンスは作ったものの、得点には至りませんでした。

キアが優勝を決めるか、それともSKが第7戦に持ち込むか運命の第6戦、
予告先発はSK・ソン ウンボム投手、キア・ユン ソクミン投手と
発表されています。

第2戦で好投のユン ソクミン投手は、そうは崩れないだろうというのが、
大方の見方です。ウィークポイントがあるとしたら、立ち上がり。
ユン ソクミン投手が快投を見せるか、それともSKが序盤に得点するかが、
第6戦のポイントとなりそうです。

第6戦もチャムシル球場で、SKのホームとして18時から行われます。
なお、使用ダッグアウトは5戦同様、キア一塁側、SK三塁側です。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月22日

当方、ソウル日本人学校で講演

22日、韓国シリーズ第5戦が行われる午前中、
縁あって、ソウル日本人学校にお招きいただき、
中学1~3年生約70人のみなさんの前で、
2時間目をちょうだいし、講演をさせていただきました。

ソウル日本人学校の生徒さんは、
韓国に駐在されている方などの日本人のお子さんが主です。
日本に帰国すると「帰国子女」ということになりますね。

男女の生徒さんがいるので、野球の深い話をするわけではなく、
当方と生徒さんはソウルで生活する(してた)日本人という
共通点があるので、日本と韓国の微妙な差などから、
お互いの長所を尊重しようなんてテーマにしてみました。

テーマ
「WBCや韓国野球を通して感じる、日本と韓国の微妙な違い」
~お互いの長所を理解しよう!~

ソウル日本人学校01
生徒さんの司会進行で講演がスタート。
当方の紹介をとてもしっかりしてくださって、まず感動です。

ソウル日本人学校02
講堂などだと生徒さんとの距離が遠くなるので、
教室に集まってもらい、対話しながらのスタイルにしてもらいました。

ソウル日本人学校03
まず、日韓の微妙な差と特徴を説明するのに、
「韓国の親指表現」をスクリーンを使って。
楽しんでいただけたようです。

ソウル日本人学校04
内容は野球というより、街中や地下鉄の中などで感じる日韓の差の中から、
それぞれの長所についてなどお話しました。
具体的な内容は、もしどこかでまたお話するかもしれませんので、
その場ででも。

ソウル日本人学校07
みなさん熱心に聞いていただいて、35分ほどお話したあと、
たくさんの質問をいただき、それにお答えしました。
社会人講演というのを不定期に行っているそうで、
生徒さんたちがとても講演に慣れていて、しっかり聞いて、
多彩な質問をしてくださいました。

ソウル日本人学校05
最後には花束の贈呈と、感謝の言葉までいただいて、
お話するうちに、なんでじぶんがこの仕事をするようになったか、
したいと思ったかなど、改めて考える機会になりました。

ソウル日本人学校06
最後は校庭で笑顔いっぱいのみなさんと記念撮影です。

本当にいい機会をいただきました。
みなさんありがとうございました。
(写真提供:ソウル日本人学校)


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


  • 共通ジャンル:

posted by muroi |15:05 | 自身のあれこれ | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月20日

韓国シリーズ第4戦、SKが接戦を制し2勝2敗のタイに

20日、インチョンで行われた韓国シリーズ第4戦。
SKがキアに4-3で勝利し、対戦成績を2勝2敗のタイとしました。
→2009ポストシーズン日程と結果韓国シリーズ展望(10月15日のブログ)

キ ア |0 0 0|0 0 1|0 0 2 | 3
S K  |0 2 0|0 1 0|0 1 X | 4

日中、青空が広がるも寒さが厳しくなり始めたインチョン。
気温13.5度の中、熱い戦いが繰り広げられた。

19日の第3戦に続き、両チームとも打順を変えて臨んだこの試合。
SKはイ ホジュンを3番に入れ、パク チョングォンを4番に戻し、
パク チェホンを7番に据える打線を敷いた。

一方キアは、イ ヨンギュをスタメンから外し、
1番・キム ウォンソプ、2番・チャン ソンホ、3番・チェ フィソプ、
4番・キム サンヒョン、5番・イ ジョンボムというシーズン中には
見られなかった打線を組んだ。

<1回表>
キアはSKの先発・チェ ビョンヨンから1番・キム ウォンソプが、
センター前ヒットで出塁する。
しかし、続く2番・チャン ソンホはファーストゴロ併殺。
先取点のチャンスを生かせず。

<1回裏>
キアの先発・ヤン ヒョンジョンはシーズン中同様、
早いテンポでの投球で、三振2つを含む3者凡退で初回を難なく終える。

<2回裏>
SKはこの回もヤン ヒョンジョンに簡単に2死となるが、
6番・チョン サンホが四球で歩く。
ここで7番・パク チェホン。ヤン ヒョンジョンは変化球の制球が乱れ、
3つ続けてボール。そして迎えた4球目、パク チェホンは真ん中高めの
ストレートを左中間へ運ぶ2ランホームラン。SKが2-0と2点を先制する。

<3回表>
追うキアはヒット2本で1死一・二塁のチャンスを作る。
しかしここでも2番・チャン ソンホがセカンドゴロ併殺。
得点機を逸する。

 <ひとこと>
 試合前の練習を含め、コンディションがイマイチのチャン ソンホ選手。
 シリーズ開幕前日は「おっ!ムロイさん!」と元気だったものの、
 彼の誕生日の翌日、第3戦の試合前に声をかけると「ああ…」と、
 どうもさえない様子。この日2番でしかも守備に不安のあるレフトでの起用で、
 心配しましたが、2併殺、そして5回には守備中に交代と、
 シリーズ残りの戦いも心配です。

その後SKは5回裏に1点、キアは6回表にイ ヒョンゴンのソロホームランで1点と、
それぞれ両先発投手から1点をあげ、3-1で試合は終盤へと進む。

<7回表>
キアは4番からの好打順。4番・キム サンヒョンはSKの2番手・チョンウラムから、
レフトへの大飛球。1点差に迫るソロアーチかと思いきや、
レフト・パク チェサンがジャンプ一番、フェンス際でホームランボールをキャッチ。
キアはこの回3者凡退で攻撃を終える。

<8回裏>
SKは内野安打2つと四球2つで1点を追加。4-1となりキアに3点差をつけて、
最終回の守りを迎える。

<9回表>
キアはSKの3番手でこのシリーズ全試合に登板しているイ スンホに対し、
代打・チャ イルモクがレフト前ヒットで出塁。無死のランナーを出す。
ここで3番・チェ フィソプ。チェ フィソプはライト前にヒット。
この試合、両チーム初めてのクリーンアップトリオのヒットとなった。
4番・キム サンヒョンが空振り三振に倒れ1死。
5番・イ ジョンボムのライトフライで二塁ランナーが三塁へ進み、
2死一・三塁となる。
ここで6番・ナ ジワン。ナ ジワンは代わったSKの4番手・ユン ギルヒョンから
センター前ヒットを放ち、土壇場で4-2の2点差とする。

2死一・二塁、一打逆転の場面で、キアは代打にイ ジェジュ。
イ ジェジュはカウント2-3からの6球目、外角きわどいところを見逃す。
これがボールと判定され四球。キアは2死満塁のチャンス、
SKは絶体絶命のピンチを迎える。

ここで8番のシーズン中得点圏打率が高かったキム サンフン。
キム サンフンは3球目を打ちショートゴロ。万事休すかと思いきや、
これをショート・ナ ジュファンが落球。拾い直して一塁へ投げるも間に合わずセーフ。
三塁ランナーが生還し、キアは4-3の1点差でなおも2死満塁のチャンスが続く。

ここで9番のこの日ソロホームランを含む3安打のイ ヒョンゴン。
イ ヒョンゴンは初球をヒッティングするもショートゴロ。
今度はがっちり抑えたナ ジュファンが一塁に送球しゲームセット。

試合は4-3でSKが勝利し、2連敗のあとの2連勝で対戦成績を2勝2敗とした。


両チーム合わせて、クリーンアップのヒットが1本だけという、
下位打線が勝負となるゲームでした。
SKは3番にイ ホジュン選手が入りましたが2三振とサードゴロ。
サードゴロはサード・キムサンヒョン選手が落球していたのですが、
凡打に落胆して走っていたためアウトに。
試合前「本来、キャンプ中にすること(正田コーチ談)」という、
打撃フォームの修正を行っているイ ホジュン選手ですが、
打席の中で迷いが見られる状態。
この後、ふっ切って活躍することは出来るでしょうか。

先発のSK・チェ ビョンヨン投手、キア・ヤン ヒョンジョン投手はいずれも好投。
ただヤン ヒョンジョン投手は、パク チェホン選手との対戦で突如乱れ、
カウント0-3のあとの1球が悔やまれるところでした。

移動日をはさんで韓国シリーズ第5戦は、
22日チャムシル球場で18時から行われます。
予告先発はキア・ロペジュ投手、
SK・門倉健投手と発表されました(21日午後)。

ソウルを本拠地としないチーム同士の対戦なので、
5、6、7戦は全て、ソウルチャムシル球場での開催です。

今年は門倉投手がSKに所属したこともあり、
インチョンムナク球場へ訪れる機会が、
例年より少し多かったです。

そんなムナク球場もシリーズ第4戦が今年の最後のゲーム。
最上段から左右を見ると、こんな景色になってます。
第4戦ムナク球場01第4戦ムナク球場022009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月19日

韓国シリーズ第3戦、SKが大勝し1勝2敗に

19日、インチョンで行われた韓国シリーズ第3戦。
SKがキアに11-6で勝利し、今シリーズ初勝利を挙げました。
→2009ポストシーズン日程と結果韓国シリーズ展望(10月15日のブログ)

キ ア |0 0 0|0 0 0|1 3 2 | 6
S K  |1 1 2|0 4 0|0 3 X | 11

19日未明、激しい雷雨に見舞われたインチョン。
日中から気温が上がらず、冷え込む中でのナイトゲームとなった。

両チームとも打順を入れ替え、
SKは好調のパク チョングォンとチョン サンホをそれぞれ3番、6番に入れ、
キアはイ ジョンボムを3番、イ ジェジュを6番に入れる打線。

先発はSK・グローバー、キア・ガトームソンのNPB経験がある
外国人投手対決となったこの試合、
序盤の両投手の出来が試合の明暗を分けた。

<1回裏>
SKは1死から2番・パク チェサンが左中間への二塁打で出塁する。
続く3番に入ったパク チョングォンがレフト前へのヒット。
パク チェサンが一気にホームインし、SKが初回に1点を先制する。

<2回裏>
SKはこの回先頭の5番・チェ ジョンがストレートの四球で出塁すると、
6番に入ったチョン サンホが右中間へのタイムリー二塁打。
SKが2-0とする。その後9番・チョ ドンファのところで、
雨が激しく降り試合は中断。しかし8分後に再開される。

<3回裏>
SKはノーアウトからパク チェサンが四球で出塁すると、
3番・パク チョングォンがカウント1-3からガトームソンのカットボールを左中間へ。
打球は風にも乗り、フェンスオーバーの2ランホームラン。
序盤でSKが4点を挙げ、各打者に逆方向にうまく捌かれたガトームソンは、
ここで降板する。

 <ひとこと>
 SKは打順の入れ替えが好結果を生みました。
 1、2戦では好調のパク チョングォン選手、チョン サンホ選手のところに、
 チャンスでは回らず、まとまった得点ができなかったため、
 両選手を3番、6番に配置したところ、これがズバリとはまりました。
 
 一方、1、2戦でのイ ジョンボム選手の6番起用が当たったキアですが、
 この日は3番起用。試合後、チョボムヒョン監督は、
 「実は3番でチャン ソンホ選手を使うつもりだったが、
 コンディションが良くなく、このような打順になった」とのことです。

<5回表>
SKの先発・グローバーは1~3回、ランナーを1人も出さない好投。
キアの打者たちはフォークに全く合わず、2回は4、5、6番が、
3者連続空振り三振に倒れる。

しかし、4回から突如崩れ、キア打線に5回2死まで四球4つを与える、
シーズン中には見られなかったような投球。
そんな中、打者に芯で捕らえさせずヒットを許さない投球を続ける。
5回2死、1番・イ ヨンギュに死球を与えたところで降板する。

<5回裏>
SKはキアの2番手・ソ ジェウンからヒット2本と四球で無死満塁のチャンス。
ここでソ ジェウンは2打者連続押し出し死球で2点を失い6-0に。
SKは代わったハン ギジュから内野安打と内野ゴロでそれぞれ2点を追加し8-0。
ゲームを決定づけた。

キアは7回に1点、8回にキム サンヒョンの3ランで3点、9回にも2点を挙げるも、
SKも8回に3点を挙げ、試合は11-6でSKの勝利。
1、2戦を落としたSKが第3戦を制し、対戦成績を1勝2敗とした。


キアは先発投手陣が優れたチームですが、それが崩れるとこういう結果になる
というのが現れたゲームでした。

SKは1勝2敗とはいえ、気持ち的にはタイに並んだようなものです。
しかし、リリーフ陣が連投続きなのが気になるとことです。
またキアはこの試合敗れましたが、
終盤、打線の核・キム サンヒョン選手にホームランが飛び出し、
第4戦を重い雰囲気で迎える状況ではありません。

20日に行われる韓国シリーズ第4戦の予告先発は、
SKがチェ ビョンヨン投手、キアがヤン ヒョンジョン投手。
インチョンムナク球場で18時から行われます。

第4戦のポイントはキア・ヤン ヒョンジョン投手が少ない失点で、
少しでも長い回を投げられるかにかかっているでしょう。

この日はインチョンムナク球場でのシリーズ開幕戦。
試合前には両チームの監督、コーチ、選手が整列し、
名前がコールされました。

韓国シリーズ第3戦02
SK・門倉健投手

韓国シリーズ第3戦01
SK・正田耕三コーチ

SK・加藤初コーチ、キア・神部年男コーチはそのときブルペンでした。

<あれこれ>
試合前のグラウンドには久々の顔が。
元巨人でその後ハンファ入りし引退したチョ ソンミンさん。
話を聞くと、仕事で日韓の社会人野球の交流関連のことなども
されているようです。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月17日

韓国シリーズ第2戦、キアが接戦を制し連勝

17日、クァンジュで行われた韓国シリーズ第2戦。
キアがSKに2-1で勝利し、初戦に続き連勝しました。
→2009ポストシーズン日程と結果韓国シリーズ展望(10月15日のブログ)

S K  |0 0 0|0 0 0|0 0 1 | 1
キ ア |0 0 0|1 0 1|0 0 X | 2

秋の日差しが強いクァンジュムドゥン球場。
初戦に続き第2戦も序盤投手戦となる。

<1回表>
キアの先発・ユン ソクミンは、初回1死一・二塁のピンチを迎えるも、
4、5番を討ち取り0点に抑える。

<2回表>
ユン ソクミンはこの回も2死一・二塁のピンチを迎えるも、
1番・パク チェホンを空振り三振に斬り、徐々に状態を戻していく。

<3回裏>
一方、SKの先発で今シリーズ、肩痛から復帰したソン ウンボムは
危なげないピッチング。3回までランナー出さず、打者9人から4三振を
奪う好投を見せる。

<4回裏>
キアは1死から四球で初のランナーを出す。2死後、打順は4番・チェ フィソプ。
チェ フィソプはカウント2-2からソン ウンボムのカーブをレフトに流す
タイムリー二塁打。キアが1点を先制する。

<6回裏>
この回キアは、SKの2番手・コ ヒョジュンから四球2つと送りバントで、
1死二・三塁のチャンスを作る。ここで打順は4回同様、4番・チェ フィソプ。
チェ フィソプはカウント2-3からセンター前に落ちるヒット。
1点を追加し、2-0と2点差とする。

 <ひとこと>
 この日2打点を挙げたチェ フィソプ選手。試合後の会見で、
 「SKの投手たちはシーズン中よりボールの力が落ちてる」とのこと。
 4回の二塁打については「欲を出して狙いにいったらセカンドゴロになったけど、
 左に流したのが良かった」と振り返りました。

SKは5、6、7、8回と毎回ランナーを出すも得点には結びつかず、
最終回を迎える。

 <ひとこと>
 7回を投げ、7安打されながらSK打線を0点に抑えたユン ソクミン投手。
 こちらも肩痛からの復帰ですが
 「今の肩の状態は100%になった。(韓国シリーズでの好投について)
 国際大会での経験が大きい力になっている」と笑顔でした。
 韓国シリーズ第2戦01

<9回表>
キアは抑えのユ ドンフンが3番手のマウンドに上がる。
SKは1死後、7番・チョン サンホが、1ボールからユ ドンフンの低めのシンカーをすくい上げ、
この球場特有の高いバックスクリーンを越える2試合連続のソロホームランを放つ。
SKは土壇場で2-1の1点差に迫る。
続く8番・ナ ジュファンもこの日自身3本目となるヒットが二塁打となり、1死2塁とする。
次打者のセカンドゴロの間に三塁に進み、2死三塁で1番・パク チェホン。
しかし、パク チェホンは空振り三振に倒れゲームセット。

ヒット5本のキアが10本のSKに2-1で勝利。連勝で韓国シリーズの成績を、
2勝0敗とした。


当初の予想通り、キアは先発投手が安定し、打線は本調子ではない状況です。
しかし四球で得た少ないチャンスを、中心選手が効果的に得点し、勝利に導いています。

一方SKは、1戦、2戦と先発投手は好投していますが、
リリーフ陣がノーアウトから出した四球のランナーが、いずれも得点に絡み、
打者ではチャンスは作るも、得点につながりません。

試合後のキア・チョ ボムヒョン監督は、抑えようとしても笑顔があふれ、
今シリーズ、バントや守備がきっちり出来ている理由として、
「シリーズ前の練習で、基本的なことを集中してできた」と話していました。
またSKの選手たちについては「体が重そうに見える」とのことです。

韓国シリーズは移動日をはさんで、19日、
場所をSKの本拠地・インチョンムナク球場に移して第3戦が行われます。
キアがこのまま優勝に王手をかけるか。それとも2007年のシリーズのように、
SKが2連敗から4連勝という逆転劇を見せるでしょうか。

韓国シリーズ第2戦02
小ぶりで大半が自由席のクァンジュムドゥン球場は、
通路、階段とぎっしり13,400人。わずかな当日券を求めるため、
徹夜組も出たそうです。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月16日

韓国シリーズ第1戦、キアが初戦を制す

16日、クァンジュで開幕した韓国シリーズ。
第1戦はイ ジョンボム選手の活躍で、キアが5-3で勝利しました。
→2009ポストシーズン日程表韓国シリーズ展望(10月15日のブログ)

S K  |0 0 1|1 0 0|1 0 0 | 3
キ ア |0 0 0|1 0 2|0 2 X | 5

夕方、湿気を含んだ風が吹き、雨が心配されたクァンジュ球場。
しかし、試合は無事に行われ、場内外は12年ぶりの優勝を願う、
地元・キアファンで大いに盛り上がった。
韓国シリーズ第1戦01
インチョン、チャムシルでのプレーオフの後だけに、
施設の古さ、狭さをいつもより強く感じてしまいました。

<1回表>
キアの先発はロペジュ。
初回SKは、1番・パク チェホンのサードゴロを、キム サンヒョンがエラー。
序盤からSKペースで進むかと思いきや、盗塁失敗と三振2つの3者凡退で終わる。

<1回裏>
SKの先発・門倉は、上々の立ち上がり。
2回降雨ノーゲームとなった13日同様、初回を3者連続三振で終える。

<3回表>
SKはノーアウトからのランナーを送りバントと内野ゴロで、2死三塁に進め、
1番・パク チェホンのセンター前ヒットで1点を先制する。

<3回裏>
キアはこの回3者凡退。1番・イヨンギュは2打席連続三振となった。
 
 <ひとこと>
 第2戦の試合前、この日の投球について門倉投手に聞くと、
 「15番(キア・イ ヨンギュ選手)はいつもは思いっきり振ってくるのに、
 当てに来ようとしてた」とのこと。各打者、シーズン後半に精度を増した、
 門倉投手のフォークをかなり意識していたようです。

<4回表>
SKは無死から3番・チョン グンウ、4番・パク チョングォンの連続二塁打で、
2点目を挙げる。その後送りバントと四球で1死一・三塁のチャンス。
しかし、7番・ナ ジュファンのファーストライナーがダブルプレーとなり、
追加得点はならず。

<4回裏>
キアはこの回の先頭、2番・キム ウォンソプが四球で出塁。
ここで3番・チャン ソンホがこの日門倉から、
チーム初のヒットをレフト前運ぶ。無死一・二塁。
続く4番・チェ フィソプのライトフライで1死一・三塁。
5番・キム サンヒョンもライトフライでこれが犠牲フライとなり、
キアが1安打で1点を挙げ、2-1と1点差にする。

<5回表>
SKも死球のランナーが送りバントと内野ゴロで三塁に進み、
2死三塁のチャンス。
ここで2番・パク チェサンの2球目がワイルドピッチとなる。
キャッチャーがボールを追う間に、三塁走者・チョン サンホがホームを突くも、
ボールはベースカバーに入ったピッチャーに渡りタッチアウト。得点機を逸する。

<5回裏>
門倉は1、3回に続きこの回も3者凡退に抑え、この回限りでマウンドを降りる。
5回を投げて被安打1、2四球、7奪三振、失点1、自責点1という危なげない内容だった。
韓国シリーズ第1戦02

門倉投手の全登板記録
→スピリット・オブ・門倉健 フォー・ウィン(SKW)

<6回裏>
キアはSKの2番手・コ ヒョジュンから四球3つで2死満塁のチャンス。
ここで6番に入ったイ ジョンボムが代わったSKの3番手・ユン ギルヒョンから、
左中間への2点タイムリー二塁打。3-2とキアが逆転に成功する。

 <ひとこと>
 ここ一番での活躍はさすがスーパースター・イ ジョンボム選手です。
 2006年のWBCでの藤川投手(阪神)から放った、左中間への当たりを
 思い出させるシーンでした。

<7回表>
1点を追うSKは1死から8番・チョン サンホがカウント1-1から、
ロペジュの低めのスライダーを左中間へ運ぶソロホームラン。
試合は3-3の同点となる。

<8回裏>
キアは3番からの好打順。1死後、チェ フィソプが四球で歩き、
5番・キム サンヒョンがライト前ヒット。チェ フィソプの好走塁で、
1死一・三塁のチャンスを作る。ここで打順は6番・イ ジョンボム。
イ ジョンボムは2球目にスクイズの構え。イ ジョンボムはバットを引きボール。
その間にキム サンヒョンが盗塁成功し、1死・二・三塁とする。
ここでイ ジョンボムがSKの5番手・チョンデヒョンからライト前のタイムリーヒット。
4-3とリードを奪う。続くキム サンフンもライト前ヒットでこの回2点目。
5-3と2点リードで最終回の守りを迎える。

 <ひとこと>
 試合後の記者会見で、イ ジョンボム選手のスクイズの構えは
 ベンチからのサインで「偽装スクイズ」だったとのこと。
 この見逃しの間に一塁ランナーが2塁へ進塁。
 併殺の可能性が少ない、二・三塁に出来たのは大きかったです。

<9回表>
最終回のマウンドは8回を投げたロペジュに代わり、抑えのユ ドンフン。
ユ ドンフンはSKの5番からの3人を3者凡退に抑えゲームセット。
キアが韓国シリーズ初戦を制した。


試合から約3週間遠ざかったキア打線が、試合感を取り戻せるかが
この試合のポイントでしたが、好調とは言えないものの、
効果的に6安打を放ち、バント、走塁とSKのお株を奪う攻めで先手を取りました。
なんといっても「この人が打てば」というイ ジョンボム選手の活躍が
非常に大きいゲームでした。6番起用が大当たりです。

先発投手はキア・ロペジュ、SK・門倉両投手が好投。
SKは中継ぎ陣がプレーオフからの疲れが心配なところです。

打線ではSKは試合前、チョ ドンファ、キム ヨンフン、
モ チャンミン、キム ジョンナム選手の4選手がクァンジュ一高で特打ち。
SKは遠征先で高校などのグラウンドを借りて一部選手が、
特打ちをすることがありますが、韓国シリーズの第1戦前というのもすごいです。
前日は移動で練習がなかったので、選手の志願でのことです。

第2戦は17日、14時から行われます。
予告先発はキア・ユン ソクミン投手、SK・ソン ウンボムです。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月15日

韓国シリーズ展望。初戦SKは門倉が先発予定

準プレーオフ、プレーオフに続き、韓国シリーズ展望です。
→2009ポストシーズン日程表

16日から行われる、公式戦1位のキアと、
プレーオフでトゥサンに勝利した、SK(公式戦2位)との韓国シリーズ。
12年ぶりの頂点を目指すキアと、3連覇がかかったSKとの対戦です。

今季両チームの対戦成績は10勝7敗2分けで、キアが3つ勝ち越し。
しかし、その結果ほどキアに分があるともいえないほどの差です。
公式戦の1位と2位のゲーム差はわずか1。
ともにシーズン終盤をキアが7連勝、SKが19連勝で終えました。
→2009韓国プロ野球順位表

まずは投手陣ですが、
今季のキアは先発投手がしっかりしていました。
勝利数トップタイのロペジュ(14勝)、ガトームソン(13勝)、
ヤン ヒョンジョン(12勝)、これに一時離脱したユン ソクミン(9勝)と、
短期決戦を回せる先発陣が揃っています。
そして抑えのアンダーハンド、ユ ドンフンが防御率0.53と安定しました。

一方のSKは、プレーオフ展望の通り、
リーグ防御率1、2、4位の3人を欠く状態。
うち、ソン ウンボムはシリーズに間に合いましたが、
先発投手の駒と質はキアが上回ります。

しかし、SKが序盤から優位に試合を運ぶと、
リリーフ陣がいいSKの方がゲームを支配しそうです。
また、キアの抑え・ユ ドンフンはあまり連投が利かないタイプなので、
連日接戦となるとSKが有利となります。

打撃陣はSKがリーグトップのチーム打率で(.285)、キアが最下位(.267)。
ですが、キアの中心打線は強力です。
今季途中にLGから移籍し、
ホームラン(36本)、打点(127打点)の二冠に輝いたキム サンヒョン、
100打点、33本塁打のチェ フィソプが並びます。
その2人にお膳立てをするのが、
イ ヨンギュ、キム ウォンソプのアベレージヒッターたちです。

このシリーズはキアの中軸の結果が、
勝負を左右する場面が多く見られると思います。
打って結果が出ればもちろん、
また、短期決戦特有の、「逆シリーズ男」になることで、
流れが変わることも考えられます。

SKは昨年の韓国シリーズで、
首位打者・キム ヒョンス(トゥサン)を完全に封じました。
SKは相手に圧迫感を与える戦い方には定評があります。

シーズン終了から約3週間が空き、実戦から遠ざかっているキア打線が、
どれだけ早く本調子になれるかが、ポイントになりそうです。

いろいろと考えているとSKが優位に思えるのですが、
第4戦あたりから、キム サンヒョン、チェ フィソプが目覚め出し、
神がかり的な巻き返しがあるのでは?なんて予想します。
なんせ12年ぶりの公式戦1位ですから。

ということで、初戦、2戦目はSKがとるも、
第3戦からは毎試合が死闘。結果、キアが4勝3敗で優勝。
なんて予想を立ててみました。

準プレーオフ、プレーオフと予想が概ね当たっていますが、
韓国シリーズは「ここらでキアが優勝したら面白いかな?」なんて、
ご祝儀的な願望(?)が含まれています。
冷静に戦い方でみると、4勝3敗でSKかな?と思いますが、
う~ん、リャンメン待ちはずるいですよね。すみません。

さて15日は14時から、韓国シリーズ出場の両監督とキャプテンが出席する、
メディアデイがクァンジュ球場のお隣で行われました。
シリーズメディアデイ
左からSK主将・キム ジェヒョン選手、SK・キム ソングン監督
キア・チョ ボムヒョン監督、キア主将・キム サンフン選手

なんと今年はその模様がMBC ESPNで生中継。
野球人気の高さの表れでしょうか。ただ生中継されるとみんなかしこまって、
ユニークな余談が出ないのは、現場としては残念ですが。

メディアデイでは、まず、
キア・チョ ボムヒョン、SK・キム ソングン両監督から、
第1戦の先発投手が、キア・ロペジュ投手、SK・門倉健投手と発表されました。

両監督はキーマンとして、キアが投手ではユン ソクミン投手、
野手ではチェ フィソプ選手、キム サンヒョン選手、
SKは投手ではコ ヒョジュン投手、野手ではチョン グンウ選手の名前を挙げました。

またSKのキャプテン・キム ジェヒョン選手は、
「来シーズンで引退することを考えている。
来年、シリーズに出られる保障はないので、
今年が最後の機会と思って頑張る」と決意を口にしていました。

余談ですが本当に男前、というか美しくて、性格もいいキム ジェヒョン選手。
試合前の練習中、帽子をかぶってない姿を見ると、
当方、その気は全くないですが、うっとりしてしまうそんな選手です。

この日SKの選手一行は、めずらしく練習がなく、
夕方の飛行機でクァンジュ入りだったのですが、
メディアデイに出席する監督とキム ジェヒョン選手は、
ひと足早く午前中に移動。
飛行機移動だったキム ジェヒョン選手は、当方と同じ便でした。
機内で顔を合わせても、当然かっこいいです。
って、なんか気持ち悪いですね。

そんなキム ジェヒョン選手が来季での引退を考えているというのは、
なんとも寂しいです(プレーヤーとしても当然優れています)。
まだ34歳なんですが。

さて話を戻しますが、16日からの韓国シリーズ第1戦、
お天気が心配されています。もし初戦が無事に行われたとしても、
2戦のお天気がもっと微妙です。
シリーズ前日
きょうのクァンジュは晴天でしたが、
明日16日は午後から夜にかけて、雨の予報。

あとにずれればずれるほど「連戦の疲れを回復できるSKに有利」
というのが、大方の見方です。

そして第1戦のマウンドに上がる門倉投手。
公式戦で対キア戦は5試合に登板し、勝ち負けはないものの、
防御率3.25と相性のいい相手です。
なにより門倉投手には心強い、おまけのデータがありますが、
まぁ、それはここでは自重します。
ご興味ある方は、スポーツ朝鮮のコラムまたは、
朝鮮日報日本語版携帯サイトをどうぞ。

韓国シリーズはクァンジュムドゥン球場で、16日18時から開幕です。

門倉投手の全登板記録
→スピリット・オブ・門倉健 フォー・ウィン(SKW)2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


posted by muroi |19:38 | 韓国プロ野球 | コメント(5) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月14日

プレーオフ第5戦、SKが大勝し韓国シリーズ進出

14日、インチョンで行われたプレーオフ第5戦。
SKが14-3でトゥサンに大勝し、2連敗のあとの3連勝で、
3年連続の韓国シリーズ進出を決めました。
→2009ポストシーズン日程表プレーオフ展望(10月6日のブログ)

トゥサン |0 0 0|0 0 1|0 2 0 | 3
S K   |3 0 4|0 3 0|4 0 X | 14

前日の降雨ノーゲームとは異なり、秋空のインチョンムナク球場。
韓国シリーズ進出をかけたプレーオフ最終戦は、
初回から一方的なSKペースで進む。

<1回裏>
トゥサンの先発・セデニョに対し、SKはこの日1番に入った、
パク チェホンがカウント2-3から外角高めのボール球を、
ライトスタンドへ運ぶ先頭打者ホームラン。1-0とリードする。
2番・チョン グンウが四球の後、3番・イ ジェウォンがレフト線への二塁打。
一塁からチョン グンウが好走塁でホームインし、2-0とする。
セデニョは4番・パク チョングォンを三振に斬ったところで降板。
その後、2死ランナーなしとなるも、5番・チェ ジョンが、
代わったチョン ジェフンから左中間へソロアーチを放ち、3-0とリードする。

<3回裏>
SKはこの回、今プレーオフ絶好調のパク チョングォンが、
センターバックスクリーンにソロアーチ、
8番・パク チェサンが3ランを放ち、7-0と大きくリードする。

その後、SKは5回に3点、7回に4点を挙げ、ホームラン6本、13得点。
トゥサンは6回のキム ヒョンスのソロホームランと
8回の内野安打などの2点に終わった。

試合は14-3でSKが勝利し、プレーオフを3勝2敗で制し、
16日から行われる公式戦1位のキアとの韓国シリーズに駒を進めた。

以下、試合後の両監督のコメント。
SK・キム ソングン監督
「きょうも大変なゲームになると思った。大量得点は予想していなかった。
先発のチェ ビョンヨンはヒジが良くないから早い回(2回1/3)で代えた。
イスンホと門倉を1回からブルペンで準備させ、イ スンホが良いという
報告だったので起用した。

右肩痛のソン ウンボムが、リハビリで投球練習をして、
それを見たイ マンスコーチによるといけそうだということなので、
エントリーに加える。代わりに負傷があるイ ハンジンと入れ替える。
韓国シリーズの先発は、門倉、チェ ビョンヨン、グローバー、ソン ウンボムで
回していくことになるだろう。

トゥサン・キムギョンムン監督
(会見場に入るなり「申し訳ない」と繰り返す。)
「負けてもいいゲームをしなければならないのに、
こんな内容で申し訳ない。来年、先発投手を強化して、
また挑戦します。戦力補強は球団が決めることだが、
いいピッチャーを2人確保しなければでしょう」


1、2戦と連勝したトゥサンでしたが、
3、4戦と一気に流れを引き寄せられそうなところで、
SKに持っていかれた、そんなプレーオフでした。

一方SKは、主力投手3人を欠いた状態で、1、2戦は打撃陣も沈黙。
公式戦は19連勝で締めるも、プレーオフは3連敗で終わるのでは?という
最悪のシナリオもありました。、
しかし、選手個々の土壇場での強さがトゥサンを上回り、
3年連続での韓国シリーズ進出を決めました。

さて、16日からはいよいよ韓国シリーズ。
クァンジュは雨の予報もあり、お天気が心配なところです。
そして、朝晩めっきり寒くなりました。
インチョンムナク球場で夜空の下キーボードを叩く手も、
指先がかじかんでいます。

15日は移動日ですが、14時からメディアデイ(記者会見)があるので、
当方は朝からクァンジュへ移動です。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!

posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月13日

プレーオフ第5戦は2回表、降雨ノーゲーム

13日、インチョンで行われたプレーオフ第5戦は、
2回表、雨足が強くなり、約1時間の中断の末、
雨天ノーゲームとなりました。

このため、ポストシーズンの日程は1日ずつ順延されます。
→2009ポストシーズン日程表プレーオフ展望(10月6日のブログ)

SK・門倉健投手、トゥサン・クム ミンチョル投手の先発で始まったこの試合。
門倉投手は初回を3者三振に斬る好調な立ち上がり。
5戦中止門倉

しかし2回表、
この日4番に入ったキム ヒョンス選手に内角高めのストレートを、
完璧なタイミングでポール際に飛び込むソロアーチを運ばれました。

ところが次の5番・キム ドンジュ選手に初球を投じたところで、
雨が激しく降り始め、ゲームは中断。
約1時間経過した後、試合は2回降雨ノーゲームとなりました。

内野をすっぽり覆うはずのシートも、あまりの雨の重さに動かしきれず、
三塁、ホーム付近は野ざらしのままに。
一旦雨が上がり、シートははがされましたが、再度雨足が強まり、
結局ノーゲームです。
グラウンド整備に尽力されたみなさん本当にお疲れ様でした。
5戦中止01

中止が決定したのが8時過ぎ、球場を後にしたのが9時過ぎなので、
2回ノーゲームとはいえ、1試合見たのと大差ない時間を消費しました。

これにより当方もクァンジュ行きの飛行機を変更したり、
ソウル滞在が1泊増えてあれこれ試行錯誤したり、
なんやかんやバタバタしながら、日刊スポーツさんのコラムを書いたりと、
試合が通常に行われるよりも、余裕がなかったですねぇ。
ま、選手たちはもっと大変ですが。

そして、私的には来年2月の東京マラソン、抽選に外れてしまいましたし。
まぁ、昨年、今年2度も当選しているだけで幸せなのですが。
(今年はWBCの準決勝と重なり、当日はロサンゼルスに。。。)

1日順延されたプレーオフ第5戦は、
14日、インチョンムナク球場で、
SK・チェ ビョンヨン投手、トゥサン・セデニョ選手の予告先発。
18時開始予定です。

さぁ、雨天順延はどちらに味方するでしょうか。


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月12日

P.O移動日。当方、ハンガン(漢江)沿いでランニング

12日はプレーオフ移動日。
→2009ポストシーズン日程と結果
といっても、当方、第5戦のインチョンにはソウルから通うので、
移動に時間を費やすことはありません。

その分、日々の業務とスポーツ朝鮮紙のコラム書きで、
PCの前に向かいっぱなしでした。
コラムですが、今回、門倉投手について書いたので、
ご興味があって韓国語がお分かりになる方はどうぞ。

以下、韓国球界に関する有益な情報はあまりありません。

当方、取材時には山のような荷物に加え、
ランニング用具一式を持参しています。
とはいえ、なかなか走る時間はなく、
かさばるシューズは使われることなく、
かばんの中で日韓を移動しています。

しかし、12日は夕方なんとか走る時間を作りました。
チャムシル球場横から、ソウルの大河川・ハンガン(漢江)沿いを、
オリンピック大橋方面へ走る、当方にとってはじめてのコースです。

ハンガンランニング
日が暮れると橋がライトアップされ、
写真フレーム外の右にはソウルタワーの灯りが目立ちます。

事前に距離測定をしていなかったので1時間ほどの時間走。
のちに確認したところ10キロ強だったので、
当方、いつもの基本としている10キロが走れました。

いつも走っている都内は、一部ジョギングコースはあるも、
その他は歩道で信号や歩行者に神経をつかうのですが、
ハンガン沿いはサイクリングコースと散策路が整備されているので、
何も考えずに走れてとっても楽でした。

ただ夕暮れで見通しが万全ではなかったので、
小さい虫がガンガン口に入ってくるのは困りましたが。
口にバンダナ巻いている人が多いのもわかる気がします。

さぁ13日はプレーオフ第5戦。
これで決着し、韓国シリーズ進出チームが決まります。
予告先発はSK・門倉健投手
トゥサン・クム ミンチョル投手

門倉投手の全登板記録
→スピリット・オブ・門倉健 フォー・ウィン(SKW)

当方にて取材協力したテレビ東京さんの門倉投手特集(11日O.A)、
ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

果たしてどんな結果になるか、
プレーオフ第5戦は、
インチョンムナク球場で18時プレーボールです。


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


  • 共通ジャンル:

posted by muroi |23:59 | 自身のあれこれ | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2009年10月11日

プレーオフ第4戦、SKが勝利し2勝2敗で逆王手

プレーオフ第4戦、SKが勝利し2勝2敗で逆王手

11日、チャムシルで行われたプレーオフ第4戦。
SKが8-3でトゥサンに勝利し、2連敗のあとの2連勝で、
韓国シリーズ進出に逆王手をかけました。
→2009ポストシーズン日程表プレーオフ展望(10月6日のブログ)

S K   |1 2 0|0 0 0|4 1 0 | 8
トゥサン |0 0 3|0 0 0|0 0 0 | 3

第3戦に続き、強い日差しのチャムシル球場。
トゥサンは打撃好調のコ ヨンミンを2番から3番へ、
3番のキム ヒョンスを5番に下げる打順の組み換えを行った。

<1回表>
SKは2死から3番・キム ジェヒョンがストレートの四球で出塁。
続く、第3戦から4番に入ったパク チョングォンが右中間へのヒット。
エンドランが成功し、2死一・三塁のチャンスを作る。
次の5番・パク チェホンの初球が、ワイルドピッチとなり、
SKは第3戦に続き、初回に先取点を挙げる。

 <ひとこと>
 試合前、SK・正田耕三打撃コーチに、第3戦、初回に1点先制後、
 延長10回まで無得点だったことについて聞くと、
 「バッティングコーチにとって、スミ1が一番イヤ。このプレーオフ、
 全試合、先制したチームが勝っているから、早い回に点を取りたい。
 きょうは相手の先発(キム ソンウ)の、低めのボール球をどう見逃せるか?」
 とのことでした。

<1回裏>
トゥサンも1番・3番でのエンドランが成功し、1死一・三塁のチャンスを作る。
しかし、4番・キム ドンジュのサードゴロで三塁走者のイ ジョンウクが飛び出し、
挟殺プレーでタッチアウト。得点機を逃す。

<2回表>
SKはこの回、タイムリー2本で2点を追加し3-3に。うち1本は第3戦までノーヒットだった、
1番・チョン グンウによるもので、チームを活気づける一打となった。

 <ひとこと>
 門倉健投手はノーヒットのチョン グンウ選手について、
 「相当、ストレスが溜まっているみたい」とのこと。
 2回の一打はそれを吹き飛ばす、貴重なタイムリーでした。

<3回裏>
試合がSKペースで進むかと思われたところ、トゥサンの反撃が始まる。
この回、トゥサンはSKの先発・グローバーから四球2つで無死一・二塁のチャンス。
ここで3番・コ ヨンミンが4球目の真ん中高めのスライダーを左中間スタンドへ
運ぶ同点3ラン。試合を振り出しに戻す。
コヨンミン

 <ひとこと>
 コ ヨンミン選手は今プレーオフ3本目、前日は二塁打2本と好調です。
 風邪をひいて体調は万全ではなかったのですが。
 このホームランはバットの先の当たりで泳いだように見えるも、
 左中間の深いところに飛び込みました。
 しかし、コ ヨンミン選手、好調でも、いつもクールです。
 淡々というかテンションの上下がないというか。そこが魅力だったりもします。

第4戦は先発投手が早い回で退く展開。
キムソンウ
3回を投げ降板のトゥサンの先発・キム ソンウ投手
 
グローバー
中3日で登板し、2回0/3で降板のSKの先発・グローバー投手

<4回裏>
トゥサンはこの回も二塁打と死球2つで満塁のチャンスを作る。
ここで打順は3番・コ ヨンミン。しかしこの場面ではショートゴロ併殺に倒れ、
トゥサンは勝ち越しのチャンスを逸する。

その後、両チーム得点なく、3-3のまま試合は終盤へ。
SKはこれまで沈黙していたチョン グンウが2安打し盗塁も決めるなど、
ペースをつかむ。そしてファインプレーも飛び出す。

一方トゥサンは、プレーオフここまで1安打の4番・キム ドンジュの動きが、
いつもより鈍く、守備では打球への反応が遅れ、
そして失点にはつながらずも、エラーが出るなど、
SKよりに流れが傾きはじめる。

<7回表>
トゥサンの投手は6回から3番手のイム テフン。
SKは1死で1番・チョン グンウがショートゴロを放つ。
これを名手・ソン シホンがまさかの落球し1死一塁とする。
続く2番・パク チェサンがレフト前ヒットで1死一・二塁。
ここでまたも4番・パク チョングォンがレフトオーバーの2点タイムリー二塁打。
5-3と2点リードする。
さらに四球のランナーを置いて、
6番・キム ガンミンが右中間への2点タイムリー三塁打。
SKが7-3と大きくリードする。

 <ひとこと>
 試合後、記者陣のトゥサン・キム ギョンムン監督に対する疑問の多くが、
 「打撃好調でイム テフン投手から今プレーオフ2本のホームランを打っている
 パク チョングォン選手に対し、なぜ左のセデニョを使わなかったのか?」
 ということでした。
 キム ギョンムン監督の信頼を背負ったイムテフン投手ですが、
 軍配はパク チョングォン選手に上がりました。

 また、パク チョングォン選手の打球を追った、トゥサン・キム ヒョンス選手が、
 レフトフェンスに激突後、グラウンドに左ヒザを強打。第5戦に影響ないといいのですが。 
 ちなみにこの打球、リプレイを見ると、レフトの観客がフェンスから乗り出し、
 ボールを触っています。
 これがエンタイトルツーベース扱いだったら、一塁走者は三塁ストップでしたね。
 準プレーオフ第4戦のプサンでも同様のケースがありましたが、
 韓国では外野フェンス際で見ている観客に、ルールを教える必要がありそうです。

SKは8回、チェ ジョンのダメ押しソロアーチが飛び出し8-3に。
投げてはイ スンホが3回1/3、コ ヒョジュンが1回を0点に抑え、
SKが勝利。SKは2連敗のあとの2連勝で、韓国シリーズ進出に逆王手をかけた。


昨年、一昨年の韓国シリーズ同様、トゥサンが先手を取った後に、
SKがにじりにじりと追い上げていく、お得意のパターンとなってきました。
第5戦は両チーム総力戦となります。当初の予想通り面白い戦いです。
やっている選手たちは大変ですが。

第5戦の予告先発は
SKが門倉健投手、
トゥサンがクム ミンチョル投手
と発表になりました(12日午後)。

第5戦は13日(火)18時からインチョンムナク球場で行われます。

<おまけ>
この日門倉投手が、最初に当方に発した言葉は「どうでした?」でした。
「どうでした?」とは、
前日の10日に実施した「室井昌也と呑みしゃべろう!!inソウル」のこと。
熱戦のさ中だというのにを覚えていてくれたんですね。さすがです。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で6年目。3月5日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009
★個人サイト★室井昌也
★聴ける韓国野球情報★室井昌也『チャムスポ!』 ~韓国プロ野球情報ぉ~
★長崎で日韓真剣勝負!★「日韓クラブチャンピオンシップ 概要」
★毎年恒例観戦ツアー★ありがとうございました!「韓国プロ野球観戦ツアー特別編 地方球場 ア ゴー・ゴー!


posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加