2008年10月31日

SK2年連続2度目の韓国シリーズ制覇!

SKの3勝1敗で迎えた韓国シリーズ第5戦は、
SKが、好守とバッテリーの緻密な攻めで、
トゥサンの再三の得点チャンスを抑え、2-0で勝利。

SKは昨年に続き、2年連続2回目(球団創設は2000年)の、
栄冠に輝いた。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

 S K |0 0 0|0 0 0|1 1 0 |2
トゥサン|0 0 0|0 0 0|0 0 0 |0

ゲーム展開は改めて記すとして、優勝関連の写真を。

9回裏、1死満塁、打席には3番・キムヒョンスという場面。
キムヒョンスは初球を打って、ピッチャーゴロ。
1-2-3と渡るダブルプレーでゲームセット。
SKが韓国シリーズ優勝を達成した。

KS5優勝の瞬間
マウンドに集まるSKナイン

KS5胴上げ
日本とは違い、ゲームセット後、すぐの胴上げではなく、
全選手、優勝記念キャップ、Tシャツに着替えてからの胴上げ

KS5アジアシリーズ出場権
アジアシリーズ2008出場権獲得。
ボードを掲げるのは、チーム最年長のカドゥクヨム投手

KS5帽子投げ
中央がキムソングン監督。
観客席に空席があるように見えますが、
試合終了から時間が経っているためです。
この日も30,500人満員。

→2008年ポストシーズン日程表と結果韓国プロ野球順位表韓国プロ野球個人成績ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)


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2008年10月30日

トゥサン自滅し、SKはV2まであと1勝(韓国シリーズ第4戦)

日に日に寒さは増すものの、風がない分、
ゲーム終盤になっても、ふるえてしまう程ではなかった、
韓国シリーズ第4戦。
2勝1敗のSKが余裕を持って臨んだ1戦は、
トゥサンが再三のチャンスをつかむを生かせず、
一方のSKは効果的に得点し4-1で勝利。
SKは2年連続の韓国シリーズ王者に王手をかけた。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

 S K |1 0 0|1 0 0|1 0 1 |4
トゥサン|0 1 0|0 0 0|0 0 0 |1

<投手>
SK:ソンウンボム、○カドゥクヨム、イヨンウク、チョンウラム、
   チョウンチョン、イスンホ、Sチェビョンヨン
トゥサン:●ランデル、キムサンヒョン、イヨンチャン

勝ったSKよりも、敗れたトゥサンの攻撃に見どころが多かった、
不思議なゲーム。

<1回表>
先制したのはSK。
1死後、2番・パクチェサンがセンター前ヒットで出塁。
3番・キムジェヒョンの初球にパクチェサンが盗塁成功。
捕手・チェサンビョンの送球が逸れる間に三塁まで進む。
1死三塁で、キムジェヒョンはセカンドゴロ。
相手のミスを生かし、SKが1点を先制する。

 <ひとこと>
 トゥサンの先発・ランデル投手はカーブとスライダー
 (伊勢コーチの話ではスラーブ)を主武器にする投手。
 この日も全体の6割5分近くが変化球のため、
 SKの走者が、カウントから変化球を読んで、
 スタートを切る様子が目につきました。

<2回裏>
追うトゥサンは、4番・キムドンジュからの攻撃。
キムドンジュはセンターオーバーの二塁打で出塁。
続く5番・ホンソンフンもセンター前ヒットで続き、
無死二・三塁のチャンスを作る。
しかし、6番・オジェウォンはショートゴロ。
併殺の間に、キムドンジュが生還するも、
トゥサンの得点はこの1点のみで、同点止まりでこの回を終える。

<3回裏>
この回も、8番・チョンサンヨルの死球で、
ノーアウトのランナーを出すトゥサン。
その後1死二塁となり、SKは先発のソンウンボムから、
左のカドゥクヨムにスイッチ。
1番・イジョンウクの打球は、ライト前に落ちようかという当たり。
走者・チョンサンヨルはポテンヒットを確信し、
ベースをかけるも、セカンド・チョングンウが深く追い、好捕。
走者は戻れず、トゥサンは2回に続く併殺でチャンスを逸する。

<4回表>
1死から4番・パクチェホンが四球で出塁。
続く5番・チェジョンの初球、一塁走者がスタートを切る。
チェジョンはヒッティングし、打球は三塁線へ。
打球が外野を転々とする間に、パクチェホンがホームイン。
打ったチェジョンは二塁で。
SKは無駄のない攻撃で2点目を追加。2-1とする。

<4回裏>
トゥサンはこの回もノーアウトでランナーが出る。
2番・コヨンミンが四球で歩き、3番・キムヒョンス。
キムヒョンスの2球目は左方向への強い打球。
しかし、これがジャンプしたサード・チェジョンのグラブに収まる、
サードライナー。一塁走者は戻れず、ダブルプレー。
トゥサンは3イニング連続の併殺で、チャンスを生かせず。

 <ひとこと>
 キムヒョンスのシリーズ成績は、この試合が終わって17打数1安打。
 「キムヒョンスシフト」を敷く守備陣に対し、自分のバッティングができず。
 この次の打席もサードライナー。キムヒョンスの試練は続きます。
 KS4キムヒョンス

<7回表>
SKは1死一・二塁のチャンスでこの日1番に入ったイジンヨン。
ここでイジンヨンの打球はショートゴロ。
6-4-3と送球が転送されるも、セカンドからファーストへの送球が
ワンバンドとなり、ボールはファールグラウンドへ。
二塁走者が還り、SKが3-1とする。

 <ひとこと>
 ランデル投手は7回3失点、116球で降板。
 2、3、5回は三者凡退に抑え、先発の役目を果たすも、
 味方の守備のミスと、攻撃の援護に恵まれず、
 好投が報われませんでした。

<7回裏>
この回、トゥサンは絶好のチャンスをつかむ。
SKの5番手・チョウンチョンから4番・キムドンジュが四球で出塁。
続く5番・ホンソンフンがライト前ヒット。無死一・二塁のチャンス。
ここでSKは6番手・イスンホを投入。
イスンホに対し、6番・オジェウォンは高めのストレートを空振り三振。
7番・チェサンビョンも空振り三振に倒れ。2死。
8番・チョンサンヨルの代打・チェジュンソクが四球で歩き、
トゥサンは2死満塁のチャンスを作る。
ここで9番・キムジェホに代わり、代打イデス。
イデスは初球を放つも、サード正面のゴロ。サードがベースを踏み、
トゥサンは好機に得点ならず。

 <ひとこと>
 ピンチに好投したイスンホ投手は、SK球団創設時のエース。
 2004年には15勝を挙げています。
 しかし、その後肩の故障で手術することに。
 その間チームのユニフォームは青から赤を基調としたものに代わり、
 チーム、そして球界をひっぱる顔ぶれも大きく変わりました。
 イスンホは試合後「オリンピック期間中(シーズン中断で)、
 毎日投げ込みをして、1000球ほど投げた。
 それにより、直球に自信がついてバランスが良くなった」とのこと。
 イスンホの復活に、記者たちの喜びが感じられるインタビューでした。 
 KS4イスンホ

<8回裏>
トゥサンはこの回もチャンスを作る。2死一塁。
4番・キムドンジュというところで、
SKは第2戦の先発・チェビョンヨンを投入する。
キムドンジュはサード内野安打で出塁し、
2死一・二塁で5番・ホンソンフン。
ここでホンソンフンも、左袖をかすめる死球で歩き、
トゥサンは7回に続き、2死満塁のチャンスを作る。
打席には8回表の守備から入っている、ユジェウン。
KS4ユジェウンと監督
キムギョンムン監督自ら、ユジェウンの肩をたたき指示。

ユジェウンはカウント2-3とするも、
最後は見逃し三振。トゥサンはまたしても得点のチャンスを逃す。
KS4ユジェウン三振

 <ひとこと>
 ニューヒーローの台頭がチームを引っ張ったトゥサンですが、
 韓国シリーズに入り、キムドンジュ、ホンソンフンの
 ずっとチームを支えてきた中堅の働きが目立ちます。
 7回裏・ライト前ヒットで出塁したホンソンフンは、
 持前のオーバーアクションで、一塁側ファンを鼓舞。
 KS4ホンソンフン

 しかし、得点にはつながりませんでした。
 8回の死球も、自ら審判にアピールしての出塁。
 結果が得点なしだっただけに思うことですが、
 もし、その投球が死球にならず、その後バッティングをしていたら、
 どのような結果になっていたでしょうか。
 
 一方のSKは7番手にチェビョンヨンを投入。
 チェビョンヨンは試合前、ブルペンピッチングをしていたので、
 5戦目以降の先発の予定だったはず。
 試合後、キムソングン監督は
 「使わなくていいチェビョンヨンを使うことになった」と予定した
 リレーではなかった模様。この日は元々、抑えのチョンデヒョンを
 投入するつもりはなかったので、チェビョンヨンの起用となりました。

9回表SKは、トゥサンの3番手・イヨンチャンのワイルドピッチで、
ダメ押しの1点を追加。試合は4-1でSKの勝利。
SKは対戦成績を3勝1敗とし、2年連続の韓国シリーズ制覇に王手をかけた。
KS4SK勝利

試合後、キムソングン監督は「今日は期待していなかった」というように、
第3戦の勝利で、この日は計算上負けても痛くないとして、
臨んだように思えたゲーム。「SKらしい試合だった」と振り返るように、
SKの巧さが勝り、トゥサンが自滅するという結果となりました。

第5戦の予告先発は、トゥサンがキムソンウ、SKがキムグァンヒョン。
しかし、31日の天気予報は雨となっています。
試合は行われるか、それとも水入りとなるでしょうか。

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2008年10月29日

ハラハラの結末の韓国シリーズ第3戦はSKが勝利

対戦成績1勝1敗で、場所をソウルチャムシル球場に
移して行われた、韓国シリーズ第3戦。
僅差のゲームとなったこの試合は、
最終回に北京五輪決勝戦を思わせる局面。
接戦を制したSKが、2勝1敗とした。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

 S K |0 0 0|1 0 2|0 0 0 |3
トゥサン|0 0 0|1 0 0|1 0 0 |2

<投手>
SK:レイボーン、○チョンウラム、ユンギルヒョン、チョウンチョン、イスンホ、Sチョンデヒョン
トゥサン:●イヘチョン、イジェウ
<本塁打>チェジョン1号(SK/2ラン)、チェスンファン1号(トゥサン/ソロ)

<1回~3回>
今年のポストシーズン初ともいえる投手戦で始まったこの試合。
トゥサンの先発・イヘチョンは低めの直球の制球良く、
3回まで見逃し三振と内野ゴロを重ね、SK打線を抑える。
KS3イヘチョン

SKの先発・レイボーンは直球とチェンジアップで、
トゥサン打線から、4つの空振り三振を奪う好投を見せる。
KS3レイボーン

<4回表>
先制したのはSK。1死から2番に入ったイジンヨンが、
内角低めをライト線へ二塁打。
3番・イジェウォンが外角低めをセンター前に運ぶヒットで、
SKが1点を先制する。

<4回裏>
追うトゥサンは、2死二・三塁で、6番・オジェウォンの2球目が
ワイルドピッチとなり、三塁走者がホームイン。
1-1の同点とする。

<5回裏>
1死で8番・チェサンビョンにヒットが出たところで、
レイボーンはチョンウラムにスイッチ。SKはここから継投となる。

<6回表>
SKは2死1塁という場面で、6番・チェジョン。ここでトゥサンベンチは、
好投のイヘチョンに代え、イジェウをマウンドに送る。

 <ひとこと>
 トゥサンの先発・イヘチョン投手は5回2/3を被安打4、1四球、7三振の好投。
 チェジョンを迎えたところで交代となりました。
 ここまでチェジョン選手は2打数無安打1三振ですが、
 シーズン中のイヘチョンとチェジョンの対戦成績は、6打数4安打1本塁打。
 試合後、トゥサン・キムギョンムン監督は、
 「きょうはヒットはチェジョンにヒットは出ていなかったが、
 イヘチョンに対し、いつもいい当たりをしているので代えた」とのこと。

チェジョンは代わった、イジェウの初球145キロの直球をスイング。
打球はレフトのフェンスを越える、2ランホームラン。
SKが3-1と2点リードする。

 <ひとこと>
 打ったチェジョン選手は「球種ではなく、初球を狙っていた」とのこと。
KS3チェジョン
ファンの声援に応えるチェジョン

<6回裏>
2点を追うトゥサンは、2死満塁のチャンスを作るも、
SKの4番手・チョウンチョンに対し、
8番・チェサンビョンの代打・ユジェウンが空振り三振。
チャンスを逸する。

 KS3加藤初コーチ
 <ひとこと>
 この日も6人の投手がマウンドに上がったSK。
 シーズン中盤を過ぎると、加藤初コーチが、ソヨンモク通訳とともに、
 ベンチを出て歩いてくる姿が繰り返し見られます
 (なぜかこの2人哀愁ただよう)。
 相手ファンからは「また交代?」という揶揄が飛びます
 (作戦なのでやむを得ないのですが)。
 マウンドはユンギルヒョン投手。

<7回裏>
トゥサンのこの回の先頭は、前の回、捕手・チェサンビョンに、
代打が出た関係でマスクをかぶるチェスンファン。
チェスンファンはカウント2-1からの5球目、
チョウンチョンのカーブを、レフトポール際に運ぶソロアーチを放つ。
トゥサンは伏兵の一発で3-2の1点差に迫る。

 <ひとこと>
 ホームランを放ったチェスンファンは、今季シーズン途中に、
 LGから移籍してきた捕手。今季のホームランは1本。
 通算でも3本塁打の選手が、価値ある一発を放ちました。
 KS3チェスンファン

<8回裏>
トゥサンはこの回の先頭打者、
4番・キムドンジュがこの日3本目のヒットで出塁。
5番・ホンソンフンがセフティー気味のバント。
アウトにはなるも、一塁へヘッドスライディングを見せる
送りバントとなり、ナインを鼓舞する。
しかし、後続が倒れ、トゥサンは得点ならず。

<9回裏>
トゥサンは3-2で1点を追う最終回。
SKのマウンドには、8回から抑えのチョンデヒョンが上がる。
先頭のユジェウンが広く開いた三遊間をやぶるヒットで出塁する。
1死後、1番・イジョンウクがセンター前ヒット。
2番・コヨンミンが3球目を軽く合わせ、レフト前ヒット。
三塁ベースコーチのキムグァンスコーチが一度は腕をまわし、
ユジェウンをホームへ進めようとするもストップ。
トゥサンは1死満塁のチャンスを作る。
打席には3番・キムヒョンス。

 <ひとこと>
 3-2の1点リードで迎えた9回裏、1死満塁。
 マウンドにはチョンデヒョンという、
 北京五輪決勝戦、対キューバ戦と全く同じ場面。
 球場全体に緊張感が広がります。
 しかも、連続ヒットを放った、イジョンウク、コヨンミンも代表選手。
 三塁コーチャーのキムグァンスコーチも代表チームコーチ。
 そして打席には同じく代表選手のキムヒョンス。

1打サヨナラの場面で、キムヒョンスは初球をヒッティング。
打球はセンターへ抜けようかというゴロ。
それをセカンド・チョングンウが取り、そのまま二塁ベースに入り2アウト。
そして一塁へ送球。捕球したファースト・イジンヨンは、
ミットの中でボールが遊んでしまうも、落球せずアウト。
キムヒョンスはセカンドゴロ併殺に倒れゲームセット。

SKが最終回の大ピンチを切り抜け、3-2で勝利。
韓国シリーズの対戦成績を2勝1敗としました。
 
 <ひとこと>
 最後の場面、セカンド・チョングンウ、ファースト・イジンヨンも代表選手。
 9回裏の攻防は、北京五輪決勝戦を韓国代表メンバーたちで、
 再現させるという、非常にハラハラドキドキの場面でした。
KS3勝利の瞬間
 勝った瞬間のSKナインは、金メダルをとった時のように、
 まるで優勝チームのような喜びよう。緊張のシーンだったことが
 うかがえます。


敗れたトゥサンのキムギョンムン監督(韓国代表監督)は、
選手たちを責めることはなく、
「明日、ファンにいい姿を見せるために、新しい気持ちで臨む」と
しました。

勝ったSK・キムソングン監督は、
会見場に入りまずひとこと「あーしんどい」と。
「レイボーンが良かった。チョウンチョンがホームランを喫したのが惜しい点」
トゥサンの先発、左腕のイヘチョンに対し、左打者のイジンヨンはスタメンで、
同じく左のキムジェヒョンは外した点について、
「イジンヨンはコンディションがいい。キムジェヒョンはバランスを崩される
可能性があるので外した」とのこと。

SK打線はこの日5安打1四球。
2、3、5、7~9回と三者凡退に終わりましたが、
効果的に得点し、勝利しました。

一方のトゥサンは、今季の首位打者・キムヒョンスが、
逆シリーズ男になりかけている状態で、
第2戦のときにも記しましたが、試合前のベンチは、
みんなが遠巻きに見つめるような状況が続いています。

第4戦の予告先発は、トゥサンが第1戦好投のランデル。
SKがソンウンボムと発表されています。
SKが王手をかけるか、それともトゥサンがタイに持ち込むか、
韓国シリーズ第4戦は、第3戦と同じく、チャムシル球場で、
18時から行われます。

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2008年10月28日

シリーズ移動日。長嶋清幸氏サムソン打撃コーチに

28日は韓国シリーズ移動日。
表題の件ですが、プレーオフで敗れたサムソンも、
少しずつ来季に向けて人事の動きが出てきました。

プレーオフにも登板し、昨年12月の北京五輪アジア予選で、
日本戦に先発したチョンビョンホ投手が引退し、二軍投手コーチに。
二軍投手コーチだったヤンイルファンコーチが辞任。

また、プレーオフに先発登板したイサンモク投手や、
今季キアから移籍したソンジファン選手などが自由契約となりました。

そして日本の方には関心のある話題として、
長嶋清幸氏(前中日コーチ)が、
サムソンの打撃コーチに就任するようです。

加えて、今季、巨人の二軍でコーチ研修をしていた、
サムソンOBのキムジョンフンコーチが、チームスコアラーとして、
サムソンに復帰するとのこと。

サムソンは11月2日から秋季キャンプを実施します。
ちなみに今季から「全球団秋季キャンプは国内でやるように」という
申し合わせがあり、どの球団も寒い韓国国内での実施です。
経費節減が目的ですが、現場からの不満は上がっています。

他球団ではロッテが、マヘヨン選手やチェギルソン選手の放出、
キア・カンドンウ選手がハンファ・シンジョンギル選手とトレードなど、
ポストシーズンが行われる中、その他の球団では動きが出ています。
カンドンウ選手は06年サムソン→トゥサン、08年トゥサン→キアと、
毎年顔を合わす度、ユニフォームが違っていますが、
来季はテジョンで話すこととなりそうです。

移動日なので、ムダばなしを記そうかと思ったいたのですが、
こんなところで。

29日韓国シリーズ第3戦の予告先発は、
トゥサン・イヘチョン、SK・レイボーンと発表されています。

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2008年10月27日

SK、韓国シリーズ2戦目をとり、1勝1敗のタイに

本格的な秋の気候となり、気温12、13度の中で行われた、
韓国シリーズ第2戦。
第1戦を終え、試合感をつかんだSKが、
序盤から主導権を握り、5-2で勝利。1勝1敗のタイとした。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

トゥサン|0 0 0|2 0 0|0 0 0 |2
 S K |2 0 0|0 1 0|2 0 X |5

<投手>
トゥサン:●キムソンウ、チョンジェフン、イムテフン、キムサンヒョン、
イスンハク、イヨンチャン
SK:チェビョンヨン、○チョンウラム、ユンギルヒョン、イスンホ、Sチョンデヒョン
<本塁打>キムジェヒョン2号(SK/2ラン)

試合前のトゥサンベンチ、第1戦に勝利したにも関わらず、
なぜか重い空気。あえてそうしているのか、それとも緊張感か。
試合は序盤から、その雰囲気そのままの展開で進んでいく。

<1回裏>
2死1塁で、4番・パクチェホンの打球はサードへのゴロ。
これが内野安打となり、2死一・三塁となる。
ここで、5番・イジンヨンが右中間へタイムリーヒット。
SKが初回に1点を先制する。
続く6番・チェジョンの初球がワイルドピッチとなり、
三塁走者・パクチェホンが生還し、SKは2-0とする。

<4回表>
2点を追うトゥサンは、4番・キムドンジュが、
SKのライト・パクチェホンの打球の追い方のまずさもあり、
二塁打で出塁する。
続く5番・ホンソンフンも右方向へ運び、パクチェホンの前に落ちるヒット。
これをパクチェホンが後ろに逸らし、ホンソンフンは三塁へ。
エラーはつかなかったが、パクチェホンの助けもあり、
トゥサンは1点を挙げる。1死三塁で6番・コヨンミン。
コヨンミンの打球もライトへの飛球。
これが犠牲フライとなり、トゥサンはライトへの3本で2-2の同点とする。

<4回裏>
この試合、トゥサンのホットコーナーに、何かがとりついたようにミスが続く。
3回、4回と先頭打者が放ったサードゴロを、サード・キムドンジュが、一塁へ悪送球。
ここでトゥサンは、本来サードを守る、ファースト・オジェウォンがサードへ移り、
ファーストにはキムドンジュが入る。キムドンジュはプロ入り初のファーストの守備。
球場全体が「キムドンジュってファーストやったことある?」という会話の、
ざわざわした雰囲気に。
KS2キムドンジュ一塁手
ファーストを守る、キムドンジュ

<5回裏>
この回も先頭打者が放ったサードゴロを、ファーストから代わったオジェウォンが、
高いバウンドのゴロを弾いてしまう。
一塁走者・チョングンウは盗塁を決め、二塁へ。ここで2番・パクチェサンが、
レフトフェンスにワンバウンドで当たる二塁打。
チョングンウが生還し、SKは3-2で1点のリードを奪う。
KS2パクチェサン
二塁ベース上でガッツポーズのパクチェサン

 <ひとこと> 
 両チームの先発、SK・チェビョンヨン、トゥサン・キムソンウの両投手、
 いずれも投球内容はそう悪くなかったのですが、
 バックに足を引っ張られる形となりました。
 試合後、SK・キムソングン監督は「スピードガンが故障したかと思った」
 というほど、チェビョンヨン投手は140キロ台の直球が生きていました。
 
<6、7回表>
SKの3番手・ユンギルヒョンが好投を見せる。
持ち球のスライダーの切れ良く、トゥサン打線が空を切り、
2回を投げ5奪三振。うち4つが空振りの三振というナイスピッチング。
KS2ユンギルヒョン
好投のユンギルヒョン

 <ひとこと>
 SK・キムソングン監督は「ユンギルヒョンは2年間見てきて、一番良かった。
 三振5個なんて初めて見た」とのこと。この投球を契機に、流れは完全にSKに。
 トゥサンは5回まで毎回出塁も、6回以降はランナーを1人も出せず進む。

<7回裏>
SKは1死1塁で、3番・キムジェヒョンがカウント1-0からの2球目を、
トゥサンの3番手、代わったばかりのイムテフンから右中間へ運ぶ、
2ランホームラン。SKは5-2と3点のリードを奪う。
KS2キムジェヒョン
シャープなスイングで2試合連続弾を放った、キムジェヒョン。 

 <ひとこと>
 トゥサンはブルペン陣に、任せられる左腕がいないため、
 左打者に対してのワンポイントがいないことが、
 厳しい部分でもあります。

<8回裏>
トゥサンのサードのミスはまだ続く。
またしてもこの回の先頭打者が放ったサード正面の強いゴロを、
オジェウォンがはじくエラー。
これでトゥサンは、キムドンジュとオジェウォンで、4つのエラーとなる。

 <ひとこと>
 トゥサン・キムギョンムン監督は、サードの守備について、
 「キムドンジュ選手が腕が痛い状態なので、やむを得ない部分もある。
 しかし、キムドンジュなしでは戦えないので、今後もサードで使う」
 とのこと。オジェウォン選手については「元々、守備がうまい選手で、
 今日は久しぶりのサードだったからだろう」とかばいました。

試合はこのままSKが5-2で勝利し、シリーズの対戦成績を1勝1敗とした。

勝ったSKですが、2回を除き、毎回無死でのランナーを出しながら、
得点につながらない回が多いゲームでした。
1番・チョングンウから始まる回が4度あり、下位打線で切れるケースが
目立ちました。また、チョングンウとチョドンファが牽制死。
チョドンファの牽制死は2試合連続なのが、少し気になります。

トゥサンは3番・キムヒョンスが4打数ノーヒット2三振。
今季の首位打者で、打って当然のように思えていただけに、
期待の裏返しで、心配ムードが広がっています。
本人も三振後にバットを投げるなど、少しイライラが見られます。

これについてキムギョンムン監督は、
「キムヒョンスについてよく聞かれるけど、記者さんやファンのひとことが、
本人には20くらいの言葉に聞こえる。それは結構なストレスだ。
心配してあげて言うことでも、本人にはストレスだろう。
これも経験のひとつだ。ホーム(ソウル)に帰れば打てると思うし、
打順は代えるつもりなく、そのままいく」とのことでした。

経過を見ると、ミスが目立つしまらない試合のように思えますが、
なぜか、比較的緊張感が保てていたゲームでした。

28日(火)は移動日で、第3戦は場所を、
トゥサンの本拠地・ソウルチャムシルに移して29日(水)行われます。

偶然と言えば偶然ですが、「韓国シリーズ展望」で書いた通り、
トゥサン、SKの順で勝利し、1勝1敗で2試合を終えました。
このあとはどうなるでしょうか。

あれやこれやは28日に。

一塁側SK応援席。
ゴンドラだけではなく、応援団長がはしご車風?クレーンも登場。
コンサート会場か??
KS2SK応援席韓国プロ野球順位表韓国プロ野球個人成績ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)


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2008年10月26日

トゥサン、韓国シリーズ初戦を制す

先週の雨以降、突然寒くなり、この日の気温も15.6度。
しかし、日中日差しは暖かだった韓国シリーズ第1戦。
KS1開会

試合は、トゥサンが不安定な投球のSKのエース、
キムグァンヒョンから効果的に得点し、
投げてはランデル、イジェウのリレーでSKに勝利。
2008年の韓国シリーズは、昨年同様、トゥサンの勝利でスタートした。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

トゥサン|0 0 0|0 1 2|1 0 1 |5
 S K |0 1 0|0 0 0|1 0 0 |2

<投手>
トゥサン:○ランデル、Sイジェウ
SK:●キムグァンヒョン、ユンギルヒョン、チョンウラム、チョウンチョン、
イスンホ、イヨンウク
<本塁打>キムジェヒョン1号(SK/ソロ)、ホンソンフン1号(トゥサン/ソロ)

韓国を代表するエースともいえる、キムグァンヒョンだが、
序盤から不安定な姿を見せる。

<1回表>
1番・イジョンウク、2番・オジェウォンに連続四球を与える。
両打者ともスイング1つもはなし。ストライクとボールがはっきりした投球の、
キムグァンヒョン。しかし、後続を断ち、0点に抑える。

 <ひとこと>
 この日のキムグァンヒョンは、だいぶバランスが悪いように見え、
 それが顕著なときほど、制球力がなかったように思います。
 KS1キムグァンヒョン
 写真は147キロのストレートが外角に決まったときのもの

<2回裏>
先制したのはSK。2回裏、この回先頭の4番・キムジェヒョンがセンターオーバーの
ソロホームランで1-0とする。

<5回表>
追うトゥサンは、8番・チェサンビョンが三塁強襲の内野安打で出塁すると、
送りバントで2塁へ。1番。イジョンウクの初球のパスボールで走者は三塁へ進み、
トゥサンが1死3塁のチャンスを作る。ここでイジョンウクが、
前進守備のショートの右を抜くセンター前のタイムリーヒット。
トゥサンが1-1の同点とする。

<5回裏>
追いつかれたSKは、7番・チェジョンが三塁・キムドンジュのエラーで出塁。
チェジョンは、8番・ナジュファンの2球目に盗塁を決め、二塁へ。
ナジュファンのセカンドゴロの間に三塁へ進み、1死三塁となる。
9番・チョドンチャンが四球で歩き、1死一・三塁で、1番・チョングンウ。

ここで、チョドンファがスタートを切ると、ランデルはマウンドを外し、
チョドンファは一・二塁間に挟まれタッチアウト。2死三塁となる。

打者のチョングンウは変化球でカウント2-1となったあと、
5球目外角140キロのストレートを見逃し三振し、SKがチャンスを逸する。

 <ひとこと>
 試合後のインタビューで、この日の敗因をSK・キムソングン監督は、
 「5回裏のチャンスで得点できなかったこと。
 6回表、投手交代のタイミングを誤ったこと。打順。」の3つをあげました。

<6回表>
ピンチを脱したトゥサンは、1アウトから4番・キムドンジュがレフト線の
二塁打で出塁。ホンソンフンのセカンドゴロの間に三塁へ進塁。
6番・コヨンミンがストレートの四球で歩き、
今度はトゥサンが1死一・三塁のチャンスを作る。
ここでトゥサンはイデスに代えて、代打・チェジュンソク。
チェジュンソクはカウント1-3からの6球目、レフト線に二塁打を放ち、
二者が生還。3-1とトゥサンが2点をリードする。
ここで、SKの先発・キムグァンヒョンはマウンドを降りる。
KSチェジュンソクタイムリー
タイムリーを放つチェジュンソク

<6回裏>
トゥサンの先発・ランデルはこの回、1死一・二塁となったところで降板。
ランデルは5回1/3を被安打3、失点1で、イジェウにマウンドを譲る。

 <ひとこと>
 前日記したように、SKに強いランデル。試合前、SK・伊勢孝夫コーチに、
 ランデルの配球や特徴などについて詳しく聞いたあとだけに、
 非常に興味深くランデルのピッチングを見ることができました。
 この日のランデルは変化球でカウントを稼ぎ、相手打者がそれに
 あっていないと見ると、変化球を続けるという傾向がありました。
 それに対し、SK打線は途中からイジンヨンやチェジョンが、
 早いカウントからヒッティング。いい当たりはしていましたが、
 結果的に野手の正面という打球でアウトになりました。
 全く打てないという訳ではないのですが、ランデルのカーブ(スラーブ)に、
 うまく抑えられました。
KS1ランデル

トゥサンは7回表にヒットとバントで送ったランナーを置いて、
3打席連続三振だった、3番・キムヒョンスがライト前タイムリーを放ち、4-1に。

SKも7回裏に、ヒットと盗塁で進んだランナーを置いて、
1番・チョングンウがレフトへタイムリーを放ち4-2とする。

9回表にはトゥサンが、5番・ホンソンフンのダメ押しソロホームランで5-2に。

結局、トゥサンが5-2でSKに勝利。韓国シリーズ初戦を制した。


勝利投手のランデルは、この主審・ナグァンナムさんとの相性がいいそうで、
その辺も味方にしての好投でした。

この日のトゥサンはノーアウトでランナーを置いた場面で、3度バントを成功。
うち2点が得点につながりました。

トゥサンはランデルの後をイジェウが最後まで投げ、
ブルペン陣の比重が大きいトゥサンにとって、2人でつなげられたことは、
大きな収穫でした。

KSキムグァンヒョンvsキムヒョンス
キムグァンヒョンとキムヒョンスの、
88年生まれ&金メダリスト&タイトルホルダー同士の対決は、
3三振でキムグァンヒョンに軍配(写真は2打席目、見逃し三振)。
しかし、キムヒョンスはチョンウラムから貴重なタイムリーを放ちます。
キムギョンムン監督は「(キム)ヒョンスは首位打者になったが、
まだ若い選手。多くを望みすぎてはいけない。ファンも周りも、
欲が出ると思うが。1本出るだけでも素晴らしいこと」と話しました。

27日(月)18時から行われる第2戦の予告先発は、
SK・チェビョンヨン、トゥサン・キムソンウと発表されています。

試合前、キムソンウ投手を囲むと
「国内の球場の中で、インチョンムナク球場のマウンド(硬め)が一番投げやすい。
他のピッチャーもそうだと思う」とのこと。
キムソンウがムナク球場で登板したのは、今季1回。
キムソンウはこのマウンドを味方に出来るでしょうか。

KS1ムナク球場
30,000人が見つめた韓国シリーズ第1戦

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2008年10月25日

韓国シリーズ展望

韓国シリーズを翌日に控えた25日。
14時から第1戦の舞台である、インチョンムナク球場で、
SK・キムソングン監督とイジンヨン選手、
トゥサン・キムギョンムン監督とキムドンジュ選手が出席し、
メディアデーが行われました。
KSメディアデー
キムソングン監督は昨年からの「ゲン担ぎ」でユニフォーム姿は見せず。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

その会見の場で、第1戦の予告先発はSKがキムグァンヒョン投手、
トゥサンがマット・ランデル投手と発表されました。

以下、会見の模様を交えながら、韓国シリーズ展望を記したいと思います。

SK・キムソングン監督が「キーになる選手」として名前を上げ、
トゥサン・キムギョンムン監督が「どう攻略するか」としたのが、
第1戦、SKの先発投手・エースのキムグァンヒョン(16勝4敗0S、防2.39、150奪三振)。
今季の最多勝、奪三振王の絶対的エースが、7戦中、おそらく3度の登板で、
どのようなピッチングをするかがポイントのひとつになりそうです。

キムグァンヒョンは、今季対トゥサン戦に6回登板し、防御率3.31と、
シーズン全体の成績からは落ちますが、被打率は.231。
特に苦手とする打者もなく、4勝1敗と結果を残しています。
23日までプレーオフを戦った、実戦感のあるトゥサン打線を、
いかに抑えるかに注目が集まります。

一方のトゥサンも、チーム唯一の規定投球回到達投手で、
初戦の先発・ランデル(9勝9敗0S、防4.48)がゲームを作れるかが
重要となります。
キムソングン監督が「ウチはランデルに弱い」と語るように、
対SK戦では、6試合に登板し、防御率1.27、2勝1敗と、
好成績を残しているランデル。被打率も.205とSKには強い姿を見せています。
その中で、パクチェホンは11打数5安打、1本塁打1打点。打率.455と、
ランデルを苦にしません。パクチェホンにランデルはどう対処するか。
第1戦は、両投手のピッチングが見ものとなります。

SK、トゥサンの両チームは、北京五輪で足の野球を披露した面々が揃い、
このシリーズは、新しい韓国野球のスタイルを表現したチーム同士の戦いと
言えるかもしれません。

キムソングン監督は「7戦まで計算している。じっくり戦う」と語ると、
キムギョンムン監督は「少なくとも6戦までは行くだろう。
自分も7戦まで準備しているが、6戦までで決めたい」としました。

韓国シリーズまで3週間の時間があったSKは、
イジンヨン選手が「みなさんご存知の“地獄の練習”でたくさんの練習をし、
後悔ないようにシリーズに向け、準備をしてきた」とのこと。
(ここでキムソングン監督は「おまえは(練習)出てないけど」と一言)
「1日に守備練習だけでも3時間あった」とのことで、
時間のみだと普段の6倍ということになります。
 
一方のキムドンジュ選手は、昨年の韓国シリーズで、
自身の死球による乱闘騒ぎをきっかけに、流れがSK側に傾いたことに触れ、
「あの場面以降、流れが変わったことは事実。ファンの視線もあるし、
自制しなければならないと、選手間でも話した」とのことです。

キムギョンムン監督は、プレーオフでのメディアデーで、
秘密兵器として、オジェウォン選手の名を挙げ、
結果、オジェウォン選手は、2番打者として打率.440という活躍を見せました。
今回も「活躍が期待できる選手は?」という質問に、
コヨンミン選手を挙げました。期待というより、希望であり、
活躍してくれなければ困るというところでしょう。

SK、トゥサンの今年の韓国シリーズ、
以下、当方の予想です。まぁ、軽く流して下さい。

昨年はキムギョンムン監督を「こずるさ不足」と評したことがありますが、
その後、キムギョンムン監督は12月の台湾での北京五輪アジア予選、
今年3月、世界最終予選、そして8月の北京五輪本選と、
数多くの激戦を経験し、金メダルを獲得しました。

このシリーズは、投手力を中心に、
戦力的にSKが有利なのは明らかなところですが、
今年はトゥサン五輪メンバーの年、
そしてキムギョンムン監督の年になるのでは?という思いから、
あえて、トゥサンがシリーズを制すると予想します。
初戦はトゥサン、2戦目はSK。
最終的に4勝2敗でトゥサン。はずれたらまぁ、笑って下さい。

昨年は「1、2戦はトゥサンをとるも、SKが4勝3敗で優勝」と予想して、
実際、1、2戦をトゥサンがとるも、4勝2敗でSKでした。
第1戦の「2-0でトゥサン」がピタリ的中したのはうれしかったですね。
しかし、過去に少々当たったからといって、今回も当たるかはまた別の話。

さて、今年はどんな結果が待っているでしょうか。

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2008年10月24日

対戦相手の決まったSKのシリーズ練習へ

このブログを書いている最中、
当方がとても好きな(そして学部学科の先輩)、三谷幸喜氏が来韓していて、
舞台「笑の大学」(韓国版)が上映されていると知り、
→<インタビュー>「笑の大学」上演に合わせ来韓した三谷幸喜(聯合ニュース)
韓国シリーズの間、どのタイミングで観にいくか、
野球とは関係ないところで、突如ドキドキしはじめました。

さて、表題の件。
プレーオフが第6戦で終わったため、
予定が空いた24日、SKがシリーズ直前練習を行っている、
インチョンムナク球場へ。

まずは以下の写真をどうぞ。
チョングンウ剃り込み01

チョングンウ剃り込み02

SK・チョングンウ選手の優勝祈願Vヘアスタイルです。
適当に撮ったので、もっとちゃんと撮ればとちょっと後悔。

このヘアスタイルですが、美容院でやってもらったとのこと。
左側には2本の横ラインが入っています。
ちなみにお値段は、普段のカットが7,000ウォン(約460円。安っ!)。
しかしこの日は12,000ウォンだったとのことで、
剃り込み代が5,000ウォンということになります。
金メダリストの髪は、非常にリーズナブルに刈られていました。

SKのこの日の練習には、
ケースバッティングにチョンデヒョン、チョウンチョン、
レイボーン、チョンビョンドゥなどが登板。
それを見つめたキムソングン監督は
「レイボーンは今日が今季で一番いい」とのこと。
期待に応えることはできるでしょうか。

シリーズ前日となる25日は、
14時から両チームの監督が出席し、メディアデーが行われます。

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2008年10月23日

トゥサン、プレーオフを制し韓国シリーズへ

前日の移動日は雨、23日も朝から雨が降り、
試合前も降ったり止んだりのソウルチャムシル球場。
3回裏、雨により51分の中断をはさんだプレーオフ第6戦は、
序盤からトゥサンペースで進み、
トゥサンが5-2でサムソンをやぶって、
対戦成績4勝2敗で韓国シリーズ進出を決めた。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

サムソン|0 0 0|1 1 0|0 0 0 |2
トゥサン |2 0 0|2 0 0|0 1 X |5

投手
サムソン:●ユンソンファン、チャウチャン、チョンヒョンウク、クォンヒョク、
アンジマン、チョジンホ、チョンビョンホ、
トゥサン:イヘチョン、○チョンジェフン、Sイジェウ

トゥサン・イヘチョン、サムソン・ユンソンファンという、
第3戦と同じ先発投手で始まった第6戦。

PO6イヘチョン
初回、テンポよく投じたトゥサンの先発・イヘチョン

その裏、トゥサンがらしい攻撃で先制する。
1回裏、1番・イジョンウクがレフトへうまく流して出塁すると、
2番・オジェウォンが、ユンソンファンのカーブをうまく合わせ、
レフトへの二塁打で続き、無死二・三塁とする。
3番・キムヒョンスはセンターに打ち上げ、三塁からイジョンウクが還り、
トゥサンが1点を先制する。

続く4番・キムドンジュが四球を選び、5番・ホンソンフンが死球で出塁。
1死満塁となる。ここで6番・コヨンミンはショート後方へのフライ。
ショート・パクチンマンが深い位置で捕球するのを見て、
三塁走者・オジェウォンがタッチアップし、ホームイン。
トゥサンは持ち前の足を生かし、初回に2点を挙げる。
PO6オジェウォン生還

試合前には雨は上がるも、3回に入り突如強くなり、
3回裏、この回の先頭打者、3番・キムヒョンスの初球を投げたところで、
一時中断。両軍の選手がベンチに引き上げる。
PO6雨天中断
スタンドの観客、バックネット裏の記者も一時避難。

 <ひとこと>
 内野の雨よけシートはマウンド上とホームベースのみで、
 雨が降りしきる中、球場係員の人たちは大きなスポンジを手にし、
 塁間の水溜りを必死に吸い上げていました。中にはスーツの人も数名。

 日本は抗議などの中断を含め、
 現況を場内アナウンスで、都度、説明することが求められ、
 それがないと非難の対象となりますが、韓国はないのが普通。
 韓国は、というか、北京五輪でも雨により計3時間半、
 2度の中断があったのですが、その間説明は一切なし。
 「なんで待つのか(雨の場合は明確ですが)、どのくらい待つのか」
 判定などでは「何が問題なのか」が分からないと、
 不安になるのは日本だけなのでしょうか。
 アメリカの場合はどうなのか、気になるところです。

 途中、雨が強くなり「こりゃ無理だな」と思ったのですが、
 待ってみたら小やみになり、結果的に雨は止んだため、
 51分の中断を経ての再開後は、滞りなく9回までゲームは行われました。

その後、サムソンが4、5回に1点ずつ、トゥサンが4回に2点を入れ、
4-2で迎えた6回表。2点を追うサムソンはチャンスをつかむ。
2死一・二塁で、打席には今プレーオフ不振で、先発が左腕のイヘチョンのため、
1番から9番に打順が移った、パクハンイ。
パクハンイの打球は深く守った、セカンド・コヨンミン正面のゴロ。
しかし、雨を含んだ芝で打球の勢いが増したか、コヨンミンがボールを胸で弾き、
サムソンは2死満塁のチャンスを作る。

ここで打順は、この日1番に入り、
第1戦から5戦まで毎試合二塁打を放っている、シンミョンチョル。
カウント2-3となるも、シンミョンチョルはショートファールフライに倒れ、
サムソンはチャンスを生かせずこの回を終える。

トゥサンは7回2死からマウンドにイジェウを送る。
イジェウはサムソン打線に走者を与えず、
9回最後の打者もピッチャーゴロに抑え、ゲームセット。

8回裏に1点を追加したトゥサンが5-2で勝利し、
プレーオフを4勝2敗で制した。
POトゥサンシリーズ進出
プレーオフMVPは、28打数15安打、打率.536、4打点、3盗塁の
イジョンウク(トゥサン/写真中央)が2年連続で獲得した。


サムソン・ソンドンヨル監督も試合後のインタビューで語っていましたが、
雨での中断により、流れがサムソン側に傾くかというところ、
サムソンは追加得点のチャンスを生かせず、今季の戦いに幕を下ろしました。

韓国シリーズは公式戦を1位で終え、待ち構えるSKワイバーンズと、
プレーオフを制したトゥサンベアーズという、昨年と同じ対戦カードです。
同じ顔合わせというと、面白みに欠く戦いのように思えますが、
昨年のシリーズ前の時点では、SKの先発の軸、キムグァンヒョンは、
エースの座どころか、先発4番手の存在。
しかし、韓国シリーズ第4戦とアジアシリーズ・中日戦での好投、
そして北京五輪日本戦で2度活躍し、、
今では韓国を代表するエースです(ちなみに、SK親会社のTVCMにも出演中)。

また、トゥサンは若き俊足選手たちが飛躍し、
キムギョンムン監督は、北京五輪で韓国代表チームを金メダルに導くなど、
昨年よりそれぞれのネームバリューがぐっと上がりました。
ということで、2年連続、同じカードとはいえ、決して興味は薄れない対戦です。

<きょうのあれこれ>
ひとつだけ。
20日に帰国していた、ヤクルト・イムチャンヨン投手が、
チャムシル球場を訪れ、古巣サムソンのソンドンヨル監督に挨拶し、
ゲームを観戦しました。

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2008年10月22日

プレーオフの隣で韓流フェスティバル?

22日はプレーオフ移動日。
試合がない日に合わせたかのように、この日の韓国は全国的に雨。
この雨以降、今まで暖かだったのが、寒くなるのでは?と
少々おびえています。ここまでの5試合は試合開始時の気温が、
20度以上あったので、寒空の下のナイターはイヤだなと。

さて、表題の件ですが、
23日プレーオフ第6戦が行われるチャムシル球場のお隣り、
チャムシル総合運動場一帯では、23日(木)~26日(日)まで
「ソウル韓流フェスティバル」が行われるようです。
(トップページはいきなり音が鳴るので、
リンク先は「プログラム紹介」のページにしています)

「もしかして周辺がものすごい人であふれるのでは?」と
心配しましたが、外部ステージなどのイベントは土日のようなので、
第6戦、(第7戦)の最中は大丈夫そうで、少々安心です。
このイベントのためにチャムシル運動場に訪れる、
日本の観光客の人も多いでしょうが、
お隣りでプロ野球のプレーオフが行われているとは、
ご存じない方が大半でしょうね。

23日の日中、駅出口周辺がにぎわっていても、
韓流フェスの人ではなく、それは野球の当日券を求める人でしょう。

プレーオフ第6戦の予告先発は、第3戦と同じで、
トゥサン・イヘチョン、サムソン・ユンソンファンと発表されています。
→2008年ポストシーズン日程表と結果

さて、トゥサンが決めるか、サムソンが第7戦にもちこめるか。

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2008年10月21日

トゥサン、韓国シリーズ進出に王手

連日暖かなテグ。球場内外でチキンの香ばしい匂いが、
つばを飲み込ませる秋の宴・プレーオフ。
第5戦は、両チームとも2ケタ安打し、
それを有効に得点に結びつけたトゥサンが6-4で勝利。
トゥサンが対戦成績を3勝2敗として、
韓国シリーズ進出に王手をかけ、地元へと戻ることになった。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

トゥサン |2 0 1|0 3 0|0 0 0 |6
サムソン|0 2 0|0 0 0|2 0 0 |4

投手
トゥサン:○ランデル、イジェウ、Sイムテフン
サムソン:●ペヨンス、アンジマン、チャウチャン、イサンモク
<本塁打>パクチンマン2号(サムソン/ソロ)、チンガプヨン1号(サムソン/ソロ)、
キムヒョンス1号(トゥサン/ソロ)、キムドンジュ1号(トゥサン/2ラン)

先制したのはトゥサン。1回表1死後、2番・オジェウォンの打球は、
止めたバットにボールが当たる、三塁線へのボテボテのゴロ。
これが投手・ペヨンスは捕球せずに見送るも、
これがラインの内側に止まり、1死一塁となる。

PO5サムソンバッテリー
 打者が俊足のオジェウォンだけに、捕ってもきわどいタイミングではあった。
 見つめあう、ペヨンスと捕手・チンガプヨン。

続く3番・キムヒョンスがレフト前ヒットを放ち、1死一・二塁。
4番・キムドンジュが見逃し三振に倒れるも、
5番・ホンソンフンが四球で歩き、トゥサンは前日同様、
満塁のチャンスを作る。

2死満塁で6番・コヨンミン。コヨンミンの打球は、サードへの強いゴロ。
これにキムジェゴルがバウンドを合わせられず、弾いてしまい、
二者が生還。トゥサンが2点を先制する。

追うサムソンは2回裏1死、パクチンマン、チンガプヨンの連続ソロアーチで、
あっさり2-2の同点とする。序盤から打撃戦の様相を呈する。

PO5チンガプヨンHR
ベンチで迎えられるチンガプヨンとマウンド上、先発のランデル。

サムソンはなおも1死一・二塁のチャンスをつくり、1番・パクハンイ。
ここでパクハンイの放った打球は一塁手・オジェウォンの
軽快なフィールディングに阻まれ、3-6-1のダブルプレー。
サムソンに傾き変えた流れが一旦止まることとなる。

PO5パクハンイ
チャンスで併殺に倒れ、頭を抱えるパクハンイ。

追いつかれたトゥサンは、3回表2死から3番・キムヒョンスが、
ライトへ運ぶソロアーチを放ち、3-2と再び1点リードする。

PO5キムヒョンス
併殺でチャンスがなくなった後だけに、貴重な1発となった、
キムヒョンスのホームラン。

トゥサンは5回表にも2死から2番・オジェウォンが四球で出塁すると、
3番・キムヒョンスの初球に盗塁成功。
キムヒョンスはこの日3本目となるヒットを放ち、
オジェウォンが生還。4-2とリードを広げる。
ここでサムソンベンチはペヨンスからアンジマンにスイッチする。

2死一塁で、4番・キムドンジュは左中間へ運ぶ2ランホームラン。
トゥサンは6-2として、前半を折り返すこととなる。

トゥサンの先発・ランデルは5回1/3を投げ10安打を喫するも、
失点はホームランの2点のみ。前回は四球をきっかけに自滅したが、
今回は無四球。2つの併殺にも助けられ、マウンドをイジェウに譲る。

4点を追うサムソンは7回裏無死一・二塁で、
2番・シンミョンチョルが、プレーオフ5試合連続となる二塁打を放つ。
このヒットで、この日4安打目を放った二塁走者・キムジェゴルを迎え入れ、
6-3の3点差に。続くヤンジュンヒョクがライトへの犠牲フライで、
6-4の2点差に迫る。

4番・パクソクミンが三振に倒れ、2死となるも、
5、6番が連続してストレートの四球を選び、
サムソンは2死満塁の逆転のチャンス。

ここで7番・チンガプヨンが放った打球は、
センター前に落ちようかという当たり。
これをセンターのイジョンウクが、俊足を飛ばして前進し、
スライディングキャッチ。
サムソンは絶好のチャンスを逃し、トゥサンはピンチを切り抜けた。

トゥサンは9回裏の守りをイムテフンで締め、6-4で勝利。
プレーオフの対戦成績を3勝2敗として、
韓国シリーズ進出に王手をかけた。


サムソンは14安打を放ちながら13残塁とつながりの悪さが
目立ちました。
軸となる先発投手不在の両チームでのプレーオフ。
この日も前日に期待したような投手戦とはなりませんでした。

試合後、トゥサン・キムギョンムン監督が
キープレーとして挙げたのが、2回裏のパクハンイの併殺と、
7回裏、2死満塁でのセンター・イジョンウクの攻守。
この2つの結果次第では、サムソンが勝つ可能性もあったゲームでした。

22日の移動日をはさんで、23日に場所をソウルチャムシル球場で
移して行われる、プレーオフ第6戦。
両チームともプルペン投手全員が鍵を握る戦いだけに、
韓国シリーズへ進んでも余力はない状態。

トゥサンとしては6戦で決めて、2日間の休息をとって、
韓国シリーズへ臨みたいところでしょう。

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2008年10月20日

トゥサン大勝で、プレーオフ2勝2敗のタイに

10月下旬にさしかかる時期とは思えないほど、暖かなテグ。
20日のプレーオフ第4戦は、序盤からトゥサン打線がヒットを重ね大勝。
対戦成績を2勝2敗とし、プレーオフは第6戦まで進むことが決定した。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

トゥサン |5 1 1|1 1 1|0 0 2 |12
サムソン|0 1 2|0 0 1|0 0 1 |6

投手
トゥサン:キムソンウ、○チョンジェフン、イムテフン、クムミンチョル、
キムサンヒョン
サムソン:●イサンモク、チョンビョンホ、チョジンホ
<本塁打>パクチンマン1号(サムソン/ソロ)、ホンソンフン1号(トゥサン/ソロ)

サムソン・イサンモク、トゥサン・キムソンウの先発で始まった
プレーオフ第4戦は、この試合も先発投手がピリっとしない展開。

1回表、トゥサンの攻撃は、1番・イジョンウクがポテンヒットで出塁。
2番・オジェウォンがレフト線のヒットで続く。
続く3番・キムヒョンスが四球で歩き、トゥサンはいきなり、
無死満塁のチャンスを作る。
このチャンスで4番・キムドンジュも四球を選び、
トゥサンは押し出しで1点を先制する。

なおも無死満塁で、5番・ホンソンフンがレフトへ犠牲フライ。
2-0とする。

PO4ホンソンフン
 ホンソンフンはこの後ホームランと二塁打も放ち、
 3安打3打点の活躍。
 ここまで不振だったホンソンフンは、この日の試合前に、
 突如、バッティングの感覚を取り戻したとのことで、
 それが結果として表れました。

1死一・二塁で6番・コヨンミンはセンターオーバの二塁打。
2者が還り、4点目を挙げる。

2死後、8番・チェサンビョンもレフトフェンス直撃の二塁打を放ち、
コヨンミンが生還。トゥサンは初回に打者一巡の攻撃で、
5-0と一方的にリードを奪う。

しかし、トゥサンの先発・キムソンウも安定感なく、
2回裏にパクチンマンにソロアーチを運ばれるなど、
2回1/3でマウンドを降りる。

PO4パクチンマン
レフトへソロアーチを運ぶ、パクチンマン

PO4キムソンウ
 今季、先発の軸として期待され、メジャーリーグから
 韓国球界入りしたキムソンウ。
 しかし、今季は結果を残すことはできなかった。

トゥサンは4回表にホンソンフンのバックスクリーンへの
ホームランが飛び出すなど、プレーオフ最多となる、
21安打を放ち、12-6でサムソンに勝利。
プレーオフは第6戦までもつれることが決まった。

PO4テグ風船
地元での韓国シリーズ進出決定はなくなった、
三塁側のサムソンファン。


ここまで投手戦がないので、
そろそろじっくりと見られるゲームを観たいものです。

21日のプレーオフ第5戦の予告先発は、
サムソン・ペヨンス、トゥサンがランデル。
今季手術から復帰のペヨンスと、
例年ほどの安定感がなかったランデルですが、
両投手の投げあいに期待したいです。

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2008年10月19日

サムソン、プレーオフ第3戦に勝利し2勝1敗に

1日中穏やかな気候のテグ。
デーゲームで行われた、
19日のサムソン-トゥサンのプレーオフ第3戦は、
サムソンが若きスラッガーの活躍で勝利。
第2戦に続く連勝で、対戦成績を2勝1敗とした。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

トゥサン |0 0 0|0 1 0|0 1 0 |2
サムソン|0 0 2|0 0 3|1 0 X |6

投手
トゥサン:●イヘチョン、キムサンヒョン、イスンハク、イヨンチャン
サムソン:○ユンソンファン、チョンヒョンウク、チャウチャン、アンジマン、
クォンヒョク、オスンファン
<本塁打>チェヒョンウ1号(サムソン/3ラン)

先発投手は、サムソン・ユンソンファン、トゥサン・イヘチョン。
予告先発ではありますが、サムソン・ソンドンヨル監督は、
1、2戦にリリーフ登板したイヘチョンが、3戦の先発投手とは、
予想しなかったとのこと。

一部報道では、日本の球団がイヘチョンに関心を示している
とも言われています。どうでしょうか。
PO3イヘチョン
イヘチョン(トゥサン)

トゥサンは序盤からチャンスを作るも、なかなか得点につながらない展開。
3回表、2死満塁のチャンスも、3番・キムヒョンスのピッチャー返しの打球は、
センターよりにシフトしていた、ショート・パクチンマンのグラブに
収まるゴロで得点ならず。

その裏、サムソンは肋骨負傷でスタメンを外れていた、
パクソクミンが3番・ファーストで先発出場。
パクソクミンは2死一・二塁のチャンスで
センターオーバーのタイムリー二塁打。
サムソンが2点を先制する。
PO3パクソクミン

トゥサンは5回に1点を返すも、
サムソンは6回裏、1死一・二塁のチャンスで、
5番・チェヒョンウがトゥサンの2番手、キムサンヒョンのカーブを、
ライトポール際に運ぶ3ランホームラン。
サムソンが5-1と4点リードする。
PO3チェヒョンウ

サムソンは7回裏にも1点を追加し、6-1に。
追うトゥサンは、8回表に1点を返し、6-2に。
なおも、3回同様に2死満塁のチャンスで、打席に3番・キムヒョンスを迎える。
キムヒョンスはサムソンの4番手・アンジマンの球を捕らえ、
センター前のヒットかと思うも、またしても二遊間寄りに守っていた、
パクチンマンのジャンプしたグラブに収まるショートライナー。
トゥサンは大チャンスも1点のみで攻撃を終える。

試合は6-2のまま、9回表サムソンの抑え・オスンファンが締め、
6-2でサムソンが勝利。連勝でサムソンが対戦成績を2勝1敗とした。
PO3オスンファン

トゥサンのこの日のヒットは13本。
しかし2得点と、打線のつながりの悪さが目立ちました。
7番を除き、全ての打順でヒットが出ましたが、
チャンスでの凡打が響きました。

一方、サムソンはトゥサンの先発が左のイヘチョンということで、
肋骨負傷の右のスラッガー・パクソクミンを、
サードではなく、負担の少ないファーストで起用。
無理を押しての出場も、先制タイムリーで結果を出しました。

そしてチェヒョンウの3ラン。
準プレーオフは経験の多い選手の活躍が目立ちましたが、
ここにきて、若手の活躍で勝利と、サムソンの状態は良いです。

さて、第4戦。両チームの先発は、
サムソンがイサンモク、トゥサンが第1戦の先発だったキムソンウ。
トゥサン持前のイキの良さが、少し陰りをみせているので、
トゥサンがタイに持ち込むには、キムソンウがサムソン打線を抑え、
少しでも長いイニングを投げて自軍のペースに持ち込むことでしょう。

一方のサムソンは、ホームで勢いを増してきました。
パクソクミン、チェヒョンウ、そしてチェテインといった
若き打者たちが乗ってくると、手がつけられなそうです。

プレーオフ第4戦は20日18時からテグ球場で行われます。

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2008年10月18日

韓国・プレーオフ移動日のムダばなし

プレーオフでのあれこれムダばなしです。

・「日本進出!?チョインソンと密談??」
試合前、ベンチ裏にはなぜかLG・チョインソン捕手が。
お互い姿を見つけて「おっ!」となり、
当然話題は、先日日本の一部報道にあった
「ヤクルト・チョインソン獲り」の件になりました。

かなり現実的とは言えない話ではありますが、
本人としてはまんざらではない様子。
今季は韓国の選手の日本行きの話題が例年より豊富です。
(クドいようですが、俳優・チョインソンではありません)

・「ドラマ“ROOKIES(ルーキーズ)”を監督に熱く語る韓国人記者」
試合前、ダッグアウトで記者陣が監督を囲むのが、
慣例となっていますが、その中でいつもユニークな話をする
ある中年の男性記者が、他の記者から「趣味は?」と聞かれ、
「最近は日本のドラマを見ること」とのこと。

あるインターネットの動画サイトで見ているとのことで
(これが著作権的に有効かは不明)、
トゥサン・キムギョンムン監督に、
「監督、“ルーキーズ”面白いですよ。野球ドラマです」と熱く語り始めました。
彼曰く、監督役が「夢を持て!」と生徒たちを更生させる姿と、
ドラマの途中でCMが入らない韓国に対し、途中でCMが入る
日本のドラマは、盛り上がりの波があって良いとのこと。
全く無関係ですが、主演の佐藤隆太さんは当方の学部の後輩にあたります。

その後、その記者と雑談すると、
「長澤まさみの“プロポーズ大作戦”もいい!」と始まりました。
場所は三塁側、サムソンブルペンの横。
彼の熱弁をふるう大きな声に、横で投げているユンソンファンは、
さぞ、迷惑だったことでしょう。

さて、プレーオフ第3戦は、19日(日)13:30からテグ球場で行われます。
予告先発は、サムソンが、日本のドラマ話を聞かされながら、
ブルペンピッチングをしたユンソンファン、
トゥサンがイヘチョンと発表されています。

トゥサンのキャッチコピーは「闘魂」(しかも漢字で)。
日本人なら「元気ですかぁ!」と言いたくなりますね。
PO闘魂2008年ポストシーズン日程表と結果韓国プロ野球順位表韓国プロ野球個人成績ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)


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2008年10月17日

延長14回、サムソンが制し、プレーオフ1勝1敗に

日中の気温が25度を超す、暖かなソウル。
17日、トゥサン-サムソンのプレーオフ第2戦は、
4-4で迎えた延長14回、サムソンが3点を挙げ、
7ー4でサムソンが勝利。対戦成績を1勝1敗とした。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

サムソン |0 0 0|1 0 0|3 0 0 | 0 0 0|0 3 |7
トゥサン  |0 0 3|0 0 0|1 0 0 | 0 0 0|0 0 |4

サムソン:エニス、イサンモク、チャウチャン、チョジンホ、
クォンヒョク、チョンヒョンウク、アンジマン、○オスンファン
トゥサン:ランデル、キムサンヒョン、イヘチョン、チョンジェフン、
キムミョンジェ、イムテフン、イジェウ、●クムミンチョル、イヨンチャン

先制したのはトゥサン。
3回裏1死から、9番・チョンサンヨルがバントヒットで出塁。
1番・イジョンウクがライト線へ二塁打を放ち、1死二・三塁のチャンスを作る。
ここで2番・オジェウォンが右中間へタイムリー三塁打。
トゥサンが2点を先制する。続く3番・コヨンミンのショートゴロで、
三塁走者が生還。3点目を挙げ、トゥサンが3-0とリードする。

追うサムソンは4回表。審判の辛い判定に苦しむランデルが、
3つ四球で1死満塁のピンチを招く。
ここで6番・パクチンマンがレフトへ犠牲フライ。
サムソンは3-1と2点差に迫る。
PO2パクチンマン犠飛
球界を代表する遊撃手・パクチンマン。
しかし、前夜は予想外の凡ミス。この日は、バットで取り返す。

ゲームはこのまま進み終盤へ。
7回表、1死から1番・パクハンイがピッチャーゴロ内野安打で出塁。
この日2番に入ったキムジェゴルもレフト前ヒットで続き、
二者連続の初球攻撃で、1死一・二塁のチャンスを作る。

トゥサンは、ピッチャーを5番手のキムミョンジェへスイッチする。
ここで3番・ヤンジュンヒョクがレフト前へタイムリーヒット。
二塁走者が生還し、サムソンは3-2と1点差に迫る。
この後、盗塁とワイルドピッチで走者が進み、1点を追加し、
3-3の同点とする。
なおも2死三塁で、前日攻守でいいところがなかったチェヒョンウが、
右中間へタイムリー二塁打。サムソンは4-3と逆転に成功する。

 <ひとこと>
 今年の新人王候補(入団7年目/入隊期間あり)で、
 苦労の末チャンスをつかんだチェヒョンウ選手。
 準プレーオフからの不振と守備の不安さがありますが、
 ソンドンヨル監督は「ポストシーズンはヒョンウにとって初めての大舞台」と、
 かばいます。チェヒョンウは先日記した、BCリーグの福井ミラクルエレファンツ、
 ソンジョンソン捕手のチョンジュ高校の2年先輩。
 試合前、話をすると「元気でがんばれと伝えてください」とのこと。
 チェヒョンウの朴訥な雰囲気は、皆が応援したくなるキャラクターで
 この日のタイムリーに記者たちも喜んでいました。
 PO2チェヒョンウ死球
 前夜に続き、イヘチョン投手の変わりっぱなにぶつけられた、
 チェヒョンウ。3度目があると、不穏なムードになりそうです。

1点を追うトゥサンもその裏、二塁打とヒットで1点を取り、同点に成功。
その後、試合は4-4のまま延長戦に突入する。

両チームのマウンドは
サムソンは8回からチョンヒョンウクが2イニング、アンジマンが3イニング。
トゥサンも8回からイムテフンが3イニング、イジェウが3イニング投げ、
どちらも得点を与えず、ゲームは進む。
PO2イムテフン
3イニングを好投のイムテフン投手。試合後キムギョンムン監督は、
「イムテフンの投入タイミングを間違えた。早めに投入していれば、
追いつかれていかなった」と振り返りました。

時計は10時を回り、風が冷たくなりはじめた14回表。
サムソンは2死から2本のヒットで一・二塁のチャンス。
ここで、この日スタメンを外れ、途中から入った、
9番・シンミョンチョルが、トゥサンの9番手・イヨンチャンから、
レフトへタイムリー二塁打。
二者が生還し、サムソンが6-4とし、均衡をやぶる。
サムソンはさらに1点を追加し、7-4と3点リード。
PO2シンミョンチョル決勝打
シンミョンチョルのタイムリー

最後は13回から登板のオスンファンが、14回も抑え、
サムソンがプレーオフ第2戦を勝利。対戦成績を1勝1敗とした。
PO2サムソン応援席
盛り上がる三塁側サムソン応援席。
ポストシーズン名物のゴンドラとライオン様。


戦前からの予想通り、頼れる先発が不足している両チーム。
両者のブルペン陣が総動員となるプレーオフとなってます。
7戦までの戦いの中で、どちらが最後まで気力、体力を維持できるでしょうか。

プレーオフ第3戦は移動日をはさんで、
19日(日)13:30からサムソンの本拠地、テグ市民球場で行われます。

あれこれがいろいろあったので、移動日の18日分で記したいと思います。

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