2006年10月29日
サムソン |2 1 0|0 0 0|0 0 0∥3
ハンファ |0 0 0|0 0 1|0 1 0∥2
サムソンライオンズが2年連続4度目の優勝を果たした。
シリーズMVPは6試合全試合に出場し打率.280、2打点、第3戦では決勝打を放ち、
安定した守備を見せたパクチンマンが選ばれた。
胴上げされるソンドンヨル監督
監督へシャンパンをかけるイムドンギュ(左)とクォンオジュン
ペナントを持って記念撮影
ベンチは第5戦同様、一塁側にサムソン、三塁側にハンファが陣取るが、
ハンファがホームユニフォームで後攻めのホームゲーム扱いで行われた、
ソウルチャムシル球場での韓国シリーズ第6戦。なぜかスコアボードは、
右(一塁側)にハンファ、左にサムソンというねじれ状態で表示されていた。
前日は延長15回を1-1という、両チームとってホームベースが遠いゲームだったが、
第6戦は初回表、サムソンが2点を先制。このシリーズ全てのゲームをサムソンが
先制している。
追うハンファもその裏、一死一・三塁のチャンスを作るも、4番・キムテギュンの
ところで一塁走者・クルリオが盗塁死と、今シリーズに多々見られるちぐはぐな
攻めでチャンスを活かせず。
サムソンは2回表にも1回同様、1番・パクハンイが二塁打で出塁し、
その後ホームを踏み、3-0とリードを広げる。
サムソンの先発・ハリカルラから5回まで無得点のハンファは4番・キムテギュンが
レフトへヒット、5番・イボムホが右中間への二塁打と無死二・三塁という
大きなチャンスを作る。
ここでサムソンはイムチャンヨンにスイッチ。6番・イボムホは高いバウンドの
ショートゴロで、キムテギュンが生還し1点。しかし後続が倒れ1点で攻撃を終える。
8回裏、サムソンは4番手に4試合連続登板のペヨンスを投入するも、
4番・キムテギュンへのいきなりの初球をライトへ運ばれ、
ハンファはこのソロアーチで3-2の1点差に迫る。
9回表、ハンファは1点を追う場面で守護神・クデソンを投入。1、2、3番を三者三振に
討ち取り、味方の反撃を待つ。
9回裏、ハンファはペヨンスからこの回先頭の7番・ハンサンフンがピッチャー返しで
出塁。続く8番・シムグァンホが送って、一死二塁と同点のランナーを
スコアリングポジションに置く。ここでサムソンも守護神・抑えのオスンファンを
マウンドへ。ハンファは9番・キムミンジェのところでチョウォンウを起用。
チョウォンウはオスンファンのグラブを弾く内野安打で一死ニ・三塁。
1番に戻ってコドンジンをストレートの四球で歩かせ一死満塁。
ハンファは第7戦につなぐサヨナラのチャンスを作る。
ここでたまりかねたソンドンヨル監督が第4戦のようにマウンドへ向かい、
オスンファンを激励。
時計の針は17時を回り、夕日が一塁側後方のオフィスビル群の方へ。
日が陰り風が冷たくなってくるも、30,500人の観客は総立ちで、熱気は最高潮。
優勝目前のサムソンファンと、明日につながるサヨナラ目前のハンファファン。
一死満塁でオスンファンは2番・クルリオをセカンドフライに討ち取り二死。
続く3番・デイビスにカウント2-2とし、5球目は151キロのストレート。
これにデイビスのバットは空を切り、サムソンが3-2でハンファを破り勝利。
サムソンは2年連続4度目の優勝の座をつかんだ。
10月8日の準プレーオフ第1戦から13試合を戦い、惜しくも敗れたハンファ評は後日改めて。
☆熱闘!KONAMI CUP アジアシリーズ2006 韓国プロ野球トークライブ!
11月11日(土)14時~ 日本工業大学神田キャンパス(神保町)
韓国対台湾戦直前に東京ドーム近くで開催!ゲスト:宇田東植氏 入場無料
(要整理券。さぁ急いで申し込みを!)
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2006年10月27日
→期間限定「J SPORTSアジアシリーズブログ」当方も担当
韓国シリーズ移動日。ソウルを本拠地としないチーム同士の韓国シリーズのため、
5~7戦はソウルのチャムシル球場で行われる。
→ポストシーズン日程表
3試合とも公式戦1位のサムソンが一塁側を使用。お客さんを混乱させないためとのこと。
第6戦のみサムソンがビジター扱いで先攻、ハンファが後攻となる。
ソンドンヨル監督は(地元テグは三塁側がホームのため)
「いつもウチは三塁側だから、三塁側がよかったけど1位チームが一塁側ということだから
しょうがないでしょう」とのこと。
さて、きょう韓国シリーズはテジョンからソウルへの移動日。
韓国は首都ソウルが国内北部にあり、その南に各都市があるため、
ソウルへ行くことを「ソウルへ上がっていく」と表現する。
反対に南側の他都市へは「下りていく」と言う。
こどもの頃聞いた「日本で一番高いところにある駅はど~こだ?」というなぞなぞを
思い出す(答えは「東京駅」。東京駅発の列車は全て「下り列車」だからというらしい)。
各都市で「いつ上がっていくの?」と聞かれれば、無条件に(←この表現も韓国には多い)
「ソウルへ」という意味だ。
ちなみに「行ったり来たり」を韓国では「ワッタガッタ」と言い、
直訳すると「来た行った」と日本語とは逆。この「ワッタガッタ」が日本で育った人には
耳に残りやすいのか、韓国語学習者が早く覚える言葉のひとつだ。
これが日本人に印象的に響くのは、バラクーダの「演歌血液ガッタガタ」のせいだという説は
今のところどこからも聞こえてこない。
第5戦の予告先発はサムソンがブラウン、ハンファがチョンミンチョル。第2戦と同じ対決。
先日、久々にチョンミンチョル投手に挨拶。その場にいた韓国人記者が「日本語で会話すれば」
というと「ぜんぜんできません」と流暢な日本語のチョンミンチョル投手。
「(チョ)ソンミンは上手だけどね」と。よく考えたらその場にいた記者とじぶんと
チョンミンチョル投手は3人同い年だった。学年は違うが。
王手をかけられたハンファはあす「下りて行かず」第6戦を迎えられるか?
シリーズ第2戦でのチョンミンチョル(ハンファ)
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2006年10月24日
22日のゲームが雨天順延となり、移動日もそのまま1日ずれた。
→ポストシーズン日程表
→期間限定「J SPORTSアジアシリーズブログ」当方も担当
23日の試合前、秋晴れのテグ球場
ドーム球場慣れしすぎた日本では、シリーズの順延がピンとこない人も多いようだが、
雨天中止になっても移動日分はそのまま確保されるのは、以前(今の)日本もおなじ。
決して韓国だけではない。
チケットも日付ではなく「第2戦」「第3戦」という回戦ごとのものが有効となる。
1998年の横浜-西武の日本シリーズでは、2度の雨天順延で、客として厳しいシリーズだった。
(西武の本拠地はその年から名称は「西武ドーム」だったが、半屋根状態)
今年は2回目のアジアシリーズに備え、例年よりも日本取材陣が多い韓国シリーズ。
当方もその方々にあれこれする立場にいるのだが、説明する際に何事に関しても、
「日本と比べると…」というマイナス面が前面に出てしまうのが残念なところ。
実際、野球に関わらず、至らないことは多々あるのだが、
「韓国がどう」というよりも「日本が素晴らしい」と考えたほうが、
前向きで清々しい気分になるのでは?と思えてならない。
どこの誰に聞いても、たいてい間違いのないきちんとした回答が得られ、
何事にも正確で、ルールや常識に筋が通っていて、どこへ行っても清潔な
日本という国は世界でもかなり稀な国ではないのか?と思う。
さて、テグからテジョンへの移動は豊橋から静岡くらいの距離。
1勝1敗で第5戦が行われることが確定したので、
28日からは場所をソウルのチャムシル球場へ移す。静岡から東京への移動。
第3戦の予告先発はハンファが今季30試合登板中、先発なしのチェヨンピル、
サムソンがハリカルラの対戦。ハンファ打線がハリカルラを序盤に捕まえられるか、
サムソンがリードまたは最小失点差で5回を終えられるかが勝負のカギを握る。
☆きょうのあれこれ
・実は「きょう」ではなく、ここ数日の。
シリーズでは韓国取材陣も多く、当方がコラムを担当しているスポーツ朝鮮紙でも、
シーズン中に比べ記者、カメラマンが相当数集まる。
ということで雨天中止になった日曜日にはみんなで食事に。
その後「韓国式」に無茶呑みするのだが、元々、当方酒は強いほう。
だが、最近さらにパワーアップした気が。というか酔わない。
日本にいてもここ最近そう。健康ばんざい! 。←初めてこういう効果を使用。
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2006年10月23日
ハンファ |0 0 0|4 0 0|2 0 0∥6
サムソン |0 0 1|1 0 0|0 0 0∥2
おとといまでの暖かさがうそのように、前日の雨の後一気に肌寒くなったテグ。
試合開始時の左から右への強い風が、スタンドの観客を震えさせる。
雨天中止を挟み、23日(月)に行われたシリーズ第2戦。
ハンファが5回までにリードして逃げ切るという理想的な勝ち方で対戦成績を1勝1敗とした。
シリーズ第2戦MVPのデイビス(ハンファ)
ブラウン、チョンミンチョルのとも球数多く、ロングゲームの様相。
先制したのはサムソン。3回裏一死から1番・パクハンイがバントヒットを試み
一塁へヘッドスライディングしセーフ。2番・チョドンチャンが倒れるも、
三番・ヤンジュンヒョクが四球で歩き、二死一・二塁。
ここでシムジョンスがレフトオーバーの二塁打を放ち、サムソンが1点を先制する。
追うハンファは4回表、この回先頭の2番・クルリオが左中間に二塁打を放つ。
3番・デイビスはセカンドフライに倒れるも4番・キムテギュンがセンターへの
二塁打を放ち、クルリオが生還。1-1の同点とする。5番・イボムホは三振し二死二塁。
6番・イドヒョンが歩いて、二死一・二塁で7番・ハンサンフンがライト前に落とし、
キムテギュンがホームインし、2-1とハンファがこのシリーズ初めてのリードを奪う。
なおも二・三塁とし、続く8番・シンギョンヒョンのレフトへのヒットで二者生還。
4-1とハンファがリードを3点とする。
3点差を追うサムソンは4回裏、この回先頭の6番・パクチンマンがライトへヒット。、
7番・チンガプヨンが死球を受け、無死一・二塁。8番・キムチャンフィが送り、
一死二・三塁。9番・パクチョンホが歩いて一死満塁のチャンスを作る。
ここで1番・パクハンイがセンターに打ち上げ、パクチンマンがホームイン。
4-2と点差を縮める。ここでハンファは先発のチョンミンチョルから、
ムンドンファンにスイッチ。サムソンは2番・チョドンチャンのサードゴロをイボムホが、
ボールを握り損ね、二死満塁のチャンス。しかし3番・ヤンジュンヒョクがライトフライで、
追撃のチャンスを逸する。
その後、両者得点なくゲームは7回表。1番・コドンジンが内野安打で出塁。
2番・クルリオのショートゴロで進塁、迎えるは3番・デイビス。
ここでデイビスはサムソンの2番手左腕のチョンビョンホからライト場外への
ダメ押しツーランでゲームを決定づけた。
投げてはチョンミンチョルの後をムンドンファン、8回一死からクデソンとつなぐ、
シリーズ限定の最強リレーでハンファが1勝1敗のタイとした。
ハンファの命運を握るムンドンファン
サムソンは、ブラウンの球が高めに浮き失点を喫したが、2戦の敗北はある程度予想で、
3番手にイムドンギュ、4番手に左腕のオサンミンを投入できいい投手起用ができた。
特にオサンミンは9回左打者3人から3三振を奪い、今後もワンポイントして期待できる。
一方のハンファは中盤までに得点し、点差をつけるという理想的な勝ち方ができた。
また、デイビスのダメ押し打が飛び出し、勝利を確信できる展開となった。
昨日が中止、翌日が移動日ということでムンドンファンを長いイニング起用できた点では、
雨はハンファに有利に働いた。
韓国シリーズ第3戦は場所をハンファの本拠地テジョンに移し、
25日(水)18時から行われる。
試合開始前、夕焼けのテグ
☆きょうのあれこれ
・急に寒くなったテグ。防寒着を用意していない記者も多く、KBOやサムソン球団のジャンパーを
借りる記者も。顔は記者なのに首から下はまるで関係者。ヘンなもんです。
・シリーズ合宿から一時開放のサムソンナイン。試合後テグの街中で選手や関係者をちらほら。
<韓国シリーズ第2戦>
ハンファ
(右)コドンジン
(左)クルリオ-(左)キムスヨン(7回裏)
(中)デイビス
(一)キムテギュン
(三)イボムホ
(指)イドヒョン
(二)ハンサンフン
(捕)シンギョンヒョン-(捕)シムグァンホ(5回裏)
(遊)キムミンジェ
P-チョンミンチョル(3回2/3)-ムンドンファン(3回2/3)-クデソン(1回2/3)
サムソン
(中)パクハンイ
(三)チョドンチャン
(指)ヤンジュンヒョク
(左)シムジョンス-PHチョヨンフン(7回裏)-(一)(8回表)
(一)キムハンス
(遊)パクチンマン
(捕)チンガプヨン-(捕)イジョンシク(9回表)
(右)キムチャンフィ-PHキムデイク(8回裏)-PHキムジョンフン(8回裏)-(右)(8回裏)
(二)パクチョンホ-(二)キムジェゴル(9回表)
P-ブラウン(4回)-チョンビョンドゥ(2回1/3)-イムドンギュ(1回2/3)-オサンミン(1回)
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2006年10月22日
サムソンとハンファの韓国シリーズ第2戦は
15時頃からと予想された雨が、13時過ぎからポツポツ落ち始め、
試合開始前30分前の13時30分頃には本格的に。
協議の結果、14時に試合中止が決定した。
日程はそのまま1日ずつ順延される。
→ポストシーズン日程表
きのうより早く、試合開始3時間半前の10時35分過ぎに開門し、
早くから球場へ訪れたファンで満員になったスタンドだが、
中止となりファンはやむなく家路に向かうこととなった。
15時現在も激しく雨が降り続いているので、妥当な判断だっただろう。
韓国シリーズ第2戦は、23日(月)に順延され18時試合開始で、
予告先発は両チームともスライドし、
ブラウン(サムソン)-チョンミンチョル(ハンファ)と発表された。
☆きょうのあれこれ
・試合前、ユニフォームを着た少年がサムソンベンチ前に。
選手とキャッチボールをすると、いいフォームで力のある球をなげる。
シム・○○くん10歳。背番号は32。細い目と淡々とした態度も
そっくりのシムジョンス選手の息子さんでした。
・ベンチでオスンファン投手と雑談。最近の若い韓国人はキムチを
あまり食べないというが、彼の好きな食べ物は「キムチチゲ」と
「テンジャン(味噌)チゲ」。なぜかホッとさせられた。
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2006年10月20日
いよいよあす21日から韓国シリーズがスタート。
韓国シリーズに先立ち、きょうは14時から
サムソン・ソンドンヨル監督、チンガプヨン捕手
ハンファ・キムインシク監督、イドヒョン選手が出席の記者会見が行われた。
第1戦の予告先発はサムソンがペヨンス、ハンファがリュヒョンジンと発表された。
サムソン投手陣ではシーズン終了時点で、ブラウンが好調だったが、
シリーズに備え行われた紅白戦(韓国では青白戦という)で、最も球威があり、
シリーズ経験も豊富なペヨンスが第1戦のマウンドにあがる。
対するハンファはシーズン中、対サムソン6戦5勝のリュヒョンジン。
苦手のリュヒョンジンに対し、キャプテンのチンガプヨンは、
「準プレーオフ、プレーオフでは少し球威が落ちていたように見えた。
分析に多くの時間を割いたので、自信を持って臨みたい」とのこと。
対するペヨンスに対し、イドヒョンは「ハンファ戦に強くスピードもあるが、
制球力の面で失投があるので逃したくない」とのこと。
準プレーオフとプレーオフを勝ち上がった、勢いのチームのハンファと
総合力で勝る、大人のチームのサムソンの対戦。
打ち合いならハンファ、接戦ならサムソン。これが大部分の人が考える、
韓国シリーズの見方だ。ハンファについては準プレーオフから記しているので
サムソン中心に。
サムソンの先発陣の頭数は充分。昨年いたバルガス(元中日)の代わりに、
ブラウン(元阪神)が入った以外はほとんど代わらず。
ブラウン(11勝 2.68)の後半にきての安定感は、チームにとって嬉しい誤算だろう。
ハリカルラ(12勝)、チョンビョンホ(10勝)、ペヨンス(8勝)、
そしてイムドンギュが先発で一本立ちし8勝。しかし短期決戦では先発は4枚あればよく、
ハンファ打線にイムドンギュは、大きいのを食らう心配もある(被本塁打最多の20本)ので、
シリーズでは中継ぎでの起用。ヤンイルファン投手コーチによると、
「おそらくロングリリーフ」とのこと。
中盤までゲームを作れれば、クォンオジュン(32ホールド)、オスンファン(47セーブ)の
「KOパンチ」で勝ちパターンに持ち込むことができる。
シリーズは、肘の手術明けで今季は10月2日に1度登板したのみの、
イムチャンヨンもベンチ入り。戦力というよりもブルペンが鉄壁と思わせるだけでも、
ハンファにとってはプレッシャーになるだろう。
自身は「ハンファ戦は相性がいい。2~3イニングは投げられる」と話した。
野手陣も春先に、カンドンウとキムドクユン(投手)とのトレードで、
トゥサンからやってきたカンボンギュとキムチャンフィ以外、
大きな変化なくスター揃いのサムソン。しかし、大砲はいないので、
打線がつながるか、相手のミスにつけこまないと得点力は望めない。
肩と右ひざの手術をしたシムジョンスがシーズン終盤、チームに合流しているが、
シムジョンスに期待するのは存在感。シムジョンスがいることで、
各打者へのマークを弱めることが一番の役割だ。
打線の中心は通算1946安打で来季2000本安打確実のヤンジュンヒョク。
他の主力は負傷欠場するも、ヤンジュンヒョクの全試合出場は立派だ。
正捕手・チンガプヨンが走塁時に左ふとももを痛め、ファースト・キムハンスが左足を、
センター・パクハンイが肋骨下の筋肉痛と主力が相次いで負傷。
韓国シリーズまでになんとか各選手、状態を戻してきたが、決して万全ではない。
サムソンが優位ではあるが、昨季のように4タテとはいかないだろう。
初戦の早いイニングにハンファが主導権をとると、予想外の展開となりそうだ。
4、5戦勝負ならハンファ。6、7戦までもつれればサムソンに分がある。
6、7戦まで行くようだと、球史に残る死闘になるのではないかと予想、
そして期待している。
☆きょうのあれこれ
・各放送記者から「お久しぶりです」と言われてインタビューを受けた、イムチャンヨン。
先日の1軍登板前に背番号を37から35に変えた。なんでも母親が占いで見てもらい、
いい数字だからとのこと。ニュー・イムチャンヨンがこのシリーズで見られるか?
・当方、毎夜KBSニュース内のスポーツニュースを見ているのだが、
KBSでスポーツを担当している女性記者イジョンファさんと話し込む。
知られていて当然の人なのだが、認知されていることをとても光栄に思ってくれたよう。
当方の新聞コラムも読んでいただいているようで、ありがたい限りです。
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2006年10月19日
★告知★アジアシリーズを盛り上げようと、アジアシリーズを
全試合中継するJ SPORTSさんで期間限定「アジアシリーズブログ」が
開設されました。当方も担当してますので、よろしければ。
プレーオフが4戦で終わり、突如空いたきょう。
現在、シリーズ合宿中のサムソンも練習お休み。
テグの街中で、ひとりは床屋さん帰り、もうひとりは気分転換と、
偶然にもサムソン関係者お二方と別々にバッタリ。おだやかなテグの午後。
こちらも「贅沢なガイド(女性ではない)」とテグの街中や市場を散策し、
和やかなひとときを。
結構、テグではのんびり過ごせそうで、翌朝ジョギングでもしたいなぁと、
マラソン好きな心がうずくも、運動靴の持ち合わせはなし。
しかし、サムソン・花増コーチからスニーカーを借り、万事解決。
そして、長きに渡り相棒だった古い携帯からもおさらばし、こちらも快適さアップ。
あしたは「テグの河原で風を切って走ろう!」と決意の午後だった。
あ、もちろん取材にもいく。
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2006年10月18日
ハンファの韓国シリーズが決定し、韓国シリーズの開催場所が確定した。
→ポストシーズン日程表
もし4タテで終わるとソウルでは開催されず、
収容人員が少ない球場(12000人/テグ、10500人/テジョン)での開催で、
大会収入も見込めないという状況は誰もが願っていないことだろう。
球場の規模が小さいということは、日本のメディアにも弊害が。
当方が協力させてもらっている、ある地上波中継局の方は、
第3、4戦に取材予定とのことだが、テジョンでは中継局以外のカメラを
確保する場所がない。
「第5戦のチャムシルの方が…」と提案はさせてもらったが、
多忙な中、スケジュール調整するのは容易ではないだろう。
プレーオフが決着する前、スウォンとテジョンの位置関係について聞かれ、
とっさに「ソウルを東京とすると、スウォンは川崎で、テジョンは三島です」と
答えたのだが、果たして距離的に合っているのだろうか?
調べてみた。
・スウォン→ソウルから約40km。川崎→東京駅から18.2km。
・テジョン→ソウルから約150km。三島→東京駅から120.7km。
どちらも東京ではなく「ソウルを大宮とすると」ってカンジですな。ちょっと失敗。
シリーズを前に、当方はプレーオフ第5戦がなくなったことで、
スウォンへ行く必要がなくなり、第1戦が行われるテグへしばらく滞在の予定も、
もろもろの用事はソウル中心なので、荷物はテグ、体はソウルに。
ちなみにソウルとテグの位置関係は東京と豊橋だ(約300km)。
日本だと「結構離れているなぁ」と思ってしまうのに、
気軽に行き来してしまうのは、交通費の安さがなせるワザだ。
(もっとも早くて高いKTXでもこの値段。)
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2006年10月16日
ヒョンデ |0 1 0|1 0 2|0 0 0∥4
ハンファ |2 0 1|0 1 1|0 0 X∥5
1勝1敗で迎えたプレーオフ第3戦は、先制したハンファをヒョンデが追い、
ハンファが突き放す展開となったが、1点差でハンファが勝利し対戦成績を2勝1敗とし、
韓国シリーズ進出に王手をかけた。
打者5人に3三振のクデソン(ハンファ)。 写真は公式戦時
ハンファは不調の1番・チョウォンウと9番・キムミンジェを入れ替え、
ヒョンデは第2戦でレフト守備で故障した、ソンジマンに代わり、1番にユハンジュンを
入れてのぞむ第3戦。
先制したのはハンファ。1回裏、フォアボールでランナーを2人出し、二死一・三塁で、
5番・イボムホがレフト線へのツーベース。二者が生還し2-0とする。
追うヒョンデは2回表、この回先頭の4番・ソトゥンが2球目のストレートを狭いテジョンの
ライトスタンドに運ぶソロホームランで2-1とする。
1点のリードとなったハンファは3回裏、一死走者なしで、3番・デイビスがカウント2-3で
チョンジュンホ(投手)が投じたカーブをドンピシャのタイミングで右中間へ運ぶ
ソロホームランで3-1とリードを再度2点とする。
リードを広げられたヒョンデは、この回先頭の3番・イテククンが投前にバットヒットを決め
ノーアウトで出塁。イテククンは4番・ソトゥンの打席で二盗も決め、二塁へ進む。
結局、ソトゥンも四球で歩き、無死一・二塁。5番・チョンソンフンがきっちり
送りバントを決め、一死二・三塁のチャンスをつくる。ここで6番・イスンヨンは2球目を
サードゴロ。3塁走者・イテククンが三本間に挟まれアウト。二塁走者・ソトゥンは
三塁へ進まず二死一・二塁。続くチャンスで7番・キムドンスはセンター返し。
強い打球で、二塁走者・ソトゥンがホームインするのは難しい打球。しかし、
センター・デイビスが打球をしっかりグラブに収めず、ソトゥンは生還。
ソトゥンの走塁ミスはデイビスのミスで帳消しとなり、ヒョンデは3-2と再度1点差に迫る。
5回裏、無死から1番に入ったキムミンジェがレフト線へ二塁打。ここで先発・チョンジュンホは、
コドンジン、デイビスの左打者を迎え、左腕のイヒョンスンにマウンドを譲る。
しかし続くコドンジンはライトへ二塁打を放ち、キムミンジェがホームイン。4-2と、
ハンファが加点する。
6回表、3番・イテククンがライト前ヒットで4回同様、無死から出塁。4番・ソトゥンが三振に
倒れた後、5番・チョンソンフンがライトへポテンヒットを放ち一死一・二塁。
ここでハンファは先発・リュヒョンジンからチェヨンピルにスイッチ。
6番・イスンヨンが三塁ゴロで二塁で走者がフォースアウト。4回表と似た展開で、
7番、好調のキムドンスを迎える。ここでキムドンスはレフトへ、
続く8番・チェジョングクもレフトへ連続タイムリーを放ち、このゲーム初の同点となる、
4-4とする。先発・リュヒョンジンは自軍のキムインシク監督が「弱点」と語る、
クイックモーションなどの走者を置いての対処とバント処理を準プレーオフ同様に
相手に攻められたが、先発の役割を果たした。
同点に追いつかれたハンファは6回裏、ここまで大振りで三振とフライアウトを繰り返していた
イドヒョンがレフトへソロアーチ。5-4と再度1点リードする。
終盤、両チームチャンスを作るも、ハンファは第1戦の先発・ムンドンファンに
抑えのエース・クデソンの継投、
ヒョンデは抑えのパクチュンスと第2戦の先発・チャンウォンサムとつなぎ、
両者得点できず、5-4でハンファが接戦を制した。
プレーオフ第4戦は17日もハンファの本拠地・テジョンで18時から行われる。
ハンファが韓国シリーズ進出に王手をかけたが、先制すればヒョンデにもまだまだチャンスはある。
予告先発はハンファがソンジンウ、ヒョンデがケルロウェイだ。
<プレーオフ第3戦>
ヒョンデ
(右)ユハンジュン
(左)チョンジュンホ(野手)-PHホンウォンギ(9回表)
(中)イテククン-(一)(8回裏)
(指)ソトゥン
(三)チョンソンフン
(一)イスンヨン-PRチョンスソン(8回表)-(中)(8回裏)
(捕)キムドンス
(二)チェジョングク
(遊)ソハンギュ-PHカンビョンシク(6回表)-(遊)チャファジュン(6回裏)-PHカンギィテ(9回表)
P-チョンジュンホ(投手)(4回1/3)-イヒョンスン(1/3回)-ソンシンヨン(1回2/3)-パクチュンス(1回1/3)-チャンウォンサム(1/3)
ハンファ
(遊)キムミンジェ-(二)ペクスンヨン(8回表)
(右)コドンジン
(中)デイビス
(一)キムテギュン
(三)イボムホ
(指)イドヒョン
(二)ハンサンフン-(遊)(8回表)
(捕)シンギョンヒョン-PRキムスヨン(6回裏)-(左)(7回表)
(左)チョウォンウ-PHクルリオ(6回裏)-(捕)シムグァンホ(7回表)
P-リュヒョンジン(5回1/3)-チェヨンピル(1/3回)-ムンドンファン(2回)-クデソン(1回1/3)
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posted by muroi |21:58 |
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2006年10月14日
ハンファ |2 0 0|0 1 1|0 0 0∥4
ヒョンデ |0 0 0|0 0 2|1 0 0∥3
初戦をヒョンデが取り迎えたプレーオフ第2戦は、先制したハンファをヒョンデが追い上げるも
一歩及ばず、プレーオフの対戦成績は1勝1敗のタイとなった。
好投のチョンミンチョル(ハンファ) 写真は公式戦時
先制したのはハンファ。初回表、簡単に二死をとったヒョンデの先発・チャンウォンサム
だったが、3番・デイビスにセンターにはじき返され。二死一塁。
4番・キムテギュンはカウント2-3から右中間フェンスぎりぎりに飛び込むアーチを放ち、
2-0と先制する。
ハンファの先発・チョンミンチョルは落差のあるカーブが低めに決まり、
ヒョンデ打線は内野ゴロの山を築く。
ワインドアップの後、プレート上で動くチョンミンチョルの右足に、
ヒョンデ・キムジェバク監督が抗議し揺さぶりをかけるも、チョンミンチョルは好投を続ける。
ハンファは5回表、きのう6番に入り2打数1安打2四球の、2番・クルリオからの攻撃。
クルリオは左中間にヒットを放ち出塁。一死後、4番・キムテギュンの打席で、
3回途中からマウンドに上がった、ファンドゥソンがボークで一塁ランナーが二塁へ進塁。
キムテギュンが倒れ二死二塁。この後、珍しいシーンが。
5番・イボムホに2球目を投じるところ、マウンドのファンドゥソンの手からボールが
離れずボーク。地面に球を叩きつけるか、腕を振り上げる際に手から球が落ちることはあるが、
指にはさんでいないのに、ボールをリリースできないというボークで、
二塁走者・クルリオが二度目のボークで三塁へ出塁。ここで5番・イボムホがレフト前に
ヒットを放ち3-0とリードを広げる。
6回表にもハンファは1点を追加し4-0とする。
追うヒョンデは6回裏、一死から2番・チョンジュンホがピッチャー返しのヒットで出塁。
ここで好投のチョンミンチョルはマウンド降りる。
代わったクォンジュンホンから、3番・イテククンが初球をセンター前に運び、一死一・二塁。
4番・ソトゥンがストレートの四球で一死満塁。ここで5番・チョンソンフンの打球は
高いバウンドの二塁ゴロ。二塁・ハンサンフンがショートバウンドを後ろへ逸らし、
二者生還。4-2とし、なおも一死二・三塁のチャンスが続く。
しかし、6番・イスンヨンが二塁フライ、7番・キムドンスが大きなレフトフライに倒れ、
二者残塁。ヒョンデは2点差に追い上げ6回の攻撃を終える。
追うヒョンデは7回裏、2死から1番・ソンジマンが左中間にソロアーチを放ち、4-3と
1点差に迫る。ハンファは投手を抑えのクデソンに交代。ヒョンデは代打にユハンジュンを送る。
ユハンジュンは4球目をライト線に運ぶも、ライト・キムスヨンがダイビングキャッチ。
ヒョンデは長打を1本損する。
1点差に迫られたハンファは8回表、一死満塁のチャンスを作るも、2番・キムスヨンの打球が、
ピッチャー・シンチョルインへのライナーとなり併殺。チャンスを逸する。
この回、レフト・ソンジマンがダイビングキャッチを試みるも、グラブが地面との間で、
逆側に曲がり負傷。ベンチへ退くこととなる。
ヒョンデは9回裏、二死一・二塁のチャンスを作るも、7回二死から登板の抑え、
左腕のクデソンにぶつける代打なくチャンスをいかせず、4-3で敗れた。
ヒョンデは序盤、ハンファの先発・チョンミンチョルを攻略できず、
終盤追い上げるも一歩及ばなかった。また、6回表一死二・三塁でショート・チャファジュンが
ショートに飛んだゴロを、捕球後の二塁走者への処理をあせってか捕球できず、打球はレフトへ、
これで生還した1点が、結果として得点差となってしまった。
短期決戦らしくひとつのミスが響くこととなった。
プレーオフ第3戦は1日移動日をはさみ、16日ハンファの本拠地・テジョンで18時から行われる。
総合力でヒョンデの有利は変わらないが、狭いテジョンでハンファの一発攻勢が出ると、
状況は変わる。また、負傷で退いた、ソンジマンの状態が心配だ。
<プレーオフ第2戦>
ハンファ
(左)チョウォンウ
(右)クルリオ-PRキムスヨン(6回表)-(右)(6回裏)
(中)デイビス
(一)キムテギュン
(三)イボムホ
(指)イドヒョン
(二)ペクチェホ-(二)ハンサンフン(3回裏)
(捕)シンギョンヒョン
(遊)キムミンジェ
P-チョンミンチョル(5回1/3)-クォンジュンホン(1回1/3)-)-クデソン(2回1/3)
ヒョンデ
(右)ソンジマン-(左)(8回表)-(中)チョンスソン(8回表)
(左)チョンジュンホ-PHユハンジュン(7回裏)-(右)(8回表)
(中)イテククン-(左)(8回表)
(指)ソトゥン
(三)チョンソンフン
(一)イスンヨン
(捕)キムドンス
(二)チェジョングク-PHカンビョンシク(7回裏)-(二)ホンウォンギ
(遊)ソハンギュ-PHチョングンピョ(5回裏)-(遊)チャファジュン(6回表)-PHカンギィテ(9回裏)
P-チャンウォンサム(2回1/3)-ファンドゥソン(2回2/3)-ソンスンラク(1/3回)-イヒョンスン(2/3回)-シンチョルイン(2回)-ソンシンヨン(1回)
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11月11日(土)14時~ 日本工業大学神田キャンパス(神保町)
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