2010年09月06日

中国・広州アジア大会、野球韓国代表メンバー発表

6日、韓国野球委員会と大韓野球協会が技術委員会を開き、
今年11月に中国・広州で行われるアジア大会の
野球韓国代表の最終エントリー24人を発表しました。

当初、代表選出しないと見られていた、
千葉ロッテ・キム テギュン選手もエントリーに含まれています。

監督:チョ ボムヒョン(キア監督)
コーチ:キム シジン(ネクセン監督)、リュ ジュンイル(サムソンコーチ)

投手(10名):
ソン ウンボム、キム グァンヒョン、チョン デヒョン(以上、SK)
アン ジマン(サムソン)、コ チャンソン(トゥサン)、
ポン ジュングン(LG)、ユン ソクミン、ヤン ヒョンジョン(以上、キア)、
リュ ヒョンジン(ハンファ)、キム ミョンソン(チュンアン大)

捕手(2名):
パク キョンワン(SK)、カン ミンホ(ロッテ)

内野手
一塁手(2名):
イ デホ(ロッテ)、キム テギュン(千葉ロッテ)

二塁手(1名):
チョン グンウ(SK)

三塁手(2名):
チェ ジョン(SK)、チョ ドンチャン(サムソン)

遊撃手(2名):
ソン シホン(トゥサン)、カン ジョンホ(ネクセン)

外野手(5名):
キム ガンミン(SK)、キム ヒョンス、イ ジョンウク(以上、トゥサン)、
イ ヨンギュ(キア)、チュ シンス(インディアンス)


日本はアジア大会の代表メンバーをアマチュア選手で構成しますが、
韓国はプロ23名、アマ1名で臨みます。

ここで韓国でのアジア大会の位置について、
以前、他所で記したものを加筆修正して記します。

韓国ではアジア大会への関心がとても高いです。
その理由のひとつが、全競技、金メダル獲得により、
兵役義務対象者に免除恩恵があるから。
スポーツ選手の兵役免除は兵役法で定められていて、
オリンピックでのメダル獲得(色に関係なく)でも特例を受けられます。

これまで、韓国のプロ選手が参加したアジア大会の野球競技では、
98年のバンコク大会、02年のプサン大会で韓国は金メダルを獲得し、
多くの選手の兵役が免除されました。
しかし、06年のドーハ大会では台湾、日本に次ぐ銅メダル。
オールプロで臨みながら3位という結果に、
韓国国内は衝撃を受けました。

この結果を受け、韓国球界はボールの規格、
ストライクゾーン、マウンドの高さを国際大会仕様に変更。
その結果、08年北京五輪で躍進し、
9戦全勝での金メダルにつながったと言われています。

その後、野球が五輪種目から外れたため、
兵役が残る選手にとって、アジア大会が野球で免除を受けられる
唯一の機会となりました。

過去に五輪、アジア大会以外では、
06年第1回WBCのベスト4で兵役免除特例が適用されましたが、
他の競技との公平性を保つためにこの特例は除外され、
09年第2回のWBCでは準優勝するも兵役免除は適用されませんでした。
そのため、20代中盤から後半の、兵役義務が残る選手にとって、
今回のアジア大会は是が非でも出たい大会となっていました。

上記の24名の中で、兵役義務が残る選手は10名です。


きょうは朝から、この発表のために落ち着きませんでした。
兵役免除が残る選手の親の気持ちです。
2年前の夏、北京五輪で準決勝に勝利した瞬間、
場内で横に座っていた、韓国大使館の職員の方が、
「(おまえら)軍隊行かずに済むぞ!」と叫んでいた声が、
今も頭から離れないのです。

韓国はこのメンバーで金メダルを目指します。

→2010韓国プロ野球順位表2010韓国プロ野球個人成績


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posted by muroi |16:09 | 広州アジア大会 | コメント(2) | トラックバック(0)
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