2006年12月02日

アジア大会韓国代表、日本にも敗れる

日程とメンバー前回のブログ(台湾戦後)

2日に行われた日本戦、10-7でサヨナラ負けし、
台湾戦に続く痛い連敗となったようだ。

1名の大学生を除き、すべてプロで固めたメンバーで、
アマチュア選手で構成された日本に完敗するとは、、
韓国にとって予想できなかった事態だろう。

WBCで6勝1敗という結果を残した際、当方は各所で、
「できすぎの結果」と言っていた。
韓国国民たちは、WBCの結果をみて「韓国野球の水準は高い」と、
安易に感じたかもしれないが、当事者や野球に関わる人たちは、
やはり「できすぎの結果」と感じていたようだ。

今回のアジア大会に臨むにあたり、
代表チームに「WBCで6勝1敗という結果を残した」という慢心があったとは思わない。
現在の韓国球界のレベルは、当事者たちが一番わかっているだろう。
ただそんな中、過去のアジア大会、オリンピックなどの国際大会で、
韓国代表は、想像以上の力を発揮し結果を出してきた。
これはいったい何なのか?

感覚的に思うことは、以前の韓国代表はギラギラしたものを持っていた。
必死さや執念が必ず技術を超えるとは思わないが、
かつての韓国の選手たちには、
信じられないことを起こしそうな雰囲気が漂っていた。
以前も今も、国際大会での「ニンジン」でもある兵役免除という恩恵はあり、
兵役義務者は免除のために、免除者は後輩のためにという、
いわゆるモチベーションは変わらないのだが、
野球先進国である日本との距離が縮まった(と感じる)ことが、
かつての実力以上の力を発揮する力を削いでしまっているのか?
その辺はわからない。

今の韓国球界と17、8年くらい前のパ・リーグとかぶると感じるときがある。
それまでのパ・リーグは決してスマートではないタイプの個性派たちが、
何かしでかしそうな雰囲気を持っていた。オールスター戦や日本シリーズで
セ・リーグ相手に牙をむき、「パ臭い」選手が劇的な活躍を見せてくれた。
しかし90年代初頭あたりから、パらしい選手は数少なくなり、
セ・パの選手にイメージ的な差はなくなった。
いままでの韓国を代表する選手には、「パ」の臭いがしたのだが、
球界全体の世代交代を迎えている韓国には、当時のパらしい選手が
減っているように感じる。


さて、打撃で負ける最近の球界全体の状況を考えてみた。
・かつては力の野球だったが、技術をもっと追求しようとする転換期にある。
・海外で通用する韓国人プレーヤーの多くが投手で、
エリート主義の韓国野球の底辺で、有能な人材が投手を目指す傾向がある。
・外に広いストライクゾーンが投手有利に働いている。
・大砲は助っ人に頼り、国産大砲を欲していない。
率は低いが一発があるタイプという選手を輩出しにくい。
(実際は助っ人大砲の活躍は多くない)

ただつらつらと書いたブログなので、特に結論はないが、
来秋の北京五輪予選も厳しいなぁと感じた今回のアジア大会だ。


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で3年目。今年も出しました 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2006
★個人サイト★室井昌也

posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(4) | トラックバック(2)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加