2006年08月08日

グエムルルーキー

先日「映画『グエムル』が韓国で大ヒット」という日本語の記事を見て
「グエムル?なんじゃそりゃ?」と思ったら
「クェムル」(怪物)のことだった。
外国語を表記するのって難しい。
映画公式サイトも「グエムル-漢江(ハンガン)の怪物-」というタイトル。
「グエムル」と「クェムル」。字で見ると近いが、耳で聞くと全くの別物だ。

さて、現在韓国球界で「クェムルルーキー」といわれているのが、
ハンファの高卒新人・リュヒョンジン(写真)。
リュヒョンジン(ハンファ)

ここまで21試合、141回を投げ、15勝3敗。防御率2.23。
投手の各部門でトップを独走している。
奪三振は投球回を上回る147個。
188cm96kgの恵まれた体格から投げ下ろされるストレートと、
カーブとパームボールのコンビネーションに翻弄され、
各打者とも攻めあぐねている。

チームの勝ち星の約1/3を挙げている、リュヒョンジンについて、
WBC代表監督でもあったキムインシク監督に聞くと、
「7~8勝はすると思ったが、こんなに勝つとは思わなかった」と
リュヒョンジンの活躍が嬉しい誤算であることを口にした。
「まだまだ、牽制や守備など足りない点はある」としながらも、
現在、最も信頼できる先発の軸となっている。

シーズン当初は、同じく高卒ルーキー投手の
ハンギジュ(キア)やユウォンサム(ハンファ)の方が評価が高く、
契約金もハンギジュがリュヒョンジンの4倍の10億ウォン(約1億2000万円)、
ユウォンサムが約2倍の5億5000万ウォン(約6500万円)だった。
また、高2の時、リュヒョンジンが左肘の手術を受けている点を
懸念する声も聞かれた。
しかし、シーズンが始まればこの活躍。誰も予想しなかった。

キムインシク監督は今の韓国球界について、
「打者たちが左投手に弱すぎる」と話し、
ヒョンデの大卒ルーキー左腕・チャンウォンサムも
20試合131 1/3回を投げ、9勝6敗、防御率2.81と安定した活躍を見せている。

今季は全体的に投高打低傾向にあり、チーム防御率が4点台なのはSKのみ。
チーム打率もヒョンデの.272を除き、2割4分~5分台。
打撃部門のタイトル争いも、ホームランのトップがイデホ(ロッテ)の17本、
打点がヤンジュンヒョク(サムソン)の58と非常に低調だ。

映画「グエムル」(う~んやっぱ「クェムル」)の日本公開は9月2日から。
この時期がクェムルルーキーにとっては、シーズン終盤の正念場となるだろう。
(ちなみに我らが映画「スーパースター☆カム・サヨン」は9月9日から公開)


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posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(2) | トラックバック(0)
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