2006年10月26日

韓国シリーズ第4戦 サムソンが連夜の延長を4-2で制し王手

サムソン |0 1 0|0 0 0|1 0 0|2∥4
ハンファ |0 0 1|1 0 0|0 0 0|0∥2

キムジェゴル決勝打
10回表二死から決勝2点タイムリーを放ったキムジェゴル(サムソン)

13時頃から雨が降り出し、試合前の練習も土の部分にシートをかけての練習。
しかし、試合開始2時間ほど前には上がり、試合中も雨が落ちることなくゲームが行われた。

先制したのはサムソン。2回表一死から6番・チンガプヨンがこのシリーズチーム初となる
アーチをレフトスタンドへ運び、1点を先制。
チンガプヨンホームラン

追うハンファはその裏一死から、5番・イボムホ、6番・イドヒョンが連続となる
センター前ヒットで出塁。一死一・二塁で7番には、サムソンの先発が左腕のチョンビョンホ
ということで起用のペクチェホ。しかしペクチェホの当たりはセカンドゴロ。
この間に二塁走者イボムホがホームに突っ込むもダブルプレー。同点のチャンスを逸する。

ハンファは続く3回裏、一死から9番・キムミンジェがライト前ヒット。きょう1番に入った
チョウォンウがレフトフライで二死。このフライでキムミンジェはタッチアップで二塁へ。
二死二塁で2番・クルリオが左中間へ二塁打を放ち、キムミンジェが生還。1-1の同点とする。
クルリオタイムリー

サムソンブルペンは早い回からペヨンスが準備を開始。

なおも4番裏。前の回から代わった、サムソンの2番手・イムドンギュからハンサンフンが
ライトへソロホームラン。リーグ被本塁打王のイムドンギュから一発でハンファは
2-1と1点リードする。
ハンサンフンのホームランに沸くスタンド

ハンファの先発・リュヒョンジンはシーズン中ほどの球威はなく、序盤は安定感に欠けたが、
徐々にカーブを見せ球にした投球が活き、5回2/3を1点に抑え、6回表に1打席目にホームランを
喫したチンガプヨンのところで、ムンドンファンにマウンドを譲った。
第4戦のリュヒョンジン
ハンファの先発・リュヒョンジン

両者得点ないまま、迎えた7回表。サムソンは一死から8番・キムジョンフンに代わり、
キムデイクを代打に送る。キムデイクはライトへクリーンヒットを放ち出塁。
9番、途中から守備に入ったキムジェゴルがピッチャー前にバントを転がすも、
ムンドンファンは握り損ね、一塁セーフ。一死一・二塁となる。
打順は1番に戻りパクハンイ。パクハンイは四球を選び、一死満塁。
ここで2番・チョドンチャンが初球を放つも打球はショートへ。
6-4-3のダブルプレーかと思うも、俊足のチョドンチャンは一塁セーフ。
三塁からキムデイクの代走・カンミョングが生還し2-2の同点とした。

サムソンは8回からペヨンスを投入。ハンファ打線を2回0点に抑える。
サムソン打線もチャンスを活かせず、試合は2試合連続となる延長戦に。

10回表、サムソンはこの回先頭の5番・パクチンマンがセンター前ヒットで出塁。
続く6番・チンガプヨンの送りバントは一塁へのフライとなり一死。
7番・キムハンスが歩き一死一・二塁とするも、8番の8回に代打からそのまま入った
チョヨンフンがファーストゴロで二死二・三塁。
打順は守備固めに入った9番・キムジェゴル。キムジェゴルはカウント0-2からの
3球目をレフトへ運ぶタイムリーヒット。昨年の韓国シリーズを思わせる伏兵の一打で
二者生還。サムソンが4-2と大きなの2点のリードを奪った。

10回裏、サムソンのマウンドには抑えのオスンファン。いつものサムソンなら
勝ったも同然の展開も、状態が万全ではないオスンファン。速球もいつもより力なく
この回先頭の9番・キムミンジェがストレートをセンターに運ぶ二塁打で出塁。
ここでソンドンヨル監督自らマウンドへ行き、オスンファンに語りかける。
ソンドンヨル監督マウンドへ

打順は1番に戻り、バッターは4回の守備から入ったコドンジン。コドンジンは空振り三振に
倒れ一死。続く2番、9回の守備から入ったキムスヨンがレフトフライに倒れ二死。
ここで迎えた三番・デイビスに四球を与え二死一・二塁。バッターは4番のキムテギュン。
一打逆転のピンチにキムテギュンへの初球がワイルドピッチに。同点のランナーが
二塁へ進む。カウント1-2からの4球目。キムテギュンの放った打球はショートゴロ。
サムソンが連夜の延長を制し、シリーズ対戦成績を3勝1敗としてシリーズ制覇に王手を
かけた。

両チームとも打線につながりがなく、僅差で信じられる投手をつぎ込んで、
なんとか味方の援護を待つ展開が続いている。
第5戦は場所をソウルのチャムシル球場に移し28日(土)14時から行われる。
どちらの本拠地でもないチャムシル。ファンの数は6対4でサムソンが多いことが
予想されるが一・三塁両側から熱い声援が送られることが予想される。

予告先発はサムソンがブラウン、ハンファがチョンミンチョル。
毎度のことだが、ハンファは早い回にリードを奪わないと勝ち目はない。
対するサムソンは少しでもリードを奪えば、総力戦に持ち込む構えだ。

試合後の両監督のインタビュー内容は後々こちらに掲載されます。
→「J SPORTSアジアシリーズブログ」(当方も担当)

☆きょうのあれこれ
・試合前のダッグアウト。13時頃から降り出し一時強くなった雨に「1試合やって負けたら雨、
負けたら雨だ」とイボムホ選手(ハンファ)。でもゲームは行われました。
地元出身のクデソン投手は球場周辺の気候を解説。なんでもライト後方の山に雲がある時は、
この地域は常に雨だとか。またハンファの広報課長は「いつも外れたことがない」という
テジョン気象台の担当者(野球好きとのこと)に電話。「2つ雲が来てそれが去ったら野球はできる」
とのこと。やはりこの日も当たりました。

<韓国シリーズ第2戦>
サムソン
(中)パクハンイ
(三)チョドンチャン
(指)ヤンジュンヒョク
(左)シムジョンス-PRキムチャンフィ(6回表)-(右)(6回裏)
(遊)パクチンマン
(捕)チンガプヨン
(一)キムハンス
(右)キムジョンフン-(左)(6回裏)-PHキムデイク(7回表)-PRカンミョング(7回表)-(左)(7回裏)-PHチョヨンフン(8回表)-(左)(8回裏)
(二)パクチョンホ-(二)キムジェゴル(5回裏)

P-チョンビョンホ(2回2/3)-イムドンギュ(3回1/3)-クォンオジュン(1/3回)-オサンミン(2/3回)-ペヨンス(2回)-オスンファン(1回)


ハンファ
(左)チョウォンウ-(右)コドンジン(4回表)
(右)クルリオ-(左)(4回表)-(左)キムスヨン(9回表)
(中)デイビス
(一)キムテギュン
(三)イボムホ
(指)イドヒョン
(二)ペクチェホ-(二)ハンサンフン(4回表)
(捕)シンギョンヒョン-(捕)シムグァンホ(7回表)
(遊)キムミンジェ

P-リュヒョンジン(5回2/3)-ムンドンファン(4回1/3)

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posted by muroi |22:21 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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