2009年10月16日

韓国シリーズ第1戦、キアが初戦を制す

16日、クァンジュで開幕した韓国シリーズ。
第1戦はイ ジョンボム選手の活躍で、キアが5-3で勝利しました。
→2009ポストシーズン日程表韓国シリーズ展望(10月15日のブログ)

S K  |0 0 1|1 0 0|1 0 0 | 3
キ ア |0 0 0|1 0 2|0 2 X | 5

夕方、湿気を含んだ風が吹き、雨が心配されたクァンジュ球場。
しかし、試合は無事に行われ、場内外は12年ぶりの優勝を願う、
地元・キアファンで大いに盛り上がった。
韓国シリーズ第1戦01
インチョン、チャムシルでのプレーオフの後だけに、
施設の古さ、狭さをいつもより強く感じてしまいました。

<1回表>
キアの先発はロペジュ。
初回SKは、1番・パク チェホンのサードゴロを、キム サンヒョンがエラー。
序盤からSKペースで進むかと思いきや、盗塁失敗と三振2つの3者凡退で終わる。

<1回裏>
SKの先発・門倉は、上々の立ち上がり。
2回降雨ノーゲームとなった13日同様、初回を3者連続三振で終える。

<3回表>
SKはノーアウトからのランナーを送りバントと内野ゴロで、2死三塁に進め、
1番・パク チェホンのセンター前ヒットで1点を先制する。

<3回裏>
キアはこの回3者凡退。1番・イヨンギュは2打席連続三振となった。
 
 <ひとこと>
 第2戦の試合前、この日の投球について門倉投手に聞くと、
 「15番(キア・イ ヨンギュ選手)はいつもは思いっきり振ってくるのに、
 当てに来ようとしてた」とのこと。各打者、シーズン後半に精度を増した、
 門倉投手のフォークをかなり意識していたようです。

<4回表>
SKは無死から3番・チョン グンウ、4番・パク チョングォンの連続二塁打で、
2点目を挙げる。その後送りバントと四球で1死一・三塁のチャンス。
しかし、7番・ナ ジュファンのファーストライナーがダブルプレーとなり、
追加得点はならず。

<4回裏>
キアはこの回の先頭、2番・キム ウォンソプが四球で出塁。
ここで3番・チャン ソンホがこの日門倉から、
チーム初のヒットをレフト前運ぶ。無死一・二塁。
続く4番・チェ フィソプのライトフライで1死一・三塁。
5番・キム サンヒョンもライトフライでこれが犠牲フライとなり、
キアが1安打で1点を挙げ、2-1と1点差にする。

<5回表>
SKも死球のランナーが送りバントと内野ゴロで三塁に進み、
2死三塁のチャンス。
ここで2番・パク チェサンの2球目がワイルドピッチとなる。
キャッチャーがボールを追う間に、三塁走者・チョン サンホがホームを突くも、
ボールはベースカバーに入ったピッチャーに渡りタッチアウト。得点機を逸する。

<5回裏>
門倉は1、3回に続きこの回も3者凡退に抑え、この回限りでマウンドを降りる。
5回を投げて被安打1、2四球、7奪三振、失点1、自責点1という危なげない内容だった。
韓国シリーズ第1戦02

門倉投手の全登板記録
→スピリット・オブ・門倉健 フォー・ウィン(SKW)

<6回裏>
キアはSKの2番手・コ ヒョジュンから四球3つで2死満塁のチャンス。
ここで6番に入ったイ ジョンボムが代わったSKの3番手・ユン ギルヒョンから、
左中間への2点タイムリー二塁打。3-2とキアが逆転に成功する。

 <ひとこと>
 ここ一番での活躍はさすがスーパースター・イ ジョンボム選手です。
 2006年のWBCでの藤川投手(阪神)から放った、左中間への当たりを
 思い出させるシーンでした。

<7回表>
1点を追うSKは1死から8番・チョン サンホがカウント1-1から、
ロペジュの低めのスライダーを左中間へ運ぶソロホームラン。
試合は3-3の同点となる。

<8回裏>
キアは3番からの好打順。1死後、チェ フィソプが四球で歩き、
5番・キム サンヒョンがライト前ヒット。チェ フィソプの好走塁で、
1死一・三塁のチャンスを作る。ここで打順は6番・イ ジョンボム。
イ ジョンボムは2球目にスクイズの構え。イ ジョンボムはバットを引きボール。
その間にキム サンヒョンが盗塁成功し、1死・二・三塁とする。
ここでイ ジョンボムがSKの5番手・チョンデヒョンからライト前のタイムリーヒット。
4-3とリードを奪う。続くキム サンフンもライト前ヒットでこの回2点目。
5-3と2点リードで最終回の守りを迎える。

 <ひとこと>
 試合後の記者会見で、イ ジョンボム選手のスクイズの構えは
 ベンチからのサインで「偽装スクイズ」だったとのこと。
 この見逃しの間に一塁ランナーが2塁へ進塁。
 併殺の可能性が少ない、二・三塁に出来たのは大きかったです。

<9回表>
最終回のマウンドは8回を投げたロペジュに代わり、抑えのユ ドンフン。
ユ ドンフンはSKの5番からの3人を3者凡退に抑えゲームセット。
キアが韓国シリーズ初戦を制した。


試合から約3週間遠ざかったキア打線が、試合感を取り戻せるかが
この試合のポイントでしたが、好調とは言えないものの、
効果的に6安打を放ち、バント、走塁とSKのお株を奪う攻めで先手を取りました。
なんといっても「この人が打てば」というイ ジョンボム選手の活躍が
非常に大きいゲームでした。6番起用が大当たりです。

先発投手はキア・ロペジュ、SK・門倉両投手が好投。
SKは中継ぎ陣がプレーオフからの疲れが心配なところです。

打線ではSKは試合前、チョ ドンファ、キム ヨンフン、
モ チャンミン、キム ジョンナム選手の4選手がクァンジュ一高で特打ち。
SKは遠征先で高校などのグラウンドを借りて一部選手が、
特打ちをすることがありますが、韓国シリーズの第1戦前というのもすごいです。
前日は移動で練習がなかったので、選手の志願でのことです。

第2戦は17日、14時から行われます。
予告先発はキア・ユン ソクミン投手、SK・ソン ウンボムです。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


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posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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