2009年10月11日

プレーオフ第4戦、SKが勝利し2勝2敗で逆王手

プレーオフ第4戦、SKが勝利し2勝2敗で逆王手

11日、チャムシルで行われたプレーオフ第4戦。
SKが8-3でトゥサンに勝利し、2連敗のあとの2連勝で、
韓国シリーズ進出に逆王手をかけました。
→2009ポストシーズン日程表プレーオフ展望(10月6日のブログ)

S K   |1 2 0|0 0 0|4 1 0 | 8
トゥサン |0 0 3|0 0 0|0 0 0 | 3

第3戦に続き、強い日差しのチャムシル球場。
トゥサンは打撃好調のコ ヨンミンを2番から3番へ、
3番のキム ヒョンスを5番に下げる打順の組み換えを行った。

<1回表>
SKは2死から3番・キム ジェヒョンがストレートの四球で出塁。
続く、第3戦から4番に入ったパク チョングォンが右中間へのヒット。
エンドランが成功し、2死一・三塁のチャンスを作る。
次の5番・パク チェホンの初球が、ワイルドピッチとなり、
SKは第3戦に続き、初回に先取点を挙げる。

 <ひとこと>
 試合前、SK・正田耕三打撃コーチに、第3戦、初回に1点先制後、
 延長10回まで無得点だったことについて聞くと、
 「バッティングコーチにとって、スミ1が一番イヤ。このプレーオフ、
 全試合、先制したチームが勝っているから、早い回に点を取りたい。
 きょうは相手の先発(キム ソンウ)の、低めのボール球をどう見逃せるか?」
 とのことでした。

<1回裏>
トゥサンも1番・3番でのエンドランが成功し、1死一・三塁のチャンスを作る。
しかし、4番・キム ドンジュのサードゴロで三塁走者のイ ジョンウクが飛び出し、
挟殺プレーでタッチアウト。得点機を逃す。

<2回表>
SKはこの回、タイムリー2本で2点を追加し3-3に。うち1本は第3戦までノーヒットだった、
1番・チョン グンウによるもので、チームを活気づける一打となった。

 <ひとこと>
 門倉健投手はノーヒットのチョン グンウ選手について、
 「相当、ストレスが溜まっているみたい」とのこと。
 2回の一打はそれを吹き飛ばす、貴重なタイムリーでした。

<3回裏>
試合がSKペースで進むかと思われたところ、トゥサンの反撃が始まる。
この回、トゥサンはSKの先発・グローバーから四球2つで無死一・二塁のチャンス。
ここで3番・コ ヨンミンが4球目の真ん中高めのスライダーを左中間スタンドへ
運ぶ同点3ラン。試合を振り出しに戻す。
コヨンミン

 <ひとこと>
 コ ヨンミン選手は今プレーオフ3本目、前日は二塁打2本と好調です。
 風邪をひいて体調は万全ではなかったのですが。
 このホームランはバットの先の当たりで泳いだように見えるも、
 左中間の深いところに飛び込みました。
 しかし、コ ヨンミン選手、好調でも、いつもクールです。
 淡々というかテンションの上下がないというか。そこが魅力だったりもします。

第4戦は先発投手が早い回で退く展開。
キムソンウ
3回を投げ降板のトゥサンの先発・キム ソンウ投手
 
グローバー
中3日で登板し、2回0/3で降板のSKの先発・グローバー投手

<4回裏>
トゥサンはこの回も二塁打と死球2つで満塁のチャンスを作る。
ここで打順は3番・コ ヨンミン。しかしこの場面ではショートゴロ併殺に倒れ、
トゥサンは勝ち越しのチャンスを逸する。

その後、両チーム得点なく、3-3のまま試合は終盤へ。
SKはこれまで沈黙していたチョン グンウが2安打し盗塁も決めるなど、
ペースをつかむ。そしてファインプレーも飛び出す。

一方トゥサンは、プレーオフここまで1安打の4番・キム ドンジュの動きが、
いつもより鈍く、守備では打球への反応が遅れ、
そして失点にはつながらずも、エラーが出るなど、
SKよりに流れが傾きはじめる。

<7回表>
トゥサンの投手は6回から3番手のイム テフン。
SKは1死で1番・チョン グンウがショートゴロを放つ。
これを名手・ソン シホンがまさかの落球し1死一塁とする。
続く2番・パク チェサンがレフト前ヒットで1死一・二塁。
ここでまたも4番・パク チョングォンがレフトオーバーの2点タイムリー二塁打。
5-3と2点リードする。
さらに四球のランナーを置いて、
6番・キム ガンミンが右中間への2点タイムリー三塁打。
SKが7-3と大きくリードする。

 <ひとこと>
 試合後、記者陣のトゥサン・キム ギョンムン監督に対する疑問の多くが、
 「打撃好調でイム テフン投手から今プレーオフ2本のホームランを打っている
 パク チョングォン選手に対し、なぜ左のセデニョを使わなかったのか?」
 ということでした。
 キム ギョンムン監督の信頼を背負ったイムテフン投手ですが、
 軍配はパク チョングォン選手に上がりました。

 また、パク チョングォン選手の打球を追った、トゥサン・キム ヒョンス選手が、
 レフトフェンスに激突後、グラウンドに左ヒザを強打。第5戦に影響ないといいのですが。 
 ちなみにこの打球、リプレイを見ると、レフトの観客がフェンスから乗り出し、
 ボールを触っています。
 これがエンタイトルツーベース扱いだったら、一塁走者は三塁ストップでしたね。
 準プレーオフ第4戦のプサンでも同様のケースがありましたが、
 韓国では外野フェンス際で見ている観客に、ルールを教える必要がありそうです。

SKは8回、チェ ジョンのダメ押しソロアーチが飛び出し8-3に。
投げてはイ スンホが3回1/3、コ ヒョジュンが1回を0点に抑え、
SKが勝利。SKは2連敗のあとの2連勝で、韓国シリーズ進出に逆王手をかけた。


昨年、一昨年の韓国シリーズ同様、トゥサンが先手を取った後に、
SKがにじりにじりと追い上げていく、お得意のパターンとなってきました。
第5戦は両チーム総力戦となります。当初の予想通り面白い戦いです。
やっている選手たちは大変ですが。

第5戦の予告先発は
SKが門倉健投手、
トゥサンがクム ミンチョル投手
と発表になりました(12日午後)。

第5戦は13日(火)18時からインチョンムナク球場で行われます。

<おまけ>
この日門倉投手が、最初に当方に発した言葉は「どうでした?」でした。
「どうでした?」とは、
前日の10日に実施した「室井昌也と呑みしゃべろう!!inソウル」のこと。
熱戦のさ中だというのにを覚えていてくれたんですね。さすがです。

→2009韓国プロ野球順位表2009韓国プロ野球個人成績


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posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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