2008年10月26日

トゥサン、韓国シリーズ初戦を制す

先週の雨以降、突然寒くなり、この日の気温も15.6度。
しかし、日中日差しは暖かだった韓国シリーズ第1戦。
KS1開会

試合は、トゥサンが不安定な投球のSKのエース、
キムグァンヒョンから効果的に得点し、
投げてはランデル、イジェウのリレーでSKに勝利。
2008年の韓国シリーズは、昨年同様、トゥサンの勝利でスタートした。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

トゥサン|0 0 0|0 1 2|1 0 1 |5
 S K |0 1 0|0 0 0|1 0 0 |2

<投手>
トゥサン:○ランデル、Sイジェウ
SK:●キムグァンヒョン、ユンギルヒョン、チョンウラム、チョウンチョン、
イスンホ、イヨンウク
<本塁打>キムジェヒョン1号(SK/ソロ)、ホンソンフン1号(トゥサン/ソロ)

韓国を代表するエースともいえる、キムグァンヒョンだが、
序盤から不安定な姿を見せる。

<1回表>
1番・イジョンウク、2番・オジェウォンに連続四球を与える。
両打者ともスイング1つもはなし。ストライクとボールがはっきりした投球の、
キムグァンヒョン。しかし、後続を断ち、0点に抑える。

 <ひとこと>
 この日のキムグァンヒョンは、だいぶバランスが悪いように見え、
 それが顕著なときほど、制球力がなかったように思います。
 KS1キムグァンヒョン
 写真は147キロのストレートが外角に決まったときのもの

<2回裏>
先制したのはSK。2回裏、この回先頭の4番・キムジェヒョンがセンターオーバーの
ソロホームランで1-0とする。

<5回表>
追うトゥサンは、8番・チェサンビョンが三塁強襲の内野安打で出塁すると、
送りバントで2塁へ。1番。イジョンウクの初球のパスボールで走者は三塁へ進み、
トゥサンが1死3塁のチャンスを作る。ここでイジョンウクが、
前進守備のショートの右を抜くセンター前のタイムリーヒット。
トゥサンが1-1の同点とする。

<5回裏>
追いつかれたSKは、7番・チェジョンが三塁・キムドンジュのエラーで出塁。
チェジョンは、8番・ナジュファンの2球目に盗塁を決め、二塁へ。
ナジュファンのセカンドゴロの間に三塁へ進み、1死三塁となる。
9番・チョドンチャンが四球で歩き、1死一・三塁で、1番・チョングンウ。

ここで、チョドンファがスタートを切ると、ランデルはマウンドを外し、
チョドンファは一・二塁間に挟まれタッチアウト。2死三塁となる。

打者のチョングンウは変化球でカウント2-1となったあと、
5球目外角140キロのストレートを見逃し三振し、SKがチャンスを逸する。

 <ひとこと>
 試合後のインタビューで、この日の敗因をSK・キムソングン監督は、
 「5回裏のチャンスで得点できなかったこと。
 6回表、投手交代のタイミングを誤ったこと。打順。」の3つをあげました。

<6回表>
ピンチを脱したトゥサンは、1アウトから4番・キムドンジュがレフト線の
二塁打で出塁。ホンソンフンのセカンドゴロの間に三塁へ進塁。
6番・コヨンミンがストレートの四球で歩き、
今度はトゥサンが1死一・三塁のチャンスを作る。
ここでトゥサンはイデスに代えて、代打・チェジュンソク。
チェジュンソクはカウント1-3からの6球目、レフト線に二塁打を放ち、
二者が生還。3-1とトゥサンが2点をリードする。
ここで、SKの先発・キムグァンヒョンはマウンドを降りる。
KSチェジュンソクタイムリー
タイムリーを放つチェジュンソク

<6回裏>
トゥサンの先発・ランデルはこの回、1死一・二塁となったところで降板。
ランデルは5回1/3を被安打3、失点1で、イジェウにマウンドを譲る。

 <ひとこと>
 前日記したように、SKに強いランデル。試合前、SK・伊勢孝夫コーチに、
 ランデルの配球や特徴などについて詳しく聞いたあとだけに、
 非常に興味深くランデルのピッチングを見ることができました。
 この日のランデルは変化球でカウントを稼ぎ、相手打者がそれに
 あっていないと見ると、変化球を続けるという傾向がありました。
 それに対し、SK打線は途中からイジンヨンやチェジョンが、
 早いカウントからヒッティング。いい当たりはしていましたが、
 結果的に野手の正面という打球でアウトになりました。
 全く打てないという訳ではないのですが、ランデルのカーブ(スラーブ)に、
 うまく抑えられました。
KS1ランデル

トゥサンは7回表にヒットとバントで送ったランナーを置いて、
3打席連続三振だった、3番・キムヒョンスがライト前タイムリーを放ち、4-1に。

SKも7回裏に、ヒットと盗塁で進んだランナーを置いて、
1番・チョングンウがレフトへタイムリーを放ち4-2とする。

9回表にはトゥサンが、5番・ホンソンフンのダメ押しソロホームランで5-2に。

結局、トゥサンが5-2でSKに勝利。韓国シリーズ初戦を制した。


勝利投手のランデルは、この主審・ナグァンナムさんとの相性がいいそうで、
その辺も味方にしての好投でした。

この日のトゥサンはノーアウトでランナーを置いた場面で、3度バントを成功。
うち2点が得点につながりました。

トゥサンはランデルの後をイジェウが最後まで投げ、
ブルペン陣の比重が大きいトゥサンにとって、2人でつなげられたことは、
大きな収穫でした。

KSキムグァンヒョンvsキムヒョンス
キムグァンヒョンとキムヒョンスの、
88年生まれ&金メダリスト&タイトルホルダー同士の対決は、
3三振でキムグァンヒョンに軍配(写真は2打席目、見逃し三振)。
しかし、キムヒョンスはチョンウラムから貴重なタイムリーを放ちます。
キムギョンムン監督は「(キム)ヒョンスは首位打者になったが、
まだ若い選手。多くを望みすぎてはいけない。ファンも周りも、
欲が出ると思うが。1本出るだけでも素晴らしいこと」と話しました。

27日(月)18時から行われる第2戦の予告先発は、
SK・チェビョンヨン、トゥサン・キムソンウと発表されています。

試合前、キムソンウ投手を囲むと
「国内の球場の中で、インチョンムナク球場のマウンド(硬め)が一番投げやすい。
他のピッチャーもそうだと思う」とのこと。
キムソンウがムナク球場で登板したのは、今季1回。
キムソンウはこのマウンドを味方に出来るでしょうか。

KS1ムナク球場
30,000人が見つめた韓国シリーズ第1戦

→韓国プロ野球順位表韓国プロ野球個人成績ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)


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posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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