2008年10月23日
トゥサン、プレーオフを制し韓国シリーズへ
前日の移動日は雨、23日も朝から雨が降り、 試合前も降ったり止んだりのソウルチャムシル球場。 3回裏、雨により51分の中断をはさんだプレーオフ第6戦は、 序盤からトゥサンペースで進み、 トゥサンが5-2でサムソンをやぶって、 対戦成績4勝2敗で韓国シリーズ進出を決めた。 →2008年ポストシーズン日程表と結果 サムソン|0 0 0|1 1 0|0 0 0 |2 トゥサン |2 0 0|2 0 0|0 1 X |5 投手 サムソン:●ユンソンファン、チャウチャン、チョンヒョンウク、クォンヒョク、 アンジマン、チョジンホ、チョンビョンホ、 トゥサン:イヘチョン、○チョンジェフン、Sイジェウ トゥサン・イヘチョン、サムソン・ユンソンファンという、 第3戦と同じ先発投手で始まった第6戦。初回、テンポよく投じたトゥサンの先発・イヘチョン その裏、トゥサンがらしい攻撃で先制する。 1回裏、1番・イジョンウクがレフトへうまく流して出塁すると、 2番・オジェウォンが、ユンソンファンのカーブをうまく合わせ、 レフトへの二塁打で続き、無死二・三塁とする。 3番・キムヒョンスはセンターに打ち上げ、三塁からイジョンウクが還り、 トゥサンが1点を先制する。 続く4番・キムドンジュが四球を選び、5番・ホンソンフンが死球で出塁。 1死満塁となる。ここで6番・コヨンミンはショート後方へのフライ。 ショート・パクチンマンが深い位置で捕球するのを見て、 三塁走者・オジェウォンがタッチアップし、ホームイン。 トゥサンは持ち前の足を生かし、初回に2点を挙げる。
試合前には雨は上がるも、3回に入り突如強くなり、 3回裏、この回の先頭打者、3番・キムヒョンスの初球を投げたところで、 一時中断。両軍の選手がベンチに引き上げる。
スタンドの観客、バックネット裏の記者も一時避難。 <ひとこと> 内野の雨よけシートはマウンド上とホームベースのみで、 雨が降りしきる中、球場係員の人たちは大きなスポンジを手にし、 塁間の水溜りを必死に吸い上げていました。中にはスーツの人も数名。 日本は抗議などの中断を含め、 現況を場内アナウンスで、都度、説明することが求められ、 それがないと非難の対象となりますが、韓国はないのが普通。 韓国は、というか、北京五輪でも雨により計3時間半、 2度の中断があったのですが、その間説明は一切なし。 「なんで待つのか(雨の場合は明確ですが)、どのくらい待つのか」 判定などでは「何が問題なのか」が分からないと、 不安になるのは日本だけなのでしょうか。 アメリカの場合はどうなのか、気になるところです。 途中、雨が強くなり「こりゃ無理だな」と思ったのですが、 待ってみたら小やみになり、結果的に雨は止んだため、 51分の中断を経ての再開後は、滞りなく9回までゲームは行われました。 その後、サムソンが4、5回に1点ずつ、トゥサンが4回に2点を入れ、 4-2で迎えた6回表。2点を追うサムソンはチャンスをつかむ。 2死一・二塁で、打席には今プレーオフ不振で、先発が左腕のイヘチョンのため、 1番から9番に打順が移った、パクハンイ。 パクハンイの打球は深く守った、セカンド・コヨンミン正面のゴロ。 しかし、雨を含んだ芝で打球の勢いが増したか、コヨンミンがボールを胸で弾き、 サムソンは2死満塁のチャンスを作る。 ここで打順は、この日1番に入り、 第1戦から5戦まで毎試合二塁打を放っている、シンミョンチョル。 カウント2-3となるも、シンミョンチョルはショートファールフライに倒れ、 サムソンはチャンスを生かせずこの回を終える。 トゥサンは7回2死からマウンドにイジェウを送る。 イジェウはサムソン打線に走者を与えず、 9回最後の打者もピッチャーゴロに抑え、ゲームセット。 8回裏に1点を追加したトゥサンが5-2で勝利し、 プレーオフを4勝2敗で制した。
プレーオフMVPは、28打数15安打、打率.536、4打点、3盗塁の イジョンウク(トゥサン/写真中央)が2年連続で獲得した。 サムソン・ソンドンヨル監督も試合後のインタビューで語っていましたが、 雨での中断により、流れがサムソン側に傾くかというところ、 サムソンは追加得点のチャンスを生かせず、今季の戦いに幕を下ろしました。 韓国シリーズは公式戦を1位で終え、待ち構えるSKワイバーンズと、 プレーオフを制したトゥサンベアーズという、昨年と同じ対戦カードです。 同じ顔合わせというと、面白みに欠く戦いのように思えますが、 昨年のシリーズ前の時点では、SKの先発の軸、キムグァンヒョンは、 エースの座どころか、先発4番手の存在。 しかし、韓国シリーズ第4戦とアジアシリーズ・中日戦での好投、 そして北京五輪日本戦で2度活躍し、、 今では韓国を代表するエースです(ちなみに、SK親会社のTVCMにも出演中)。 また、トゥサンは若き俊足選手たちが飛躍し、 キムギョンムン監督は、北京五輪で韓国代表チームを金メダルに導くなど、 昨年よりそれぞれのネームバリューがぐっと上がりました。 ということで、2年連続、同じカードとはいえ、決して興味は薄れない対戦です。 <きょうのあれこれ> ひとつだけ。 20日に帰国していた、ヤクルト・イムチャンヨン投手が、 チャムシル球場を訪れ、古巣サムソンのソンドンヨル監督に挨拶し、 ゲームを観戦しました。 →韓国プロ野球順位表 →韓国プロ野球個人成績 →ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)
★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン ★著書★おかげ様で5年目。4月16日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2008 ★個人サイト★室井昌也 ★北京五輪★対戦結果と概要、代表選手一覧 ★観戦ツアー★ご参加ありがとうございました。「韓国プロ野球観戦ツアー」
posted by muroi |23:59 |
韓国プロ野球 |
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初回、テンポよく投じたトゥサンの先発・イヘチョン
その裏、トゥサンがらしい攻撃で先制する。
1回裏、1番・イジョンウクがレフトへうまく流して出塁すると、
2番・オジェウォンが、ユンソンファンのカーブをうまく合わせ、
レフトへの二塁打で続き、無死二・三塁とする。
3番・キムヒョンスはセンターに打ち上げ、三塁からイジョンウクが還り、
トゥサンが1点を先制する。
続く4番・キムドンジュが四球を選び、5番・ホンソンフンが死球で出塁。
1死満塁となる。ここで6番・コヨンミンはショート後方へのフライ。
ショート・パクチンマンが深い位置で捕球するのを見て、
三塁走者・オジェウォンがタッチアップし、ホームイン。
トゥサンは持ち前の足を生かし、初回に2点を挙げる。
試合前には雨は上がるも、3回に入り突如強くなり、
3回裏、この回の先頭打者、3番・キムヒョンスの初球を投げたところで、
一時中断。両軍の選手がベンチに引き上げる。
スタンドの観客、バックネット裏の記者も一時避難。
<ひとこと>
内野の雨よけシートはマウンド上とホームベースのみで、
雨が降りしきる中、球場係員の人たちは大きなスポンジを手にし、
塁間の水溜りを必死に吸い上げていました。中にはスーツの人も数名。
日本は抗議などの中断を含め、
現況を場内アナウンスで、都度、説明することが求められ、
それがないと非難の対象となりますが、韓国はないのが普通。
韓国は、というか、北京五輪でも雨により計3時間半、
2度の中断があったのですが、その間説明は一切なし。
「なんで待つのか(雨の場合は明確ですが)、どのくらい待つのか」
判定などでは「何が問題なのか」が分からないと、
不安になるのは日本だけなのでしょうか。
アメリカの場合はどうなのか、気になるところです。
途中、雨が強くなり「こりゃ無理だな」と思ったのですが、
待ってみたら小やみになり、結果的に雨は止んだため、
51分の中断を経ての再開後は、滞りなく9回までゲームは行われました。
その後、サムソンが4、5回に1点ずつ、トゥサンが4回に2点を入れ、
4-2で迎えた6回表。2点を追うサムソンはチャンスをつかむ。
2死一・二塁で、打席には今プレーオフ不振で、先発が左腕のイヘチョンのため、
1番から9番に打順が移った、パクハンイ。
パクハンイの打球は深く守った、セカンド・コヨンミン正面のゴロ。
しかし、雨を含んだ芝で打球の勢いが増したか、コヨンミンがボールを胸で弾き、
サムソンは2死満塁のチャンスを作る。
ここで打順は、この日1番に入り、
第1戦から5戦まで毎試合二塁打を放っている、シンミョンチョル。
カウント2-3となるも、シンミョンチョルはショートファールフライに倒れ、
サムソンはチャンスを生かせずこの回を終える。
トゥサンは7回2死からマウンドにイジェウを送る。
イジェウはサムソン打線に走者を与えず、
9回最後の打者もピッチャーゴロに抑え、ゲームセット。
8回裏に1点を追加したトゥサンが5-2で勝利し、
プレーオフを4勝2敗で制した。
プレーオフMVPは、28打数15安打、打率.536、4打点、3盗塁の
イジョンウク(トゥサン/写真中央)が2年連続で獲得した。
サムソン・ソンドンヨル監督も試合後のインタビューで語っていましたが、
雨での中断により、流れがサムソン側に傾くかというところ、
サムソンは追加得点のチャンスを生かせず、今季の戦いに幕を下ろしました。
韓国シリーズは公式戦を1位で終え、待ち構えるSKワイバーンズと、
プレーオフを制したトゥサンベアーズという、昨年と同じ対戦カードです。
同じ顔合わせというと、面白みに欠く戦いのように思えますが、
昨年のシリーズ前の時点では、SKの先発の軸、キムグァンヒョンは、
エースの座どころか、先発4番手の存在。
しかし、韓国シリーズ第4戦とアジアシリーズ・中日戦での好投、
そして北京五輪日本戦で2度活躍し、、
今では韓国を代表するエースです(ちなみに、SK親会社のTVCMにも出演中)。
また、トゥサンは若き俊足選手たちが飛躍し、
キムギョンムン監督は、北京五輪で韓国代表チームを金メダルに導くなど、
昨年よりそれぞれのネームバリューがぐっと上がりました。
ということで、2年連続、同じカードとはいえ、決して興味は薄れない対戦です。
<きょうのあれこれ>
ひとつだけ。
20日に帰国していた、ヤクルト・イムチャンヨン投手が、
チャムシル球場を訪れ、古巣サムソンのソンドンヨル監督に挨拶し、
ゲームを観戦しました。
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