2008年10月21日

トゥサン、韓国シリーズ進出に王手

連日暖かなテグ。球場内外でチキンの香ばしい匂いが、
つばを飲み込ませる秋の宴・プレーオフ。
第5戦は、両チームとも2ケタ安打し、
それを有効に得点に結びつけたトゥサンが6-4で勝利。
トゥサンが対戦成績を3勝2敗として、
韓国シリーズ進出に王手をかけ、地元へと戻ることになった。

→2008年ポストシーズン日程表と結果

トゥサン |2 0 1|0 3 0|0 0 0 |6
サムソン|0 2 0|0 0 0|2 0 0 |4

投手
トゥサン:○ランデル、イジェウ、Sイムテフン
サムソン:●ペヨンス、アンジマン、チャウチャン、イサンモク
<本塁打>パクチンマン2号(サムソン/ソロ)、チンガプヨン1号(サムソン/ソロ)、
キムヒョンス1号(トゥサン/ソロ)、キムドンジュ1号(トゥサン/2ラン)

先制したのはトゥサン。1回表1死後、2番・オジェウォンの打球は、
止めたバットにボールが当たる、三塁線へのボテボテのゴロ。
これが投手・ペヨンスは捕球せずに見送るも、
これがラインの内側に止まり、1死一塁となる。

PO5サムソンバッテリー
 打者が俊足のオジェウォンだけに、捕ってもきわどいタイミングではあった。
 見つめあう、ペヨンスと捕手・チンガプヨン。

続く3番・キムヒョンスがレフト前ヒットを放ち、1死一・二塁。
4番・キムドンジュが見逃し三振に倒れるも、
5番・ホンソンフンが四球で歩き、トゥサンは前日同様、
満塁のチャンスを作る。

2死満塁で6番・コヨンミン。コヨンミンの打球は、サードへの強いゴロ。
これにキムジェゴルがバウンドを合わせられず、弾いてしまい、
二者が生還。トゥサンが2点を先制する。

追うサムソンは2回裏1死、パクチンマン、チンガプヨンの連続ソロアーチで、
あっさり2-2の同点とする。序盤から打撃戦の様相を呈する。

PO5チンガプヨンHR
ベンチで迎えられるチンガプヨンとマウンド上、先発のランデル。

サムソンはなおも1死一・二塁のチャンスをつくり、1番・パクハンイ。
ここでパクハンイの放った打球は一塁手・オジェウォンの
軽快なフィールディングに阻まれ、3-6-1のダブルプレー。
サムソンに傾き変えた流れが一旦止まることとなる。

PO5パクハンイ
チャンスで併殺に倒れ、頭を抱えるパクハンイ。

追いつかれたトゥサンは、3回表2死から3番・キムヒョンスが、
ライトへ運ぶソロアーチを放ち、3-2と再び1点リードする。

PO5キムヒョンス
併殺でチャンスがなくなった後だけに、貴重な1発となった、
キムヒョンスのホームラン。

トゥサンは5回表にも2死から2番・オジェウォンが四球で出塁すると、
3番・キムヒョンスの初球に盗塁成功。
キムヒョンスはこの日3本目となるヒットを放ち、
オジェウォンが生還。4-2とリードを広げる。
ここでサムソンベンチはペヨンスからアンジマンにスイッチする。

2死一塁で、4番・キムドンジュは左中間へ運ぶ2ランホームラン。
トゥサンは6-2として、前半を折り返すこととなる。

トゥサンの先発・ランデルは5回1/3を投げ10安打を喫するも、
失点はホームランの2点のみ。前回は四球をきっかけに自滅したが、
今回は無四球。2つの併殺にも助けられ、マウンドをイジェウに譲る。

4点を追うサムソンは7回裏無死一・二塁で、
2番・シンミョンチョルが、プレーオフ5試合連続となる二塁打を放つ。
このヒットで、この日4安打目を放った二塁走者・キムジェゴルを迎え入れ、
6-3の3点差に。続くヤンジュンヒョクがライトへの犠牲フライで、
6-4の2点差に迫る。

4番・パクソクミンが三振に倒れ、2死となるも、
5、6番が連続してストレートの四球を選び、
サムソンは2死満塁の逆転のチャンス。

ここで7番・チンガプヨンが放った打球は、
センター前に落ちようかという当たり。
これをセンターのイジョンウクが、俊足を飛ばして前進し、
スライディングキャッチ。
サムソンは絶好のチャンスを逃し、トゥサンはピンチを切り抜けた。

トゥサンは9回裏の守りをイムテフンで締め、6-4で勝利。
プレーオフの対戦成績を3勝2敗として、
韓国シリーズ進出に王手をかけた。


サムソンは14安打を放ちながら13残塁とつながりの悪さが
目立ちました。
軸となる先発投手不在の両チームでのプレーオフ。
この日も前日に期待したような投手戦とはなりませんでした。

試合後、トゥサン・キムギョンムン監督が
キープレーとして挙げたのが、2回裏のパクハンイの併殺と、
7回裏、2死満塁でのセンター・イジョンウクの攻守。
この2つの結果次第では、サムソンが勝つ可能性もあったゲームでした。

22日の移動日をはさんで、23日に場所をソウルチャムシル球場で
移して行われる、プレーオフ第6戦。
両チームともプルペン投手全員が鍵を握る戦いだけに、
韓国シリーズへ進んでも余力はない状態。

トゥサンとしては6戦で決めて、2日間の休息をとって、
韓国シリーズへ臨みたいところでしょう。

→韓国プロ野球順位表韓国プロ野球個人成績ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)


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posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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