2008年08月23日
韓国代表、キューバを破り金メダル!(経過とあれこれ)
ホテルのインターネット接続の不具合と(これには困った)、 他業務のバタバタ。 なにより、KBO関係者、各社記者、解説者陣たちと、 元々予定されていた呑み(結果祝杯、そして深酒)をしたため、 ブログ作業が後回しとなりました。。。 当方担当 →最強メンバーでメダルに挑む韓国 北京五輪野球・直前リポート(スポーツナビ) →韓国代表選手一覧と北京五輪概要、日程 この日も晴天。ナイトゲームでは少しばかり湿気があった、野球競技最終日。 13日・対アメリカ 14日・対中国 15日・対カナダ 16日・対日本 17日・対中国 18日・対台湾 19日・対キューバ 20日・対オランダ 22日・対日本 韓国は18時から、キューバと優勝を懸けた決勝戦を行った。 韓国は初回、イスンヨプの2ランで先制。 その後追われる展開も、7回表、イヨンギュの貴重なタイムリーで得点を追加。 安定感のあった、先発・リュヒョンジンがキューバ打線を抑え、 9回裏、一打サヨナラ負けのピンチを、チョンデヒョンが締め、 韓国がキューバに3-2で勝利。見事金メダルを手にした。 韓 国 |2 0 0|0 0 0|1 0 0 | 3 キューバ|1 0 0|0 0 0|1 0 0 | 2 <韓国オーダー> 中 イジョンウク 右 イヨンギュ 左 キムヒョンス 一 イスンヨプ 三 キムドンジュ 指 イデホ 二 コヨンミン 捕 カンミンホ→捕 チンガプヨン 遊 パクチンマン 投 ○リュヒョンジン、Sチョンデヒョン 準決勝・日本戦に続き、決勝戦も、 以下、経過とひとことふたことを交えて記します。 <経過> 韓国は、前日の日本戦と同じ先発オーダー。 左先発投手に対し、1番から4番まで左が並ぶ。 ピッチャーは、カナダ戦完封のリュヒョンジンが先発。 ◇1回表 韓国は2番・イヨンギュがセンター前ヒットで出塁。 2死後、4番・イスンヨプ。カウント1-2からの4球目。 一塁ランナー、イヨンギュがスタート切る。 イスンヨプは真ん中やや外よりのストレートをスイング。 打球はレフトスタンドに飛び込む2ランホームラン。 韓国は、前日の逆転2ランから2打席連続となる、 イスンヨプのアーチで、初回に2点を先制する。 <ひとこと> 1打席目に入った時のイスンヨプ。今大会で見たことのないような、 非常にゆとりを持った、余裕のある自分のタイミングで構えていました。 16日の日本戦で、イデホのホームランを予言してしたため、 いい気になって、この時も「ホームランが出る」とでも言おうかと 思いましたが、前日のアーチのあとで、 あまりに安易かとこらえていたら、出ました、価値ある先制点。 ◇1回裏 キューバは2死後、3番・エンリケスがカウント1-2からの4球目を 打った瞬間にそれと分かるアーチをレフトへ。エンリケスのソロホームランで、 キューバが2-1、1点差とする。 その後、両チームとも得点なく進む。 韓国の先発・リュヒョンジンはキューバ打線を相手に、 低めを丁寧につく制球力と、外へのカーブで空振り三振を奪い、 5回まで毎回の6奪三振(すべて空振り)を挙げる。 韓国打線は、キューバ内野陣の柔らかいグラブさばきと、 高い身体能力を生かした守備力で、野手の間を抜けず。 ◇7回表 韓国はこの回2死から、9番・パクチンマンが今大会の初ヒットを、 ライト前に運び出塁。1番・イジョンウクが四球で歩き、2死一・二塁。 ここで、2番・イヨンギュが初球をライト線、フェンス際まで運ぶ、 二塁打を放ち、パクチンマンが生還。終盤に2点リードとなる、3点目を挙げる。 <ひとこと> 前日、ウイニングボールをつかみ、そのままライトの守備位置で、 崩れるように泣いたイヨンギュ。 しかし、この日気持ちが切れることなく、非常に乗った状態。 二塁打を放つと、派手なガッツポーズを決め、 両手を上下させるジェスチャーで、一塁側の韓国ファンたちを、 さらに盛り上げていました。 ◇7回裏 3-1と韓国リードで迎えたこの回。 リュヒョンジンは2死ランナーなしから、5番・ベルに、 レフトへソロアーチを運ばれる。再度3-2の1点差に迫られる。 ◇8回表、9回表 韓国は8回、9回と追加点を挙げようと、 コヨンミンが6球連続ファールするなど、 各打者がねばりをみせるも、ランナーを出すことはできず、 両イニングとも3者凡退で9回裏の守りを迎える。 ◇9回裏 3-2、韓国1点リードで迎えた最終回。 リュヒョンジンは8回に投球数が100球を超えたが、 韓国ベンチはリュヒョンジンをそのまま続投させる。 キューバはこの回先頭の、2番・オリベラがレフト前ヒットで出塁。 続く、先制アーチを放っているエンリケスが送りバントを決め、 1死二塁とする。 ここまで無四球だったリュヒョンジンだったが、 4番・セペダ、5番・ベルに連続四球を与える。 この2人への外角の直球に対し、プエルトリコ出身の主審の判定は、 韓国側にとって非常に厳しいもの。 捕手・カンミンホが捕球姿勢でアピールするも、厳しい判定は変わらず、 5番・ベルへの6球目がボールと判定され、四球で1死満塁となった際、 カンミンホが主審へひとこと言葉を発したところ、 主審はカンミンホへ退場を宣告。 カンミンホはマスクをグラウンドに叩きつけ、 理解できないという様子で、ベンチへと下がる。 キムギョンムン監督もカンミンホの退場に関し抗議するも、 受け入れられず、韓国は捕手を、足の状態が万全ではないチンガプヨンに交代。 韓国は一打逆転サヨナラ負けというピンチを前に、 審判まで敵にしかねない、厳しい状況となる。 <ひとこと> スタンドを埋めた韓国ファンからは審判に罵声が飛び、 カンミンホはマスクを叩きつけるなど、韓国にとって、 非常に不利になりそうな空気が流れていました。 しかし試合後、KBO・ハイルソン事務総長と話をすると、 「あの場面で、カンミンホが退場になってくれて、 リュヒョンジンからチョンデヒョンに交代するタイミングができた。 抗議時間と投手交代の数分間で、キューバに行きかけた流れを 韓国側に戻すことができた。"これだ!"というタイミングをくれた」と 初戦・アメリカ戦に勝って以降、ゲンをかついでひげを伸ばし続けていた ハイルソン事務総長は、大方とは全く違った見方で、 この状況を見ていたようです。 8回1/3を被安打5、7奪三振。キューバ打線をソロホームラン2本の2失点に抑えた リュヒョンジンはチョンデヒョンに運命を託す。 チョンデヒョンは1死満塁で、6番・グリエルに対し、 横手からの114、115キロの変化球でポンポンとストライクを取り、カウント2-0。 そしてグリエルへの3球目。打球はショートゴロ。 ボールは6-4-3と渡り、3-2で韓国の勝利。 韓国から予選、準決勝、そして決勝と9戦全勝で、 見事、金メダルを手にした。 各選手、歓喜に涙した前日とは異なり、優勝を決めたこの日は、 みんな笑顔いっぱい。 マウンド上で、キムギョンムン監督の胴上げが行われ、 その後、大極旗(国旗)を手に、グラウンドを一周しました。そして、メダル授与式。 3位決定戦で日本に勝った、アメリカの選手たちもグラウンド入りし、 金、銀、銅のメダルが、選手たちに授与されました。 この大会期間中、この日の先発・リュヒョンジン投手のお父さんと、 一緒に観戦する機会が多かったのですが、 セレモニーの最中、お父さんはグラウンドのリュヒョンジンに大きな声を掛け、 それに大きく手を振る彼。 その姿は金メダルを引き寄せたエースではなく、21歳の息子の姿でした。 メダル授与式を観ながら思ったこと。 当方、日本で韓国プロ野球を伝えるという立場ではありますが、 幼いころから日本野球を観て育ってきた日本人として、 メダル授与の場に、日本選手の姿がなく、日本国旗のない掲揚台は、 なんとも言えない寂しさを感じました。 スタンドには何組かの日本人の方も、セレモニーを最後まで 見守っていましたが、きっと同じ気持ちだったのではと思います。 いやぁ(急にくだけますが)、 まさかですが、取りました金メダル。 戦前の韓国チーム紹介を書いた時、 →最強メンバーでメダルに挑む韓国 北京五輪野球・直前リポート(スポーツナビ) 自然と不安材料をあまり記すことなく、スポーツナビさんに、 「最強メンバーで…」というタイトルをつけたいただいたのですが、 結果、金メダルという頂点をつかんでしまいました。 まだ、何か記すことがあるようにも思いますが、 とりあえず、現地観戦取材、韓国戦全9試合が無事に終わりました。 また、改めて無駄ばなし、与太話でも記そうかと思います。 北京の様子あれこれは、朝鮮日報日本支社モバイルサイトに掲載(写真も)。 13日・野球場紹介と大活躍のボランティア 14日・北京の銀座・王府井とタクシーなど 15日・地下鉄とバスに乗って、天安門へ 16日・北京の中の韓国探し 17日・女子マラソンを沿道で応援 18日・ジャパンハウスへ行ってきました 19日・北京は今も昔も自転車がたくさん 20日・激闘のソフトボール3位決定戦へ 21日・北京のスーパーで韓国発見! 22日・決勝進出記念!北京ダックを食べる 23日・韓国金メダル!メダル授与式の光景 以上かるーい文章を記しています。 →韓国プロ野球順位表(8月26日まで公式戦は中断) →韓国プロ野球個人成績 →ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)
★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン ★著書★おかげ様で5年目。4月16日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2008 ★個人サイト★室井昌也 ★北京五輪★対戦日程と概要、代表選手一覧 ★観戦ツアー★ご参加ありがとうございました。「韓国プロ野球観戦ツアー」
posted by muroi |23:59 |
北京オリンピック |
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韓国代表、キューバを破り金メダル!(経過とあれこれ)
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はじめまして.
韓国に住んでいる大学生と言います.
私は今KBOからKBO大学生マーケットで働いています.
もとよりMUROIさんのコラムのファンだったしマーケットになった後野球が好きな日本人と話をしたいと思っていました.
失礼にならなかったら韓国の野球場で私たちと会ってくださることができませんか?
野球が好きな人として国境を超えて話をしたいです.
(私たちの中に日本語ができる人もいます)
時間があったらお願いします.
私たちはソウルで野球競技がある日にはいつも野球場にいます.
(MOK-DONG, JAM-SIL)
お願いします. ぜひ会いたいです.
(私のe-mail住所はaceattacker@hanmail.netです)
posted by ジョン | 2008-08-25 12:18
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そして、メダル授与式。
3位決定戦で日本に勝った、アメリカの選手たちもグラウンド入りし、
金、銀、銅のメダルが、選手たちに授与されました。
この大会期間中、この日の先発・リュヒョンジン投手のお父さんと、
一緒に観戦する機会が多かったのですが、
セレモニーの最中、お父さんはグラウンドのリュヒョンジンに大きな声を掛け、
それに大きく手を振る彼。
その姿は金メダルを引き寄せたエースではなく、21歳の息子の姿でした。
メダル授与式を観ながら思ったこと。
当方、日本で韓国プロ野球を伝えるという立場ではありますが、
幼いころから日本野球を観て育ってきた日本人として、
メダル授与の場に、日本選手の姿がなく、日本国旗のない掲揚台は、
なんとも言えない寂しさを感じました。
スタンドには何組かの日本人の方も、セレモニーを最後まで
見守っていましたが、きっと同じ気持ちだったのではと思います。
いやぁ(急にくだけますが)、
まさかですが、取りました金メダル。
戦前の韓国チーム紹介を書いた時、
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