2008年08月22日
韓国代表、日本に勝利し決勝戦へ進出(試合経過とあれこれ)
当方担当 →最強メンバーでメダルに挑む韓国 北京五輪野球・直前リポート(スポーツナビ) →韓国代表選手一覧と北京五輪概要、結果など 野球競技9日間で、初めて雲ひとつないド快晴となった22日の北京。 強い日差しに照らされ、暑く、そして熱い準決勝が行われた。 13日・対アメリカ 14日・対中国 15日・対カナダ 16日・対日本 17日・対中国 18日・対台湾 19日・対キューバ 20日・対オランダ 予選1位の韓国は予選4位の日本と、 10時30分からの準決勝第一試合で対戦。この日は日本からのツアーの方が多く、スタンドの大半が日本応援。 韓国はごくわずか。 韓国は守備のミスもあり、日本に序盤2点を先制されるも、 先発・キムグァンヒョンが3回以降を抑える。 韓国は4回、7回に1点ずつ得点し、2-2の同点に。 そして、8回裏。1死一塁で4番・イスンヨプに2ランが飛び出し、 4-2と逆転する。 その後も2点を追加し6-2。9回をユンソクミンが締め、 韓国が日本を勝利し、今大会の銀メダル以上を確定させた。 日 本 |1 0 1|0 0 0|0 0 0 | 2 韓 国 |0 0 0|1 0 0|1 4 X | 6 <韓国オーダー> 中 イジョンウク 右 イヨンギュ 左 キムヒョンス 一 イスンヨプ 三 キムドンジュ 指 イデホ→走 チョングンウ→指 二 コヨンミン 捕 カンミンホ 遊 パクチンマン→打 イジンヨン→遊 キムミンジェ 投 ○キムグァンヒョン、ユンソクミン 今回は準決勝、そして日本戦ということで、 以下、経過とひとことふたことを交えて記します。 <経過> 韓国の先発は、16日の日本戦でも先発し、 5回1/3を投げ好投した、キムグァンヒョン。日本は杉内。 1回表、日本は1番・西岡がセカンド横のゴロ。 外野へ抜けようかという打球をコヨンミンが抑えるも、 一塁への送球がベンチ方向へ逸れる内野安打。 この際、西岡がファースト・イスンヨプと交錯。 守備妨害となり、無死二塁。 2番・荒木が送り、続く青木が四球で歩き、1死一・三塁となる。 ここで4番・新井はピッチャーゴロ。これが併殺崩れとなる間に、 西岡が生還し、日本が1点を先制する。 日本は3回表。1死後、1番・西岡が四球で歩き、 2番・荒木が送って2死二塁とする。 続く青木の初球を捕手・カンミンホが後ろへ逸らし、西岡は三塁へ。 青木は2球目をレフト前ヒットし、1回に続き西岡がホームイン。 2-0と日本がリードする。 <ひとこと> この日の韓国のマスクは太もも負傷のチンガプヨンに代わり、 カンミンホ。オランダ、キューバ戦と先発マスクでしたが、 やはり準決勝の日本戦では状況が違うか、 序盤、このキムグァンヒョンとの若いバッテリーは、 落ち着きに欠けていました。そんな中、日本をとりあえず2点で 抑えられたのは立派です。 韓国は4回裏、2番・イヨンギュがチーム初ヒットをレフト前へ運ぶ。 これをレフトのG.G佐藤が後ろに逸らす間にイヨンギュは二塁へ進む。 無死二塁で、3番・キムヒョンスがレフト前ヒット。 無死一・三塁のチャンスを作る。 ここで4番・イスンヨプ。しかしイスンヨプは初球をセカンドゴロ。 ボールが4-6-3と渡る間に三塁ランナーが生還し2-1と1点差とする。 2死ランナーなしとなるも、5番・キムドンジュが三遊間を破るヒット、 ここで日本ベンチは、先発・杉内から川上へスイッチ。 6番・イデホが2打席連続の四球で歩き、2死一・二塁のチャンス。 しかし、コヨンミンは見逃し三振に倒れ、同点ならず。 <ひとこと> 4回裏、イヨンギュからの攻撃、外野に目をやると、 レフトの守備位置、もう少し前でもいいかなと思いました。 イヨンギュの打球、左方向にそう深くは飛ばないので。 結果、レフトへのゴロでのヒット。守備位置が前だとしても アウトには出来なかったでしょうが、少し気にはなりました。 6回裏、日本のマウンドは3番手の成瀬。 韓国は1死後、3番・キムヒョンスがこの日2本目のヒットで出塁。 1死一塁で4番・イスンヨプ。イスンヨプの4球目、 エンドランが空振りとなり、キムヒョンスが二塁タッチアウト。 ランナーがなくなり、イスンヨプは外のスライダーに空を切り、 空振り三振。2-1と日本の1点リードで終盤7回へ突入する。 <ひとこと> イスンヨプは6回の打席を終わって、今大会25打数3安打。 この日もとても打てそうな雰囲気ではありませんでした。 他の選手なら当然スタメン落ちですが、 それがイスンヨプなだけにベンチもスタンドも、 ただ期待して見守る。そんな状況でした。 7回裏、日本は藤川が4番手で登板。 5番・キムドンジュは、藤川の151キロ高めの速球を振らされ、1アウト。 6番・イデホはカウント2-3、8球目を選び、3打席連続の四球。 ここでキムギョンムン監督は、打率4割超、ホームラン3本と、 今大会最も当たっているイデホを下げ、代走にチョングンウを送る。 1死一塁で、7番・コヨンミンが初球をレフト前ヒット。1死一・二塁とする。 8番・カンミンホが空振り三振に倒れ、2アウト。 ここで打順は今大会ノーヒットのパクチンマン。 韓国はパクチンマンの代打にイジンヨンを送る。 イジンヨンは6球目をライト前へ運ぶヒット。 二塁走者・代走のチョングンウがホームを突き、2-2の同点とする。 1番に戻りイジョンウクはショートゴロ。二塁フォースアウトで この回を終わる。 <ひとこと> 7回裏、1点負けている場面。その後の追撃、 あるいは延長も考えられる状況ですが、 イデホが歩いた時に、キムギョンムン監督は勝負をかけ、 イデホに代わって、チョングンウを代走に。 これにより、チョングンウがイジンヨンのヒットで同点のホームを 踏むこととなりました。イデホが走者だったら、 2死満塁でイジョンウク。イジョンウクの結果が同じだったら、 この回の同点はありませんでした。 8回表、日本は2死後、4番・新井がレフト前ヒットで出塁するも、 5番・稲葉がセカンドゴロに倒れ。得点ならず。 <ひとこと> 1死後、3番・青木の場面。ここまで青木には四球、レフト前ヒット、 三遊間のヒットと全て出塁されているので、イヤな感じがしました。 青木に対し、キムグァンヒョンは初球の入りが全てゆるい変化球。 この4打席目も同じでした。 初球107キロの変化球でストライク、続く2球目が変化球でファール。 追い込んだことで、キムグァンヒョンに余裕が生まれたのでしょうか。 その後、ストレートが外れるのですが、 最後は変化球で空振りの三振となりました。 ここで青木が出塁していたら、怖い場面でした。 8回裏、日本は5番手に岩瀬。 韓国は2番・イヨンギュがレフト前ヒットで出塁すると、 16日の試合で、岩瀬から代打決勝タイムリーを放った、キムヒョンス。 ここで星野監督が岩瀬に直接声を掛け、ベンチに下がる。 キムヒョンスはカウント2-2から空振り三振。1死一塁。 今回の軍配は岩瀬に上がる。 ここで4番・イスンヨプ。16日の両者の対戦は空振り三振。 イスンヨプはストライク、ファール、ボール、ファールの5球目、 内角低めの直球を振り抜き、まさかの2ランホームランを、 ライトスタンドへ運ぶ。4-2と韓国が2点リードする。 ここからは韓国の押せ押せムード。 5番・キムドンジュがセンター前ヒットで出塁すると、 チョングンウのところで、6番手のマウンドに涌井。 若い選手たちが、一発狙いのフルスイングをし始める。 チョングンウはセンター・青木のフェンス際の好捕で2死となるも、 コヨンミンの打球はレフト・G.G佐藤の落球で、キムドンジュが生還。5-2に。 続くカンミンホもセンターオーバーの二塁打でコヨンミンがホームへ。 韓国はこの回4点を挙げ、6-2として9回裏の守りを迎える。 <ひとこと> この球場でのデーゲームについて、ここ数日、 少し気になっていることがありました。 五★松球場(★は木へんに果)は一般的な野球場とは逆で、 ホームベースが南西側にあり、 日中の西日が非常にきつい球場(神宮球場はこれと同じ向き)。 韓国は18日の台湾戦で、外野手の目に日差しが入り(フライとハーフバウンド)、 ボールを見失うケースがあったのですが、18、19、20日とこの球場での、 晴天下のデーゲーム3連戦があり、だいぶ慣れていました。 しかし日本はメイン球場でのデーゲームは初(デーゲーム自体2試合目)。 特にそれが影響での外野のエラーはありませんでしたが、 G.G佐藤はいくらか守りにくかったかもしれません。 9回表、日本の攻撃。韓国は2番手にユンソクミンを投入。 先発・キムグァンヒョンは8回を散発6安打2失点。 充分に役割を果たし、ユンソクミンに託した。 1死後、代打に森野を送るが、空振り三振。 続く代打の阿部もライトフライに倒れ、ゲームセット。 韓国が準決勝で日本に勝利し、銀メダル以上の獲得を決めた。 <ひとこと> 韓国はこの試合で勝ったことで、決勝へ進出を決めたと同時に、 メダル獲得が決まり、選手たちは大きな喜びに包まれることとなりました。 それは、オリンピックのメダル獲得で手にできる「兵役免除恩恵」。 今回、若い選手が多い代表メンバー。24選手中、14人に兵役義務があります。 しかし、この勝利で彼らは、プロ野球選手として大事な、 30歳までの2年間を、兵役に費やす必要がなくなりました。 3アウト目のボールをキャッチしたイヨンギュは、その場から動けず、 歓喜の輪に遅れて入ってきました。 その他の選手も抱き合い、涙を流し、天に祈っている選手もいました。 韓国は23日18時から、キューバ対アメリカの勝者と決勝戦で対戦。 先発投手は、リュヒョンジンが予定されています。 韓国初の金メダルを目指して挑む戦い。 前出の通り、兵役免除が決まり、意気込みを保つ難しさはありますが、 せっかくの頂点を狙えるチャンス。健闘を期待したいです。 北京の様子あれこれは、朝鮮日報日本支社モバイルサイトに掲載(写真も)。 13日・野球場紹介と大活躍のボランティア 14日・北京の銀座・王府井とタクシーなど 15日・地下鉄とバスに乗って、天安門へ 16日・北京の中の韓国探し 17日・女子マラソンを沿道で応援 18日・ジャパンハウスへ行ってきました 19日・北京は今も昔も自転車がたくさん 20日・激闘のソフトボール3位決定戦へ 21日・北京のスーパーで韓国発見! 以上かるーい文章を記しています。 余談:韓国が日本に勝利したことで、ご無沙汰している人なんかからも、 連絡が来たりしてます。 「北京にいる」と答えると、 「じゃぁ、ソフトボール観た?」という反応が大半。 日本はソフトボールの金メダルに盛り上がっているようですね。 →韓国プロ野球順位表(8月26日まで公式戦は中断) →韓国プロ野球個人成績 →ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)
★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン ★著書★おかげ様で5年目。4月16日発売! 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2008 ★個人サイト★室井昌也 ★北京五輪★対戦日程と概要、代表選手一覧 ★観戦ツアー★ご参加ありがとうございました。「韓国プロ野球観戦ツアー」
posted by muroi |20:00 |
北京オリンピック |
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この日は日本からのツアーの方が多く、スタンドの大半が日本応援。
韓国はごくわずか。
韓国は守備のミスもあり、日本に序盤2点を先制されるも、
先発・キムグァンヒョンが3回以降を抑える。
韓国は4回、7回に1点ずつ得点し、2-2の同点に。
そして、8回裏。1死一塁で4番・イスンヨプに2ランが飛び出し、
4-2と逆転する。
その後も2点を追加し6-2。9回をユンソクミンが締め、
韓国が日本を勝利し、今大会の銀メダル以上を確定させた。
日 本 |1 0 1|0 0 0|0 0 0 | 2
韓 国 |0 0 0|1 0 0|1 4 X | 6
<韓国オーダー>
中 イジョンウク
右 イヨンギュ
左 キムヒョンス
一 イスンヨプ
三 キムドンジュ
指 イデホ→走 チョングンウ→指
二 コヨンミン
捕 カンミンホ
遊 パクチンマン→打 イジンヨン→遊 キムミンジェ
投 ○キムグァンヒョン、ユンソクミン
今回は準決勝、そして日本戦ということで、
以下、経過とひとことふたことを交えて記します。
<経過>
韓国の先発は、16日の日本戦でも先発し、
5回1/3を投げ好投した、キムグァンヒョン。日本は杉内。
1回表、日本は1番・西岡がセカンド横のゴロ。
外野へ抜けようかという打球をコヨンミンが抑えるも、
一塁への送球がベンチ方向へ逸れる内野安打。
この際、西岡がファースト・イスンヨプと交錯。
守備妨害となり、無死二塁。
2番・荒木が送り、続く青木が四球で歩き、1死一・三塁となる。
ここで4番・新井はピッチャーゴロ。これが併殺崩れとなる間に、
西岡が生還し、日本が1点を先制する。
日本は3回表。1死後、1番・西岡が四球で歩き、
2番・荒木が送って2死二塁とする。
続く青木の初球を捕手・カンミンホが後ろへ逸らし、西岡は三塁へ。
青木は2球目をレフト前ヒットし、1回に続き西岡がホームイン。
2-0と日本がリードする。
<ひとこと>
この日の韓国のマスクは太もも負傷のチンガプヨンに代わり、
カンミンホ。オランダ、キューバ戦と先発マスクでしたが、
やはり準決勝の日本戦では状況が違うか、
序盤、このキムグァンヒョンとの若いバッテリーは、
落ち着きに欠けていました。そんな中、日本をとりあえず2点で
抑えられたのは立派です。
韓国は4回裏、2番・イヨンギュがチーム初ヒットをレフト前へ運ぶ。
これをレフトのG.G佐藤が後ろに逸らす間にイヨンギュは二塁へ進む。
無死二塁で、3番・キムヒョンスがレフト前ヒット。
無死一・三塁のチャンスを作る。
ここで4番・イスンヨプ。しかしイスンヨプは初球をセカンドゴロ。
ボールが4-6-3と渡る間に三塁ランナーが生還し2-1と1点差とする。
2死ランナーなしとなるも、5番・キムドンジュが三遊間を破るヒット、
ここで日本ベンチは、先発・杉内から川上へスイッチ。
6番・イデホが2打席連続の四球で歩き、2死一・二塁のチャンス。
しかし、コヨンミンは見逃し三振に倒れ、同点ならず。
<ひとこと>
4回裏、イヨンギュからの攻撃、外野に目をやると、
レフトの守備位置、もう少し前でもいいかなと思いました。
イヨンギュの打球、左方向にそう深くは飛ばないので。
結果、レフトへのゴロでのヒット。守備位置が前だとしても
アウトには出来なかったでしょうが、少し気にはなりました。
6回裏、日本のマウンドは3番手の成瀬。
韓国は1死後、3番・キムヒョンスがこの日2本目のヒットで出塁。
1死一塁で4番・イスンヨプ。イスンヨプの4球目、
エンドランが空振りとなり、キムヒョンスが二塁タッチアウト。
ランナーがなくなり、イスンヨプは外のスライダーに空を切り、
空振り三振。2-1と日本の1点リードで終盤7回へ突入する。
<ひとこと>
イスンヨプは6回の打席を終わって、今大会25打数3安打。
この日もとても打てそうな雰囲気ではありませんでした。
他の選手なら当然スタメン落ちですが、
それがイスンヨプなだけにベンチもスタンドも、
ただ期待して見守る。そんな状況でした。
7回裏、日本は藤川が4番手で登板。
5番・キムドンジュは、藤川の151キロ高めの速球を振らされ、1アウト。
6番・イデホはカウント2-3、8球目を選び、3打席連続の四球。
ここでキムギョンムン監督は、打率4割超、ホームラン3本と、
今大会最も当たっているイデホを下げ、代走にチョングンウを送る。
1死一塁で、7番・コヨンミンが初球をレフト前ヒット。1死一・二塁とする。
8番・カンミンホが空振り三振に倒れ、2アウト。
ここで打順は今大会ノーヒットのパクチンマン。
韓国はパクチンマンの代打にイジンヨンを送る。
イジンヨンは6球目をライト前へ運ぶヒット。
二塁走者・代走のチョングンウがホームを突き、2-2の同点とする。
1番に戻りイジョンウクはショートゴロ。二塁フォースアウトで
この回を終わる。
<ひとこと>
7回裏、1点負けている場面。その後の追撃、
あるいは延長も考えられる状況ですが、
イデホが歩いた時に、キムギョンムン監督は勝負をかけ、
イデホに代わって、チョングンウを代走に。
これにより、チョングンウがイジンヨンのヒットで同点のホームを
踏むこととなりました。イデホが走者だったら、
2死満塁でイジョンウク。イジョンウクの結果が同じだったら、
この回の同点はありませんでした。
8回表、日本は2死後、4番・新井がレフト前ヒットで出塁するも、
5番・稲葉がセカンドゴロに倒れ。得点ならず。
<ひとこと>
1死後、3番・青木の場面。ここまで青木には四球、レフト前ヒット、
三遊間のヒットと全て出塁されているので、イヤな感じがしました。
青木に対し、キムグァンヒョンは初球の入りが全てゆるい変化球。
この4打席目も同じでした。
初球107キロの変化球でストライク、続く2球目が変化球でファール。
追い込んだことで、キムグァンヒョンに余裕が生まれたのでしょうか。
その後、ストレートが外れるのですが、
最後は変化球で空振りの三振となりました。
ここで青木が出塁していたら、怖い場面でした。
8回裏、日本は5番手に岩瀬。
韓国は2番・イヨンギュがレフト前ヒットで出塁すると、
16日の試合で、岩瀬から代打決勝タイムリーを放った、キムヒョンス。
ここで星野監督が岩瀬に直接声を掛け、ベンチに下がる。
キムヒョンスはカウント2-2から空振り三振。1死一塁。
今回の軍配は岩瀬に上がる。
ここで4番・イスンヨプ。16日の両者の対戦は空振り三振。
イスンヨプはストライク、ファール、ボール、ファールの5球目、
内角低めの直球を振り抜き、まさかの2ランホームランを、
ライトスタンドへ運ぶ。4-2と韓国が2点リードする。
ここからは韓国の押せ押せムード。
5番・キムドンジュがセンター前ヒットで出塁すると、
チョングンウのところで、6番手のマウンドに涌井。
若い選手たちが、一発狙いのフルスイングをし始める。
チョングンウはセンター・青木のフェンス際の好捕で2死となるも、
コヨンミンの打球はレフト・G.G佐藤の落球で、キムドンジュが生還。5-2に。
続くカンミンホもセンターオーバーの二塁打でコヨンミンがホームへ。
韓国はこの回4点を挙げ、6-2として9回裏の守りを迎える。
<ひとこと>
この球場でのデーゲームについて、ここ数日、
少し気になっていることがありました。
五★松球場(★は木へんに果)は一般的な野球場とは逆で、
ホームベースが南西側にあり、
日中の西日が非常にきつい球場(神宮球場はこれと同じ向き)。
韓国は18日の台湾戦で、外野手の目に日差しが入り(フライとハーフバウンド)、
ボールを見失うケースがあったのですが、18、19、20日とこの球場での、
晴天下のデーゲーム3連戦があり、だいぶ慣れていました。
しかし日本はメイン球場でのデーゲームは初(デーゲーム自体2試合目)。
特にそれが影響での外野のエラーはありませんでしたが、
G.G佐藤はいくらか守りにくかったかもしれません。
9回表、日本の攻撃。韓国は2番手にユンソクミンを投入。
先発・キムグァンヒョンは8回を散発6安打2失点。
充分に役割を果たし、ユンソクミンに託した。
1死後、代打に森野を送るが、空振り三振。
続く代打の阿部もライトフライに倒れ、ゲームセット。
韓国が準決勝で日本に勝利し、銀メダル以上の獲得を決めた。
<ひとこと>
韓国はこの試合で勝ったことで、決勝へ進出を決めたと同時に、
メダル獲得が決まり、選手たちは大きな喜びに包まれることとなりました。
それは、オリンピックのメダル獲得で手にできる「兵役免除恩恵」。
今回、若い選手が多い代表メンバー。24選手中、14人に兵役義務があります。
しかし、この勝利で彼らは、プロ野球選手として大事な、
30歳までの2年間を、兵役に費やす必要がなくなりました。
3アウト目のボールをキャッチしたイヨンギュは、その場から動けず、
歓喜の輪に遅れて入ってきました。
その他の選手も抱き合い、涙を流し、天に祈っている選手もいました。
韓国は23日18時から、キューバ対アメリカの勝者と決勝戦で対戦。
先発投手は、リュヒョンジンが予定されています。
韓国初の金メダルを目指して挑む戦い。
前出の通り、兵役免除が決まり、意気込みを保つ難しさはありますが、
せっかくの頂点を狙えるチャンス。健闘を期待したいです。
北京の様子あれこれは、



