2008年08月16日

韓国代表、日本に5-3で勝利

当方担当
→最強メンバーでメダルに挑む韓国 北京五輪野球・直前リポート(スポーツナビ)

→韓国代表選手一覧と北京五輪概要、日程

朝から気持ちいい晴天。
湿気もそうなく過ごしやすい1日だった野球競技4日目。
 13日・対アメリカ 14日・対中国 15日・対カナダ
韓国は19時から日本戦を行った。

 北京の様子あれこれは、朝鮮日報日本支社モバイルサイトに掲載(写真も)。
 13日・五★松野球場紹介と大活躍のボランティア
 14日・北京の銀座・王府井とタクシーなど
 15日・地下鉄とバスに乗って、天安門へ
 について、かるーい文章を記しています(★は木ヘンに果)。

キムグァンヒョン、和田の好投で5回を終わって0-0。
その後、両チームともホームランで2-2の同点に。
終盤、チャンスをものにした韓国は、日本の守備のミスもあり
勝ち越しに成功。5-3で韓国が勝利した。

 韓 国 |0 0 0|0 0 0|2 0 3 | 5
 日 本 |0 0 0|0 0 2|0 0 1 | 3

<韓国オーダー>
左 イジョンウク→中
中 イテククン→走 イヨンギュ→左
二 チョングンウ
一 イスンヨプ
三 キムドンジュ
指 イデホ
右 イジンヨン
捕 チンガプヨン
遊 キムミンジェ→打 キムヒョンス→遊 パクチンマン

投 キムグァンヒョン、○ユンソクミン、ハンギジュ、クォンヒョク、Sチョンデヒョン


ゲーム経過は、日本戦ということで情報が多いので割愛して、
現地で観ての雑感などを。
試合前、ゲーム内容について予想を立てました。
韓国が勝つなら接戦だと厳しいので、チャンスで一気に得点し、
3点差をつけて6-3で韓国の勝利と見ていました。
別に予想ゲームではありませんが、
ほぼ近い5-3で韓国の勝ちという結果でした。

15日のブログで主砲・イデホについて
>イデホは縦の変化と外に逃げる変化球に全く合っていないので、
>日本側から見るならば、ストライクゾーンにストレートを入れなければ、
>大けがはしなさそうです。言い換えれば、まっすぐならドカンと行きそうです。

と記しましたが、まさにその通りとなるイデホの同点弾。
ただ、9回の送りバントは全くの予想外でした。

今大会、変化球には全く合っていないイデホ。
今のイデホを抑えるには、早いカウントでは、くさいところをついて、
内角をきびしく攻めて上体を起こさせ、
追いこんだら変化球を投げれば、空振り三振を取れる確率が高い状態。
1打席目はその通り三振となりましたが、
2打席目は追い込んでからのストレートをセンター前ヒット。

この打席の攻め方を見て、3打席目にはホームランが出そうな予感がしました。
一緒に観ていたKBO関係者と記者に「ここでイデホホームラン」と言うと、
「ない、ない」と笑われましたが、
空振り、空振り、ボールとカウント2-1のあと、直球主体の攻めをした結果、
7球目の直球を、イデホはレフトスタンドへ。徹底して変化球でいけば、
打てなかったように思います。

また、韓国が3点を挙げた9回表の攻撃。
この回は、代表チームというより、トゥサンのシーズン中の野球が
そのまま出たものでした。

9回表、この回先頭の5番・キムドンジュがレフト前ヒットで出塁のあと、
イデホが送りバント。イジンヨンが倒れるも、チンガプヨンが四球を選んで、
2死一・二塁。ここで9番・キムミンジェの場面。
左の岩瀬に対し、右の代打はコヨンミン、パクチンマン、カンミンホと
どれもチャンスに送るには不十分な顔ぶれでしたが、
韓国ベンチは左のキムヒョンスを代打に。
これは、キムギョンムン監督が自軍のトゥサンの選手である、
キムヒョンスが左投手を苦にしないことを、十分に把握した上での起用でした。
(キムヒョンスは現在、韓国プロ野球で首位打者です)
→韓国プロ野球個人成績

結果、キムヒョンスはセンター前ヒット。
同じくトゥサンのキムドンジュが生還し3-2と1点リード。
なおも2死一・三塁。

続く1番もトゥサンのイジョンウク。
イジョンウクはサード前へセフティ―バントを決め、三塁ランナーが還り4-2に。
続く2番・イヨンギュの3球目に、一塁走者・イジョンウクが
少しスタートを遅らせて二塁へ。
三塁ランナー・キムヒョンスがホーム突入の素振りを見せたところ、
捕手・阿部の二塁への送球はセンターへ逸れ、三塁ランナーが生還。5-2となりました。

ここでも一、三塁走者、そして三塁ベースコーチャーが同じトゥサンの面々という、
代表戦でありながら、シーズン中のような攻撃ができたことが、
好結果を生むこととなりました。

主砲の送りバントに、奇襲バント。足を使った攻めに、相手のミスでの得点と、
9回表の韓国は、本来、日本が得意とする攻め。
いままでの豪快な韓国のイメージとは違う、今回の代表チームらしい攻めでした。

このあと、9回はそのまま逃げ切りと行きたかった韓国ですが、
ハンギジュの投入は、失点を招くことを予想させました。
速球が武器のハンギジュですが、今のハンギジュの速球は、
力だけで代表メンバーを抑えられるほどの状態ではなく、
コースも甘いところに行きがちなので、
先日のアメリカ戦でも被弾を含む3連打を喫してます。
結果、今回も3連打で降板(キムドンジュのエラーとも言える内野安打もありましたが)。

無死二・三塁という状況で、いままでの日本と韓国の戦いであれば、
日本が逆転できる展開ですが、日本は万全ではないというところでしょうか。

1死後、チョンデヒョンがマウンドへ。
チョンデヒョンと初対戦の打者はタイミングが合わないだろうと見ていましたが、
G.G佐藤が空振り三振。代打・森野は打つかとも思いましたが、
サードゴロでゲームセットとなりました。

しかし、このあと準決勝、または三位決定戦、または決勝で当たった際は、
チョンデヒョンに、日本打線が簡単に抑えられるということはないでしょう。

この試合の勝ち投手は、アメリカ戦でも勝ち投手となった2番手のユンソクミン。
新井にホームランは打たれましたが、元々先発であり、コントロールもよく、
ロングリリーフを任せられるという点で、今大会でいい役割を見せています。

8月5日、イムテフンに代わって召集されたユンソクミンでしたが、
速球主体のリリーフ・イムテフンより使い勝手がよく、
今回のメンバーの中で欠かせない存在となってます。
もしかしたら、事前に戦力分析をさせないため、
意図して後から入れ替えをしたのでは?とも思えてきます。
代表を外れたイムテフンは監督と同じ、トゥサンの選手ですし。

日本に勝利した韓国。韓国は自信を持ったでしょうが、
同じ失敗をしないのが日本の強みでもあります。
WBCでも日本は、韓国に2度敗れながら優勝していますし。

韓国はこれまでの予選リーグ全勝していますが、
日本にもまだチャンスはあるでしょう。


17日は18時から
14日に雨天中断になった中国戦を、6回裏1死から再開します。
元々は休養日だったのにと、個人的にも残念です。。。


<イスンヨプ全打席>
中ライナー 見三振 見三振 空三振 


→韓国プロ野球順位表(8月26日まで公式戦は中断)
→韓国プロ野球個人成績ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)


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★北京五輪★対戦日程と概要、代表選手一覧
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posted by muroi |23:59 | 北京オリンピック | コメント(1) | トラックバック(1)
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韓国代表、日本に5-3で勝利

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9回の金監督の采配は見事でしたね。
短期決戦の戦い方をよく心得ていますし、責任を取る度胸もある。
相手に流れを渡したら駄目だってことですよね。
苦しいときには恥も外聞も無くクリンチが出来る、それがキューバの強さだと思いますが、
韓国野球代表もそれが出来るチームのように思えます。

日本のスポーツ界は野球に限らず、清く綺麗に勝とうとしすぎ。
クリンチとかマランダラージとか出来ない国民性なのね・・・
そこに美学を感じる私も日本人ということだけど、
スポーツでは絶対的に不利なんですねえ。

posted by 小市民 | 2008-08-17 16:36

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