2008年02月21日

LG石川キャンプと横浜との練習試合

2月前半は雨が多かったという沖縄も、ここ数日は好天の沖縄。
その沖縄に今月中旬、サイパンから移動してきたLG。
21日はLGツインズがキャンプを行う、うるま市にある石川野球場へ。

昨年5位のLG。戦力的に柱となる選手がおらず、
LG就任2年目となるキムジェバク監督が、いかに駒を動かせるかが、
浮上のカギとなりそうだ。

この日は横浜との練習試合の前、ブルペンでは、
パクミョンファン、シンユンホ、ポンジュングン、キムジェヒョン、イスンホが
ピッチング。
キムジェヒョン以外は、過去のタイトルホルダー+元メジャーリーガーという面々。

投手陣は名前だけを見ると、非常に充実している。
右のパクミョンファン、シムスチャン、ブラウン、オクスプリングに、
左のイスンホとポンジュングン。
2ケタ勝てそうな先発が6人もいるチームは稀だ。これにチョンジェボクも加えて、
みんなが7~10勝したら相当なものと思うが、なかなか計算通りにはいかないだろうが。
抑えはウギュミン(北京五輪最終予選で台湾へ)がいて、バランスはいい。

さて、この日ブルペンで投げたシンユンホ。
シンユンホは2001年に最多勝と最優秀救援を手にしたが、
その後は苦しいシーズンを送っている。
今季、最後の挑戦とフォームをサイドスローに変え、再起を目指す。
シンユンホ

シンユンホについてヤンサンムン投手コーチは、
「シンユンホは元々、球に威力がある投手で144、5キロは出せる投手。
横手投げにして4か月程になるが、時折リリースポイントにばらつきはあっても、
だいぶものになっている。安定感が増せば中継ぎとして使える」とのこと。
果たして復活はなるか。

さて、13時から行われた横浜との練習試合。
日本のチームとの練習試合は日本側のキャンプ地で行われるのが通例だが、
なぜか今回はLGのキャンプ地・石川で。準備や設備の面などを考えると、
宜野湾でやった方が良かったのではと思った人は少なくない。
(石川もキャンプを行うには充分な環境ですが、日本のチームとの対戦の場合は、
他所の方がプラスな点は多いです)

 横 浜 |0 0 1|0 0 2|4 0 0| 7
 L G  |0 0 1|0 0 1|0 1 0| 3

<LGスタメン>
指 パクヨンテク
遊 クォンヨングァン
左 イソンヨル
一 チェドンス
二 イジョンヨル
三 キムサンヒョン
右 チョンウィユン
中 キムジュンホ
捕 チェスンファン

投手:シムスチャン-ジェイミー・ブラウン-リュテクヒョン-パクソクチン-チョンジェボク

台湾に入っている、正捕手のチョインソンと外野のイデヒョンを除くメンバー。

先発のシムスチャンは3回にジェイジェイにソロアーチを浴びるも、
まずまずの内容。登板前の雑談で「金城と村田から三振をとる!」と公約を掲げ、
意気込んでいたシムスチャン。
シムスチャン

3イニング目となる金城との2回目の対戦では、気合いの入った速球を続けて投じ、
力み過ぎたか、5球目は金城の頭の近くへ。少々ヒヤっとした。
結果は金城選手にはライトフライとサードゴロ。村田選手はライトフライに。
ライト方向に強い風が吹いていたが、スタンドインとはならなかった。

好投が光ったのが2番手に投げた、サムソンから移籍のブラウン。
自らを「シーズン後半尻上がりに調子を上げていくタイプ」というブラウンだが、
この日のブラウンは、秋口のように低めのストレートに伸びがあり、
2イニング目には下位打線を3者三振に斬った。
ブラウン

野手陣は、練習を見ても思ったが、レギュラーを狙う選手たちのレベルは低くはないが、
突出した選手や特徴を持った選手はおらず、元々大砲がいないチームなので、
いかに打線がつながるかが重要だ。

8番・センターで出場し、2安打1打点のキムジュンホ。
外野のレギュラーを狙う。
キムジュンホ
今季、背番号が変わった選手も、昨年のユニ着用のケースが多い。

試合は7回に、4番手のパクソクチンが3本連続のライトへのヒットと小関のライトへの3ラン、
ワイルドピッチで4点を喫し、7-3で横浜の勝利。
守備のほころびもあり、若手野手が今後どうチャンスをつかむかが肝心だ。

超個人的には、小関選手のアピールに拍手。

さて、これで韓国プロ野球8球団中、日本でキャンプを行う6球団のキャンプ訪問が終了。
→サムソン恩納村キャンプと中日との練習試合ヤクルト浦添キャンプとSK練習試合トゥサンベアーズ津久見キャンプへキアタイガース日向キャンプへ鹿児島・ロッテジャイアンツキャンプへ
本当は実際に見聞きして感じた疑問を解決したりと、もっと滞在したいのですが、
本作りなどもあり物理的に困難。これが限界ですね。

キャンプ訪問の間に東京マラソンに出場し、
キャンプ地移動中は「一瞬の風になれ」の1~2部を読んでいたので、
かなり走りたくて足がうずいたキャンプ訪問でした。
ということで、ヤクルトキャンプ地浦添では、運動公園内にある陸上競技場の、
青いタータンに目を奪われ。青いタータンを見たのは初めて?かも。
「谷口若菜が海老名の青いタータンが好きだといってたなぁ」と思い出します。

そんなこんなで今後は、北京五輪最終予選、そして開幕。
なにより本作り追い込みの日々となります。

☆きょうのあれこれ☆
・5回終了後のインターバルで、横浜の3番手・土肥義弘投手について、
同じ左腕のイスンホ投手と話す。イスンホは土肥投手を、
「いいバランスしているなぁ。見て学ばなきゃ」と。ということで土肥投手のことを説明。

また、試合前リュテクヒョン投手と同じく左腕の横浜・工藤投手について談笑。
リュテクヒョン投手はOBに在籍していたときに、ダイエー当時の工藤投手を見て、
低目をきっちりつく投球に感心したと熱く語る。そこで工藤投手談義に。

小関、土肥、工藤の各選手。共通点はお分かりですね。

・日本球団の韓国球団との練習試合では、場内アナウンスの方が、
韓国側で提出の選手名を探りながら読むので、
場内に失笑が起きることが少なくないのですが、
今回は当方で、日本向けカタカナ選手名一覧を用意し、
しかもこの日の場内アナウンスは、
当方、番組や中継でお世話になっている、TBSの初田啓介アナ。
アジアシリーズの実況もされているので、韓国の選手もバッチリ。さすがです。
心地よい美声が、潮風舞う石川野球場に響きました。


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で4年目。2007年は4月6日発売 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2007
★個人サイト★室井昌也
★観戦ツアー★おかげ様で無事終了。2007年6/21(木)~24(日)の3泊4日「韓国プロ野球観戦ツアー


posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(1) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
LG石川キャンプと横浜との練習試合

キャンプ取材お疲れ様でした!
お目にかかれて嬉しかったです。お仕事の邪魔をしていなかったならばよいのですが、お邪魔だったならば申し訳ありません。

この日のアナウンス、とても力強くしっかりしていたので「珍しいな~」と思っていたのですが、室井さんのお力添えもあったのですね。
名鑑の完成も楽しみにしています。頑張ってください!

posted by YM&JB | 2008-02-22 23:18

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