2007年11月13日

アジアシリーズあれこれ その1

アジアシリーズが終わり、今度は北京五輪アジア予選へと、なんやかんやと動く日々。
それでもプレーオフ→韓国シリーズ→アジアシリーズと、ドタバタの状態からは
つかの間の開放です。

趣味のようでもあり、特技でもあり、気分転換にもなる日常的な家事にも着手できます。
晴天のおかげでお洗濯物も気持ちよく乾きますしねぇ(ちなみに既婚者です)。

さて、アジアシリーズでのあれこれを思いつくままに。
(SKレプリカユニフォーム、残りわずか販売中です)

「キムソングン監督へのゲスト要請」
11月10日に実施した「韓国プロ野球トークライブ」。→当日の様子
特別ゲストをどなたにお願いしようかと悩みましたが、
キムソングン監督に出演していただきたいと6日に打診。

監督からは「日本人コーチの方がいいんじゃないですか?」と言われ、
それもごもっともですが、監督にお願いしたい旨伝え、
要検討ということで保留となりました。

そして大会突入。中日との初戦に勝利した翌朝、中国戦の試合前、
監督に再度出演を依頼したところ快諾。こうして監督のゲスト出演が決まりました。
普段はそうでもないのですが、このときばかりは、図々しくも懇願し、
ご出演に至りました。

しかし、中国戦終了後、監督は記者会見で、
「前日の台湾-中国戦を観て、きょうの試合の参考になった」とのコメント。
もしトークライブにゲスト出演すると、決勝戦を前にした中日のゲームを
観る時間を奪ってしまうわけで、このまま監督にお願いしていいものか?
とも思ってしまいました。

監督はご参加されたみなさんを前に、韓国シリーズでのサインミスについての逸話や、
勝利に向けての信念。そして本来この時間は、スタメンを考えてヘッドコーチに
伝える時間だが、大きな集まりに出ることも大事とお話くださいました。

トークライブ終了後の統一戦はコールド勝ち、決勝戦では敗れはしましたが善戦し、
ホッとしています。

「感謝!石山一秀さん」
トークライブのメインゲスト・石山一秀さん。トークがスムーズに進むようにと、
事前にエピソードをメモしてくださり、ファイルを手にされて舞台上へ登場。
会話のやりとりの中で、エピソードが披露されたので、ファイルが開かれることは
ありませんでしたが、そのご準備に頭が下がります。

近鉄での最終打席で、プロ生活で唯一放ったホームランの話や、
プロ野球発足3年目当時、ブルペンにホームベースがなく、新浦さんと作った話、
「ソンドンヨル投手(元中日/現サムソン監督)の初奪三振は、
じぶんから奪ったものだった!」
鈴木啓示、野茂英雄投手など、近鉄投手陣のことや、
編成担当として選手をチェックする際の注目点、
時には会場のみなさんだけのナイショの話などなどなど、
たくさんのお話が伺えました。

抽選会には田中将大投手の直筆サインボールを2つもご用意いただき、
本当に感謝です。

「テーハンミングク?」
昨年、一昨年に続き、今回も韓国出場チームの応援がスムーズにできるようにと、
「日本語応援ボード」を当方で作成し、球団の担当の方にに進呈しました。
→ボード画像
韓国とは違い、PAが使えないので、選手別応援歌は簡単なフレーズが繰り返されるものに
限定されましたが
例)「♪チョ~ンギョンベー チョ~ンギョンベー アンター チョンギョンベ~
 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」第4楽章
→うたう!韓国プロ野球(応援一覧、音源など掲載してます)

いつもと違ったのは、メインコールが「インチョンSK!」というコールではなく
「テーハンミングク!」だったこと。
これには背景があります。

大会前日の7日。SKの応援団を取り仕切る、担当の方に、ボードを贈呈。
その際「テーハンミングク!というボードを追加して作って欲しい」と依頼されました。
理由として「韓国代表チームで来ているので、その方がいいだろうから」とのこと。

しかし当方は「監督、選手はそういう意気込みだけど、大会自体はチームNo.1を決めるものだし、
昨年、一昨年と「チェーガン サムソン!」とやったことが結構、印象に残った人も多いので、
日本で「インチョン」「SK」を覚えてもらうにも、「イーンチョンSK!」と
やった方がいいと思いますよ。
「テーハンミングク!」とやると、嫌悪感を抱く人も少なくないでしょう。
普段どおりの応援を見たい、したいという声が多いと思いますし。」と説明し、
当方は依頼された「テーハンミングク!」を作りませんでした。

ただ、このことを応援団長は知らず、「テーハンミングク!」という応援を展開します。
最終日、決勝戦を控え、団長と話す機会があったので、このことを話すと、
「えっ?そうなんですか?いやぁ、日本にいる韓国系の人も多く応援に来るのでは?と。
みんなも言いやすそうなので、その方がいいと思ってやってました」とのこと。

ということで決勝戦は序盤「テーハンミングク!」とはやらなかったと思います。
ただ、耳慣れたフレーズですし、盛り上げるには良いということで、
ゲーム中盤からはやってましたね。

昨年、一昨年のサムソンは、他の7球団とは応援団業者の形態が異なり、
応援団長の「サムソン愛」が相当で(確か2001年からずっと担当)、
日本法人のサムスンも大きく、バックアップもあり「チェーガン サムソン!」でしたが、
今回の場合はやむを得ないでしょうね。

ということで「テーハンミングク!」がしっくりこなかったという方(当方含め)、
あのコールに、あまり深い意味はありませんので、そう敏感にならないように。
どんなことにも腹を立てすぎず、他者を尊重する広い心を持ちたいものです。

「牛島和彦さんのお話に目からウロコ」
決勝戦では一昨年と同様に、TBSラジオさんの中継でゲスト解説をさせてもらいました。
(昨年はサムソンが決勝進出できず、なしに)
解説は牛島和彦さんで、プレーの状況と背景、分析をされるお話にひとつひとつに、
感心するばかり。当方は当然野球素人で、韓国球界の情報を伝える立場。
技術面をあれこれいうことは求められていませんが、今後、野球を見る上で、
非常に有意義な時間でした。

また、なんやかんやと記したいと思います。


★運営サイト★韓国プロ野球応援サイト ストライク・ゾーン
★著書★おかげ様で4年目。今年は4月6日発売 韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2007
★個人サイト★室井昌也
★観戦ツアー★おかげ様で無事終了。6/21(木)~24(日)の3泊4日「韓国プロ野球観戦ツアー

posted by muroi |23:59 | 韓国プロ野球 | コメント(3) | トラックバック(0)
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アジアシリーズあれこれ その1

韓国の野球に取り組む姿には感心させられます。
プロ発足当時はメジャーに倣えだったのが最近では日本野球に転換してます。体格からしたら戦法的には適してますからね、日本人コーチをドンドン受け入れてますから明らかです。
近いうち必ずアジアチャンピオンになりますねえ。
3年先あたりセ・パ・韓の交流戦でのリーグ覇権はどうでしょうか?

posted by 野球小僧 | 2007-11-14 14:56

アジアシリーズあれこれ その1

TBSラジオでの試合中継を聴いておりました。
いつもこのブログを拝見させて頂いておりますが、室井さんの生の声を聞いたのは初めてでして、何だかうれしくなりました。

牛島さんの解説は私も好きですし、
好きな解説者のアンケートなどでは、必ずといっていいほど上位にランクインされる方です。

室井さんの解説もよかったですよ。韓国野球のことを解説できるくらいに語れる方は日本では貴重だと思いますので、これからのご活躍も期待しております。

posted by MPGS | 2007-11-15 11:51

アジアシリーズあれこれ その1

インチョンSKを使わずにテーハンミングッを使った件に関しては、僕も違和感を覚えただけで、自分ではやらなかったものの、韓国系の人にとっては違和感はないだろうと思っていました。
まあ、僕もちょっととした こだわり的なもので、大問題にしているわけではないです。
室井さんが、テーハンミングッのプラカードをあえて作らなかったのと同じくらいかな。
それぞれの、それなりの楽しみ方がありますね。

posted by ふなちゃん | 2007-11-16 20:15

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