2008年09月05日

前日に続き、神宮球場へ

4日は東京ヤクルト-中日という、
イムチャンヨン投手、イビョンギュ選手が在籍する
チーム同士の対戦のため訪れ、イムチャンヨンが30セーブ目を達成。

そして5日は、東京ヤクルト-巨人という、
イスンヨプ選手が在籍するチームの試合で、
こちらとしては非常に助かる連戦でしたが、
イスンヨプは4日に登録抹消となり、少々残念な訪問となりました。
しかし、イムチャンヨンには試合前に話を聞いたので、
それについては、スポーツ朝鮮のコラムで記したいと思います。

ゲームはワンサイドゲームで、イムチャンヨンの登板もなし。
ということで、ゆるやかにゲームを観たので、そんな中での雑感でも。
北京ではプレーを凝視していたので、たまには気軽に観てもいいでしょう。

イムチャンヨンの加入で、神宮へ足を運ぶ機会が増えましたが、
今季からのスワローズの場内演出や、
パトリック・ユウさんのスタジアムDJ、とってもいいですね。
野球をまず尊重し、そして状況に応じた対応とフットワークの軽さ。
それに加え、都心のど真ん中のスタジアムらしい、都会的な雰囲気など、
演出やDJさんによって、初めてスタジアムを訪れた人でも、
スワローズを応援したくなる効果が生まれてくるように思います。

球場自体も、今季からのフルカラービジョンによって、
リプレイ画像の臨場感が増し、スタンドのファン映像もクリアになって、
楽しみも広がりました。

来季以降も今季の形を生かして楽しませて欲しいですね。

また、どうでもいいことですが、
当方、飯原誉士選手の打席登場曲が耳についてしまい、
その曲の着うたをダウンロード。
きょうから当方の携帯はBoAの「AGGRESSIVE」が、
着信を告げています。

あ、そうそう、登場曲といえば、4日の中日戦の試合前、
名古屋の放送局の、あるアナウンサーさんと雑談していたのですが、
その中で「平田選手の登場曲が韓国の曲なんだけど、
本人もタイトルが分からないらしい。分かりますか?」とのこと。

当方、ナゴヤドームでの登場曲を耳にしたことがないので、
お教えできなかったのですが、調べると約束したので、
今度、中継音声でどんな曲かチェックしたいと思います。
(というか、ご存知の方がいれば一番早いですが)

そんな、神宮訪問でした。

韓国プロ野球については以下で。

→韓国プロ野球順位表韓国プロ野球個人成績ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)


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2008年09月04日

キムソングン監督、通算1000勝とイムチャンヨン30セーブ目

SKは3日のヒーローズ戦に勝利し、
キムソングン(金星根)監督が、監督通算1000勝目を挙げました。
監督通算1000勝は、キムウンヨン前サムソン監督(現社長)の、
1476勝に次ぐ歴代2位です。

また、機会があったら、この大記録について記せればと思います。

→韓国プロ野球順位表韓国プロ野球個人成績ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)

当方は4日、神宮球場へ。
ゲームは東京ヤクルトがリードし、
最後はイムチャンヨン投手が締め、
イムチャンヨンは当初の目標としていた、
シーズン30セーブ目を挙げました。

昨年12月の入団会見で
「抑えを任されるなら、30セーブが目標」と語り、
その時はとても厳しい数字だと思いましたが、
まだ30試合を残すところで、その数字をクリア。
日韓通算200セーブにも、残り2つと迫りました。
→東京ヤクルトスワローズ公式サイト(サイト右側にてカウントダウン)

非常に手短ですが、こんなところで。


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2008年09月02日

個人的なあれこれの影響。高津投手同点で登板など。

まずは告知です。
9月3日付け、
読売新聞朝刊・スポーツ欄のコラム「熱視線」にて、
当方を紹介いただいてます。ご興味ある方はどうぞ。

さて1日は、福田首相が夜9時半に突然の辞任発表。
各テレビ局が、当初の予定を変更して、
緊急会見と今後の政局について、長い時間を割いて伝えることに。

それにより、当方もほーんのちょっと、その影響を受けました。
まぁ、そういうことは、ちょいちょい起こりうるものだと思うので、
結構、楽観していて、特に気にしてはいないのですが。
今後、WBC関連の話題でなんかコメントが出たら、
「ホントは1日に出るはずだった?」とななめから
ご覧になっても楽しいかもしれません。

WBCといえば、個人的に困ったことが。来年3月に行われるWBC。
その準決勝(ドジャースタジアム)と東京マラソン2009の開催日が
重なっています。

まぁ、韓国が準決勝に必ず進出するとも限らないので、
もしベスト4入りしなければ、サンディエゴでの予選リーグ後、
帰国するとかもありますが。
(もちろん、韓国が勝ちあがることを望んでます)
なにより、東京マラソンの参加は抽選なので、
選に漏れたら、出場自体ができないんですけどね。

ただ、出場できない場合でも「沿道応援しなきゃ」という思いもあります。
というのも、今年の東京マラソンに、嫁の両親がわざわざ東北から
応援に来てくれたのですが、応援するうちに嫁の母が走る気満々になり、
当方より先に、来年の東京マラソンに既に応募したとのこと。
「落選してもボランティアがしたい!」と非常にアクティブです。
嫁の母は、元々小学生バレーボールチームの監督さんなので、
下地は充分。嫁も参加申込をし、
東京マラソンがウチの一大イベントとなりつつあります。

東京マラソンは今年まで2月開催も、寒さから、来年は3月実施。
それについては喜んでいたのですが、まさかこんな影響があるとは。
まぁ、これもまたしょうがないんですけどね。

さて、いかにもブログらしい私的な無駄ばなしが続きましたが、
以下、韓国球界の件。

ロッテが11連勝で2位・トゥサンとのゲーム差が1ゲームに。
オリンピック期間を挟んでいるので、後半戦の連勝は実質7連勝。

公式戦は各チーム、残り20試合ほど。ポストシーズン進出をかけ、
2位から6位までの、上位4位入りを目指す5チームは、
この先の勢い次第で、順位が入れ替わることもあり、
なかなか面白くなりそうです。

→韓国プロ野球順位表韓国プロ野球個人成績

また、2日は高津臣吾投手がSK戦に登板。
チームはまたしても、リードして終盤を迎えるという状況を作れず、
高津投手は2-2で同点の8回裏、1死二・三塁という場面で、
6番手としてマウンドに上がりました。

打者は8番・チョンサンホ。
SKは正捕手・パクキョンワンが、左手薬指と小指を負傷しているため、
打力のあるチョンサンホが、代わりにマスクをかぶります。

映像での確認ですが、
チョンサンホは高津投手が投じた初球のストレートを、
ライト前へ運ぶヒット。三塁走者が生還し3-2。
打球をライトのソンジマンが後ろに逸らす間に二塁走者も生還し、
SKは4-2と2点リード。ゲームはこのままSKが勝利しました。
高津投手には失点、自責点はつかず。

強くないチームというのはどこの国も同じですが、
終盤になかなか自軍のペースにできませんね。
前回も記しましたが、
高津投手のクローザーらしい場面での登板は、
7月12日以降訪れていません。

→ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)

ヒーローズは残り26試合。
うち、1位・SK、2位・トゥサンと多くの試合を残す中で、
高津投手が本来の場面でマウンドに上がる機会は、
どのくらい訪れるでしょうか。


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2008年08月31日

高津投手、右足に打球が当たり降板

 北京五輪韓国代表、金メダルについて、
 以下に記してますので、ご興味のある方はどうぞ。
 →チームワークで勝ち得た金メダル 野球韓国代表の強さの秘密(スポーツナビ)

五輪期間中、シーズンを休止した韓国プロ野球。
高津臣吾投手が8月31日のキア戦で、
7月30日以来のマウンドに上がりました。
→ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)

しかし、ヒーローズ(8月26日から「ウリヒーローズ」から改称)は
僅差でリードして、抑え投手につなぐという展開になかなかならず。
7月30日の登板も、間隔が空いたためのマウンド。
→韓国プロ野球順位表韓国プロ野球個人成績

クローザーらしい場面での登板は、7月12日以降、訪れていません。
8月31日の登板も、5-0と5点リードした、9回裏にマウンドに上がりました。

高津投手は2死後、チャンソンホにライト線の二塁打、
ナジワンにストレートの四球を与え2死一・二塁。
4番・チェフィソプ、カウント1-1からの3球目という場面で、
チェフィソプの放った打球はワンバウンドして、高津投手の足元へ、
打球は、高津投手の右の足首から甲の部分に当たり、
大きく跳ねて三塁手まで飛ぶ、強襲ヒット。
高津投手はマウンド上で手当てを受け、その後、降板しました。
大きな影響がないと良いのですが。

さて、7月下旬から、高津投手を追うドキュメント番組用に、
ある放送局が密着取材しています
(観戦ツアーにご参加された方はご存知ですね)。
しかし、なかなかセーブを挙げる場面での登板が巡って来ず、
作り手としては悩みどころでしょうね。

ちなみに、五輪以前から取材していたこの番組以外にも、
韓国が五輪で金メダルを挙げたことで、
各メディアで、韓国の野球に関する企画などが、
9月にはちょこちょことあります。

9月2日(火)は韓国野球代表チームの金メダル獲得を記念し、
全4試合の入場が無料です。


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2008年08月26日

五輪国際球??と、ウリ、名称を「ヒーローズ」のみに

 北京五輪韓国代表、金メダルの原動力について、
 以下に記してますので、ご興味のある方はどうぞ。
 →チームワークで勝ち得た金メダル 野球韓国代表の強さの秘密(スポーツナビ)

北京からソウルに寄り、東京に戻りました。
やはり韓国では、テレビのニュースなどで野球金メダルの模様が、
大きく伝えられていました。
北京にいたときは、試合のリプレイをあまり見ていなかったので、
韓国で映像を観て、各試合を思い起こすこととなりました。

そして日本に帰国。
帰国後最初の感想は「テレビが面白い」。
声を出して笑ってしまいました。

北京のホテルでは現地テレビ局のみ放映で、
しかも大半が五輪。野球はほとんどと言っていいほど映し出されず、
目にしたのは、卓球、バレー、バスケ、水球、馬術、などなど。
中国国歌と五輪テーマソングのメロディーが、
完全に頭に入ってしまいました。
テレビ画面で目にした日本人は、卓球・福原愛選手くらいでしょうか。

まぁ、言葉が分からないので、部屋にいるとき、
テレビを食い入るように見つめた時間はないのですが。
時折、五輪以外をやっているチャンネルに目が行くと、ドラマ。
おっ、韓国ドラマだ!と見ようと思うと、中国語吹き替え版。
吹き替えなのに、字幕も中国語なので、結局見ませんでした。

他の五輪以外の番組を見つけると、3人の中年男性が見せる、
シチュエーションコント。
動作や表情の全てが、中川家礼二氏に見えて、
それはそれで面白かったです。

さて、表題の件。
北京にいるとき、特に金メダル獲得後、
各メディアの方々から、質問などの連絡を受けているのですが、
その中で「韓国は公式戦から国際球・ミズノ150を使用しているのが、
今回の戦いの差ですかね」というものがありました。

日本ではそういう話題がちょこちょこ出ているとか。
韓国が公式戦で使用しているボールのメーカーは、
球団ごとに異なり、Skyline、Bigline、MAXの3社で、
ミズノ社のものは使っていないと思うのですが。違ったかな?
違ったらごめんなさい。
でも、どこから話がそうなってしまったのでしょうか?

もうひとつの件。
ウリヒーローズは、先月KBO加入金納付の遅延問題があり、
それによって、メインスポンサーであるウリたばこは、
企業イメージがダウンしたと不快感を表明。

ウリたばこ側は球団に、ウリの名称を使用しないよう求め、
26日の試合から、ヒーローズはユニフォームを、
左胸にHEROESの頭文字、「h」が入ったものに変更。
球団名を「ヒーローズ」としました。
なお、ウリたばこから球団への後援金は11月末までは続く模様。

ユニフォームは変更されましたが、名称変更などの公式な手続きは、
完了していないようではあります。

しばらく、北京よもやまなど記そうかな?と思います。

 北京の様子あれこれは、朝鮮日報日本支社モバイルサイトに掲載(写真も)。
 13日・野球場紹介と大活躍のボランティア
 14日・北京の銀座・王府井とタクシーなど
 15日・地下鉄とバスに乗って、天安門へ
 16日・北京の中の韓国探し
 17日・女子マラソンを沿道で応援
 18日・ジャパンハウスへ行ってきました
 19日・北京は今も昔も自転車がたくさん
 20日・激闘のソフトボール3位決定戦へ
 21日・北京のスーパーで韓国発見!
 22日・決勝進出記念!北京ダックを食べる
 23日・韓国金メダル!メダル授与式の光景
 24日・北京五輪、幕を閉じる
 25日・北京での2週間で感じたあれこれ
 以上かるーい文章を記しています。

→韓国プロ野球順位表(8月26日より公式戦再開)
→韓国プロ野球個人成績ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)


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2008年08月23日

韓国代表、キューバを破り金メダル!(経過とあれこれ)

ホテルのインターネット接続の不具合と(これには困った)、
他業務のバタバタ。
なにより、KBO関係者、各社記者、解説者陣たちと、
元々予定されていた呑み(結果祝杯、そして深酒)をしたため、
ブログ作業が後回しとなりました。。。

当方担当
→最強メンバーでメダルに挑む韓国 北京五輪野球・直前リポート(スポーツナビ)

→韓国代表選手一覧と北京五輪概要、日程

この日も晴天。ナイトゲームでは少しばかり湿気があった、野球競技最終日。
 13日・対アメリカ 14日・対中国 15日・対カナダ 16日・対日本 
 17日・対中国 18日・対台湾 19日・対キューバ 20日・対オランダ 22日・対日本
韓国は18時から、キューバと優勝を懸けた決勝戦を行った。

韓国は初回、イスンヨプの2ランで先制。
その後追われる展開も、7回表、イヨンギュの貴重なタイムリーで得点を追加。
安定感のあった、先発・リュヒョンジンがキューバ打線を抑え、
9回裏、一打サヨナラ負けのピンチを、チョンデヒョンが締め、
韓国がキューバに3-2で勝利。見事金メダルを手にした。

 韓 国 |2 0 0|0 0 0|1 0 0 | 3
キューバ|1 0 0|0 0 0|1 0 0 | 2

<韓国オーダー>
中 イジョンウク
右 イヨンギュ
左 キムヒョンス
一 イスンヨプ
三 キムドンジュ
指 イデホ
二 コヨンミン
捕 カンミンホ→捕 チンガプヨン
遊 パクチンマン

投 ○リュヒョンジン、Sチョンデヒョン

準決勝・日本戦に続き、決勝戦も、
以下、経過とひとことふたことを交えて記します。

<経過>
韓国は、前日の日本戦と同じ先発オーダー。
左先発投手に対し、1番から4番まで左が並ぶ。
ピッチャーは、カナダ戦完封のリュヒョンジンが先発。

◇1回表
韓国は2番・イヨンギュがセンター前ヒットで出塁。
2死後、4番・イスンヨプ。カウント1-2からの4球目。
一塁ランナー、イヨンギュがスタート切る。
イスンヨプは真ん中やや外よりのストレートをスイング。
打球はレフトスタンドに飛び込む2ランホームラン。
韓国は、前日の逆転2ランから2打席連続となる、
イスンヨプのアーチで、初回に2点を先制する。

 <ひとこと>
 1打席目に入った時のイスンヨプ。今大会で見たことのないような、
 非常にゆとりを持った、余裕のある自分のタイミングで構えていました。
 16日の日本戦で、イデホのホームランを予言してしたため、
 いい気になって、この時も「ホームランが出る」とでも言おうかと
 思いましたが、前日のアーチのあとで、
 あまりに安易かとこらえていたら、出ました、価値ある先制点。

◇1回裏
キューバは2死後、3番・エンリケスがカウント1-2からの4球目を
打った瞬間にそれと分かるアーチをレフトへ。エンリケスのソロホームランで、
キューバが2-1、1点差とする。

その後、両チームとも得点なく進む。
韓国の先発・リュヒョンジンはキューバ打線を相手に、
低めを丁寧につく制球力と、外へのカーブで空振り三振を奪い、
5回まで毎回の6奪三振(すべて空振り)を挙げる。

韓国打線は、キューバ内野陣の柔らかいグラブさばきと、
高い身体能力を生かした守備力で、野手の間を抜けず。

◇7回表
韓国はこの回2死から、9番・パクチンマンが今大会の初ヒットを、
ライト前に運び出塁。1番・イジョンウクが四球で歩き、2死一・二塁。
ここで、2番・イヨンギュが初球をライト線、フェンス際まで運ぶ、
二塁打を放ち、パクチンマンが生還。終盤に2点リードとなる、3点目を挙げる。

 <ひとこと>
 前日、ウイニングボールをつかみ、そのままライトの守備位置で、
 崩れるように泣いたイヨンギュ。
 しかし、この日気持ちが切れることなく、非常に乗った状態。
 二塁打を放つと、派手なガッツポーズを決め、
 両手を上下させるジェスチャーで、一塁側の韓国ファンたちを、
 さらに盛り上げていました。

◇7回裏
3-1と韓国リードで迎えたこの回。
リュヒョンジンは2死ランナーなしから、5番・ベルに、
レフトへソロアーチを運ばれる。再度3-2の1点差に迫られる。

◇8回表、9回表
韓国は8回、9回と追加点を挙げようと、
コヨンミンが6球連続ファールするなど、
各打者がねばりをみせるも、ランナーを出すことはできず、
両イニングとも3者凡退で9回裏の守りを迎える。
 
◇9回裏
3-2、韓国1点リードで迎えた最終回。
リュヒョンジンは8回に投球数が100球を超えたが、
韓国ベンチはリュヒョンジンをそのまま続投させる。
キューバはこの回先頭の、2番・オリベラがレフト前ヒットで出塁。
続く、先制アーチを放っているエンリケスが送りバントを決め、
1死二塁とする。

ここまで無四球だったリュヒョンジンだったが、
4番・セペダ、5番・ベルに連続四球を与える。
この2人への外角の直球に対し、プエルトリコ出身の主審の判定は、
韓国側にとって非常に厳しいもの。

捕手・カンミンホが捕球姿勢でアピールするも、厳しい判定は変わらず、
5番・ベルへの6球目がボールと判定され、四球で1死満塁となった際、
カンミンホが主審へひとこと言葉を発したところ、
主審はカンミンホへ退場を宣告。
カンミンホはマスクをグラウンドに叩きつけ、
理解できないという様子で、ベンチへと下がる。

キムギョンムン監督もカンミンホの退場に関し抗議するも、
受け入れられず、韓国は捕手を、足の状態が万全ではないチンガプヨンに交代。
韓国は一打逆転サヨナラ負けというピンチを前に、
審判まで敵にしかねない、厳しい状況となる。

 <ひとこと>
 スタンドを埋めた韓国ファンからは審判に罵声が飛び、
 カンミンホはマスクを叩きつけるなど、韓国にとって、
 非常に不利になりそうな空気が流れていました。
 しかし試合後、KBO・ハイルソン事務総長と話をすると、
 「あの場面で、カンミンホが退場になってくれて、
 リュヒョンジンからチョンデヒョンに交代するタイミングができた。
 抗議時間と投手交代の数分間で、キューバに行きかけた流れを
 韓国側に戻すことができた。"これだ!"というタイミングをくれた」と
 初戦・アメリカ戦に勝って以降、ゲンをかついでひげを伸ばし続けていた
 ハイルソン事務総長は、大方とは全く違った見方で、
 この状況を見ていたようです。

8回1/3を被安打5、7奪三振。キューバ打線をソロホームラン2本の2失点に抑えた
リュヒョンジンはチョンデヒョンに運命を託す。

チョンデヒョンは1死満塁で、6番・グリエルに対し、
横手からの114、115キロの変化球でポンポンとストライクを取り、カウント2-0。
そしてグリエルへの3球目。打球はショートゴロ。
ボールは6-4-3と渡り、3-2で韓国の勝利。
韓国から予選、準決勝、そして決勝と9戦全勝で、
見事、金メダルを手にした。


各選手、歓喜に涙した前日とは異なり、優勝を決めたこの日は、
みんな笑顔いっぱい。
マウンド上で、キムギョンムン監督の胴上げが行われ、
その後、大極旗(国旗)を手に、グラウンドを一周しました。
韓国五輪優勝

そして、メダル授与式。
3位決定戦で日本に勝った、アメリカの選手たちもグラウンド入りし、
金、銀、銅のメダルが、選手たちに授与されました。

この大会期間中、この日の先発・リュヒョンジン投手のお父さんと、
一緒に観戦する機会が多かったのですが、
セレモニーの最中、お父さんはグラウンドのリュヒョンジンに大きな声を掛け、
それに大きく手を振る彼。
その姿は金メダルを引き寄せたエースではなく、21歳の息子の姿でした。

メダル授与式を観ながら思ったこと。
当方、日本で韓国プロ野球を伝えるという立場ではありますが、
幼いころから日本野球を観て育ってきた日本人として、
メダル授与の場に、日本選手の姿がなく、日本国旗のない掲揚台は、
なんとも言えない寂しさを感じました。

スタンドには何組かの日本人の方も、セレモニーを最後まで
見守っていましたが、きっと同じ気持ちだったのではと思います。


いやぁ(急にくだけますが)、
まさかですが、取りました金メダル。
戦前の韓国チーム紹介を書いた時、
→最強メンバーでメダルに挑む韓国 北京五輪野球・直前リポート(スポーツナビ)
自然と不安材料をあまり記すことなく、スポーツナビさんに、
「最強メンバーで…」というタイトルをつけたいただいたのですが、
結果、金メダルという頂点をつかんでしまいました。

まだ、何か記すことがあるようにも思いますが、
とりあえず、現地観戦取材、韓国戦全9試合が無事に終わりました。

また、改めて無駄ばなし、与太話でも記そうかと思います。

 北京の様子あれこれは、朝鮮日報日本支社モバイルサイトに掲載(写真も)。
 13日・野球場紹介と大活躍のボランティア
 14日・北京の銀座・王府井とタクシーなど
 15日・地下鉄とバスに乗って、天安門へ
 16日・北京の中の韓国探し
 17日・女子マラソンを沿道で応援
 18日・ジャパンハウスへ行ってきました
 19日・北京は今も昔も自転車がたくさん
 20日・激闘のソフトボール3位決定戦へ
 21日・北京のスーパーで韓国発見!
 22日・決勝進出記念!北京ダックを食べる
 23日・韓国金メダル!メダル授与式の光景
 以上かるーい文章を記しています。

→韓国プロ野球順位表(8月26日まで公式戦は中断)
→韓国プロ野球個人成績ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)


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2008年08月22日

韓国代表、日本に勝利し決勝戦へ進出(試合経過とあれこれ)

当方担当
→最強メンバーでメダルに挑む韓国 北京五輪野球・直前リポート(スポーツナビ)

→韓国代表選手一覧と北京五輪概要、結果など

野球競技9日間で、初めて雲ひとつないド快晴となった22日の北京。
強い日差しに照らされ、暑く、そして熱い準決勝が行われた。
 13日・対アメリカ 14日・対中国 15日・対カナダ 16日・対日本 
 17日・対中国 18日・対台湾 19日・対キューバ 20日・対オランダ 
予選1位の韓国は予選4位の日本と、
10時30分からの準決勝第一試合で対戦。
快晴の準決勝
この日は日本からのツアーの方が多く、スタンドの大半が日本応援。
韓国はごくわずか。

韓国は守備のミスもあり、日本に序盤2点を先制されるも、
先発・キムグァンヒョンが3回以降を抑える。
韓国は4回、7回に1点ずつ得点し、2-2の同点に。
そして、8回裏。1死一塁で4番・イスンヨプに2ランが飛び出し、
4-2と逆転する。
その後も2点を追加し6-2。9回をユンソクミンが締め、
韓国が日本を勝利し、今大会の銀メダル以上を確定させた。

 日 本 |1 0 1|0 0 0|0 0 0 | 2
 韓 国 |0 0 0|1 0 0|1 4 X | 6

<韓国オーダー>
中 イジョンウク
右 イヨンギュ
左 キムヒョンス
一 イスンヨプ
三 キムドンジュ
指 イデホ→走 チョングンウ→指
二 コヨンミン
捕 カンミンホ
遊 パクチンマン→打 イジンヨン→遊 キムミンジェ

投 ○キムグァンヒョン、ユンソクミン

今回は準決勝、そして日本戦ということで、
以下、経過とひとことふたことを交えて記します。

<経過>
韓国の先発は、16日の日本戦でも先発し、
5回1/3を投げ好投した、キムグァンヒョン。日本は杉内。

1回表、日本は1番・西岡がセカンド横のゴロ。
外野へ抜けようかという打球をコヨンミンが抑えるも、
一塁への送球がベンチ方向へ逸れる内野安打。
この際、西岡がファースト・イスンヨプと交錯。
守備妨害となり、無死二塁。

2番・荒木が送り、続く青木が四球で歩き、1死一・三塁となる。
ここで4番・新井はピッチャーゴロ。これが併殺崩れとなる間に、
西岡が生還し、日本が1点を先制する。

日本は3回表。1死後、1番・西岡が四球で歩き、
2番・荒木が送って2死二塁とする。
続く青木の初球を捕手・カンミンホが後ろへ逸らし、西岡は三塁へ。
青木は2球目をレフト前ヒットし、1回に続き西岡がホームイン。
2-0と日本がリードする。

 <ひとこと>
 この日の韓国のマスクは太もも負傷のチンガプヨンに代わり、
 カンミンホ。オランダ、キューバ戦と先発マスクでしたが、
 やはり準決勝の日本戦では状況が違うか、
 序盤、このキムグァンヒョンとの若いバッテリーは、
 落ち着きに欠けていました。そんな中、日本をとりあえず2点で
 抑えられたのは立派です。

韓国は4回裏、2番・イヨンギュがチーム初ヒットをレフト前へ運ぶ。
これをレフトのG.G佐藤が後ろに逸らす間にイヨンギュは二塁へ進む。
無死二塁で、3番・キムヒョンスがレフト前ヒット。
無死一・三塁のチャンスを作る。
ここで4番・イスンヨプ。しかしイスンヨプは初球をセカンドゴロ。
ボールが4-6-3と渡る間に三塁ランナーが生還し2-1と1点差とする。

2死ランナーなしとなるも、5番・キムドンジュが三遊間を破るヒット、
ここで日本ベンチは、先発・杉内から川上へスイッチ。
6番・イデホが2打席連続の四球で歩き、2死一・二塁のチャンス。
しかし、コヨンミンは見逃し三振に倒れ、同点ならず。

 <ひとこと>
 4回裏、イヨンギュからの攻撃、外野に目をやると、
 レフトの守備位置、もう少し前でもいいかなと思いました。
 イヨンギュの打球、左方向にそう深くは飛ばないので。
 結果、レフトへのゴロでのヒット。守備位置が前だとしても
 アウトには出来なかったでしょうが、少し気にはなりました。
 
6回裏、日本のマウンドは3番手の成瀬。
韓国は1死後、3番・キムヒョンスがこの日2本目のヒットで出塁。
1死一塁で4番・イスンヨプ。イスンヨプの4球目、
エンドランが空振りとなり、キムヒョンスが二塁タッチアウト。
ランナーがなくなり、イスンヨプは外のスライダーに空を切り、
空振り三振。2-1と日本の1点リードで終盤7回へ突入する。

 <ひとこと>
 イスンヨプは6回の打席を終わって、今大会25打数3安打。
 この日もとても打てそうな雰囲気ではありませんでした。
 他の選手なら当然スタメン落ちですが、
 それがイスンヨプなだけにベンチもスタンドも、
 ただ期待して見守る。そんな状況でした。

7回裏、日本は藤川が4番手で登板。
5番・キムドンジュは、藤川の151キロ高めの速球を振らされ、1アウト。
6番・イデホはカウント2-3、8球目を選び、3打席連続の四球。
ここでキムギョンムン監督は、打率4割超、ホームラン3本と、
今大会最も当たっているイデホを下げ、代走にチョングンウを送る。

1死一塁で、7番・コヨンミンが初球をレフト前ヒット。1死一・二塁とする。
8番・カンミンホが空振り三振に倒れ、2アウト。
ここで打順は今大会ノーヒットのパクチンマン。
韓国はパクチンマンの代打にイジンヨンを送る。
イジンヨンは6球目をライト前へ運ぶヒット。
二塁走者・代走のチョングンウがホームを突き、2-2の同点とする。
1番に戻りイジョンウクはショートゴロ。二塁フォースアウトで
この回を終わる。

 <ひとこと>
 7回裏、1点負けている場面。その後の追撃、
 あるいは延長も考えられる状況ですが、
 イデホが歩いた時に、キムギョンムン監督は勝負をかけ、
 イデホに代わって、チョングンウを代走に。
 これにより、チョングンウがイジンヨンのヒットで同点のホームを
 踏むこととなりました。イデホが走者だったら、
 2死満塁でイジョンウク。イジョンウクの結果が同じだったら、
 この回の同点はありませんでした。

8回表、日本は2死後、4番・新井がレフト前ヒットで出塁するも、
5番・稲葉がセカンドゴロに倒れ。得点ならず。

 <ひとこと>
 1死後、3番・青木の場面。ここまで青木には四球、レフト前ヒット、
 三遊間のヒットと全て出塁されているので、イヤな感じがしました。
 青木に対し、キムグァンヒョンは初球の入りが全てゆるい変化球。
 この4打席目も同じでした。
 初球107キロの変化球でストライク、続く2球目が変化球でファール。
 追い込んだことで、キムグァンヒョンに余裕が生まれたのでしょうか。 
 その後、ストレートが外れるのですが、
 最後は変化球で空振りの三振となりました。
 ここで青木が出塁していたら、怖い場面でした。

8回裏、日本は5番手に岩瀬。
韓国は2番・イヨンギュがレフト前ヒットで出塁すると、
16日の試合で、岩瀬から代打決勝タイムリーを放った、キムヒョンス。
ここで星野監督が岩瀬に直接声を掛け、ベンチに下がる。
キムヒョンスはカウント2-2から空振り三振。1死一塁。
今回の軍配は岩瀬に上がる。
ここで4番・イスンヨプ。16日の両者の対戦は空振り三振。

イスンヨプはストライク、ファール、ボール、ファールの5球目、
内角低めの直球を振り抜き、まさかの2ランホームランを、
ライトスタンドへ運ぶ。4-2と韓国が2点リードする。

ここからは韓国の押せ押せムード。
5番・キムドンジュがセンター前ヒットで出塁すると、
チョングンウのところで、6番手のマウンドに涌井。
若い選手たちが、一発狙いのフルスイングをし始める。

チョングンウはセンター・青木のフェンス際の好捕で2死となるも、
コヨンミンの打球はレフト・G.G佐藤の落球で、キムドンジュが生還。5-2に。
続くカンミンホもセンターオーバーの二塁打でコヨンミンがホームへ。
韓国はこの回4点を挙げ、6-2として9回裏の守りを迎える。
 
 <ひとこと>
 この球場でのデーゲームについて、ここ数日、
 少し気になっていることがありました。
 五★松球場(★は木へんに果)は一般的な野球場とは逆で、
 ホームベースが南西側にあり、
 日中の西日が非常にきつい球場(神宮球場はこれと同じ向き)。
 韓国は18日の台湾戦で、外野手の目に日差しが入り(フライとハーフバウンド)、
 ボールを見失うケースがあったのですが、18、19、20日とこの球場での、
 晴天下のデーゲーム3連戦があり、だいぶ慣れていました。
 しかし日本はメイン球場でのデーゲームは初(デーゲーム自体2試合目)。
 特にそれが影響での外野のエラーはありませんでしたが、
 G.G佐藤はいくらか守りにくかったかもしれません。
 
9回表、日本の攻撃。韓国は2番手にユンソクミンを投入。
先発・キムグァンヒョンは8回を散発6安打2失点。
充分に役割を果たし、ユンソクミンに託した。

1死後、代打に森野を送るが、空振り三振。
続く代打の阿部もライトフライに倒れ、ゲームセット。
韓国が準決勝で日本に勝利し、銀メダル以上の獲得を決めた。

 <ひとこと>
 韓国はこの試合で勝ったことで、決勝へ進出を決めたと同時に、
 メダル獲得が決まり、選手たちは大きな喜びに包まれることとなりました。
 それは、オリンピックのメダル獲得で手にできる「兵役免除恩恵」。
 今回、若い選手が多い代表メンバー。24選手中、14人に兵役義務があります。
 しかし、この勝利で彼らは、プロ野球選手として大事な、
 30歳までの2年間を、兵役に費やす必要がなくなりました。

 3アウト目のボールをキャッチしたイヨンギュは、その場から動けず、
 歓喜の輪に遅れて入ってきました。
 その他の選手も抱き合い、涙を流し、天に祈っている選手もいました。

韓国は23日18時から、キューバ対アメリカの勝者と決勝戦で対戦。
先発投手は、リュヒョンジンが予定されています。

韓国初の金メダルを目指して挑む戦い。
前出の通り、兵役免除が決まり、意気込みを保つ難しさはありますが、
せっかくの頂点を狙えるチャンス。健闘を期待したいです。

 北京の様子あれこれは、朝鮮日報日本支社モバイルサイトに掲載(写真も)。
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 14日・北京の銀座・王府井とタクシーなど
 15日・地下鉄とバスに乗って、天安門へ
 16日・北京の中の韓国探し
 17日・女子マラソンを沿道で応援
 18日・ジャパンハウスへ行ってきました
 19日・北京は今も昔も自転車がたくさん
 20日・激闘のソフトボール3位決定戦へ
 21日・北京のスーパーで韓国発見!
 以上かるーい文章を記しています。

余談:韓国が日本に勝利したことで、ご無沙汰している人なんかからも、
連絡が来たりしてます。
「北京にいる」と答えると、
「じゃぁ、ソフトボール観た?」という反応が大半。
日本はソフトボールの金メダルに盛り上がっているようですね。

→韓国プロ野球順位表(8月26日まで公式戦は中断)
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2008年08月21日

五輪野球準決勝前日、北京で野球のない1日

まずは告知です。
22日(金)の18時30分頃から、
TBSラジオ他、全国各局で放送の
「プロ野球東西南北」に北京から電話出演します。

放送時刻は準決勝、韓国-日本戦が行われた数時間後。
勝因、敗因どちらについてお話することになるでしょうか。

さて、北京で過ごす日々。
北京でのあれこれレポートについては、朝鮮日報日本支社モバイルサイトに
毎日写真とともに掲載しているので、内容がかぶらないように、
こちらでは、野球を中心に(当然といえば当然だが)記していますが、
レポート用に時間を見ては球場以外にも、あちこち街へ出ています。

21日は試合がなかったので、こちらでも、
朝鮮日報には記してない、きょうのお昼ごはんなどについて以下に。

北京での食事は、他の記者さんなどとご一緒しなければ、
1人ですることが多く、小吃と言われる、炒飯や餃子、麺類の他、
一品料理がある店で済ませています。
だいたい1品15元(約237円)くらいで、1、2品でお腹いっぱいです。

全く中国語が分からないので、メニューが書かれた注文票を見て、
漢字からなんとなくイメージして、適当に頼むか、
他の人が食べているものが気になれば、それを指さしたり、
食べている人に「あなたが食べているものを教えてくれ(ジェスチャー)」と
注文票を差し出し、教えてもらったりしています。
ある方が言ってましたが「海外に行ったら図々しさが必要」。同感です。

ナイトゲーム終了後などは、ホテル近くの小吃店に行き、
上記の方法で注文し、食しているのですが、
せっかく訪れた北京なので、時にはガイドブックや、
口コミ情報などで得た、有名店へも行ったりしています。

そんなこんなで21日のお昼に訪れたのがこちら。
砂鍋居
砂鍋居

ガイドブックによると、創業260年の北京・宮廷料理の老舗とのこと。
地図上では大通りから裏通りに入ったところのように見えるので、
さんざっぱら裏路地を歩きまわってしまい、
↓こんな民家の間を十数分もさまよってしまいました。
北京の路地
店があるわけがない。民家以外は公衆トイレしか見当たらず。
でも、観光ルートではない、日常の北京が見られていい体験でした。

のちに、もともと近くだと思っていた大通りも違う道だったとわかり、
また、お店は非常にわかりやすい通り沿いに。なんやかんやで無事到着。

人気メニューという砂鍋白肉をいただきました。
当方、ご飯好きなのですが、北京に来てから純粋な白飯を
頼んでおらず、プラスご飯もオーダー。しかし撮影時に、
なぜかご飯が恥ずかしくなり、右端半分のみとなってます。
砂鍋白肉
砂鍋白肉。これで32元(約506円)也。立派な店構えなのに、お安い。
複数人数用にこれよりひとまわり大きいサイズもあります。

豚肉と白菜がたっぷり入っていて、味はというと、
「鶏の水炊きの豚肉版」といったところ。
脂っこい料理が続いていたので、ホッとさせられる味でした。

お昼に久々の白飯を食べた当方ですが、
夜に入ったお店でも「やっぱりご飯が食べたい」と思い、
一品ものに加えご飯を注文すると、
お店の彼は鉛筆で注文票に「没有菜」と書いて、できないという様子。
結局、敗れてチンジャオロース炒飯みたいのを食べました。

ホテルに戻り「没有菜」を調べると、「訳:料理がなかった」。
当方が頼んだものはご飯がセットできないのか?
はたまた「コレに加えてご飯もって、おまえ、炭水化物とりすぎ」
ってことなのか?
いずれにしてもいいんです。
「没有菜」って文字を覚えられただけでも。

また食事ではなく「ここ数日のうちに訪れるかも?」と思って、
通りかかった高級ホテルの内の韓国料理店に、リサーチのため入店。
メニューだけ見せてもらおうと訪れたら、ちょっと面倒くさいことに。

店先の女性が韓服を着ていたので、
「メニューを見せてください」と韓国語で聞いたら、
韓国語はダメらしく、「そうだ!」と誰かを呼びに店内奥まで疾走。
3分ほど待ち「もういいんだけどなぁ」と思っていると、
店内で唯一韓国語が話せると思われる、厨房のおばちゃんが、
ホールのみんなに背中を押され登場。

当方、きょうは入店しないのに、お茶まで出されて、
おばちゃんから細かく、料理説明を受けることになってしまいました。
しかも、メニューを開くと、ご丁寧に日本語でも記載(ハングルはなし)。
いまさら日本人だとは言えない。

さんざん説明聞いて「今度来ます」といって店を後にする。
しかもバツの悪いことに、その店に折りたたみ傘を忘れたことに
気がつき、きびすを返し再度入店。
ホールの従業員全員が「えらい早い今度だね~」と
満面の笑みで迎えてくれるも、
「傘を忘れただけです~」と退散。
我ながらなかなか笑えたひとときでした。

帰国前に北京ダックでも食べたいものですが、
あれって1人でも食べられるものなのでしょうか?
中国は韓国と違って、結構おひとりさまできるお店が多く、
助かってはいますが。

こんな与太話を記していますが、22日は大事な大事な準決勝。
韓国と日本の対戦です。

韓国代表選手一覧と北京五輪概要、日程では、
日本戦前に、予想オーダーを準決勝用に改めます。


当方担当
→最強メンバーでメダルに挑む韓国 北京五輪野球・直前リポート(スポーツナビ)

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2008年08月20日

韓国代表、オランダにコールド勝ち(+激闘のソフトボール日本戦)

当方担当
→最強メンバーでメダルに挑む韓国 北京五輪野球・直前リポート(スポーツナビ)

→韓国代表選手一覧と北京五輪概要、日程

ここ数日に比べ湿気があり、蒸しっとした午前中。
しかし、日差しが雲に隠れ、いくぶん過ごしやすかった野球競技8日目。
 13日・対アメリカ 14日・対中国 15日・対カナダ 16日・対日本 
 17日・対中国 18日・対台湾 19日・対キューバ
韓国は11時30分から予選リーグの最終戦、オランダと戦った。

 北京の様子あれこれは、朝鮮日報日本支社モバイルサイトに掲載(写真も)。
 13日・野球場紹介と大活躍のボランティア
 14日・北京の銀座・王府井とタクシーなど
 15日・地下鉄とバスに乗って、天安門へ
 16日・北京の中の韓国探し
 17日・女子マラソンを沿道で応援
 18日・ジャパンハウスへ行ってきました
 19日・北京は今も昔も自転車がたくさん
 以上かるーい文章を記しています。

序盤から韓国ペースで試合が進む。
初回にイデホが先制2ランで口火を切り、韓国はその後も得点を重ねる。
投げてはチャンウォンサムが8回を散発4安打、無四球0点に抑え、
8回コールドゲームを完封。韓国は予選リーグを7戦全勝で終えた。

 韓 国 |2 0 0|0 4 2|0 2 | 10
 オランダ|0 0 0|0 0 0|0 0 | 0

<韓国オーダー>
中 イジョンウク
右 イヨンギュ
左 キムヒョンス
指 イデホ
三 チョングンウ
二 コヨンミン
一 イテククン→一 イジンヨン
捕 カンミンホ
遊 キムミンジェ→ 遊 パクチンマン

投 ○チャンウォンサム

今大会、イスンヨプが初めてスタメンを外れ、
ショートを除き、全て20代のメンバーで臨んだ。

初回、韓国は1死からイヨンギュを一塁に置いて、
4番・イデホが初球、真ん中外よりの直球を、
センターバックスクリーンに運ぶ2ランで先制。

5回には1死から、7番・イテククンがレフトへソロアーチを運び、3-0。
2死後、フォアボールのランナーが出塁したのち、
韓国は1番から4番が4連打。この回4点を挙げ、6-0としゲームを決定づけた。

この日、2番・イヨンギュは5打数4安打。
チーム全体で16安打し、10点をたたき出した。

投げては先発・チャンウォンサムがピンチらしいピンチを与えず、
散発4安打無四球、三塁を踏ませぬ好投で、8回無失点。

試合は10-0で韓国が8回コールド勝ちした。


韓国打線はオランダの先発左腕・スミトのシュート系のボールに
右打者が手こずり、コヨンミン、カンミンホが2打席空振り三振するなど、
大量得点は厳しいかと思いましたが、左打者が攻略し、
韓国はコールド勝ちで予選リーグを全勝で締めくくることとなりました。

イヨンギュの2試合連続牽制死や、
イデホ、キムヒョンスが外野からの返球で三塁憤死するなど、
この2試合、走塁で雑な面があるにはありますが、
前日記した通り、これからの準決勝以降はそういったプレーは
減ってくると思います。

さて、日本-アメリカ戦でアメリカが勝利したことで、日本の4位が決定。
22日の準決勝で、再度韓国と日本が相対することとなりました。

予選を7戦全勝で1位通過の韓国ですが、準決勝で4位の日本に敗れれば、
銅メダルか4位ということになります。WBCの再現のようですね。
個人的に、この対戦は決勝戦で当たって欲しいと思っていたのですが。

一発勝負では韓国に有利な点もあります。
しかし、リーグ戦のように複数回戦えば、巧さが光る日本。
しかも16日の試合には欠場していた、
西岡、川崎両選手も復帰しているということで、
前回ほど、韓国が優位に戦うということはないでしょう。

韓国打線はここまで各打者が好調。イスンヨプのみブレーキですが、
今回大会では、それをある程度考慮しての4番起用ともいえます
(通常韓国代表で、イスンヨプは3番)。

今回の打線は1、2、9番の俊足選手たちが核。
それを3番打者がいかに還せるかが重要です。

前回の日本戦では、2点リードされた直後のイデホの同点弾が
非常に効果的でしたが、戦前の段階では、
この一発はちょっと意外なものでした。
というのも、日本といえば中心打者に対し徹底的な攻めをするため、
クリーンアップは完全に封じ込まれると思っていたので。

ところが、2打席目にイデホがクリーンヒットを放ったことで、
次打席はもしかするとという期待を持たせることとなりました。

投手陣では、先発・キムグァンヒョンが前回のようなピッチングが出来るか。
あとを繋ぐのは、ロングリリーフならユンソクミン、
ワンポイントでクォンヒョク。終盤はチョンデヒョンとオスンファンに
つなぐということになります。
ハンギジュはその後の試合でも復調せず、日本戦では厳しいでしょう。

前回同様、序盤まで両者得点なく、
終盤1点を争う試合になるのではないでしょうか。

<イスンヨプ全打席>
出場なし


さて、20日ですが、コールドゲームで試合が早く終わったこともあり、
17時からのソフトボール3位決定戦に私的に行ってきました。

元々21日は野球の試合がないので、日本が決勝に進んだらソフトボールを
観に行こうと思っていたのですが、準決勝でアメリカに敗れたとのこと。
残念に思っていると、日本はその日の17時の3位決定戦に出場し、
勝てば翌日の決勝に進むと知って、豊台ソフトボール場へ向かいました。

北京生活1週間超。言葉は一切分かりませんが、
ICカード乗車券(パスモやイコカのようなもの)を使い、
あちらこちら路線バスで出向くなど、移動にはすっかり慣れたので、
ソフトボール場も気軽に足を運べました。

ちなみにバス料金は長距離でなければ1元(約15円)。
しかもカード利用だと、割引になり0.4元(4角/約6円)と日本の感覚だと、
その安さにびっくりしてしまいます。

以前から、実業団などソフトボール観戦をしたかったのですが、
なかなかチャンスがなく、今回が初観戦。
しかもその最初が「五輪ソフトボール史上、歴史に残る試合」とも
言われるものだったようで、非常にいい体験をしました。

野球では韓国側の立場ですが、女子マラソン同様、ソフトボールでは、
日本代表に声援を送ることができ、楽しい時間でした。

ソフトボールは野球に比べてファールグラウンドが狭く、
プレーが近くて迫力があっていいですね。
ソフトボール3位決定戦
8基の照明灯が、両翼67.06mのフィールドを照らす白熱の1戦。

野球同様、次の五輪で種目から外れますが、
今後一層注目を浴びてもいい競技だと思います。

ソフトボール観戦の様子などは、
朝鮮日報日本支社モバイルサイトに
掲載していますので、ご興味のある方は、
通勤途中など携帯電話でどうぞ。

→韓国プロ野球順位表(8月26日まで公式戦は中断)
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2008年08月19日

韓国代表、キューバに勝利し予選リーグ1位決定

当方担当
→最強メンバーでメダルに挑む韓国 北京五輪野球・直前リポート(スポーツナビ)

→韓国代表選手一覧と北京五輪概要、日程

前日同様、朝から広がる青空。大会発表では前日より気温が4度低いが、
さらに日差しが強く感じる、野球競技7日目。
 13日・対アメリカ 14日・対中国 15日・対カナダ 16日・対日本 17日・対中国 18日・対台湾
韓国は11時30分からキューバと戦った。

 北京の様子あれこれは、朝鮮日報日本支社モバイルサイトに掲載(写真も)。
 13日・五★松野球場紹介と大活躍のボランティア
 14日・北京の銀座・王府井とタクシーなど
 15日・地下鉄とバスに乗って、天安門へ
 16日・北京の中の韓国探し
 17日・女子マラソンを沿道で応援
 18日・ジャパンハウスへ行ってきました
 以上かるーい文章を記しています(★は木ヘンに果)。

序盤、キューバが3点先制するも、
韓国は4回に集中打と相手のミスで、打者一巡し逆転。
その後も得点を追加した韓国が7-4で勝利。
これにより、20日の結果に関係なく韓国の予選リーグ1位が確定。
韓国は準決勝で、予選リーグ4位のチームと戦うこととなった。

キューバ |0 3 0|0 0 0|0 1 0| 4
 韓 国   |0 0 0|5 0 1|1 0 X| 7

<韓国オーダー>
右 イヨンギュ
遊 チョングンウ
左 キムヒョンス
指 イスンヨプ
三 イデホ
一 イジンヨン→中 イジョンウク
中 イテククン→一
捕 カンミンホ
二 コヨンミン

投 ○ソンスンジュン、クォンヒョク、ユンソクミン、Sオスンファン

韓国の先発は、中国戦で好投したソンスンジュン。
野手はチョングンウがショートに入り、キムミンジェを休ませるなど、
DHのイスンヨプを除いた、20代のメンバーで臨んだ。

先制したのはキューバ。
2回表、四球のランナーを置いて、6番・ベルがライト線へ二塁打。
無死一・三塁とする。1死後、8番・ペスタノがレフト線への二塁打。
2者が生還し2-0とする。
キューバはその後さらに1点を追加し、3-0でキューバがリードする。

追う韓国は4回にビッグイニングを作る。
この回の先頭で、3番・キムヒョンスがチーム初ヒットとなる、
右中間への二塁打で出塁。
4番・イスンヨプはセンターフライに倒れるも、
5番・イデホ、6番・イジンヨンが四球で歩き、1死満塁。
2死後、8番・カンミンホがレフト前ヒットを放ち、
キムヒョンスが還って3-1とする。

続く9番・コヨンミンの打球はライト前へ落ちるポテンヒット。
2者が生還し、3-3の同点とする。

なおも、2死一・三塁で、1番・イヨンギュがバントヒットを試みる。
これを処理した、2番手ピッチャーのオデリンは一塁へ悪送球。
ボールがファールグラウンドを転々とする間に、2者が還り、
この回韓国は、一気に5点を挙げ、逆転に成功する。

韓国の先発・ソンスンジュンは、3回まで四球4つを与えるなど、
安定感に欠けていたが、4回以降は低めをつく投球で、
キューバ打線を内野ゴロに打ち取り、6回1/3を3失点に抑えた。

韓国は6回、2死からコヨンミンがセンター前ヒットで出塁すると、
1番・イヨンギュの4球目に盗塁成功。キャッチャーの二塁への送球が、
コヨンミンに当たり、ボールが転々とする間に、コヨンミンは三塁へ。
ここでイヨンギュは軽くレフトへ流すヒットで、コヨンミンを還し、
韓国は6-3とリードを広げる。

7回にも、途中守備から入ったイジョンウクが
ライト線のタイムリーヒットを放ち1点を追加。

投げては8回にユンソクミンが1点を与えるも、
9回をオスンファンが完璧に締め、7-4で韓国がキューバに勝利した。
韓国がキューバチームに勝利するのは、
プロ選手が参加した国際大会では初めてとのこと。


さて、既に決勝リーグ進出が決まり、
無理せず臨めたキューバ戦でしたが、韓国は勝利を収め、
6戦全勝で予選リーグ1位が確定しました。

韓国代表は今大会で、1、2、9番に足の速い選手を置くという
打線を形成していますが、この日もそれが機能する形となりました。
そして、日本戦で代打出場し、岩瀬からタイムリーを放ったキムヒョンスが、
18日の台湾戦に続き、3番で先発出場。
2日続けて2安打と結果を残し、きっちりと役割を果たしています。

また、台湾戦で3ランを放ったコヨンミンがこの日も2安打。
守備では持ち前の球際の強さで、ライトへ抜けようかという打球を
好捕するプレーがいくつか見られました。

準決勝ではチョングンウとコヨンミン、どちらがスタメンとなるか、
チーム内でのいい競争も生まれ始めました。

一方で、集中力を欠くプレーもいくつか。
サード・イデホの三塁線への打球の反応の遅さや、
他の選手にもありましたが、走塁ミスなど、
勝敗には影響しませんでしたが、少々気になります。
まぁ、絶対負けてはいけない試合以外では、
そういったプレーが出るのも韓国らしいとも言えるので、
準決勝では切り替えていくのでしょうけど。

そして深刻なのはイスンヨプです。
休ませるより出場して調整ということでしょうか、
前日に続き指名打者での出場。
ずっと芯でとらえた打球はなく、ポップフライが続いています。

スタンドからはここ数日「おい、イスンヨプ22打数3安打、どうした」
というヤジも飛び(まぁ同じ人が言ってますが)、
鳴り物のない球場で、このヤジは本人も聞こえているとのこと。
イスンヨプは多少ナーバスになっているのか、これに反応してしまい、
8回裏、一塁ベースコーチに立った際、別の選手の打席に対してことですが、
「打者が集中できるようにして欲しい」とスタンド前列の観客に
伝えていました。

イスンヨプはバランスを崩しているということ以外にも、
指の状態が万全ではないようで、今後調子を取り戻すのは、
容易ではないかもしれません。
しかし、過去の不振だった短期戦でも、最後の最後に結果を残すという
姿を見せてきているだけに、期待して見守りたいと思います。

<イスンヨプ全打席>
三フライ 中フライ 見三振 四球


この日も日差しアツアツのスタンド。
さらに熱かったのがこの人たちでした。
キューバ応援団01
青空にラテンの陽気さが良く似合います。
野球にはさほど興味はないと思われる、現地の人との温度差が素敵です。
場内ビジョンを映し出すテレビカメラへのアピール中。

空のペットボトルを両手に持ち、鉄製の床を楽器に見立て打ち鳴らし
♪タンタカ ツタタカ ツタタカタン!
とずっとリズムを刻んでいました。

キューバ応援団01
彼らの「キューバ!キューバ!」の声が耳に残っています。


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→韓国プロ野球個人成績ヒーロー・オブ・ヒーローズ 高津臣吾(高津投手全登板)


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posted by muroi |23:59 | 北京オリンピック | コメント(0) | トラックバック(0)
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