東京ドームに計画停電を!

アーセナルからリヴァプールに移籍したチェンバレンのこと。

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2017年夏、チェンバレン(24歳)はアーセナルからリヴァプールに移籍しました。 当初は、右WBの層を厚くしたいチェルシーへの移籍が濃厚と言われていましたが、チェンバレンがチェルシー移籍を拒否。 中盤センターでの起用の可能性があるリヴァプールへと移籍しました。 英国マスコミによれば、チェンバレン本人の年棒や移籍金といった条件はチェルシーの方が良かったようですが、チェンバレンは中盤センターでの起用に自分自身のサッカー人生を賭けて、リヴァプールに移籍したようです。

当時、私はリヴァプールに移籍できて本当に良かったな、と思っていました。

おそらく、タイトルを取るということだけであれば、リヴァプールよりもチェルシーの方が近かったでしょう。 チェルシーは昨季にリーグ優勝したということに加え、WBの層を厚くさえすれば、リーグとCLの両方で好成績が狙えると見られていたからです。 ですが、チェンバレンは、自分がやりたいポジションにこだわった。 年棒を下げてでも、です。 素晴らしい決断でした。

チェンバレンは、18歳のときに、サウサンプトンからアーセナルに移籍して来ました。 2011年のことです。 当時からスピードとパワーに優れ、右サイドをドリブルで駆け上がる姿は、獣のように美しかったです。 まだ、18歳なのにね。 近い将来、アーセナルでブレイクしてくれると、とても期待していました。

その頃のベンゲル監督は、速いサイドアタッカーを重用・獲得することがマイブームになっていました。 アルシャビン、ジェルビーニョ、チェンバレン、ウォルコット、宮市などなど。 しかし、ベンゲル監督は、ことごとくサイドアタッカーを潰していきます。 アルシャビンは移籍してきたシーズンこそ凄まじいプレーを見せましたが、その後はフェードアウト。 ジェルビーニョは、アーセナルでは鳴かず飛ばず。活躍したのは、その後、ASローマへ移籍してからです。 チェンバレン、ウォルコットもパッとしません。 宮市は、まだ身体ができてないのにボルトンにレンタルし、フィジカルで当たられまくって、ケガがちな体質にしてしまいました。

結局、ベンゲル監督は、サイドアタッカーをアーセナルで活かすことはできませんでした。 チェンバレンは、その犠牲になったと思います。 チェンバレンがアーセナルに移籍して来て3年目の半ば、私は、某ブログでこんなことを書いていました。 ※私は、ここの他にもブログをやっています。スポーツ専門ではありません。

いま、チェンバレンは20歳です。 まだまだ若手ではありますが、そろそろ自分の主戦場(ポジション)を決め始めなければいけない時期です。 ボランチなのかサイドMFなのか、別のポジションなのか。 彼は基本技術はしっかりしているし、身体も、20歳にしてはできていると思います。 ですが、これといった特徴がない。

ロシツキのようなファンタジー、ウォルコットのようなスピード、ウィルシャーのようなドリブルとパス、ラムジーのような運動量と タックル能力、アルテタのような長短のパスを散らすスキル、ジルーのような身体の大きさとポストプレー。 そういった特徴がが、いまは見当たらないのです。 チェンバレンは大きな才能の塊であるにも関わらず、万能型であるゆえに突出した能力が見つからない。

この記事にあるように、この頃の私は、既にチェンバレンをサイドアタッカーのスペシャリストだとは認識していませんでした。 なぜなら、ベンゲル監督が、チェンバレンをサイドアタッカーとして育てず、中途半端にパスを教えたからだろうと思います。 本来なら、もっとドリブルとクロスを磨くべき年齢だったのに。 チェンバレンは、サッカー選手として成長のさなかで不必要な育成をされてしまい、サイドアタッカーとしての長所を失っていました。 特に、ドリブルスピードが落ちていたのが致命傷でした。

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ブラジルW杯が終わったので、タイトルを元に戻しました。
東日本大震災は最悪の大災害でしたが、スポーツという観点から見ても、どうしても忘れられないし、風化させてはいけないものだと思います。
ですから、計画停電を機に立ち上げた本ブログのタイトルは、変更せずにずっとそのままにしておきます。

もう計画停電とか覚えてないのかな、みんな、、、、
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