東京ドームに計画停電を!

【緊急寄稿】E-1で日本が韓国に大敗した理由。

このエントリーをはてなブックマークに追加

E-1で1-4と韓国に完敗したハリルジャパン。 想定外の大敗に、ハリルホジッチ監督への批判の声が、高まっているようです。 が、結論から言うと、ハリルにとって、韓国に負けることは想定の範囲内だったと思います。 口では「必ず優勝を」と言いながら、ハリルホジッチ監督が勝敗よりも優先したことがありました。 2013年の東アジアカップで韓国に2-1で勝ったザックジャパンと比較しながら、なぜ、今回のE-1で韓国に大敗したのかを考えてみます。

ハリルホジッチ監督が、E-1で勝ち負けよりも優先したのは、W杯に連れて行く「新戦力」の見極めでした。 ハリルの立場に立てば、それは当然のことで、今後、強化試合をやれるのは来年3月の2試合だけ。 ですから、このE-1が、実質的には、W杯に呼ぶ選手の最後の選考と言っていいでしょう。 来年3月の2試合は、戦術の練度向上と先発を誰にするかを試す場であって、選手選考の場にはなり得ません。

ですから、ハリルホジッチ監督は、このE-1で可能な限り選手を試しました。 勝敗よりも、選手選考を優先したのです。 しかも、単に起用するだけでなく、各選手が複数のフォーメーションに対応できる柔軟性があるかどうか、という点までも確認しました。 E-1での先発メンバーとフォーメーションを見てみましょう。

北朝鮮戦は4-2-3-1。 中国戦は4-1-2-3。 韓国戦は4-1-4-1。

  ■E-1 北朝鮮戦(第1戦) E-1北朝鮮戦

  ■E-1 中国戦(第2戦) E-1中国戦

  ■E-1 韓国戦(第3戦) E-1韓国戦

全試合、先発メンバーもフォーメーションも異なります笑 明らかに組織の練度を高める気がありません。

例えば、最終ラインとボランチの組み合わせが3試合ともバラバラです。 ボランチについては、フォメが3試合とも異なるので当たり前と言えば当たり前ですが、4バックについても、同じ選手たちを先発させたことは一度もありません。 つまり、組織作りよりも個の力を見極めよう、という気持ちがミエミエでした。

じゃあ、2013年の東アジア選手権はどうだったのか。 先発メンバーとフォーメーションを見てみましょう。 特に、初戦の中国戦と第3戦の韓国戦を注目して頂きたいです。   ■2013 中国戦(第1戦)

2013中国戦

  ■2013 豪州戦(第2戦) 2013豪州戦

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
タグ:

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

【緊急寄稿】E-1で日本が韓国に大敗した理由。

本文に全面的に同意です。
特に
> 要は、Jには頭が堅い選手が多い印象です。
のとこ。

以前から指摘されているように、Jリーガー(ないしは日本人)は
監督の指示を絶対視してしまい、応用を効かせたり柔軟に対応したりするのが苦手です。
「マンマーク気味に付け」と言われればスペースが空くのも気にせずマンマークだし、
「奪ったら相手の裏を狙え」と言われればとにかく前へ前へのロングボールを出します。

特にハリルホジッチ監督が狙っている「縦へ早く」「相手の裏へ」というのは
奪ってまず狙え、という意味であって
常に(相手の陣形が整っていても)狙え、ではないはずです。
中盤のパス回しを嫌う、と一部メディアに書かれてますが
早くできるのにゆっくり戻すのを嫌っているだけで、パス回しを否定したことはないはずですしね。

ちょっと話が逸れましたが、
今回の敗戦に関しては監督も織り込み済みだと思うし、
選手たちに余裕が無さ過ぎた点も大きいと感じました。
監督に責任が無いとは言いませんが、制限のある中で抜擢した選手たちが
失敗を怖がって逆に失敗を重ねてたように思います。

【緊急寄稿】E-1で日本が韓国に大敗した理由。

大体そんなところでしょうねえ。
伊東なんかも良かったかなと思います。
ハリルさんがそんな性格なら、もしかしたらここからさらに新戦力を突然呼び出す可能性も無くはないってことでもありますよね。それこそ直前に誰か呼び出す可能性も否定はできない……。

手元で試した若手だけでなく、リーグの試合を見て把握している中堅の選手とかがいきなり呼ばれるってケースもありそうですね。

こんな記事も読みたい

気持ち良い「掌返し」!日本サッカーもここまで来たか。【「読裏クラブ」のワンツー通し】

女子に引き続き男子も完敗〜日本代表vs韓国代表(12月16日)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆【4thDayMarketCenter】

北朝鮮戦(女子) 【 もう1つレベルが不足していると確かめられた。 】【FCKSA66】

ブロガープロフィール

profile-iconmostovoi2

野球もサッカーも見るのが大好きです。

なお、コメントは大歓迎ですが、「通りすがり」やそれに類する一時的なお名前と思われるコメントや日本語の読解力に欠ける方のコメントは削除させて頂きます。
ご了承ください。

ブラジルW杯が終わったので、タイトルを元に戻しました。
東日本大震災は最悪の大災害でしたが、スポーツという観点から見ても、どうしても忘れられないし、風化させてはいけないものだと思います。
ですから、計画停電を機に立ち上げた本ブログのタイトルは、変更せずにずっとそのままにしておきます。

もう計画停電とか覚えてないのかな、みんな、、、、
  • 昨日のページビュー:1542
  • 累計のページビュー:7163113

(01月15日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. ベンゲル監督はビョーキだ。
  2. 柿谷、セレッソ復帰~日本の若き"天才"は、なぜ欧州で成功しないのか?
  3. まるでチェスか詰め将棋。ペップ・バイエルン、戦慄の攻撃戦術。
  4. 「ポゼッションサッカーの時代は終わった」と言っていた人達は、ドイツ代表を見て何を思うのか。
  5. 浅野拓磨がアーセナルに来るべきでない3つの理由
  6. 今季、アーセナルは本気でリーグ優勝を狙う。最大の敵は、、、、
  7. ガンバ大阪が降格したもう1つの理由
  8. 今季終了後にベンゲル監督は勇退せよ。
  9. ウィルシャーを育てるため、ロシツキを捨て石にするのか!?
  10. アギーレ監督は無罪だ。だから、監督を辞める必要はない。

月別アーカイブ

2018
01
2017
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2015
12
11
10
09
08
06
05
04
03
02
01
2014
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2013
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2012
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
2011
12
11
09
05
04
03
カテゴリー

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2018年01月15日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss