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本田圭佑は、なぜCFパチューカに移籍したのか?

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本田圭佑が、メキシコのCFパチューカに移籍することが決まりました。 欧州から出てメキシコリーグに行くという選択肢に、多くの方が驚いているようです。 私も本田が欧州を出ることは想定していなかったのですが、CFパチューカと聞いて凄く納得してしまいました。

なるほどなぁ、CFパチューカか。 本田らしい。

CFパチューカと言っても、ほとんどの日本人サッカーファンには馴染みがないでしょうね。 おそらくガンバ大阪ファンが覚えているくらいでしょう。 2008年CWCの3位決定戦でガンバ大阪とCFパチューカが対戦し、ガンバが1-0でCFパチューカに勝ちました。

CFパチューカの試合を見たことがあるとしたら、大半の日本人はこの試合のみのような気がします。

私は、諸般の理由によりメキシコリーグ(LIGA MX)も年間10~20試合は見ています。 決してメキシコリーグの専門家ではありませんが、一般的な日本人サッカーファンよりかは、ほんの少しCFパチューカについて知っていると思います。

本田がCFパチューカに移籍したことについて「なるほどな」と思った理由ですが、CFパチューカがポゼッションサッカーをやっているからです。 いまどき、珍しいくらいゴリゴリのポゼッションサッカー。 欧州では、これほどのポゼッションサッカーをやっているのは、バイエルンくらいしか思いつきません。 アーセナルでさえ、CFパチューカと比べると、ポゼッションっぽさでは負けます。

しかも、ミドルパスを中心としたポゼッションサッカーではなく、ショートパスを中心としたポゼッションサッカーであり、ペップバルサに近いスタイルです。

もちろん、CFパチューカがペップバルサに匹敵する、等と言っているわけではありません。 強さではなく、サッカースタイルの話です。

本田は、ポゼッションサッカーが好きです。 CSKAモスクワでも、ミランでもパスをつないで敵を崩そうとしていましたし、堅守速攻を標榜するハリル・ジャパンでさえサイドから中央に入ってきて、ポゼッションを高めるスタイルを指向していました。 しかし、欧州のトレンドは脱ポゼッションであり、カウンターとポゼッションを使い分けるチームかカウンターを主軸に置くチーム(ロングカウンターかショートカウンターは別にして)がほとんどになってしまいました。 ポゼッションを高めるのが好きで、かつ特徴的にも足が遅くてカウンターに向かないタイプである本田にとっては、欧州はかなり生きづらい環境になっていたと思います。

ですが、メキシコリーグは違います。 伝統的にポゼッション王国で、CFパチューカもその例に漏れません。 カウンターを使わないことはないですが、可能な限りポゼッションサッカーで戦おうとします。 そこが、本田の嗜好に合ったのではないでしょうか。

もちろん、CWCに出られるレベルの強いクラブである、ということも決め手のひとつだったとは思います。

さて、本田がCFパチューカに移籍したことで、日本の放送系メディアのどこかはCFパチューカの試合の放映権を獲得すると思います。 本田のネームバリューは凄いものがありますから。 DAZNなのか、スカパーなのか、スポナビなのかは分かりませんが。

欧州のトレンドとは異なり、Jリーグのファンは比較的ポゼッションサッカーが好きだと思います。 試合に勝っても、カウンターばかりで点を取ると批判されるのをよく見ます。 そして、そういうチームは観客動員数も少ない傾向です。

ですから、CFパチューカの試合が日本でライブ放送されるようになると、人気を集めるのではないでしょうか。 期待していますよ、放送系メディアのみなさま。

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