東京ドームに計画停電を!

U-20W杯が開幕。「韓国のメッシ」ことイ・スンウの現在地。

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韓国で、U-20W杯が開幕しました。 初日の試合結果は、以下の通りです。

<グループA> アルゼンチン×イングランド 0-3 韓国×ギニア 3-0

<グループB> ベネズエラ×ドイツ 2-0 ベヌアツ×メキシコ 2-3

私は、ベヌアツ×メキシコ以外の3試合を見ました。 その中で、特に注目していたのは、韓国×ギニア戦です。 バルサの下部組織に所属している「韓国のメッシ」ことイ・スンウと「Nextシャビ」と呼ばれるペク・スンホが出場しているからです。

この二人は、久保建英と同様に、バルサが移籍ルールを逸脱したとしてFIFAの制裁に会い、18歳になるまで対外試合への出場を禁止されていました。 それが原因で、久保は日本に帰国しましたが、この2人は年齢が高かったこともあり、バルサの下部組織に残留しました。

その後の成長度は、どうなのかを見て見たかったのです。

結論から言えば、イ・スンウはかなりヤバい選手になりつつあります。 メッシ級ではありませんが、もしかすると、ソン・フンミン級には十分なれる逸材です。 ただ、いまは壁にぶつかっていて、成功と失敗の狭間にいるような感じ。 この壁を乗り越えられれば、欧州でもかなりのレベルで戦えるようになるでしょう。

・・・バルサでレギュラーが取れるかどうかは別にして。

ペク・スンホは、どうですかね? 両足で精度の高いパスが出せるため、シャビ本人が期待しているという話も聞きますが、Nextシャビとしては物足りない。 初戦を見る限りだと、ちょっと良いMF、というレベルに過ぎません。 試合勘を失っている、という噂もあるので、第2戦以降をもう少し見てみたいと思います。

イ・スンウの話に戻りますが、彼のドリブルは、直線的でスピードが速く、瞬間的に細かくボールを動かすことが出来ます。 メッシというより、アザールに近いドリブルだと思います。 そして、持ち上がるコースの選択が、非常に上手いです。 また、ドリブルで持ち上がって、パスを出してリターンをもらう際のコース取りも、素晴らしくインテリジェンスを感じました。 ショートパスも、上手いですし。

ただ、彼が壁にぶつかっているように感じたのは、やはりフィジカル。 ギニアの選手のフィジカルは結構すごくて、U-20とは思えない強さでした。 そういう相手だと、イ・スンウは自分も周りも良い状態でボールをもらえないと、ほとんど力を発揮できません。 ですから、この試合、前半はかなりの時間帯で消えていました。 前半の最後の方になって、やっといい形でボールをもらえたので、そこで先制点を取ったり、VARで取り消された幻のアシストを出したりしましたが。

また、球際の競り合いでは、かなり負けていました。

バルセロナやアーセナルの若手選手にありがちなのですが、10代でボール扱いの技術が突出している選手が20代に入ると、急にフィジカルとの闘いに負け始めて、伸び悩むという・・・。 イ・スンウも、その瀬戸際にいるように感じます。

その解決方法は、結局、1つしかありません。 スピードやクイックネスを維持しながら、体幹を鍛えてフィジカルで負けないようにする。 メッシもイニエスタも、実は体幹お化けです。 一見、弱そうに見えますが、地味にフィジカルは強い。

10年前ならともかく、いまの欧州トップクラスでは、最低限のフィジカルが無ければ戦えないのです。

イ・スンウは、今回のU-20W杯で、一定以上の活躍はするでしょう。 ですが、それがバルサに戻って活躍することにつながるかどうか? これからの彼次第だと思います。

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