2008年08月18日

マンU-ニューカッスル戦点描

 結果は1-1のドロー。
 ユナイテッドが本拠地オールド・トラッフォードにニューカッスルを迎えた開幕戦。故障中のロナウドや親戚の逝去に伴い母国に一時帰国したテヴェスを欠く苦しい布陣。ルーニーの相棒は二十歳のキャンベル。右サイドはフレッチャーが埋めた。
 始めから若手の見極めをするつもりだったのか、前半のアクシデントでキャリックの代わりに入ったオシェイを除けば、あとは軒並み10代の若手、ファビオ・ダ・シウヴァとロドリゴ・ポセボンが後半ピッチに立った。
 序盤こそ、速いパス回しで圧倒するも、マルティンスの先制弾にフレッチャーがお返しをしたあとは、徐々に停滞。横パスを次々と狙ってはカウンターへと繋げるニューカッスルの攻撃に手を焼く。ルーニーが運動量で、ギグスがテクニックで打開を図るも、手数ばかり増えていく。つまり、決定的な仕事ができるパスの受け手を欠いていた。それでもバイタルエリアを当意即妙のパスワークでたびたび突破していた序盤は、いつものユナイテッドの匂いがした。今日のチーム構成ならば、決めるべきときに決めなければならなかった。
 ヤングスターたちの評価は及第点どまり。チームの駒になるには経験値と試用期間がまだまだ足りない。とはいえ、各所に大器の片鱗は見えた。ルーニーの動きを見習い、攻撃に守備に激しく動こうと努めていたキャンベルの気概は素晴らしい。今後に期待。
 対するニューカッスルもオーウェン、ヴィドゥーカらを欠いてやりくりに忙しい。マルティンスと組んだのは、ダフ。新しく加わったコロッチーニとホナスのアルゼンチンコンビは、チームの顔になりそうだ。
 ユナイテッドのパスワークに翻弄された序盤を除けば、ディフェンス陣はいい仕事をした。身体を張って、Pエリア内に侵入を許さない。シュートコースに身を投げ出すことを厭わない。必然、ユナイテッドのシュートの多くはエリア外から撃たれたものとなる。中盤で人を捕まえてプレッシャーをかけ続けたのも功を奏した。縦に動いてもらうユナイテッドの選手は事実上ルーニーただ一人であり、局面の転換を図る横パスが多くなる。それを徹底的に狙い撃ちした。
 ユナイテッドのサイド攻撃に畳み掛けるような圧力も連動性もなかったのもニューカッスルに味方した。単純なクロスに終始するユナイテッドのサイド攻撃を、長身選手を並べるニューカッスルのディフェンス陣は次々と跳ね返した。
 シュート数がわずか4本に終わったのは、チャンピオンチームの本拠地での開幕戦という心理的負荷を差し引いてもやはりさびしい。左サイドをたびたび深く抉って、得点の匂いを醸し出していたホナスと、相変わらずの身体能力でユナイテッド陣内を跳ね回っていたマルティンスを除けば、攻撃面で貢献した選手は見当たらない。ミルナーにも、もう少し頑張ってもらいたい。
 シェイ・ギヴンの奮闘は特筆に価する。ルーニー(?)のシュートを頭で跳ね返したり、至近距離からのシュートを足で防いだりと、アウェイ戦でのドロー発進に大きく貢献した。

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posted by morrison |02:08 | 記事 | コメント(2) | トラックバック(0)
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マンU-ニューカッスル戦点描

 初めまして。正直ニューカッスルには驚きました。新戦力が早くも溶け込み、十二分に機能していた。ただ、攻撃面に関しては、時折エンゾグビアが、高い位置まで上がってきていましたけれど、それも一定の時間のみで、ダフやマルティンスが孤立し、パスの出し手もいないという場面が多々ありましたね。セットプレーに関しても単調すぎて、得点の匂いがしないし、ホナスも守備に追われていて、攻撃参加もそうそう期待はできない状況でした。
 ギヴンは相変わらず素晴らしい活躍でした。正直プレミアで一番実力のあるGKは彼だと思っています。

posted by hono | 2008-08-18 05:02

マンU-ニューカッスル戦点描

>honoさん
 簡にして要を得たまとめですね。私なんかよりよっぽどいい記事が書いておられると想像します。
 ニューカッスルだけではなく、第2グループに位置するクラブの多くは、高い位置でパスを供給できる人材の不足に悩んでいるような気がします。そのへんが4強との大きな違いでしょうか。
 それからギヴン。彼がいなかったら、このドローはなかったでしょうね。

posted by 管理人 | 2008-08-18 05:31

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