2008年10月28日
2008/10/19 なでしこリーグDiv.1 第16節 伊賀FCx日テレベレーザ
なでしこリーグDiv1 第16節 10/19 (Sun) 12:00
@三重・上野運動公園 天候:晴れ 観客数:600人
伊賀FC 0 - 6 日テレベレーザ ┏ 0 - 2 ┓ ┗ 0 - 4 ┛
得点:永里(亜)16’ 大野26’ 82' 澤46' 永里(優)80' 87'(日テレ)
日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)は、終盤にさしかかっている。
ディビジョン1は19日、第16節が行われ、伊賀FCくノ一は、ホーム上野運動
公園競技場に首位の日テレベレーザを迎えた。
伊賀FCはここまで1勝13敗1分、勝ち点4の最下位。昨季に続いて降格の危機
に立たされている。10日に発表されたTASAKIペルーレFCの休部、来季のリー
グ退会により、自動降格は無くなったが、最下位を脱しない限り、入替戦にま
わることとなる。
伊賀FCは4−1−4−1。GKは大野。DFは左から村上、佐藤、池内、庄子。
アンカーに清原。中盤は左から吉泉、鈴木、堤、永留。1トップに大歯。
日テレベレーザは4−3−3。GKは小野寺。DFは左から永里(亜)、豊田、岩清
水、近賀。MFは真ん中に澤、左に南山、右に加藤。CFは大野、左に岩渕、右に
小林。
6連敗と勝ち点がとれない状況にもがく伊賀FCは、先月から新しいシステム
により突破口を開こうとしている。中盤をフラットにし、その後ろに清原をアンカ
ーにおいた4ー1ー4ー1。中盤の人数を増やし、スペースを埋め、数的優位を
つくり相手ボールを奪う。攻撃のバリエーションが少なくなるが、リーグダント
ツの平均4.1失点を抑えるのが先決である。このシステムは、中盤にタレントを
そろえるベレーザに有効かもしれない。
立ち上がり伊賀の戦術が見事に当たる。4人のDFと5人のMFの連動したプレ
スにベレーザの中盤は戸惑い、ボールが伊賀の網の目に引っかかる。16分に
ゴール前左サイドから、ベレーザDF永里(亜)に豪快なロングシュートを決めら
れ0ー1とされるが、中盤の支配権は、ベレーザに一歩も譲らず試合は進んだ。
しかし、早くもここから首位と最下位の違いがあらわれる。中盤が狭いと感じ
たベレーザは、真ん中の澤が高めにポジションを取り、他の2人と縦の関係を
つくり、早めにサイドにボールを散らす。26分、その澤から右フォワード小林
へ。小林から外側を追い越したDF近賀にパスが通ると、近賀は右サイドを
駆け上がり、中央に入れたボールを大野が決め、0ー2。
伊賀は、徐々に4人2ラインの連動性を失い、プレスが効かなくなる。数による
優位性を失い、中盤の支配権をわたしつつあった。それでも、40分すぎには、
ラインの裏を抜け出した大歯にボールが渡り、チャンスをつくるなど、まだまだ
試合はベレーザのものにはなっていなかった。
後半、ベレーザは岩渕に代え荒川を入れ、伊賀の戦術にシステム的にも対応
する。荒川を1トップ、1.5に大野、中盤を4人にし人数を増やした。加えて、
立ち上がりすぐ、46分に澤のショットでゴールを割ると、ようやく試合も自らの
ものにした。
伊賀は、怪我で先発を外れていた宮本を入れ、4−4−1−1にし、攻撃的にしか
けるが、失った支配権は取り戻せず、裏をつかれるなどして、3失点。0−6で試
合を終えた。
伊賀は、先月の浦和戦(0−8)に続く大量失点、6連敗。4/29から勝ち
がない状態だが、トンネルの向こうにかすかな光は見えたように思う。世界の
最先端、トップレベルの標準とも言われるシステム(4−1−4−1)の導入は、
理解度はまだまだであり、ものにするのも簡単ではないが、伊賀に合っている
ように思う。
ここ数年、どのチームと対戦しても、中盤が支配できず、DFラインからのスペー
スと裏へのロングボールと大味なサッカーになっていた。しかし今日の立ち
上がりはあきらかに違う15分であった。これを続けることは、サッカーの質を
上げるきっかけになるかもしれない。もちろんシステムはサッカーの全てでは
なく、ほんの一部分だが。
伊賀FCくノ一/MF12吉泉 「試合前、ミーティングがあり、監督からもっと
サッカーを楽しんでこいと言われた。ずっとチームの外からも中からも降格
へのプレッシャーがあった。その開き直った気持ちが出た立ち上がり15分
だったと思う。自動降格は無くなったが、気持ちを緩めることなく、戦いたい」
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posted by moonwriter |06:14 |
FOOTBALL |
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