2008年04月19日

2008/04/13 愛知大学野球春季リーグ5部 名古屋外国語大学x中京女子大学


春季リーグ5部 第2週2日目 4/13(Sun) 13:00  @愛知・愛産大G 天候:曇り


【名外大】 7 0 0 7 4 0  0 3 2 = 23
【中女大】 0 0 0 0 0 0  3 0 3 =  6


愛知大学野球春季リーグ5部は、第2週2日目を迎え、中京女子大学(中女大)
は愛知産業大学グラウンドにて、名古屋外国語大学(名外大)と対戦した。
昨日も同カードの対戦。中女大は、先シーズンからの成長を所々に見せなが
ら、2ー35のスコアで負けた。悲願の「1勝」に向け重要なシーズン。何とか
成長を結果に繋げたい。

先発は、昨日の試合、2回を投げたキャプテン深澤美和(4年)。初回に7点を
取られながらも、2、3回を無失点に抑え、試合のリズムをつくる。攻撃陣も、
名外大のピッチャー伊藤の乱調もあり、何度かスコアリングポジションにラン
ナーを進める。

深澤が5回を投げきり、奥田美里(3年)にピッチャーが替わると、今シーズン
はじめて、いやおそらくリーグに参戦してはじめて、試合の流れがほんの少し
だけ中女大に傾き始める。

6回表。サードへの強烈な打球を2つ、高木美早(2年)が落ち着いてアウトに
すると、この回3者凡退。7回表も奥田のテンポのいい投球で、3塁線への球
足の速いゴロをまたも高木が捌くと、三振、レフトフライと、2イニング連続で
3者凡退に抑えた。
このリズムが攻撃に繋がる。7回裏。四球、内野安打、死球と2アウトながら
満塁。ここで中女大にとって、最もまわって欲しいバッター、奥田にまわる。
ピッチャーとして2イニングを抑え、気分良くバッターボックスに入る。彼女は
チーム一のスラッガー。チャンスにも強く過去に何度もタイムリーを放ってい
る。中女大のベンチだけでなく、グラウンド全体に期待が高まる。

流れは彼女たちにあった。昨季より力強く感じられるスイングから、思いっきり
引っ張った奥田の打球は、バックホームに備えたのか、それとも奥田の打力を
見誤ったのか、前に守備位置をとっていたレフトの頭上を越えた。走者一掃
の2塁打。3点が入った。

その後9回裏にも、3つの四球で満塁とし、押し出し、ピッチャーゴロエラー、
セカンドゴロで3点を取り、6ー23で試合を終えた。

1試合6得点はチームで初めて、タイムリーヒットでの1イニング3得点も初め
てだった。それよりも、相手ピッチャーの乱れや、エラーから試合の流れが揺
らいだとき、しっかり得点したことが大きかった。3年目の春、少しずつ成長が
結果に繋がりはじめている。

「くそっ!」
タイムリーヒットで3点取られた後、名外大のベンチで声が上がった。
昨シーズンまで、女子の素人チーム中女大と対戦するチームも、彼女たちと
同様に、試合の意味づけが難しかった。実戦形式の練習、他チームとの対
戦に備えてのテスト。あまりの実力差にモチベーションも上がらず、集中力も
続かず、試合として考えられなかったはずだ。
が、今日、名外大のベンチで思わず上がった言葉は、試合が試合であったこ
との証明となった。たとえ1イニングであったとしても。




  • 共通ジャンル:

posted by moonwriter |05:47 | BASEBALL | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年04月15日

2008/04/12 愛知大学野球春季リーグ5部第2週 中京女子大学x名古屋外国語大学


春季リーグ5部 第2週 4/12(Sat)13:00  @愛知・愛産大G 天候:晴れ


中女大】 0 1 1 0 0 0  0 0 0=  2
【名外大】 3 5 3 1 5 4 11 3 X= 35



愛知大学野球春季リーグ戦は、今月4日からすでに始まっている。女子部員のみで
登録している日本初のチーム、中京女子大学(中女大)も12日、愛知県岡崎市の
愛知産業大学グラウンドにて5部リーグの初戦を迎えた。

中女大は、05年12月に全日本大学野球連盟傘下の愛知大学野球連盟に加盟し、
06年春季リーグから参加している。前代未聞、男子学生リーグへの女子単独チー
ムの加盟申請から、連盟内で満場一致とはいかなかった承認。そして2年間4シー
ズンの全戦全敗。参加意義の賛否両論の中、3年目の春を迎えた。創部当時の部
員は4年生になり、悲願の「1勝」を何としても手にしたいシーズン、可能性も最
も高くなったシーズンとなる。

初戦の相手は、07年の5部秋季リーグ優勝の名古屋外国語大学(名外大)。
先発のマウンドに上がったのはエース伊藤夕加(4年)。ピッチングフォームは昨
季より身体の軸が安定し、リズムもよくなった。1回裏は3点を取られながら、ス
トレートと緩急をつけた2種類の変化球で三振を2個取る。

2回表に名外大バッテリーのエラーから1点を取る。3回表には、死球でランナー
に出た奥田実里(3年)が2盗、3盗を決め、伊藤のレフト前へのタイムリーヒッ
トで鮮やかに2点目をあげた。バッテリーの隙をついた盗塁、少ないチャンスを
生かしたバッティングは、3年目の進歩と今年の可能性を感じさせた。
が、徐々に守備でのミスが増えはじめる。つられて伊藤の投球リズムも遅く、悪く
なり、守備のミスにつながる。ピッチャーを伊藤から、奥田、キャプテンの深澤
美和(4年)と繋ぐが、リズムを立て直すことができず、毎回失点、7回は11点
を取られた。攻撃でも拙攻、走塁ミスが目立ち、その後何度かランナーを出すも
追加点を取ることはできず、2-35で今季初戦を終えた。

昨シーズンより、身体が絞れ、体力が上がったように感じる選手が多く、サードの
高木美早、ライトの伴野真希など2年生のスタメンも新しい力を加えている。ベ
ンチも、以前の悲壮感漂う暗いイメージから、1つのストライク、1つのアウトに
大きな声が上がり、明るさが増しているように感じる。チームは前進しているが、
1勝への道のりは遠く、打球への判断、送球動作の遅さなど、基本技術において
足らない部分はまだまだ多い。

ランナーから目を離す、フライに声を掛け合わない。試合中、樋口一則監督は、技
術以前のミスに「アホ!」「バカヤロウ!」と何度も声を荒げた。そのたびに黄色
い声が上がるベンチに緊張感が走る。低い野太い声で厳しい言葉が続く。和気あ
いあいとした相手ベンチとは対照的である。ただ、選手たちはわかっている。素人
の集まりだったチームを小さな体で引っ張ってきた樋口監督の声は、悲願への熱
意である。





  • 共通ジャンル:

posted by moonwriter |04:50 | BASEBALL | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加