ピノキオ〜「クビ差」で「クビ」になったはずなのに、舌の根も乾かぬうちに再開した厚顔無恥なブログ

(鶴竜には申し訳ないが)舞台は整った。1月22日が決戦の場になるかどうかは稀勢の里次第だ。

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鶴竜が休場した。10日目まで5勝5敗ととてもじゃないが、横綱の責任を果たせているとは言えない成績で、いずれこうなるだろうとは思っていた。ケガが理由になっているが、休場しても番付に影響しない横綱の特権をいかしたのでは、と思ってしまうが、本当にケガをしているかもしれないのでとやかく言うのは不謹慎とも思うのだけれども、鶴竜には本当に悪いが、この休場は良かったと思う。大関陥落赤信号の琴奨菊が不戦勝になって首の皮一枚繋げたからではない(それも若干ある)。

白鵬VS稀勢の里の黄金カードが千秋楽結びの一番に組まれることが濃厚になったからである。

実はこの2人が千秋楽の結びで対戦したことは一度もない。この2人が千秋楽の結びで対戦するには、白鵬が1人横綱で稀勢の里が昔でいう東の正位に座った場合のみ可能になる。過去にそのケースになったのはたった一度だけあった。稀勢の里が大関昇進後4場所目の2012年の名古屋場所、しかしこの場所は白鵬と日馬富士が全勝のまま終盤戦まで行ったため、順番を崩して千秋楽の結びで全勝同士の対戦が組まれたのだった。その一番を勝ち全勝優勝した日馬富士が翌場所も東の正位で全勝優勝し次の場所で横綱昇進したため、この対決が千秋楽の結びで組まれることはなかった(日馬富士が休場した場所もあるが、そういう場所に限って稀勢の里が東の正位にいなかった)。

舞台は整った。あとは両者に千秋楽まで負けずにいってもらいたい。

しかし、白鵬はまだしも稀勢の里がこのままいけるのかは心もとない。やはりあの2012年の夏場所、11日まで1敗で3敗の把瑠都、琴奨菊、栃煌山、旭天鵬、碧山、翔天狼、玉鷲に2差を付けリードしながら12日目に栃煌山、13日目に白鵬に敗れ、千秋楽も把瑠都に敗れて優勝も逃したあの記憶があるからだ(優勝は平幕の旭天鵬)。今場所は違うと信じたいが....。 まずは、5年前に敗れた12日目、今日の勢戦は勝たなければ。ここまで13戦全勝の相手だが、逆に恐い。碧山とか栃ノ心とかそれまで分が良かった相手なのに突然苦手になるケースも見られ、大事な今場所負ける気がしないでもない。13日目は豪栄道でこれも難敵だが、14日目は誰と当たるか分からない。順番通りなら豪風だけど。

稀勢の里の大関昇進後、白鵬にリードした形で対戦したのは、30場所中たった2場所だけ。一つ目は前出の2012年の夏場所で、もう一つは去年の春場所11日目、全勝の稀勢の里は1敗の白鵬と対戦するも敗れ、翌日も日馬富士に敗れて優勝を逃した。

両者が星が並んで対戦したのは4回。2012年の初場所、新大関の稀勢の里は11日目に1敗の白鵬と対戦するが敗れ、翌日も優勝した把瑠都の注文相撲に屈し(ブーイングがあったね)優勝はならず。2度目は2013年の夏場所14日目に全勝対決、左四つに組み合たが白鵬のすくい投げに敗戦。3度目は去年の夏場所13日目に全勝対決。これも白鵬に敗れ優勝ならず。4度目は去年の名古屋場所14日目に3敗同士での対戦。ここは稀勢の里が勝って優勝に望みをつないだが、2敗の日馬富士に逃げ切られ優勝ならず。

こうして見ると、稀勢の里はよく言われるように、自分が追う立場のプレッシャーがかからない状況なら白鵬にも勝つが、五分以上の成績で対戦した場合は白鵬に1勝5敗。直近の対戦では勝っているもののどうなるか。そもそもこの状況で当たるとも限らないけど。

何度か書いているが、稀勢の里が千秋楽まで自力優勝の可能性を残したというのはあの2012年の夏場所しかない。今度こそそこまで行けるのか、それとも。

では。

コメントくださった方々ありがとうございました。

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返信

ちいの姉さんコメントありがとうございます。

実はわたしも同じようなことを考えもしました。
協会としてもこういう形が一番盛り上がりますからね。両横綱が共に千秋楽まで出てれば白鵬VS稀勢の里は組まれてたんですが、日馬富士が休んだ時点で、それが無くなり、鶴竜の成績が上がらないので休ませたとも見えなくもない。
ただ日馬富士も鶴竜も万全ではないので、出続けることにあまり意味をなさないし、休んだのも仕方ない。まあ稀勢の里は鶴竜とは合い口は悪くないし、むしろ平幕の調子がいい力士と組まれる方が逆にイヤな気が。
わたしの考えとしては、「無事是名馬」で休まず出続けたものが上、上位が休んでレベルがどうとかは関係ない。
とにかく稀勢の里は形はどうあれ、これだけの状況で優勝を逃したらもうないでしょう。頑張ってもらいたいものです。

返信

yumiikuさんコメントありがとうございます。

わたしは元阪神ファン(90年代の暗黒期)ですが、確かに阪神も昔から前半はもの凄く好調なのに、夏の死のロード(最近はあまり言わなくなった)辺りで失速するというパターンですからね。それもタイガースらしいとファンは達観しているところも似ていますね。

返信

北函オジサンコメントありがとうございます。

日馬富士や豪栄道の場合はこのまま行くんじゃないかという感じで見ていましたが、稀勢の里の場合は信用しきれないんですよね。あと3日どうなることか。

(鶴竜には申し訳ないが)舞台は整った。整えたのでは?

なんだか不自然。先場所優勝の鶴竜はもともと万全ではないのは、ファンとして知っていますが、鶴竜が休場。その前に日馬富士は休場。横綱を2名、いない状態を作るって、「はい、あなた優勝しなさい」って状況を作っているのでしょうか?
一方で、大関陥落力士あり?昨年、次は綱取りって騒いだ力士が?陥落って、何か変としか、思えないのです。

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大体、宝塚記念は○◎×で決まり、回収率の縛りがなかったら3連単なんかで勝負しなかったんだよ〜。実際は3連複当てているし。

とにかく再開させてもらいます。よろしゅうお願いいたしやす。
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