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稀勢の里は復活できるのか?過去の横綱のデータからは衝撃の結果が!

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相撲界の目下の関心事は、間違いなく稀勢の里である。

19年という長い歳月を経て誕生した、待望の日本出身横綱は 3場所連続休場中という苦境に立っているが、 果たして2017春場所で怪我を負った以前の強さを取り戻すことができるのか?

今回、年6場所制以降に横綱の地位に就いていた力士たちのデータを参考に 3場所連続休場以降、どのような結果を残せたのかをまとめてみた。

それでは、データを見てみよう

※グラフ付きで本記事を見る場合は、以下のページでご覧ください http://sumo1982.jp/blog-entry-106.html

【調査対象:年6場所制以降に横綱の地位にいた力士】 30名

【3場所連続休場の経験がある横綱】 20名 ※3場所連続休場は、途中休場と全休の区別はない

調査してみると、調査対象となった30人の横綱のうち66% 約7割の横綱が3場所連続休場を経験している。

このうち、3場所連続休場以後の成績がない稀勢の里と鶴竜の2名を抜いた 18名を対象に

3場所連続休場後の優勝回数 と 3場所連続休場後の在位場所数 を調べてみた。

正直、データに起こしてみると非常に厳しい結果となった。 稀勢の里ファンの方は心してみていただきたいと思う。

【3場所連続休場後の優勝回数】

なんと、優勝回数0回が対象となった18名のうち最多9名であり、全体の50%を占める。 つまり、3場所連続休場を経験した時点でその後優勝できる確率は50%となるのだ。

しかも その後も、コンスタントに優勝を経験した数値であろう3回以上優勝という結果を残せた横綱は 6名となっており、約3割と決して高くない割合である。

厳しい言い方だが、3場所連続休場を経験した時点で、その後の相撲人生は著しく厳しいものになるのだ。

ちなみに、3回以上優勝している横綱は 柏戸、大鵬、輪島、北勝海、曙、朝青竜となっている。

一時代を築いた横綱、実力者として名を残す横綱しか その後結果を残せていないのだ。

嫌な数字ばかり上げて申し訳ないが、 3場所連続休場経験後に、優勝を3回以上行えた横綱はみな30歳以下で 3場所連続休場を経験している。

稀勢の里のように30歳以降に3場所連続休場を経験した力士のなかで 優勝回数をバリバリ積み重ねた横綱は過去に存在しない。

【3場所連続休場後の横綱在位場所数】 こちらも厳しい結果となった。

3場所連続休場経験した横綱の33%は1年を待たずに引退を余儀なくされている。

2年を待たずに引退した横綱は10名。全体の55%となっている。

ちなみに、3場所連続休場直後の場所で引退した横綱も 全体の16%と割合は低いものの存在する。 千代の山、栃ノ海、北の富士の3横綱だ。

このグラフは 3場所連続休場を経験してしまった場合、力士人生がそう長いものではないということを 示唆しているのだ。

いかがだっただろうか?

正直、稀勢の里を応援してきた私にとってこのデータは見たくないものとなった。

あれほど、横綱に上がるために苦労した稀勢の里なのだから3場所休場しようと 絶対に挽回できると考えていたのだが この数字は、決してその考えを肯定してくれるものではなかったのだ。

他にも、昭和の大横綱北の湖は 30歳で3場所連続休場を経験したが、 その後優勝はわずかに1回で2年を待たずに引退している。

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2017年本場所
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