独断と偏見の相撲ランキング

躍進した若手力士達。ただ、横綱大関が復帰する来場所こそ真価が問われる。

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3横綱2大関不在の場所となった秋場所は、千秋楽で日馬富士と豪栄道の熱戦が繰り広げられ 大きな盛り上がりを見せて幕を閉じた。

そして上位陣の多くが休場したこともあり、若手が躍進した場所となった。

史上初の新入幕3場所連続2桁勝利の記録を達成した阿武咲。 日馬富士、豪栄道を破り波乱の秋場所に一役買った貴景勝。 新入幕で、若手らしい勢いのある相撲で10番勝った朝乃山。

名前を挙げた力士達を筆頭に、上位の実力者不在の場所を、 若手のフレッシュな活躍で見ごたえのあるものに変えてくれた。

特に、前頭上位で横綱大関を立て続けに破った阿武咲と貴景勝については、 今場所で大きく躍進したと言っていいただろう。

共に身長175cm程度で体重160キロ台という体型もさる事ながら、 突き押しが得意という相撲の型も同じである。 そして、共に若手らしい気っぷの良い相撲を見せてくれるという共通点がある。

ふてぶてしい程落ち着いた表情で、迷いなく立ち合う両力士の相撲ぶりを見ていると いよいよ若手の時代の到来が迫ってきていることを実感させられる

見事な躍進ぶりを見せてくれた両力士は素晴らしい限りだ。

しかし、彼らが来場所さらに白星を積み重ねていけるかは非常に不透明だ。 なぜなら、来場所は休場していた大物力士達が参戦してくるからだ。

来場所、阿武咲、貴景勝は番付上必ず 横綱戦が組まれることとなる。

つまり今場所平幕と闘った3番を横綱と行わなければならないことになるのだ。

いくら2人が力をつけてきたとはいえ3横綱の体調が通常状態であれば、 地力の差は明白だ。

今年の名古屋場所で、貴景勝は初めての上位挑戦となったが 5勝10敗と大きく負け越している。 そのうち横綱戦は3つ組まれたが、全て星を落としている。

阿武咲は、今場所が初めての上位挑戦であり複数の横綱と同一場所で闘ったことがないのだ。

復活した横綱陣に3連敗する可能性も十分に出てくる。

となると、今場所阿武咲が10番、貴景勝が9番勝っているが もし3横綱が健在であったら負け越していた可能性すらあったのだ。

彼らは、間違いなく力を付けているものの、それでも新たに迎えた4横綱時代においては、 まだ勝ち越しがギリギリのラインに立っているに過ぎないのだ。

幸い、両力士は今場所の活躍に浮かれている様子はない。 千秋楽の3賞獲得のインタビューでもそれは感じ取れる。

おそらく、横綱が戻ってきたら勝ち越せるかわからないことを認識しての発言だろう。

特に阿武咲は、新記録を打ち立てただけに天狗になってもおかしくない状況だが、 冷静に自分の現在地を認識し客観視できている点は頼もしい限りだ。

若い勢いとこの冷静さがあれば、もしかしたら先場所以上の躍進を見せてくれることも期待して 良いのかもしれない。

復帰に向けて虎視眈々と牙を研ぐ3横綱を、逆に撫で斬りにするような力強い相撲を 見せてほしいものだ

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