独断と偏見の相撲ランキング

行司は立ち合いの判定を15日間統一すべきだ

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秋場所もいよいよ大詰め14日目を迎えた。

この日、注目は何と言っても優勝争いで首位に立つ豪栄道の一番だったが、 この一番気になるところがあった。

行司の立ち合いの判定についてだ。

この取組は豪栄道の手つき不十分で2度不成立となったのだが、 見ていて納得できる判定ではなかった。

豪栄道は結局最後までチョン立ちであったし 不成立の2回の立ち合いと、成立した3回目の立ち合いで手つきに大差はなかった。 しかも、豪栄道のこの日の手つきで不成立と判定するのならば、 つねにチョン立ちの豪栄道は毎回不成立にしなくてはおかしいのだ。

例えば12日目の松鳳山との一番では、明らかに最後につくべき手を下ろさず、 握りこぶしを広げただけだった。

わかりやすい手つき不十分にも関わらず、 立ち合いは成立していた。

結局、この日の豪栄道の一番の前の取り組み、嘉風と荒鷲の一番で2度立ち合い不成立があったため、 その直後の立ち合い判定が厳しくなったのだろう。

しかし、いつも通りの手つきをしているにも関わらず不成立となると、相撲を取る力士は大きくリズムを狂わせてしまうことになる。

今回豪栄道も、1回目の立ち合いでは鋭い出足を見せたものの 3回目では立ち合いの踏み込みが弱く引きを見せてしまっていた。

勝負所での突然の立ち合いの厳正化は、力士を戸惑わせその場所の趨勢すら変えてしまいかねないのだ。

立ち合いでは、両力士しっかりと手を付いて仕切るのがルールである。

相撲は神事であり、その所作を正しく行わせることは非常に大事だ。

力士はそれを順守すべきである。

ただ、同時に勝ち負けを争う競技としての要素も大きいため、 立ち合いでの駆け引きが生まれてしまうのは、実際のところ仕方がないのが現実だ。

それならば、一人一人の行司が、少なくとも15日間を通じて一貫した立ち合いの判定をしてくれることが、 見ている側も力士側も混乱しない良い落しどころではないだろうか?

千秋楽優勝をかける、日馬富士と豪栄道との結びの一番では 立ち合い一度で気持ちよく行われてほしいものだ。



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2017年本場所
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行司は立ち合いの判定を15日間統一すべきだ

両力士の息が合ったときに立ち合う、これがあうんの呼吸でしょう。行司は力士の黒子に徹すべきです。今場所のようにしゃしゃりでてはダメだろうと思いますよ。

行司は立ち合いの判定を15日間統一すべきだ

手をつくのが大事なのではなく、お互い呼吸を合わせてしっかりぶつかるのが本来だと思います。昭和の時代の映像見ても殆どが手をついていません。それでもお互いが自分の力を出そうという気持ちなのでしっかりと組み合った取り組みになっていたと思っています。だからこそ自分の相撲が取れなくなったら引退という力士が多かったんでしょう。今は日本人の考えも変わりお互いに力試しして、その上で自分が勝ってやるというよりは、相手より有利な体勢でってのが大きすぎる気がします。相撲の美学が失われつつあるのかもしれません

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