独断と偏見の相撲ランキング

野戦病院と化す秋場所。2日目を採点する

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3横綱休場の場所となった秋場所。

土俵に立つ関取衆が、熱戦を見せ盛り上がりを見せた初日だったが、 早くも2日目に人気者宇良、大関高安といった今場所の目玉も負傷により休場が決定してしまった。

不調の照ノ富士も休場しかねない状況だけに、半ば野戦病院と化している状況は緊急事態 といって良いだろう。


各力士の体調管理は万全だったのか? 相撲人気復活に伴う巡業日の増加は、あまりに負担が大きいのではないか? 公傷制度を復活させて、怪我を抱える力士へのケアが必要ではないか?

など意見は様々あるはずだ。 相撲協会は、この事態を重く見て力士のけがを防ぐために最善を尽くした運営を 心がけてほしい。

ただ、裏を返せば、この状況は多くの力士に優勝の可能性があるチャンスとなっているのも事実なのだ。 同僚たちの怪我を心配しつつも、虎視眈々と牙を研いでいることだろう。

そんなサバイバル場所の2日目はどんな内容となったのだろうか? 印象に残った幕内力士をピックアップして採点しようと思う


△錦木

課題の立ち合いでの立ち遅れも改善してきているようで 千代丸の突きを物ともせず力強く押し出した。 技術点+1点

△宝富士

小回りの利く千代の国の突き押しにも全く動じない防御力は さすが角界の白サイと呼ばれているだけのことはある(注:当ブログのみの呼称である)

元三役力士の力は伊達ではない。技術点+1点

△勢

輝との、大型力士対決は非常に見ごたえがあった。 相手の張り手にもひるまず前へ攻める姿勢は敢闘精神あふれる勢ならではだろう。 敢闘点+1点


△千代大龍

昨日の嘉風との一番に引き続き、素晴らしいぶちかましで御嶽海を粉砕した。 両関脇を完封するぶちかましは絶品だ。

強い千代大龍が帰ってきたのだろうか?明日もいい相撲を期待したい。 ぶちかましの技術に+1点


△△阿武咲

名勝負製造機の嘉風との熱戦を制した相撲は堂々たる相撲だった。

相手の、激しい当たりにも我慢して前に出て、積極的な攻めが持ち味の嘉風を引かせて下がらせるのは 見事だ。 将来の飛躍を感じさせるこの若手には、特別点+2点をつけたい。

△玉鷲 優勝候補の高安を見事に押し出した。 合口の良さが出たが、土俵際で粘る相手にしっかり勝利した点は評価できる。 足首の負傷は気になるが、敢闘精神に+1点

▼照ノ富士

左を手繰って左上手を取るはずが簡単に切られてしまう。 相手に寄られると、土俵際で残せる力がない。 怪我の状態は良くなっているというが、相撲内容は語るべきところが何もない。 大関としては及第点以下の相撲だろう。奮起の期待を込めて-1点

△△日馬富士

まだ2日目で時期尚早だが、今場所の日馬富士の相撲は際立っている。 力自慢の栃ノ心相手に、立ち合い鋭く当たり電光石火の下手投げを見せてくれた。 体もよく動き、気力も充実している。このまま素晴らしい相撲を見せ続けてほしい。

技術点と特別点で+2点


【2日目を終わっての順位】 9点 日馬富士、阿武咲

8点 千代大龍

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2017年本場所
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気ままに、本場所開催中にランキングをつけさせていただきます。

【点数ルール】
勝ち点:勝ち星を挙げたら+3点。負けたら0点

技術点:上手い立ち合い、技等が見られたら加点

敢闘点:勝つ!という想いが相撲に出ていたら加点

土俵態度:気力を感じられない相撲や、だめ押し等見苦しい行為をした力士にはマイナス点をつける

特別点:4つの点数以外にも、ブログ主が「グッ」ときたら加点する。
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(09月26日現在)

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