独断と偏見の相撲ランキング

大横綱千代の富士に並ぶも、何か盛り上がりに欠ける。白鵬関の一人旅が本当に残念だ。

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名古屋場所9日目。

横綱白鵬関が、結びの一番を制し1045個目の勝ち星を積み上げた。

これは、大横綱千代の富士に並ぶ史上2位タイの記録である。

そして1位の1047勝超えも、目の前だ。

今場所中の記録更新は間違いないだろう。

また1つ金字塔を打ち立てようとする白鵬関には賞賛の言葉しかない。

本当に素晴らしい。

そして、大記録達成間近で名古屋場所も大盛り上がり、、、かと言われるとそうでもない。

いや、確かに盛り上がっているのだが、例えば稀勢の里関が優勝を決めた 初場所、春場所の連日の熱狂的な声援に比べると明らかに盛り上がりにかけるのだ。

確かに稀勢の里関の優勝は、多くの相撲ファンの長年の悲願だった。 だからこそ、初日から会場全体からこだまするような拍手と声援が鳴りやむことがなかったのだろう。

ただ、純粋に記録だけを考えて欲しい。

2回の優勝は、現役横綱が皆達成しているのだ。決して、史上初の記録ではない。

逆に通算勝ち星1047の更新は、前人未到の記録だ。

その瞬間が、まさにリアルタイムに近づいているのだ 稀勢の里関優勝と、同じように熱狂的な声援が送られても何らおかしくないはずなのだ。

しかし、白鵬関が記録を更新してもそこまでの盛り上がりは生まれないと予想される。

なぜなら、悲しいかな「強い白鵬」では驚きを生まないからだ。

白鵬関はすでに38回優勝という、優勝回数において史上1位の記録を達成している。

つまり、白鵬関が勝つのはすでにお馴染みの光景なのだ。

通算勝ち星更新は、本当に素晴らしいことだ。間違いなく偉業である。

多くの相撲ファンはそれを理解している。

しかし、今まで散々見てきた最強白鵬の延長線となる記録更新を目の当たりにしても、 驚きがないのだ。


そして、白鵬関にとって不幸なのは 今場所ライバルとなるべき稀勢の里関が休場した上に、賜杯を争うべき力士が 星を次々に落し優勝争いから脱落していることだろう。

それが白鵬関の一人勝ちを余計に際立たせてしまい、記録達成に対する反応を鈍くさせているのだ。

もし、今場所が誰が優勝するかわからない激しい首位争いが行われた上での通算勝ち星の更新であるならば さらに1047、8勝目がドラマチックに扱われたことだろう。

記録達成に水を差す、ライバル達の不甲斐なさは非常に残念だ。


白鵬関は、昨年、横綱となってから自身初となる全休場を経験し賜杯から遠ざかっていた。 以前では見せたことのないような、脆い相撲を見せいよいよ限界説も声高に叫ばれるようになった。

そんな不振を乗り越えての先場所の優勝であり、今場所の記録達成なのだ。

記録更新を達成する間近の今だからこそ、もう一度しっかり白鵬関の相撲の凄みをかみしめるべきではないだろうか。



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2017年本場所
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この記事へのコメントコメント一覧

大横綱千代の富士に並ぶも、何か盛り上がりに欠ける。白鵬関の一人旅が本当に残念だ。

「今場所ライバルとなるべき稀勢の里関が休場した」
稀勢の里は白鵬のライバルでもなにもないですよ。稀勢の里に対する過大評価。過大評価している相撲をよく分からない人たちが騒いでいる盛り上がりなんてなんの価値があるでしょうか?盛り上がらなくてもいいんです。本当に相撲を知っている人は分かっている。白鵬は最高の素質を努力で最大限に開花させた。これまで積み重ねてきた記録は当然の帰結だと思います。
過大評価も依怙贔屓も得なかったことが白鵬を長年にわたり勝ち続けさせてきたとも言えるでしょう。常に自己を客観視して、質の高い稽古、体調管理を行ってきたのも大きかった。
理不尽とも思えるマスコミ、協会、ミーハーファンの依怙贔屓と過大評価に勘違いしたのか、客観的に物事を思考できなくなって、駄々をこねた上での強行出場、そして取り返しのつかない怪我をしてしまった稀勢の里とは対照的だと感じる。雌雄を決する対決とか寝ぼけたことを言っていた解説者がいたけど、雌雄なんて10年前に決しているんですよ。

「大横綱千代の富士に並ぶも、何か盛り上がりに欠ける。白鵬関の一人旅が本当に残念だ。」へのコメント

アレクセイ様

当ブログの管理人のmomijiです。

おっしゃる通り、白鵬関は間違いなく平成大横綱でしょう。

私も東京オリンピックまで土俵に上がり続ける姿を期待しています。

大横綱千代の富士に並ぶも、何か盛り上がりに欠ける。白鵬関の一人旅が本当に残念だ。

もうすぐ横綱在位も歴代1位
怪我をしない・高勝率・初顔に強い
綱の威厳をその身で体現してますね
他の3横綱からしてみれば、違う時代ならもっと優勝のチャンスが生まれるわけで

東京オリンピックでの土俵入り ぜひともみたいですね

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