2009年10月29日

福田健二、再び日本に

個人的に驚いたので短めながらエントリー。

愛媛に元名古屋のFW福田健二が加入

だそうです。
福田と言えばパラグアイ、メキシコ(2部)、スペイン(2部)、ギリシャ(2部)と
主に2部リーグとは言え、南米・欧州できっちり成績を残し続けた「さすらいのストライカー」。
もっと古い記憶をほじくり返せば、トルシエに呼ばれて一瞬だけ日本代表候補入りしたような。
FC東京時代、決して出場機会に恵まれていたとはいえない状況であり目に見える結果も残せなかったのですが、
サポーターからは非常に愛されていた存在でした。
当時、FC東京サポの友人に連れられて味スタに良く行っていたのですが、福田人気は凄かったです。
(応援歌は今でも覚えてます)

その後ベガルタから世界へ飛び立った訳ですが、正直こんなに息長く世界で活躍出来るとは思いませんでした。

そんな福田が、愛媛FCに入団すると。
これはビックリ。何で愛媛?とか思いました。
で、調べてみたら、福田は愛媛の出身なんですね。納得です。
生まれ故郷のチームをJ1へ…なんて夢も出てきます。
日本でも2部、ってのも何か福田らしい感じで。


「日本代表に呼んで欲しい選手」
というエントリーがあると、
「福田を呼べ」
なんて度々書かれたりしてましたね。
そういった方々は恐らく福田の「海外での経験」を期待していたのでしょう。
しかし、実際に福田のプレーを見る機会ってのは(私も含めて)非常に少なかったと思います。
ですので、今まで代表に推してきた方々にも、そうでない方々にも
「経験をたっぷり積んだ福田」
を楽しみにしましょう。

posted by mm666 |10:39 | Jリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年10月28日

日本代表には華が無い?

何だか煽り記事みたいな題名ですけど、単なるヨモヤマ話です。

■「華が無いねー」って言われた

先日の日本vs香港をTVで見ていた時に、妻に言われまして。

ちなみにこの妻なるお方、サッカーにはさほど興味は無いが
代表の試合なら何となく見ても良いかな、というスタンスの人。
中村俊輔や中澤、闘莉王あたりは知っていても長谷部や憲剛あたりになるとよく知らない、と。
つまり私にとって、最も身近な“ライトファン”なのです。

そのライトファン代表曰く、
「今の日本代表には華が無いよね。あんまり見たいと思わない。」
との事。

自称“コアなサッカーファン”(自称ですよ)である所の私としては、反論せずにはいられません。
「俊輔は?最近なら本田や森本あたりもいるよ」
と言ったところ
「地味」
の二文字で返されました。ギャフン
では“華のある選手”とはいかなる人なのかを聞いてみると
「中田とか」
だそうな。

うーむ、なるほど。
俊輔と中田英を比べた時に、プレーは俊輔の方が派手で中田の方が地味だった気がするのですが、
やっぱり露出と顔の違いでしょうか。
 ※今では俊輔のプレーも割と地味目になってきましたが。

妻は更にこうも言いました。
「昔はもっと華のある選手が多かった気がする」
「カズとか武田とか」

ヴェルディ全盛期ですな。
確かに華やかでした。あの頃は。
いわゆる“Jリーグバブル”で盛り上がり、全ての試合が満員御礼。
試合はTVで中継され、Jリーグ・アウォーズではカズが風船の中から出てくる始末です。
(最後は関係ないか)

その時代から一気にバブルが弾けてサッカー人気も落ち込み、
日韓W杯前からジワジワと盛り返してドイツで再度の頂点を迎えて今に至る、って感じでしょうか。
どうやらその流れの中で“華”は少なくなってしまったようです。

この「華が無い」発言を「サッカー知らないとわからないよなー」で済ますのは簡単ですが、
考えれば結構な問題なんじゃないでしょうか。


■私は華がなくても見ますけど

それは「サッカー好きな層」の話であって、
ライトなファンは華があって初めて「見てみようかな」と考える方々です。
今後、日本サッカーが更に発展していく為には、そういう層を取り込む事が必要になってくるんじゃないでしょうか。

ここで
「いや、そんなミーハーなファンは要らないよ。どうせブームが過ぎ去ったらいなくなるんだし」
という意見もありましょう。
それは一理あります。
しかし、私はこうも考えます。

 ・ライトファンがある特定の選手を見たいが為に、サッカーを見てみる
  →その選手以外にもちょっと気になる選手がいる
  →それらの選手が活躍するのを見たいので、試合を良く見るようになる
  →何かサッカー好きになる
  →周囲に勧めたりする。子供がいたら、サッカーさせたくなっちゃう。

こういう流れでちょっとずつでも“サッカー好き人口”が増えれば、
将来的にサッカーをプレーする人口も増えて、底上げに繋がらないかなぁ、と。
(少子化とかかなり無視してますが)

そんな壮大な野望を実現する為には、まずライト層に興味を持って貰う事からはじまります。
そこで必要になるのが“華のある選手”。やはり手っ取り早い。

競技は違いますが、近年プロ野球の北海道日本ハムファイターズが人気になってきた背景には
 新庄というスターの存在 → ダルビッシュという次世代スター加入 → 優勝
という流れが間違いなく存在すると思います。
(もちろん、チームの地力もあります)
これを見ても、“華のある選手”が活躍する事で結果が出て人気アップ、というのは王道なんじゃないかと。

では華のある選手はどうやって作りましょう?
これはとても難しい。持って生まれたオーラ的なモノも必要でしょうから。
…が、ある程度の実力とスター性を兼ね備えた選手ならば、テレビなどのメディアによって
国民的なスターになり得ます。
と言うより、そもそも“華のある選手”ってのはメディアによって生み出されているといっても過言じゃないでしょう。

つまり、テレビ等のメディアにはもっともっとサッカーを、特にJリーグを取り上げて貰いたいのです。
そしてTV中継もやって欲しい。
スカパーに入っていない層にも「日本にはJリーグがあるんだ」という事を認識させて欲しいのです。

…とは言うものの、既にテレビ局各社からは「お金(=視聴率)が取れないコンテンツ」と見られているようで、
バブルの頃のような取り上げ方はもうして貰えなさそう。
こうなると、自然発生的に“華のある選手”が出てくるのを待つしかないのでしょうか。。。


…何だか結論の無い、取り止めの無い話をダラダラと書いてしまいましたが、
いわゆる「サッカー人気」を上げていくには
Jリーグで質の高い試合をしてもらう事。サポーターは足繁く試合観戦をして選手達を鼓舞する事。
JFAは地域密着型のリーグ構成を推し進めつつも、選手や観客の満足度を高めるような手段を考える事。
これらが遠回りなようで一番の近道なのかもしれませんね。

と、無理矢理結論付けてみました。
皆様、何か妙案はありますでしょうか?

続きを読む...

posted by mm666 |11:18 | 日本代表 | コメント(17) | トラックバック(0)
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2009年10月26日

降格マジック1

J1、第30節が終了した時点で

順位   チーム名         勝点 得失点差
-----------------------
15. 大宮アルディージャ     36    -6
16. 柏レイソル           27    -21
17. ジェフユナイテッド千葉   24    -20

となっております。

残り4試合。残留圏内まで勝点差12。
要するに全勝しても勝点で並ぶ事までしか出来ず、
アルディージャが残り4試合で勝点を1でも取れば終了です。
つまり、ジェフの「降格マジック」となってしまいました。

正直、ジェフの降格はほぼ決定事項と捉えていいでしょう。

残念でなりません。
悔しくてたまりません。

もう愚痴をぶちまけたくてしょうがないような心境ではありますが、
ちょっと冷静に、こうなってしまった理由について個人的な考えを書いてみます。

■監督交代と補強タイミング

ミラー前監督は、フロントに対して補強の必要性を説いていました。
確か、FW(コメントでは「セントラルアタッカー」という表現をしてた)を
開幕前に補強したいと言っていた記憶が有ります。
当時シニアマネージャーだった昼田さんは「クロッサーが必要」と言っていたと思います。

が、それが叶ったのは6月の中断後。
6/29にネット・バイアーノの加入が発表されました。
第15節が終了した後です。
クロッサーは太田がそれに該当すると思うのですが、これは7/15。
第17節終了後です。

その後、7/27(第19節終了後)にミラー監督の解任と江尻新監督の就任発表が行われました。

これだけ見ると、フロントはミラー監督の希望を叶えてからたったの4試合で解任しているように見えます。
もちろん監督の希望が全て叶う訳でも無いですし、それまでのジェフの成績は「FWがいなかったから」だけで済むモノでもありません。
しかし、開幕前にFWを補強する気満々だったにも関わらずそれが出来ず、
やっと獲得したと思ったらそれを希望していた監督解任というのは
どうにも一貫性に欠けるというか、チグハグな印象が否めません。

ただ、ここで言いたいのは
「じゃあ監督をミラーのままにすれば良かった」とか
「フロントの監督交代は間違いだった」とかではありません。

監督交代の判断は成績を鑑みても止むを得ない判断だったと思います。
ミラーのままでどうなったかはわかりませんが、正直それ程変わりは無かったんじゃないかなとも感じます。

何が言いたいのかというと、
「前任監督の考えていた補強をしたならば、後任の監督にも同じ路線を辿らせるのが妥当では?」
という事です。
江尻監督の方向性はどちらかというと「オシム時代を思い出せ」というような形です。
走って、粘って、動き回る事で攻撃していこう、と。
一方、ミラー前監督は「まず守ろう。」でした。
(もちろん、それが出来てなかったから解任だったんですが)

ここまで方向性がガラリと変わってしまうと、
それまでチームが積み上げて来たモノがとたんに無意味になってしまう危険性がある訳で、
実際にジェフの現状を見るにつけ
「守備もイマイチ、攻撃もチグハグ」
という、どっちつかずなチームになってしまっています。

しかも、江尻さんは初の「監督」業です。
契約的に難しかったのかもしれませんが、沢入さんを残すなりして江尻さんのサポートをしてもらい、
ミラー前監督の色を多少なりとも残しておいた方が
ある程度の結果が残せたんじゃないかな、とも思います。

…超今更ですけど。そして結果論ですけど。

■監督交代に見る「博打」

こうして考えると、あのタイミングでの江尻氏への監督交代というのは
フロントの打った大博打だったように思えます。

クゼ→ミラーの時は残留の為に「大物」を連れてきた感がありました。
結果、チームに緊張感が生まれ、戦術も一貫したものだった事もあって
奇跡的な残留を果たせたんだと思います。

が、今シーズンの監督交代はどう考えても
「選手達への刺激策」以上のものではありませんでした。
未経験の新人監督に必要以上の期待をしていたのであれば、それはフロントの考えが甘過ぎるというものです。

実際、江尻監督は非常に苦しんでいます。
スターティングメンバー一つとっても、毎試合が試行錯誤です。
江尻さんは決して無能では無いと思いますが、残念ながら降格しそうなチームを救うほどの手腕を持ち合わせているとも思えません。
(今後、経験を積んで良い監督になってくれる事を願っています)

なので、フロントも監督の手腕で残留を…というよりかは
この交代人事で選手達へ刺激を与えて、一丸となって降格を阻止しようという思いがあったんじゃないかと。

しかし、結果的にこの博打は失敗に終わってしまいそうです。


J2に降格してしまう事で、何人かの選手はジェフを出て行くでしょう。
(ただでさえ草刈場なのに。。。)
しかし、降格したからといってジェフと言うチームが終わる訳ではありません。
きちんとチームを見つめ直す、良い機会だと思っています。
これを機に、ジェフをどういうチームにしたいのかをきちんと考え、
チームカラーをしっかりと打ち出して胸を張ってJ1に帰ってこようじゃありませんか。

ね、フロントさん。
ちょっとだけ「奇跡の残留」に浮かれちゃっただけだよね。
本気でやれば、出来るよね?

posted by mm666 |10:46 | Jリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年10月19日

遠い勝点3《ジェフvsサンガ》

久々にジェフの試合を生観戦してきたのでエントリーを。

勝てると思ったんですがね。。。

■スタメンに少し驚く

スターティングメンバーは以下の通り

      新居  巻

アレックス 下村 中後 工藤

坂本  ボスナー 福元 青木

         岡本

イメージは中盤4人がフラットな4-4-2といった所。
MFが全員ボランチ的な選手という事で、
サイド攻撃よりもまずは中盤の守備を、という狙いですかね。
まあ、谷澤が出場停止だったってのもあるでしょう。

んで、ちょっと驚いたのが右SB青木、左SB坂本という並び。
最近めっきりジェフの試合を見てなくて、スタメンもメンツしか見てなかったので知らないんですけど、
この2人だったら基本、左に青木で右に坂本じゃありませんでしたっけ?
変わった?

■前半・悪くはない

試合開始20分ぐらいまで、ジェフもサンガも攻撃に正確性を欠いていて、
大きなチャンスや大きなピンチというモノが生まれる前に潰れる、という事を繰り返してました。

ただ、ジェフに関しては中盤のこぼれ球に対する寄せも良く、ディフェンスも福元とボスナーを中心によく守っていたと思います。
が、今日の左SB坂本についてはちょっと良くなかったです。
何しろ相手右サイドの選手との距離が遠すぎる。
「一発で行ってやられないように」という意識が強いのか、必要以上に距離を取っていて、結果ほぼフリーでクロスを入れられていました。
何度も。
正直、あれではサイドバックの守備になってません。

良かったのは工藤でしょうか。
青木のフォローが少なく、孤立する場面も多かったのですが、
ボールキープの技術はさすがでした。
10番はダテじゃない。

それと新居も非常に良かったと思います。
谷澤、深井という攻撃オプションが無いこの日のジェフは、攻撃の形がなかなか見出せないでいました。
悪い時に良く見る「とりあえず巻へ浮き球」ばかり。
ですが、途中から新居がポストプレイを見せる事が多くなり、
 まず新居に当てる→ボールを中盤へ落とす→逆サイドへ展開or巻へ
という形が見られるようになり、
徐々に攻撃の形が増えていったように思います。

そんな新居が前半34分、やってくれました。
FKからボスナーの折り返しを相手GKが弾くと、そのこぼれ球が新居の所へ。
身体を寝かせながら鮮やかなボレーをサンガゴールへ叩き込んで遂に先制!

ここで緩むとレッズ戦の二の舞なのですが、選手達はしっかり引き締めて前半終了。
リードして後半を迎える事が出来ました。

■決めきれないと、こうなる。の典型

後半、ジェフは何度か非常に惜しいチャンスを迎えますが、
決める事が出来ません。
巻がフリーで打ったシュートも相手DFがゴールラインギリギリでカット。
工藤のミドルも枠を逸れ、途中出場の深井のゴールもわずかに外れる。

それでもジェフDF陣及び中盤の踏ん張りによって無失点で後半40分までいったのですが、
結局やられてしまいました。
ディエゴです。
この選手はサンガの中でも要注意人物で、前半から一人次元の違う運動量とテクニックで至る所に顔を出し、危険なドリブル、シュートを繰り返していました。
それでも何とか抑えていたのですが…
ジェフが試合をクローズさせる為に斉藤を投入した直後、CKのこぼれ球を豪快に決められて同点。
選手達が「守り切ろう」と考えを切り替えようとした瞬間を突かれた感じでしょうか。

その後、ジェフは少ない残り時間の中ネット・バイアーノ投入などで何度か大きなチャンスを迎えますが、やはり決められず。
そのまま試合終了になってしまいました。。。

■個人攻撃はしたくないが。。。

前述の坂本もそうなのですが、下村もこの試合でイマイチでした。
以前から度々指摘されているのですが、この選手はやはり「パス精度」に若干の難があります。
この試合でも、大きなチャンスでフリーでボールを持っている時に非常に単純なパスミスを2回連続してしまっていました。

坂本も下村も、気持ちを前面に押し出して「闘う」タイプの選手。
技術的には少し他の選手に劣るかもしれませんが、チームには間違いなく必要な選手です。
ですのでそこは割り切らなければいけないのかもしれませんが、
J1残留を果たすには、ああいったミスを減らしてチャンスをより多く作っていかなければならないのも事実です。
次に出場した際は是非しっかりとやって欲しい所。

■泣いても笑ってもあ5試合

残り5試合で残留圏内の15位とは勝点差。
いよいよ厳しい数字になってきました。
しかも相手は
 アントラーズ、フロンターレ、FC東京、トリニータ、ガンバ
これらの相手から少なくとも3勝しないと、降格決定なのです。
うわ厳しい。

当然、覚悟はしています。
それでも、奇跡を信じてます。

ここまで来たらもう結果なんて考えず、選手達は精一杯やれるだけの事をやって欲しいですね。
ガムシャラにゴールを狙い、ただひたすらに相手からボールを奪い取る。
それで結果が残らなかったらしょうがないんですから。

サポーターも、ジェフがジェフらしく戦う事を望んでいるはずです。
アントラーズ戦、楽しみしましょう。

posted by mm666 |10:30 | Jリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年10月16日

代表3連戦の意味を考える

vs香港 6-0
vsスコットランド 2-0
vsトーゴ 5-0

いわゆる“代表3連戦”の結果は上の通り。
この試合はオランダ遠征を経て、そこで得たモノを実戦で披露する場
…になるはずだったんですけど、何だかすっかり華試合の様相。

この結果を受けて、スポナビブログその他では
「こんな試合意味無いだろ」
「弱い相手に勝っても強化じゃねえ」
「マッチメイク真面目にやれ」
「キリンチャレンジカップってもういらなくね?」
「全部アウェイでやれ」
等、『なるほど~』と頷けるものから『そりゃ極論でしょ』という過激な意見まで
喧々諤々飛び交っているようです。

そこで、個人的にこの3連戦の意味なんかを考えてみる事にします。

■まずはトーゴ戦

そういえばトーゴ戦について何にも書いてなかったので、まずは簡単に。
この試合については
トーゴのモチベーションが歴代親善試合の中でも最低ランクだった
という事実が結果をトコトン軽くしてくれています。

 ・岡崎がハットトリックした。
 ・森本が代表初ゴールを決めた。
 ・本田が2試合連続得点をした。

これらの出来事は本来ならばとても嬉しいニュースであるはずなのですが、
「練習試合どころか日本のフォーメーション確認じゃね?」
というレベルの内容だったので評価のしようがありません。
敢えてコレが収穫、というのを考えると

  • 速いクロスの意識は目に余るほど出てました
  • 何にせよFWが得点するのは悪くないよね
  • 岡崎は常に全力プレーをしてくれるから嬉しい

って所でしょうか。

しかし、トーゴを責める訳にもいきません。
W杯予選を戦った直後に長時間のフライトを経て、日本に到着して20時間後に試合。
こんなの、アデバヨルじゃなくても誰でもイヤでしょ。
(アデバヨルが来てたらベストメンバー?っていうとそうでもないでしょうし)
ともあれ、これでトーゴがアフリカンスタイルを前面に押し出してガツンガツン戦ってたら、それは最早人間業ではありません。

では日本サッカー協会のマッチメイクを責めるべきか?
これについては後述します。

■3連戦の意味

まあ、意味とか意義とかってのは探せば必ずあると思います。
まず、この3試合が果たして「強化」になり得たかというと、正直なってないと思います。
やりたい事の確認と言う意味ではとってもやり易い相手だったとは思いますが、
この試合を経て代表がより強くなる為の何かを得られたかと言うと「No」でしょう。

なので、今回は3つの試合よりも約10日間代表メンバーが顔を合わせて意識を統一出来た所。
これが一番の収穫なんじゃないかと思います。
そしてそこに新加入のメンバーや個性的な武器を持つメンバーがいた事。
一連の代表戦が緊迫したガチンコ勝負だったとしたら、石川や森本がすんなり馴染めたとは思えません。
例えばオランダ相手に石川が出ていても、ガッツリ止められて落胆してたような気がします。
要するに「新戦力の可能性」を感じ取れたのは、相手がユルかったからこそだとも思うのです。
そう考えると、ここで新戦力を呼んで試したのは結果的に成功だったんじゃないでしょうか。
(岡田監督の狙いとは違ってたかもしれませんが)

ただし、相手がユルかった事によるデメリットも少なくありません。
最大の不安は
「ディフェンスの確認が全くと言っていい程出来なかった」
という点です。
オランダ遠征で感じたCBへの不安。セットプレイや相手のサイド攻撃への対処。
そういった部分については今回全く確認出来ませんでしたので、不安は残ったままです。
やはり、ディフェンスを強化するには相手が強くないとどうしようもないと思いますので、最終的にはアウェイでそれなりに本気でやってくれるチームと試合をすべきなんでしょう。

■マッチメイクはどうなんだ?

マッチメイクに関しては、今回非常に考えさせられました。
可能であるならば日本サッカー協会はマッチメイクにもっと力を入れるべきなのかもしれません。

ただ、私達はどのような経緯で今回のスコットランド、トーゴが決まったのか知り得ませんので、
もしかしたらこれが日本サッカー協会の全力なのかも。
そうであるならばもう落胆する以外方法もありませんが、
まだまだ改善の余地があるのであれば、是非是非「代表強化」を第一に考えてマッチメイクに奔走して頂きたい所です。

ただ、
「全部アウェイで」
というのはいささか極論でしょうね。
アウェイで試合をやる事で得る物というのは計り知れないので
出来る限りやって欲しいものではありますが、
やはり国内での親善試合を楽しみにしているサッカーファンも多くいる事でしょうし、
興行面(収入面)を考えても、国内でやらないという選択肢はちょっと無理があります。

今の代表戦はほぼ国内で行われ、どうにも「収入第一」な感が否めません。
日本サッカー協会は慈善事業じゃないので当然収入を得る事を目的としてもいいと思うのですが、
同時に、というかそもそも第一に「日本サッカーの強化」に取り組むべき組織。
なので、素人があーだこーだ言う事じゃ無いかもしれませんが、
国際Aマッチデーを無駄にしない為にも
親善試合のマッチメイクに対して、見直しをお願いしたい所です。

ま、要は時期とバランスなんじゃないかと。
例えばW杯まで8ヶ月余りとなった今、「強化」を目的とするならば
アウェイの試合を多く組みたい所。
そうじゃなく、例えば新しい監督が就任した時だったり
予選に向けて勢いを付けたかったりする場合は
国内親善試合を多めに組んでもいいんじゃないでしょうか。


最後に、一言だけ書いて終わりにしたいと思います。

…
岩下は?

ねえねえ、CB呼んで使わないパターン多過ぎじゃね?>岡田監督

とりあえず南アフリカ戦でも楽しみにしましょうか。

posted by mm666 |10:22 | 日本代表 | コメント(12) | トラックバック(1)
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2009年10月13日

ちょっぴりワクワク

親善試合スコットランド戦のお話です。
今更過ぎな感もありますが、書きたいので書いちゃいます。

結果は2-0

相手が若干イマイチなスコットランドだっただけに、もうちょっと点を取って欲しかったという気もしますが、
日本代表もいわゆる「レギュラー」な選手がゴッソリいなかったんで
勝った事をまず良しとすべきでしょうかね。

細かい事は置いといて、気になった点とか選手とかを。

■スタメンから思うこと

      前田
      石川
 中村憲     本田
    橋本  稲本
今野         内田
    岩政  阿部

      川島

こんな布陣でした。
事前条件として

  • 香港戦フル出場した選手は外す

というモノがあったので、上記のスタメンはまあ納得でしょう。
森本がスタメンだったらより多くの人達を喜ばせたのでしょうけど、
岡田監督の性格上「新しい人ばっかり」にはしませんからね。
個人的には石川と本田と前田のあたりにちょっとした「ワクワク感」を持ちました。

さて、この試合での完全な新戦力は石川と岩政。
その他のメンバーは少なくとも岡田監督の下で代表戦を経験しています。
なので、こう見えても実は「新戦力を既存メンバーに組み込む」という狙いだったんじゃないかと勝手に推測しています。
要するに岡田監督の中では闘莉王から阿部に代わっても、長友から今野に代わっても、動きや狙いは同じはずだ、と。

…あくまで推測ですよ。

■でもそう上手くはいかない

んですね。
特にボランチの選手が今の日本代表の生命線ですので、
ここの選手が代わるとなかなか思うようには行きません。
これは、決して稲本や橋本がダメなのではなく、
(むしろ稲本なんかは非常に良かった)
遠藤と長谷部がいてこその日本代表になりつつあるという事です。

遠藤でボールをシンプルに繋ぎ、長谷部で前への推進力を得る。

これがベースなんじゃないかと。

んで結局この試合では、前線への若干不正確なロングフィードが増えた感じになりました。
憲剛も思ったほど引いて来なかったので、ボールを上手く繋げなかったというのもあります。
それでも、石川や本田がそこそこ良さを見せてくれていたんじゃないでしょうか。

■対するスコットランドは

私はスコットランドの選手を全く知りませんので、普段からこの代表がどういうサッカーをしているのかも当然知りません。
ですが、日本と対する場合にはあの体格差をある程度活かしてくるんじゃないかと考えてました。

しかし、実際は実にノーマルなサッカー。
その為、今野や内田が体格差で苦戦するようなシーンも見られず。
岩政の所に来たハイボールについては彼が頑張ってくれていたのでここもOK。
阿部もDFラインを上手くまとめていたと思います。

なのでGKを含めたDF陣については可もなく不可もなく、という感じ。
あ、川島はナイスセーブ一本ありましたね。
ああいうのを積み重ねる事で信頼を得ていくんだと思います。
これからも頑張って欲しいところ。

■後半で

ようやく皆様お待ちかねの森本が登場。前田がアウト。
前田は今回、ちょっと良い所を見せれませんでした。
1トップは厳しいですかね。クサビのボールもろくに来ませんでしたけど。

その後、大久保、松井、徳永を一気に入れて活性化させるものの、
なかなかゴールには結び付かず。
「次は岩下の出番か?それとも寿人?」とワクワクしてたら駒野投入。
いや、駒野は悪くない。期待していた私がいけないのです。

…とか一人で言い訳をしていたら、いきなりその駒野が仕事をしてくれました。
左からの低くて速いクロスを綺麗にGKとDFの間に入れ、それが相手DFに当たってオウンゴール。

このシーンで多くの方々は
「あの裏にいた森本の位置取りに感心した」
「さすがFW。あの動きが出来る選手が必要だったんだ」
と、“さすが森本”のコメントを出していますね。

いやはやその通り。あれはDFが触らなければ森本のゴールに間違い有りません。
ですが、やはりここは駒野を最大限に褒め称えたい。

あのクロスですよ。あれなんです。今の代表に必要なのは。

岡田監督も口を酸っぱくして言い続けてきたであろう、「低くて速いクロス」。
体格の劣る日本がゴールを奪う為の方法。
今まで散々言われてきたにもかかわらず、ゴールに直結した「低くて速いクロス」は見られませんでした。
(覚えてないだけかもしれませんが。。。)

しかし、あの駒野の左足から放たれた丁寧なクロスは、
もう教科書通りとしか言いようのないもの。
ぶっちゃけ
「駒野そろそろ要らない子?」
とか考えていた自分を責めてやりたいです。
ごめんなさい駒野さん。

確かに、かなりフリーの状態でボールを持てていましたので、
強い相手にアレが簡単に出せるとは思えません。
ですが、この日のスタメンだった今野、内田。そして交代で入った徳永からは、あんな質の良いクロスはありませんでした。
そこで
「クロスってのはこういうもんだよ」
とでも言わんばかりのボールを出した駒野には、個人的なMVPを差し上げたい。
2点目に繋がるボールも良かったし。

■その他、気になった選手など

石川
 攻撃時の「スイッチ」になっていたような。
 ちょっと前までの田中達也的な感じで。
 代表でも十分やれると思うので、頑張って定着して欲しいです。
 周りとの連携が取れてないのはしょうがない。
 
岩政
 頑張ってた。と思う。
 でも、ボールより相手の頭にヘディングした回数の方が多いんじゃ?
 ラフプレイというよりかは気合入り過ぎてたというか。
 でも岩政本人は頭全然平気なのね。ある意味世界レベル。

内田
 “フワッとクロス”じゃ、もう通用しないんじゃ。
 攻撃に絡む意気込みは買うけど、クロスの種類を増やして欲しいです。
 一時期の好調さにはまだまだ戻りませんね。。。

本田
 何だかバランサーとして動いてた感じ。
 ワガママじゃない本田というか。
 ボールを失わないキープ力はさすがです。
 ミドルも悪くなかったし、FKも惜しかった。
 最後にオマケみたいに点を取ったけど、
 あそこに走りこんでいる所が素晴らしい。
 俊輔との確執とか正直興味が無いので、本田は本田らしく、
 やりたい事を続けて欲しいです。

稲本
 稲本がキャプテンマークをしているだけで、何だか嬉しくなりました。
 「あんな小さかった子供が、立派になって。。。」的な。


そして残りはトーゴ戦。
メンバーはどうするんでしょうね。
岩下使って欲しいけど、また使われないんだろうなぁ。
何人目の犠牲者でしょうか。CB呼んで使わないパターンの。

トーゴはW杯出れなくなったんですね。
嗚呼、モチベーションが。。。
まあ相手がどうなろうと、
とりあえずは日本代表のやりたい事を明確にして、ピッチ上で表現して頂ければと思います。

posted by mm666 |16:30 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年10月09日

香港戦。何を書こうか。

アジアカップ予選の香港戦。
6-0の大勝。
…以上。

で終わってしまいそうな勢いです。

勝つべくして勝ったな、という感じですし
いつもの日本代表でしたので、何を書けばいいのかわからなくなってきました。

どっかのブログみたいに、執拗に岡田監督と中村俊輔及び日本代表選手達のプレーを批判すればいいのかなぁ?
いや、それは今までの自分のエントリーと違い過ぎるし、そもそも不満はそんなに無いし。。。

そんな事で悩むぐらいなら書くな、と言われそうですが
せっかくの代表戦なので、軽く書かせて下さい。

■6点だ!岡崎ハットトリックだ!

岡崎について。
先制点を取ったのは評価したいですね。
いくら相手が格下であっても、こういう試合でなかなか点が入らない状態が続くと
結構ズルズル行っちゃう時があります。
そういう意味で、ちゃんと得点した岡崎は良かったんじゃないでしょうか。

残りの2点はオマケみたいなもんなので、
「これからも頑張って」
って感じです。

岡崎は若干力が劣る相手には滅法強いイメージですね。
逆に、強豪相手になると消えちゃう。
もう一段階レベルアップしてくれると、本当に心強いです。

その他の得点で言うと、長友のも良いシュートでした。
長友はすっかり代表の左SBとして定着しましたね。
試合をするたびに安定してきてるというか。
それを考えると、左SHの不安定さ(誰になるか不明)がちょっと可哀想かも。

■10点取れた!?

よく聞く論調ですよね。
「あの相手なら10点取れた」
「シュートチャンス外し過ぎだ」
「6-0で当然」
etc…

まあそうかも知れません。
でも、とりあえず6点取った事を評価しませんかね?
10点取れたのかも知れませんが相手も一応守備をしている訳で、
「弱い相手にもきっちり勝った」
という所に評価のポイントを置きたいな、と。

それでも、シュートチャンス外し過ぎってのは同感。

■新戦力は?ねえ森本石川岩下は??

これはまあ稀にしか見ない意見ですが。。。
もしかするとこう思った方もいらっしゃるかも知れません。

ただ一応フォローしておくと

  • まがりなりにも公式戦だから交代枠は3つ
  • 新戦力はまだチームに馴染み切れてない
  • 後ろに2試合、親善試合が控えてる
  • 香港だからと言って舐めてかかる訳にはいかない

っていう理由はあります。

なので新戦力さん達はスコットランド戦とトーゴ戦に期待しましょう。

佐藤寿人と徳永は出場しましたけどね。
彼らは暗に「合格」って事なのかな?
徳永はきっちり仕事してましたね。
駒野超え、あるかもしれません。
佐藤寿人は得点したかったでしょう。チャンスもあったし。
でも動きは十分良かったと思います。
残りの2試合でもチャンスがあるでしょうから、そこで結果を出しちゃって欲しいですね。


だらだらと書いてきましたが、
とりあえずこの香港戦については「良かったね」ぐらいで終わりです
残りの2試合もそれ程緊迫したものにはならないでしょう。
新戦力と既存戦力の融合がポイントでしょうかね。

その上で、その先にあるアウェー南アフリカ戦辺りがまた楽しくなってくると良いんですが。

posted by mm666 |10:10 | 日本代表 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年10月02日

試し時

久々のエントリーです。
なので、とっても食い付き易い代表選出ネタで。

さてさて、
10/8の香港戦(アジアカップ最終予選)、10/10、14のスコットランド戦、トーゴ戦に向けての代表メンバーが発表されました。

メンバーはこちら

岡田監督の思惑や怪我の関係で、今までよりも少しフレッシュな顔ぶれでしょうか。
では個人的な注目点などを。

■GK

川口、楢崎、都築といった代表常連メンバーが怪我がちな為、
エスパルスの山本が初選出。
トリニータの西川も久々に選出。
何だか顔ぶれが一気に若くなった感じですね。

岡田監督が会見で
「3試合で1人ずつ使う、というつもりではない」
という発言をしており、必ずしも全員に出場機会がある訳じゃなさそうですけど、
やっぱり初選出の山本には出てもらいたいです。
オリンピック最終予選でも結構良かった印象ですし。

■DF

いつもの顔ぶれに、岩下徳永が入りました。
また、岩政も前回に引き続き選出。

岩下については現在好調のエスパルスを支える一人なので、
選ばれても何ら疑問はありません。
GK山本と共に代表定着を目指して欲しいところ。
ていうかこの「CBバックアップ枠」はなかなか定まってない上に
中澤や闘莉王にも不安な点がありますので、
そろそろ本気で試しましょう。岡田監督。

槙野、山口智、寺田は結局ダメだったのかなぁ。。。

徳永についてはいい選手だと思うのですが、
岡田監督の会見を読む限り「駒野のバックアップ」的な印象。
つまりバックアップのバックアップ?
まあ守備のユーティリティが欲しかったんでしょうけど、
これでますます阿部や今野の立場がわからなくなってきました。

■MF

海外組も軒並み呼ばれ、国内組もいつものメンツ…と思いきや、
ようやく来ました石川直。
今回はさすがに試されると思いますので、その実力を見せて欲しいです。
縦への突破なんかが期待されてるようですけど、
今の石川はそれに加えて「ゴールへの意識」も高いですから、
そこの所も見物でしょう。

あれ?でも右サイドで使うとしたら…
…「俊輔イラネ」論がまた色んな所で沸いてきそうですなw

しかし橋本はさすが。このメンツの中でしっかり残ってらっしゃる。
「本田番」という噂もありますが。

■FW

森本
正直怖いです。
実力は間違いないと思うんですが、今の代表に合うのかどうか。
そして周囲(特にマスコミ)の半端無い期待によって勝手にどんどん上げられているハードルの高さ。
「普通」のプレーをしても、“期待外れ”とか言われそうで何だか不安です。
かく言う自分自身も知らず知らずのうちに期待してしまっている。
なので、出場してもなるべくフラットな視点で見たいと考えています。

…また来なかったりしてw

そして佐藤寿が久々に選出です。
まあ皆さんが待ち望んだ選手の一人でもあるし、「やっとかよ」という気がしないでもないですが。
この人はシレっと点を取ってくれそうな雰囲気があります。

前田といい佐藤寿といい石川直といい、これで何気に得点ランキング上位の選手がようやく選ばれるようになりました。
実はこれが普通なのかもしれません。


見てきたように、今回は「ようやく選ばれた」という選手が何人か見受けられます。
が、その反面、相変わらず選出されない選手もいる訳です。

小笠原、小川、平山、渡邉などなど。

正直、怪我以外の理由で今回選ばれていないとなると
90%以上の確率で本番も無いかな、と思います。
(あるFWが突然得点しまくるとか、そんなんじゃない限り)

って事はアレか。矢野さんは厳しいか。
結構好きなんですけどねえ。

とりあえず10月の代表3試合を楽しみに待ちましょうか。

posted by mm666 |10:12 | 日本代表 | コメント(8) | トラックバック(0)
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