『サッカー不毛の地』から『隠れたサッカー大国』へ

MLS初の元Jリーガーデビュー

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メジャーリーグサッカー(MLS)は1996年に開幕以来、アジアからの選手はまだ活躍をしてきていない。

主だった選手と言えば、2003年にLAギャラクシーでプレーをした洪明甫氏くらいのもので、それ以降は皆無に等しかった。しかし、逆にJリーグに北米の選手が殆ど来ていないことを考えれば、「外国人枠」を用いて「助っ人」を獲得する視点から言えば、まだプロリーグが発足して20年前後のアジアと北米は共に外国人助っ人を探す市場をお互いに求めていなかった。

2007年に、日本人として初めてMLSでプレーをする選手が現れた。それがコロラド・ラピッズの右サイドDFの木村光佑選手。但し、Jリーグからの助っ人と言うわけではなく、彼自身、高校卒業後に単身渡米しアメリカの大学サッカーでの活躍が認められ、MLSドラフトを経由してラピッズに指名を受けたいわゆる中長期的に見据えた獲得であった。

その後筆者がMLSに勤務中にも多くのJリーグからの選手たちの打診はあるものの、実際にMLSクラブへの入団に至ることはなかった。一方で独立リーグへのJリーグからの移籍はこの数年間で急激に伸び、アメリカ国内におけるアジアへの評価を高める素地になっていった。

そして今年初めて2名の元Jリーガーが、MLS史上初めてMLSクラブに入団を果たした(以前のBlogでご紹介)。元サガン鳥栖の田中輝和選手と、元草津の山田晃平選手である。MLSの17シーズン目が開幕し、約1ヶ月が経過した4/4。2万人強の観衆を本拠地で集めたレアルソルトレークがモントリオール・インパクトを零封したその試合で田中輝和選手がスタメン、フル出場のデビュー。MLS史上初の元Jリーガー選手の出場と言う記念すべき日になりました。

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これを機に、さらにアジアからの選手の新しい活躍の場としてMLSが挙げられ、同時にMLSからもアジアからの選手が欲しい、と思われるように今後とも引き続き精進して参る所存です。
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メジャーリーグサッカー(MLS)は1996年にアメリカで開幕したプロサッカーリーグ。MLSは、スポーツビジネスが盛んなアメリカらしくサッカー専門のマーケティング会社としてサッカー・ユナイテッド・マーケティング(SUM)を設立しました。この両者は、近年のアメリカサッカー成長のシンボル的な存在である。当ブログではそのMLS/SUM国際部、そしてスペインリーグFCバルセロナ国際部を経てLeadOff Sports MarketingのGeneral Managerに就任した中村武彦が、「サッカー不毛の地」と称されてきたアメリカにおける「隠れたサッカー大国」をニューヨークから発信していきます。(http://www.leadoffsportsmarketing.com)
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