2006年10月16日
サポーターズ・シールド
メジャーリーグサッカー(MLS)のレギュラーシーズンが全日程終了し、プレーオフ進出8チームが出揃った。 レギュラーシーズンを終えた時点で、東西両地区より、上位4チームずつ合計8チームがこのプレーオフに進出でき、11月12日にダラスのピザハットパークにて「MLSチャンピオンシップ」に優勝を懸けて2チームが進出することになる。 プレーオフは、8チームによるホーム&アウェーによる、ノックアウト方式のトーナメントで実施される。 以外なことに昨年の覇者ロサンゼルス・ギャラクシーが、西地区5位と低迷したため、プレーオフに進出することなく、今シーズンの幕を閉じた。また逆にチバスUSAが初めてプレーオフに駒を進めることになった。 このプレーオフという制度だが、賛否両論がある。チームにしてみれば、幾ら1年間通して戦うリーグで優勝をしても、プレーオフの一発勝負で負けてしまえば、その価値が低まる。 逆にリーグや運営側の理屈としては、シーズン中に優勝戦線から離脱をしてしまったチーム及びそのファンの、モチベーション低下は、競技面でも商業面でもマイナスになる。 それ故、プレーオフという制度を設け、例え通常シーズンの優勝戦線に絡めなくても、「プレーオフで優勝」と言う栄冠が手に入れられる可能性が最後まであることで、チーム及び、ファンの興味を最後まで繋ぎとめておきたい、と言うものだ。 但し、やはりリーグを圧倒的な強さで制覇したものの、プレーオフで躓いてリーグ優勝という栄冠をフイにするのはやるせない。 そこで、MLSでは、サポーターたちが少しでもレギュラーシーズンを制覇したチームを称えようと、1998年より自主的に「MLSサポーターズ・シールド」という賞を考案した。これは、プレーオフ進出前、いわゆるレギュラーシーズンを制覇したチームにこの賞と、トロフィーを、毎年一回開催される「サポーターズサミット」にて授与し始めたのである。 これが慣例化し、毎年レギュラーシーズンを制覇したチームにこの賞が受賞され、リーグもこれを認め始めている。今まではMLSチャンピオンシップに出場をする2チームが、北中米カリブ海地域(CONCACAF)クラブ選手権に出場をしていたが、今年より、MLSチャンピオンシップ勝利(優勝)チームのみの出場となり、もう一つの出場枠には、この「サポーターズ・シールド」授与チームがMLSを代表して出場することになった(ちなみに今年のサポーターズ・シールド受賞チームは15勝7敗10分のDCユナイテッド)。 こうしてプレーオフという制度が主流のアメリカスポーツにおいて、グローバルなスポーツであるサッカーに関しては、少しでもその姿を維持しようと、ファン主導で始まった面白い賞だと思う。![]()
posted by mls_sum |22:44 |
Major League Soccer |
トラックバック(0)


