2011年08月17日
メジャーリーグサッカー(MLS)の公式発表によると、昨年11月のMLSチャンピオンシップ以来、8月の15日までで過去最大の80人の選手がMLSに移籍をしたとのことです。
(元メキシコ代表:オマル・ブラボ)
以下にこの80名に関する興味深い点を列挙します。
■平均年齢は25.9歳
■11名は、特別指定枠選手
■35名は代表経験選手
■32の国籍保有者(37%が中南米出身、36%が欧州出身)
■アメリカ人選手で海外組は7名がMLSに復帰
(ヴィンター監督と、元ドイツ代表のフリングス)
同時に単純に海外から選手を取り込むのではなく、国内のアメリカ人選手の育成とのバランスにも気を配る。
MLSはアメリカ生まれの選手の契約数も30%上昇し、過去最大の約300名に。この内、70名以上の選手がアメリカ代表として最低1試合は出場をし、地元の選手が地元のクラブとトップ契約をした人数も2010年開幕から24名と契約し、合計43名に伸びました。
MLS選手契約責任者も、「我々にとって最重要なのは、いかに自国の選手を育成するかです。毎年アメリカ人の若手選手の数は増えており、海外から来る多種多様なベテラン選手たちのミックスによって、さらに若手選手が色々と学ぶことが出来ています」と、コメント。
(アイルランド代表:セレブ・フォーラン)
posted by mls_sum |06:00 |
Major League Soccer |
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2011年08月16日
シーズンも後半に入り、益々白熱をしてきたメジャーリーグサッカー(MLS)です。NYレッドブルズのティエリ・アンリはここまで12得点で、得点王争いをリード。
LAギャラクシーのデビッド・ベッカム選手は、ここまでアシストランキング2位の10アシスト(イエローカード数では9つでリーグ1位)。
MLSに14歳の時にデビューをし、時の人となったアメリカ代表のフレディ・アデュ選手が欧州クラブでのプレーを経て、22歳となり、フィラデルフィア・ユニオンに今夏復活。
また、メキシコ代表元主将、パベル・パルドもシカゴ・ファイヤ入りと豪華絢爛。
しかし、何と言っても、今夏の移籍で最も注目を浴びたのが、アイルランド代表エースで主将のロビー・キーン選手のLAギャラクシー入り。サラリーキャップがあるMLSにおいて、各クラブ最大で3名まで認められている「特別指定枠」選手としての獲得となり、現在既に3枠使用しているギャラクシーから誰がはずされるのかも、注目となっております。
現在ギャラクシーの3枠を埋めているのが、デビッド・ベッカム選手、アメリカ代表の至宝、ランドン・ドノバン(現在得点王ランキング11で2位)、そして3人目が元コロンビア代表で2007年MLSベスト11にも選ばれたファン・パブロ・アンヘル選手。
公式にはまだ誰がこの特別枠から外れるとは発表されておりませんが、MLSにて最初の4シーズン毎年二桁得点(通算58ゴール)を上げてきたアンヘル選手ですが、今季はここまで僅か3ゴールとなっており、アンヘル選手が外れてしまうのではないか、と言う見解が有力となっております。
ギャラクシーのブルース・アリーナ監督は、「キーン選手を観てきて、かっれの点取り屋としての能力、そして負けず嫌いな性格に敬意を表している。ギャラクシーが今季、レギュラーシーズン王者、プレーオフを制するために、そしてCONCACAF(北中米カリブ海地域)CLを勝ち進むために、ペナルティエリアの周りで物足りない現状を彼が打破してくれると信じている」と、期待をこめたコメント。
キーン選手も、「アリーナ監督と既に戦術などの確認はしている。体調も良く、キレているし、準備万端だ。ギャラクシーの目標達成のために、ゴールをするために来た。自分のキャリアの中でもめったにない機会だし、両腕でこれを掴みたいと思っているし、ファンの皆が望んでいる結果が得られるようにがんばりたい」と、コメントをしました。
posted by mls_sum |04:10 |
Los Angeles Galaxy |
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2011年07月30日
長らく噂されてきた、ユルゲン・クリンスマン氏のアメリカ代表監督就任が発表されました。
FIFAワールドカップ南アフリカ大会で快挙を果たしたボブ・ブラッドリー監督は5年間の任期でしたが、その後任としてクリンスマン氏が正式にその座に就任しました。
これでアメリカ代表は1995年のボラ・ミルチノビッチ監督以来となるアメリカ生まれではない外国人監督を迎えることとなりました。
クリンスマン氏は引退後、1998年よりカリフォルニア州に移住しており、メジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーの臨時コーチに就任をしたり、トロントFCのコンサルタントとしても活躍をし、MLSへの造詣があることもプラスに働きました。
同時にクリンスマン氏もアメリカ有数のトレーニング会社、アスリーツ・パフォーマンス社に魅せられ、ドイツサッカー協会に連れ帰ったほどであり、アメリカスポーツへの興味は高い。
posted by mls_sum |05:02 |
アメリカ代表 |
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2011年07月30日
7月27日に、レッドブルアリーナで行われたメジャーリーグサッカー(MLS)オールスター戦にて、マンチェスターユナイテッドが、MLSオールスターを4-0で撃破しました。
昨年もMSLオールスターは、マンチェスターユナイテッドを招待し、2-5で敗れ、今年こそはデビッド・ベッカムや、ティエリ・アンリ、オマール・ブラボなどを並べ、リベンジを果たすのか、と期待をされていただけに、MLSファンにとっては残念な結果でした。
ここまでマンチェスターユナイテッドツアーは以下のとおり貫禄を見せ付け、MLSが情けない結果となっており、巷でも「安易にこのようなツアーを継続することでMLSの格が下がるのではないか?」と言う声も聞こえますが、ツアーを実施する理由としては、勝ち負けや、チケットやスポンサー、そして放映権の売上は勿論ですが、最大のポイントはMLSの認知度向上であるので、その点では観客動員数の観点からも大成功であったと言えます。
兎角、誤解を受けやすいのが長期的な視点でリーグを経営していく、と言う観点をリーグ経営では持っていなくてはならないので、目先の勝敗でそこまで一喜一憂しないことが、特にこのような興行においては重要となってきます。
MLSコミッショナー、ドン・ガーバー氏も「オールスターの目的である、一般スポーツファンの関心を少しでも得、サッカーファンを少しでもMLSのファンになってもらうことは果たしたと思いますし、その観点からもイベントは大成功です。
勿論、試合でももっとやれたら素晴らしいですが、マンチェスター・ユナイテッドと互角に張り合えるほどのレベルにあるフリはしたくないですし、まだ正直そこまで達していません。まだ、我々は若いリーグなのです。」と、コメント。
サッカー自体のファン、特に欧州やメキシコのサッカーのファンが多い移民の国アメリカにおいて、自国リーグにその関心を向けることが最大の命題であるMLSにとってはこのようなイベントは、益々大事なプロパティとなっていきます。
マンチェスター・ユナイテッドUSツアー
・MLSニューイングランド・レボリューション戦、4-1 (51,523人)
・MLSシアトル・サウンダーズ戦、7-0 (67,052人)
・MLSシカゴ・ファイヤ戦、3-1 (61,308人)
・MLSオールスター戦、4-0 (26,716人)
・FCバルセロナ戦 (7/30に実施)
MLSオールスター戦ハイライト・ドキュメンタリー動画
お勧めです!
posted by mls_sum |04:30 |
Major League Soccer |
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2011年06月11日
マンチェスター・ユナイテッドのポール・スコールズ選手の引退試合の相手として、何とチームもスタジアムも持たない、幻のチームニューヨーク・コスモスが発表されました。
1984年に潰れた北米リーグの超人気クラブであったコスモスのスター選手ペレ氏が現在は、同ブランドの名誉会長を務め、元フランス代表のエリック・カントナ氏が、強化部長を務めるものの、チームはおろか所属選手すら存在しません。
現在はライフスタイルブランドとして、マーチャンダイジングや、クリニックを中心に事業展開をしているものの、チームとしてはまだ形を成しておりません。一方でMajor League Soccer(MLS)の20番目のチームとして参入をするのではないか、と噂されているものの、MLSへの供託金、スタジアム建設、シングルエンテティシステム、フランチャイズ問題、既存協賛企業とMLS協賛企業間の調整など、中々参入障壁は高く、その上、MLS入りをした際の勝敗に伴う名門のイメージ管理など問題は多く、今の段階では現実的とは言いがたいことも事実であります。
ただ、スポーツビジネスの究極の形は「勝敗に左右されずに安定した収益源を確保すること」なので、MLSに参入をしない場合、そういう観点に近い、ブランド事業というのは面白いのかもしれません。
バスケットボールでもリーグには参画せず、マーチャンダイジング、クリニック、そして不定期の興行で十分そのブランド力を維持しておりますので、今後のニューヨーク・コスモスの動向、そしてポール・スコールズ選手の引退試合に招聘される選手たちに注目です。
posted by mls_sum |05:46 |
その他 |
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2011年05月10日
メジャーリーグサッカー(MLS)は、今夏計画をしている「ハーバライフ・ワールド・フットボール・チャレンジ」の概要を発表しました。
提携をしているFCバルセロナ、オールスター戦の対戦相手となるマンチェスター・ユナイテッドに加え、レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、メキシコの2大巨頭チバス・グアダラハラ、クラブ・アメリカなど。
タイトルスポンサーには、LAギャラクシー及びFCバルセロナのスポンサーである、「ハーバライフ社」が決定しました。
広大な国故に、毎年開催地を変更したり、対戦カードに工夫を凝らすなどし、ファンが飽きないようにすることで欧州クラブのアメリカ行きはまだ続きそうです。同時に長期契約など、契約面でも工夫を凝らすことで、招待費の高騰も防ぎ、前もって様々な準備を一緒に行えることもポイントとなっております。
Jul 13: NE Revolution vs. Manchester United(Gillette Stadium)
Jul 16: LA Galaxy vs. Real Madrid(LA Memorial Coliseum)
Jul 18: Vancouver Whitecaps vs. Manchester City(Empire Field)
Jul 23: Chicago Fire vs. Manchester United(Soldier Field)
Jul 30: Barcelona vs. Manchester United(FedEx Field)
Aug 3: Barcelona vs. CD Guadalajara(Sun Life Stadium)
Aug 6: Barcelona vs. Club América(Cowboys Stadium)
posted by mls_sum |04:08 |
Soccer United Marketing |
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2011年05月09日
メジャーリーグサッカー(MLS)注目の1戦、デビッド・ベッカム率いるLAギャラクシーが、本拠地ロサンゼルスにて、ティエリ・アンリ率いるNYレッドブルズと対戦しました。
双方、アメリカを代表する大都市のクラブでもあり、LAは、アメリカ代表の至宝、ランドン・ドノバン、NYは、メキシコ代表の雄、ラファエル・マルケスと、MLS内でも人気選手を多く抱える両クラブの戦いは注目を集めました。
試合の方は、開始早々3分にアンリ選手が先制点を挙げるものの(動画)、41分に、ベッカム選手のコーナーキックにドノバン選手が合わせ同点に(動画)。
試合の方はこのまま1-1で引き分けで終わったものの、見ごたえのある試合でありました。
【ハイライト】
posted by mls_sum |08:52 |
Los Angeles Galaxy |
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2011年05月03日
米代表のクリント・デンプシーが、英プレミアシップリーグ、フラムにて記録を次々と塗り替えました。
先日、アメリカ人としてプレミアシップにおけるシーズン最多得点記録を更新したばかりでしたが、それだけに留まらず、フラム在籍中通算33ゴール目をあげ、クラブの歴代最多得点記録も塗り替えました。
posted by mls_sum |04:04 |
アメリカ代表 |
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2011年04月29日
メジャーリーグサッカー(MLS)のNYレッドブルズが、アーセナルが主催する「エミレーツ杯」に、MLSクラブとして初めて招待されることになりました。
レッドブルズのティエリ・アンリ選手は、古巣を相手に戦うこととなります。
大会は2011年7月30日と31日に開催される予定となっております。
posted by mls_sum |00:06 |
New York Red Bulls |
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2011年04月28日
メジャーリーグサッカー(MLS)初のFIFAクラブワールドカップ(CWC)出場の期待がかかった、レアル・ソルトレークが、残念ながらメキシコの雄・モンテレイの前に惜敗してしまいました。
先日行われたソルトレークのアウェー戦では、激闘の末、2-2の引き分けに持ち込んだ。27日(現地時間)は、ホームでの試合となるソルトレークに取っては有利な条件が揃っていた。ソルトレークは、この試合まで、2009年の5月以来、37戦負けなしの連勝記録までも保持していました。
寒い気候、そして高地のユタ州・ソルトレークにてメキシコからのアウェーチームは苦戦を予想され、観衆も満員御礼の2万人を集め、ソルトレークの快挙を待ちわびていました。
しかし、ソルトレークも主将で、中盤の底で舵取りをするアメリカ代表のカイル・ベッカーマンの不在も少なからず影響する結果となり、1-0でモンテレイが勝利し、今年の末に日本で開催予定のFIFA CWCへの北中米カリブ海地域(CONCACAF)王者としての出場権を手にしました。
posted by mls_sum |22:26 |
Real Salt Lake |
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2011年04月24日
日本で開催予定のFIFAクラブワールドカップ(CWC)に、Major League Soccer(MLS)のクラブが初めて出場する可能性が出てきました。
北中米カリブ海地域(CONCACAF)チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦に駒を進めたレアル・ソルトレークが先日行われたアウェー戦で、メキシコリーグのモンテレーに貴重な2-2のドローに持ち込んだ。これにより今月27日に本拠地リオ・ティント・スタジアムで行われるホーム戦を有利な状況で迎えることが出来、MLS初のFIFACWC出場の可能性が高まった。
COCNACAF CLにMLSからは、MLSカップ王者、MLSカップ準優勝、MLSレギュラーシーズン王者、そしてMLSオープンカップ王者(FAカップに相当)の計4スポットがあり、加えてカナダチャンピオンシップにMLS所属クラブが優勝すれば計5クラブとなります。
ソルトレークは2009年度、MLSカップ王者で、CONCACAF CLを昨夏より勝ち進んできました。
MLSクラブが過去にCONCACAF地域の大会で決勝戦まで勝ち進んだことがあるのは1997年のLAギャラクシーと、1998年のDCユナイテッド以来となり、2008年のCONCACAF Champions Cup時代は、ベスト4に2クラブ進出するものの敗退。現行のCONCACAF CLに移行してからは、毎年ベスト8までMLS勢は駒を進めるものの、メキシコ勢に敗退をしてきました。
ソルトレークは、2007年にMLSに12番目のクラブとして加入をしたばかりの新興クラブで、派手さはないものの、自前のサッカー専用スタジアム「リオ・ティント・スタジアム」などを建設し、米国スポーツビジネス界の大物デーブ・チェケッツ氏がオーナーとして君臨する。
さて、初のMLSクラブのFIFA CWC出場なりますでしょうか?
posted by mls_sum |07:55 |
Real Salt Lake |
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2011年04月12日
北米独立リーグが無事に全米各地で開幕し、日本人の活躍が目だった開幕戦となりました。
今季より移籍を果たした廣山望選手率いるリッチモンド・キッカーズは、リーグの顔的存在となった原田慎太郎選手のピッツバーグ・リバーハウンズを2-1で撃破。
また、今季よりFCタンパベイでチームメートとしてプレーをする山田卓也選手と、吉武剛選手は、来季よりMLS入りをするモントリオール・インパクトを山田卓也の決勝ゴールで快勝。
アトランタ・シルバーバックスの松下幸平選手は、ミネソタ・スターズの高田健太郎の決勝ゴールの前に敗戦。
また、前回紹介させていただきましたとおり、継続して、各地で東日本大震災への義捐金集めを選手たちがクラブと一体となって行われておりました。
その他の北米独立リーグ情報はコチラ
posted by mls_sum |04:16 |
その他 |
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2011年04月08日
2011年度、北米にてプレーをする日本人選手が全員、クラブと以下のとおり合流しました。
今年は、昨年の9名から7名へと減少をしたものの、それでも日本人対決など、楽しみなシーズンになるものと思われます。
・原田慎太郎:ピッツバーグ・リバーハウンズ(ユナイテッド・サッカーリーグ)
・廣山望:リッチモンド・キッカーズ(ユナイテッド・サッカーリーグ)
・松下幸平:アトランタ・シルバーバックス(ノース・アメリカン・サッカーリーグ)
・山田卓也:FCタンパベイ(ノース・アメリカン・サッカーリーグ)
・吉武剛:FCタンパベイ(ノース・アメリカン・サッカーリーグ)
・高田健太郎:ミネソタ・スターズ(ノース・アメリカン・サッカーリーグ)
・木村光佑:コロラド・ラピッズ(メジャーリーグサッカー)
posted by mls_sum |02:43 |
その他 |
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2011年03月28日
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に被災された皆さま、心から御見舞申上げます。
東日本大震災の報を受けたのは、アメリカ東海岸朝方6時40分に携帯が鳴ったときだった。「目覚ましをこんな時間に設定したっけ?」「日本から仕事の電話にしては早いなぁ」などと寝ぼけながら電話主を見ると、北米独立リーグ・ピッツバーグでプレーをする原田慎太郎からだった。そこまで深刻に考えることなく、起きてからPCを立ち上げ、「朝ごはんを」などと思いながら画面を見ると、「東北地方を中心にした大地震が発生」の報が目に入る。
瞬間的には、その恐ろしさが自覚できなかった。しかし内容を読むにつれ、徐々に言いようのない恐ろしさが……。そこからひたすら繋がらない電話をし続け、自分と妻の両親・家族の安否が確認できたのは約8時間後のこと。妹と連動しながら、何とか幸いなことに両親の携帯電話がようやく繋がった。都内から自宅まで、10時間以上かけて徒歩で帰宅したとのこと。
CNNなど各局では、日本での震災のニュースを一斉に流しだす。ハワイへの津波の影響の実況中継から始まり、NYの日本人向け有料放送「ジャパンTV」が臨時で無料開放となり、NHKニュースをライブで視聴できるようになると、在米邦人の大部分はTVに釘付けとなった。映像でしか伝わってこないが、その衝撃は凄まじく、言葉にならない。会社に行っても、ネットでニュースを見るにつけ陰鬱になる一方。日米間の情報内容のギャップに、不安に駆られる。
一方で「自分は何が出来るのだろうか?」と考え、とにかく個人レベルではオンラインから赤十字社などに寄付金を送った。当地の取引先や友人たちからは、多数の励ましのメールをいただく。「Thinking of you」。映像を見るだけであれほどのショックなのだから、当地の方々のことを考えるだけで胸が押しつぶされる気持ちになった。
スポーツ界ではいろいろな動きがあり、しかも迅速であった。NYヤンキースなどは、すぐに義援金10万ドルを送ることを発表。原田慎太郎(リバーハウンズ)は開幕戦に彼のユニフォームをオークションにかけ、売り上げを寄付する企画を進めている。元日本代表山田卓也も北米でプレーをする日本人選手たちに声を掛け、代表として、どういうムーブメントを起こすのが良いのか、所属クラブのFCタンパベイなどとも検討中。
元日本代表廣山望が今季プレーをするリッチモンド・キッカーズも、松下公平が今季プレーをするアトランタ・シルバー・バックスも、彼らの合流と同時に企画を立ち上げようとしている。他のプロスポーツ団体たちも様々な形で、支援を公表した。メジャーリーグベースボール(MLB)など各種団体は震災支援ページを立ち上げた。メジャーリーグサッカー(MLS)はリーグ公式サイトのトップページより、この震災支援のページへのリンクを表示させた(アメリカのメジャースポーツのリーグとしては異例のことだ)。
MLSの木村光佑は彼がプレーをするコロラド・ラピッズの試合において、1席につき$5の寄付を決めた(詳細は彼のブログ)。
一方で筆者も、夏にNYで開催されるアマチュアW杯があり、日本代表のチームメートたちと「何かできないものか」と話し合った。結論を出すよりも、いてもたってもいられなくなり、主将主導の下、チーム皆で日本代表のユニフォームを着用し、マンハッタンで一番の繁華街タイムズスクェアに出向き、街頭で募金活動を敢行することとなった。
考えるよりも前に行動を取ったにもかかわらず、道行く人々が次々に立ち止まっては口々に励ましやお悔やみの言葉と共に募金に協力をしてくれた。丁寧に「頑張ってね」「皆応援している」「負けるなよ」と真摯に声を掛けてもらいながら、募金をしていただくことができた。街頭で募金活動をするなんて初めてのことだったが、とにかく何かをしたかった。その中でこれほど多くのニューヨーカーたち、観光客たちが日本のことを思ってくれているという事実に感動した。
後日、近所のカフェで座っていても、あるいはオフィスにいても、「日本人か? 本当に大変だと思うけどがんばってくれ、応援している」「家族は無事なのか?」という言葉をかけられる。また「こんな状況下でも、モラルが高く、復旧や救援に取り組む日本人の強さに驚いている。アメリカだったら皆、規律もなく、各々走り回り、暴動も起きてもおかしくないのに。日本人のメンタリティには敬意を表する」とも言われた。地元の高校生たちも「何かできないか」と学校内で手作りのクッキーやパンを焼き、校内での売り上げを寄付していた。
日本食スーパーでは、お客さんがわざわざレジの店員さんに「とにかくくじけないで、皆で祈っています」と声をかけにきたり、ユニオンスクエアでは、NY在住のママさんグループが街頭募金活動を実施したり、NYのあらゆるところで、日本に向けての活動を目にする。NYという人種の坩堝(るつぼ)ゆえかもしれないが、多くの人々が応援してくれていることに心を打たれ、感動した。
遠くからではありますが、東北関東大震災及び信越地区の地震で被害に遭われました皆様、そしてご家族やお知り合いの方が被害地域におられ、心配されていらっしゃる皆様に、一刻も早く平穏な日々が戻られますよう、心より願っております。行方不明者の早期救出、二次災害の防止を心からお祈り申し上げます。そして東北地方太平洋沖地震によりお亡くなりになった方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。
■山田卓也(FCタンパベイ/NASL)
・FCタンパベイと、クラブとして何が出来るかを検討中
・赤十字社現地支社より募金箱を取り寄せ、空港でのサイン会後に募金を呼びかける
・プレシーズンマッチ終了後、会場で募金を呼びかける
・タンパに限らず、フロリダ州内の日本人たちが募金活動をしているオーランドや、メルボルンなどにも積極的に参加
■吉武剛(FCタンパベイ/NASL)
・開幕戦、アメリカでプレーしている日本人選手は喪章をつけてプレーする。あるいは、日本国旗をあしらった腕章を作ってプレーする。
・開幕戦に来場した観客と一緒に日本に想いを届けてもらえるよう、選手が作ったメッセージ入りの看板や旗(「pray for Japan」など)をグラウンドに掲出する
■原田慎太郎(ピッツバーグ・リバーハウンズ/USL)
・所属クラブが開幕戦でユニフォームをオークションにかけ、売り上げを寄付する予定
■広山望(リッチモンド・キッカーズ/USL)
・所属クラブは、広山選手合流と同時に、募金活動をクラブとして公式に実施予定
■松下幸平(アトランタ・シルバーバックス/NASL)
・所属クラブは、ホーム開幕戦の売り上げの一部を松下選手の名で寄付することを決定
■木村光佑(コロラド・ラピッズ/MLS)
・個人公式ブログに、赤十字社への募金リンクを掲出
・MLSのホーム開幕戦で、1席につき5ドルを義援金として赤十字社に寄付することを決定
posted by mls_sum |22:20 |
はじめまして |
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2011年02月26日
メジャーリーグサッカー(MLS)コミッショナー、ドン・ガーバー氏の一日を追ったドキュメンタリー映像です。
今回は、今季より新加入をするバンクーバー・ホワイトキャップスの開幕に備えて、バンクーバー内のメディア出演や、地元有力商工会などへの出席の様子をおさめたものとなっております。
【ドキュメンタリー動画】
posted by mls_sum |12:07 |
Major League Soccer |
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