2008年08月27日

明日もまた 生きていこう

本日は生憎の雨模様。
半人前コーチ@たらばがに大好きです。
あぁ、また1週間も更新が空いてしまいました。
結構、時間って早く進むもんですね。


その1週間の間に、こんな本を借りて読みました。

「明日もまた生きていこう 十八歳でがん宣告を受けた私」
http://blog.goo.ne.jp/hamutaroumimi/e/e8a2f427147c1b68e2fb965cf7425877

2004年、今から4年前に高校2年生、わずか17歳で
全日本に選ばれた、横山友美佳さん。
当時の新聞には「日本女子バレーボール界の期待の星」などと
書かれていて、将来を嘱望される逸材でした。

その彼女が2005年に全日本代表合宿の参加連絡と同じ日に
受けたのが、がん宣告。その彼女が代表に選ばれるまでや、
がんを宣告されてからの生き方や感じたことが、
切々と綴られていました。

生まれ育ってきた北京を、10歳で離れなければならなかったこと。
小学校時代にバレーボールチームを移ったこと。
中学校に入って、県の選抜に選ばれたこと。
名門と呼ばれる高校に入ったこと。
そのチームでの練習のこと、試合のこと。
全日本の代表に入ったこと。
そして、病気のこと。

私は、大変失礼なお話ですが、横山さんの名前は、なんとなく
覚えてるくらいで、詳しくは存じ上げておりませんでした。


本を読んで感じるのは、
こんなにも当たり前にすごしている毎日が、どんなに貴重なことか。
逆境にこそ、前向きに取り組むことがどんなに価値があるか、
しかし、どんなにそれが苦しいことか。

こんなことを感じました。

かわいそうとか、残念だとかそういうことを感じることは、少なかったです。
それを感じさせないのも、彼女の強さなのかもしれません。


特に印象的だったのは、がんで高校3年生でバレーボールから離れたものの、
病院で勉強をして、早稲田大学を受験したということ。
その姿勢に、強く心を打たれました。


素直に、生きている人が羨ましいと書かれていました。
仲間に弱っている姿を見せたくなかった、と。
正直な言葉が、より強いメッセージとなっていました。



今年の4月、故郷で開かれたオリンピックを見ることもできず
21歳という若さで無くなった友美佳さん


私が教えている高校生たちと同世代。
だからこそ、今を何気なく生きている子どもたちにも、
その一瞬がどれだけ大切か、何かを感じてくれるかもしれません。


今日の練習を、ただ、早く終わればいいと、
つらい練習を、ただ時間が過ぎればいいと感じている
子どもたちに読ませたい1冊です。

posted by 半人前コーチ |23:09 | 高校生 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月20日

高校生らしいプレーとは ~教えるべきこととは?~

どうも、こんにちは。
半人前コーチ@昨日で山を越えた感じです。
とりあえず、ひと段落。

という状況の今日、昼休み前に少しネットを見てたところ、
甲子園が終わっていることに気づきました。。。。。
えぇ!!いつの間に!
地元仙台育英が横浜に負けたとこまでしか覚えてないぞ!

なんてことで、大会関連の記事を読み漁っていると、
こんなコラムが出てきました。

球児への提言――基本を怠らず全力プレーを
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/hs/08summer/text/200808190018-spnavi.html


 いつから高校野球はこんなふうになってしまったんだろう。最も驚いたのは、
取材時間中に携帯電話をさわる選手が複数いたことだ。試合終了後、報道陣には
合計23分間の取材が許されている。勝ったチーム、負けたチームともに監督と
指名選手がお立ち台へ。そのほかの選手には取材ルームで話を聞くことになるが、
当然ながら試合で活躍した選手に記者は集まる。取材されず、手持ちぶさたにな
ったのか、一刻も早くメールチェックをしたかったのか。イマドキの高校生とい
えばそれまでかもしれないが……。ちなみに、取材ルームは報道陣でさえ、携帯
で話していると係員から怒鳴られる。
 同じぐらい衝撃的だったのが、ある高校の主力選手が手にしていた白い皮手袋
をベンチに投げつけたこと。三塁からのタッチアップが早いと判定され、得点が
取り消されたことに対する抗議だった。気持ちは分からなくもないが、甲子園の
ベンチは観客席にも丸見え。見ていて気持ちのいいものではない。審判に対する
反応でいえば、ハーフスイングを空振りと判定され三振すると、両手を広げて主
審に「なぜ?」というポーズをつくる選手もいた。

 プレーでは、相変わらず手を抜いて走る選手が多い。投手や捕手へのフライで
一塁に走り出さなかった選手がいた。

(以下、省略)


今回の大会は、ほとんど試合を見ていなかったので、
この記事が全て真実なのかどうかわかりませんが、
そうだとしたら、ちょっと、残念ですね。

まぁ、取材中にケータイの話も残念ですが、
とりあえずそれはおいておいて・・・

私も高校生の部活動の指導に携わっていますが、
試合中に全力で走れない選手は、使えません。
他の選手のモチベーションにも関わりますし。
ましてや審判に抗議?ありえません。

当然、監督やコーチは審判に異議を唱えることは
ありますよ。監督やコーチがそれをやるべきで、
選手はやるべきではないと思います。




なーーんて思っていたら、こんな記事もありました。

■野球以上に大切なもの 
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/hs/08summer/text/200808180011-spnavi.html


 凡事徹底――。
 浦添商高野球部のモットーだ。甲子園でも、アルプススタンドの横断幕にしっかりと
その4文字が掲げられている。野球でも、日常生活でも、どんな小さなことでも手を抜
かない。わずかな心の乱れが野球にも影響するからだ。チーム方針であり、チームとし
ての徹底事項。だから、できない者に対しては厳しい。

 沖縄県大会前にはこんなことがあった。
 横手から130キロ台中盤の速球を投げ、チームにとって貴重な存在の島根博士が朝
練習に遅刻。これを神谷嘉宗監督は流さなかった。それ以前からやや甘い部分が目につ
いていたこともあり、「背番号を持って来い」と番号をはく奪。開幕直前のメンバー変
更でベンチから外してしまったのだ。
 甲子園でも準々決勝の慶応高戦で2回3分の2を無失点の好リリーフを見せたように、
島根は浦添商高投手陣に欠かせない存在。準優勝した春の九州大会でも4試合中2試合
に登板している。暑さの厳しい沖縄県の夏を勝ち抜くには、複数投手制は不可欠。エー
ス・伊波翔悟以外にもう一人、上地時正がいるとはいえ、島根が抜けるのはかなりの戦
力ダウンになる。それでも、神谷監督はチームとしての方針を貫いた。
「もし、それで負けたとしても後悔はしません。そのせいで負ければそれまでのチーム
ということ。それを許して勝ったとしても、そんなチームで勝ってもうれしくありませ
んから」(神谷監督)
 野球の実力だけみれば外せないかもしれない。だが、野球はチームスポーツ。一人で
も違う考えの人間がいれば、どこかでひずみが出る。徹底することはとことん徹底しな
ければならない。
 それを分からせるため、数年前には連帯責任を課したこともある。授業中に一人でも
寝た部員がいれば、その部員が所属するクラスの野球部員全員が“罰走”というものだ。
「100メートルを50本ですね。終わるまで、1時間半ぐらいかかったんじゃないで
すか(笑)」(神谷監督)
 それぐらい、当たり前のことを当たり前にやることは大切。野球以上に大切なものが
あるということを分かってほしかった。

■「凡事徹底」でつかんだベスト4 
 ベンチから外され、島根はようやく大事なものが何かに気がついた。
「外れたときはショックで腐りかけてたんですけど、このチームで3年間やってきて、
みんなは甲子園に向けて頑張っている。チームに何ができるかを考えました」(島根)
 それ以来、島根は道具の準備や打撃投手を積極的にやるようになった。さらに、甲子
園に行ったときにもう一度ベンチ入りするため、メンバーの練習が終わった後、自主練
習にも取り組んだ。
「スポーツでは、プレー以外の礼儀やマナーが大切ということが分かりました」(島根)
 その姿は神谷監督だけでなく、チームメートにも認められた。当山加寿馬が「頑張っ
ているのが分かった」と言うように、選手間投票で票を集め、沖縄県大会後に背番号
15を獲得。「小学校から夢見てきた」甲子園のマウンドに立つことができた。

 当たり前のことを当たり前にやる。簡単そうで、これほど難しいことはない。全力疾
走、カバーリング、そして1球に対する執着心。今大会、これが一番感じられたのが、
浦添商高ナインだった。
「ゴロを打って全力で駆け抜けるのは誰でもできること。これでエラーも誘えるし、
球場内に伝わってお客さんが応援してくれると思います。でも、甲子園でも(ほかのチ
ームに)軽く走っている人がいっぱいいました」(仲間常治)
 常葉菊川高戦、試合途中に足を痛めた(じん帯損傷)上地俊樹がセカンドゴロを打ち、
痛みをこらえて一塁に全力で駆け込む姿がすべてを象徴している。上地俊は守備でも、
必死にボールに飛び込んだ。
「正直、痛かったですけど、最後まであきらめずボールだけを追いかけることができま
した」(上地俊)

 浦添商高の試合は面白かった。試合のたびに何かを期待させた。何度でも見たい、
そう思わせるチームだった。
 漢那修平は言っていた。
「全力疾走とカバーは自分たちが一番だったと思います」
 そんなことはない。やっている野球も、スタンドの雰囲気も、スタンドとの一体感
も――。間違いなく55代表中一番だった。小さいことからこつこつと。
「凡事徹底」でつかんだ、堂々のベスト4。浦添商高ナインが、最も輝いた夏だった。



正直申しまして、このチームのことも存じ上げませんでした。

私が教えている中学生のチームは、スポーツ少年団であり、試合も少ないので
スポーツの楽しさや、仲間と触れ合うことを重視していますが、
中学生・高校生の部活は、高校野球も我がバスケ部もそうですが、
そこが教育の場である以上、結果以上に大事なことがあると思います。


先に書いた「球児への提言」の中にこんなエピソードがありました。


	1989年夏の甲子園で、その大会のスター選手だった上宮高の
	元木大介(元巨人)が八幡商高との試合で投手フライを打ち上げて
	走らず、おまけに投手が落球したためにベンチで山上烈監督に
	怒鳴られたことがあったが、怠慢プレーにはたとえ甲子園で
	あっても監督は厳しい態度をとるべきではないか。


私は自分のチームの子どもたちに、優秀な選手になってほしいと
思ってますが、(そのためにこちらも努力していますが、)
それ以上に、人間として立派な大人になってほしいと思っています。

ちょっとしたことで、諦めてしまう大人にはなってほしくないし、
簡単に妥協してしまう大人にもなってほしくありません。
全力で取り組むことの重要性を認識してほしいと思います。

それを感じてもらうためには、細かいことにも口をすっぱく
繰り返し言うしかないのでしょう。
それこそ、「凡事徹底」が重要だと思います。
そして、小さなことから全力で打ち込める人間になってほしい。
そう思っています。

そんな気持ちを再認識させてくれる記事がありましたので、
ここにご紹介させていただきました。

posted by miyagi-jr |12:12 | 高校生 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年08月17日

「どこに行くか」より、「そこで何をやるか」  ~中高生の進路相談より~ 

どうも、こんばんは。
半人前コーチ@半年振りに東京での週末を過ごしています。
だって、お盆で中学生も高校生も練習が
無いんですもの。おほほほほ。

しかし、うちの怖い母に
「毎週帰ってくるくせに、お盆に来ないってどういうこと?」
と、若干怒られました。齢、26にして。。。。


さてさて、最近私の過去の日記にもいっぱいコメントを
頂いております。お読みいただきまして、ありがとうございます。
そして、メールでもご相談を頂いております。
日記のコメントに返信できてないものは、今日中に返しますね!


メールでの相談の中に、こんなものがありました。
ある中学生の女の子からの相談です。
で、私は中学生・高校生の女子を教えてることもありまして、
いろいろと情報交換をさせてもらいました。


その子は、関西方面の中学校にいるのですが、
春のジュニアオールスターに選ばれるくらい優秀な選手で、
残念ながら自分の中学校の試合は県大会だか府大会の
2回戦で負けてしまったらしいのですが、色んな
高校からお誘いを受けているとのことでした。


で、今は進路に悩んでいて、全然知らない人から見て(客観的に)、
普通ならどの進路を選びますか?という相談でした。
(本人の許可を得て、紹介させていただいております)


元々は公立高校の進学しか考えていなかったらしく、
その地区でも有名な進学校に進むことを考えていたらしいんですね。
ところが中学2年で身長も急激に伸びたこともあって、ジュニアオールスターに
選ばれたのもびっくりだったとのこと。
で、正直色んな高校に声をかけられて戸惑ってると。

今迷ってる選択肢は、下記の3つ
1.インターハイに常連校
2.その地区ではいつも決勝に行く強豪校
3.近所の公立高校(進学校)


で、メールでやり取りの中で、今の自分の気持ちは?と聞いたところ

   元々は公立高校に行きたいと思ってたので、
   それが第一ってのは変わらないけど、選抜の友達から
   誘われたり、やっぱりバスケットが楽しいってのが
   引退してから強くなったので、今は50:50くらいで、
   公立高校か、バスケットの強いところに行くか迷ってます。
   でも、親は公立高校に進みなさいと言うんです。
   バスケットじゃ食べて行けないんだから。って。

とのこと。


確かにね。この子の気持ちもわかります。
保護者の方のお気持ちも、わかります。
うーん、難しいところですね。
で、どうしたらいいですか?との質問。


みなさんなら、どう答えますかね?


私は彼女がどんな選手か、どんなチームでやってきたのか、
どういう性格か、進もうとしている学校がどんなところか、
というのを詳しく理解しているわけではないので、
あくまで、参考だよ。っていうことを理解してもらいつつ、
こう答えました。
(メール文そのままなので、長くてすんません)



	私がもし、おんなじ状況だったら、○○さんと同じように
	すんげー迷うと思う。バスケットも好きだし、親のいうことも分かる。
	実は私も中学生にバスケットを教えてるから、同じような質問を
	受けるんだけど、いつもこう答えます。

	まずは、できるなら、行こうと思っている学校を見に行ってみな。
	どんな練習をしてるか、どんな先生か、どんな先輩たちがいるか、
	体育館はどうか。公立高校にもバスケ部があるなら、そこも見てきな。
	もしかしたら勉強しながらでも、バスケ部も可能性があるかもしれない。
	ってこともありえるからね。

	インターハイ常連校は、どんな練習をしてるのか、人数はどれくらい?とか、
	その他の強豪校なら、1年生から出るチャンスがあるかもしれない。
	そしたら、インターハイ常連校に行くより、自分を伸ばせるかもしれないし。

	候補になるところは、なるべく自分の目で見て、耳で聞いて、自分で
	色んな情報を集めてみな。学校関係者は多分、自分の学校のいいことしか
	言わないと思うから、練習見学させてもらうのが、一番よく分かると思う。

	で、その上で、自分の将来のやりたいこととかも含めて、考えたらいいと思う。
	たとえば、どうしても弁護士になりたくて、でもバスケットで選んだ学校だと
	目標の大学に進めないっていうんだったら、公立になるかもしれない。

	いろんなことを覚えて、ちゃんと自分で考えて選びな。

	あと、おじさんのお説教として参考までに聞いておいてほしいんだけどさ、
	大事なのはね、「どこに入るか」ってことより「そこで何をするか」ってことなの。
	公立学校に行くにしても、トップ校で下位にいるより、次に頭のいい学校に
	行って、そこでトップを取り続ける方が、最終的には自分の力を
	伸ばせるかもしれない。

	高校を選ぶことがゴールじゃなくて、その先にもっと大きなゴールがあるはず。
	だから、どこの高校に入ったとしても、○○さんが全力でチャレンジする
	ってことの方が、おじさんは一番大事だと思うんだ。

	そして、○○さんが高校で全力でがんばるためには、自分でしっかり考えて、
	自分で選ぶことが大事だと思う。自分で選んだら、言い訳できないでしょ?

	自分で道を選んだら、今度は自分でその道を選んだことを間違っていなかった
	って胸張って言えるように、結果を残すために最大限努力する。
	その努力は、間違いなく○○さんの将来に役立つはずなんだよね。


	ちょっと道がそれちゃったけど、要は、自分で決めなさい。
	自分で決めるために、いろんなものを見てきなさい。ってこと。
	で、自分で決めた道なら、それに責任もって、そこで最大限がんばりなさい。
	ということです。

	だからまずは、自分が進もうとしている学校の部活を全部見てきたら?
	入ろうか迷ってるんで見学させてください!って言ってみたら、
	多分、誰もダメとは言わないだろうからさ。

	やると決めたら、すぐに動いてみてね。




というメールを返しました。
正直メールを送るときに、彼女は具体的な回答を求めていて、
具体的な回答をしてない私は無責任かな?、とも思いました。
でも一番伝えたいことをしっかり伝えることが大事だな。
って思いまして、上記のメールをお送りしたしだいです。


僕自身も、就職活動のとき、大手の食品メーカーを蹴って、
社員50人程度のベンチャーに入社しました。
正直、入社当初は後悔したこともありましたが、自分で将来
独立したいという想いが強かったので、ベンチャーで学べるものを
すべて吸収してやらなくちゃ、全てが無意味になる!

ましてや仙台で就職もせず、自分のわがままで東京に出て、
子供たちには週末だけしか見れていないのに、そこで何もできなければ、
子どもたちにも保護者の方にも失望させてしまうだけだ。
と思って、がむしゃらに働きました。
(当時の中学生は、今はもう大学生になりました・・)
自分で選んだ道ですから、そこでがんばれなったら、
「だから大手が良い言ったじゃん」とか言われても、
絶対悔しい!と思ったので、そう言わせない結果を残しました。


結果、今は当時の取引先でもある会社に転職をして、
新卒でベンチャーに入ったことも、まったく後悔してません。



何度も言いますが、大事なのは、
「どこに入るかじゃなくて、そこで何をやるか」だと思います。

それを分かってもらえれば、最後は自分に正直な答えが、
出てくるんじゃないかな?と思っております。




以上、会社から、半人前コーチがお伝えしました。


posted by 半人前コーチ |13:41 | 中学生 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月14日

入部した選手たちに、最初に話すこと

おはようございます。
半人前コーチ@ようやくひと段落です。
今日は、この日記を書いたら、
家に帰りたいと思います。


最近、以前書いた記事にたくさん
コメントを頂いております。
ありがとうございます。

今後もそのご期待にお応えできるよう、
できるだけ時間を見つけて、更新しますね。
コメントも返しますね。
放置プレーでごめんなさい。


昨日、久しぶりに高校時代のチームメイトから
連絡がありました。懐かしい。
「久しぶりに会いましょう。連絡ください。」
というメール。あ・・・・返信してねー・・・・
こちらも放置プレーだわ。。。


はい、今返信しました。



私たちは高校時代、同じ学年のメンバーは
20人くらいいました。男子校でしたから。
一つの部の人数が多いのです。

でも、練習が厳しい部活は、そこからどんどん減る。
私たちの部活は、そこから半減しましたね。
20数名が9名になりました。


そこからは、それ以上数は減りませんでしたが・・・
色々ありました。キャプテンが辞めると言い出したりね。


でも、20数名の時よりも9人になったときの方が、
練習はやりやすかったんです。やる気ない人間が辞めたので、
本当に勝ちたい人間だけが残りました。


私は2002年くらいから、今教えている高校の女子バスケ部と
関わっていますが、大体毎年ありますね。
部員が辞める、やめないという問題。
センシティブな問題なので、いろんな考えがあると思います。


では、指導者として、チームメイトとして、
部員が辞めることは、どうしようもないことなのでしょうか?




当然、チームの状況によっても変わってくると思いますが、
私個人としては、こんな風に考えています。


私の理想は、誰一人辞めないこと。
そして、チーム全員が目標を持って取り組み、
様々な挫折や達成感を味わいながらも、
人間的に大きく成長していくこと。

でも、これは結構理想論。
ですが、その理想を現実にすべく日々葛藤しています。


特に私が関わっている高校は、バスケットだけではなく、
公立高校の受験に失敗をして入部してくる子もいるので、
バスケットに対する考え方がマチマチです。
本気でやる子、とりあえず入る子、etc...


私が教えている中学生のスポーツ少年団は、
「スポ少」という特性もあり、意識の高い選手たちが集まるため、
それが起こる確率は低いのですが、それでも辞めてしまう選手も
いるのですから、いわんや高校の部活をや。です。


ただ、チームが方向性がバラバラになると、
誰にとっても幸せになりません。
(過去にも同じことを言ってました
 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/miyagi-jr/article/104 )


ですから私は、高校生には本入部の前に、
毎年1年生にこんなお話しをします。


	みんな、よーーく聞いて欲しいんだけど、
	うちの高校の練習は、すっごく走るし、
	すっごく苦しいよ。
	だって、身長が高くないチームは走らなくちゃ
	勝てないからね。うちのチームの目標は、
	強いチーム、優勝を目指すチームだから。
	
	だからね、中途半端な気持ちでバスケ部に
	入ろうと思ってるなら、今すぐ辞めた方がいい。
	だって、部活やってるってことは、90%以上は
	苦しいことばっかりだと思う。
	楽しいことなんて10%もあればいいほうだよ。
	練習はつらいし、それでも勝つか分からないし。

	部活なんてしない方が楽だよ。みんなと一杯遊べるし。
	苦しい練習なんてしなくて済むんだもん。
	さ、どうする?バスケ部入る?それとも、やめとく?


まぁ、こんな話しをしています。
なんでこんなことをするかっていうと、
目標を持たないで入部してくると、大変なんですよね。
モチベーションが低い中で、厳しい練習なんて、まず無理です。
そして、一人無理な選手が出てくると、周りに影響します。
間違いなく。


ですから、こんな話しをするわけです。
強めの入部意志確認、といったところでしょうか。


やっぱり教えれば教えるほど感じるのは、チームに必要な
選手っていうのは、上手な選手よりも、必死に練習する
選手だってこと。

へたくそでも、ちゃんと目標を持って全力で取り組んでくれる
選手は、チームに必要な選手ですし、最後には必ず伸びます。
練習に全力で取り組むって、最低条件のようで、中々できない。
どこかで手を抜いたり、さぼっちゃうんです。

だから、言うんです。



	俺がチームに欲しいと思う選手は、必死で練習する選手。
	誰よりも練習する選手。上手じゃなくていいから。
	へたくそでも、負けず嫌いな奴。

	だから、優勝したい!とか、あいつよりはうまくなりたい!
	っていう気持ちがない奴、目標が無い奴は、今すぐに
	バスケ部を辞めた方がいいと思うよ。



そして、みんなの意志を確認したあとに、こう言います。	



	今年の1年生は10人。でも、この10人ってのは、
	減ることはあっても、絶対に増えることはないんだよ。
	同じ学年の仲間ってのは、入部期限を超えたら、
	もう入って来れないからね。

	みんなはまだその大切さが分からないかもしれないけど、
	どうせやるなら、俺は誰一人欠けることなく、3年生の
	最後まで続けて欲しいと思う。
	って言ってもやっぱり途中でくじけちゃう子も出てくる。
	間違いなく、絶対に。
	そんなときに頼りになるのは、この10人しかいないんだよ。
	それだけは覚えておいて、練習に励んで欲しい。



毎年同じことを言ってるので、うるう年生まれのコーチは、
もう聞き飽きたっていうかもしれませんが。。。

こうして、入部初期に真面目に話しかけると、結構心に残るらしいです。
私は、なるべく多くの仲間を作って欲しいと思いますし、なるべく多くの
教え子に、多くの経験をして大きな人間になってほしいと思っています。

チームとしての方向性を統一し、理想を実現に近づけるべく、
最初にまず、こんな話しをするのです。




先週末、引退した教え子をご飯を食べたところ、この話しをしたことを
いまだに覚えていて、学校の同級生とかサークルのメンバーとかも、
減ることはあるけど、これ以上増えないのか・・・と思うと、
なるべく多くの仲間と接しようと思うんだよね。と話してくれました。



それが嬉しかったので、こんなことを書かせていただきました。


眠くて、脈略バラバラかもしれませんね。
すみません。


帰ります。
おやすみなさい。


posted by 半人前コーチ |03:10 | 高校生 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年08月05日

試合に出たいと思わない?

どうも。ここ2日続けて会社に泊まりそうです。
やばい。汗臭いかも。。。。明日プレゼンなのに。
さて、帰ろう!!


そういえば先日、こんなことがありました。
毎週土日に練習を見に行っている高校で、
まぁ、それはそれは暑い日のことじゃったーー。

いつものように練習をしているのですが、
どうも声の量が足りない。
走るメニューをやっても疲れた表情をしてる。

確かにいつもより暑いし、走るメニューが
多かった日ですから、その気持ちは分かります。
でも、そこまではまだ100歩譲って良いとしましょう。
10,000歩くらい譲ってますけど。


そして、ゲームもやりました。
中学生が練習に来ていたので、中学生の練習相手を
してたときです。
当然、ほとんどの5分ゲームを勝ってましたが、
1試合だけ負けたんです。中学生相手に。

まぁ、フルメンバーではないとはいえ、、、
まぁ、まぁ、これも10,000,000歩くらい譲っても
許したくないけど、よしとしますが・・・・


最後の試合は、結果よりも気持ちを見せてほしいと
思ってたところ、顧問の先生が絶妙なタイミングで
いいことを子どもたちに聞いてくれました。
次のゲームのメンバーを決めるために集合した時のこと、


「じゃぁ、試合に出たい奴、手をあげろ!!」


早く手を上げた奴から試合に出そうと思ってたら・・・
真っ先に手が上がったのは、たったの2人でした。
他の奴は、周りを見回して、徐々に手を上げる。


びっくりしました。
そんな意識で練習に取り組んでたんだと、改めて認識しました。
改めて、「このままじゃ駄目だ」と感じた瞬間でした。

普段から、目の前のワンプレーに全力を懸けられない奴は、
勝負にも絶対勝てるわけが無いと言っています。
ダッシュ系のメニューも、目の前の奴を抜こうとしない限り、
試合の相手に勝てるわけがないと、私は思います。


と、言っているものの、まったく伝わっていないことに、
驚くと同時に、凹みました。


一つ前の日記にも書いたのですが、努力したからと言って
勝てるとは限りません。
それが、目の前の相手に勝とうともしないメンバーが、
どうやって本気の対戦相手に勝つことができるのでしょうか?

試合に出たい奴は?と聞かれて、回りの様子を伺うような気持ちで、
練習をして、バスケットをして、何の意味があるのでしょうか?

声一つとってもそうです。
一人ひとりが、自分の力の中で、「ただ」声を出しているだけでは、
それは声を出している意味は無いに等しい。


疲れるのも、辛いのも分かります。
もちろん私も、疲れるの嫌いです。


でも、自分の目標が何なのか、それをしっかり持っていたら、
今自分がやってることは何のためか、どうしなければならないか
自ずと見えてくるはずだと思います。



その動機付けをしっかり出来ていなかったがために、
このような事態になってしまったのだと思います。


次の日、声も限界まで出せというこちらの要望に、
何人かの選手は応えてくれているように見えました。
それ以来、何人かの選手は声が枯れっぱなしですが、
その選手たちは、思い切り褒めてやりたいと思います。



あの日から半月程度経ちますが、やはり全力で声を
出している選手たちは、少しずつ伸びています。
声が原因なのではなくて、自分にチャレンジできる奴らが、
しっかりと声も出せているのだと思います。



私は前にも書きましたが、限界まで挑戦していない選手には、
叩いてでもやらせます。当然批判も受けますが、
挑戦ができなければ、その先も何事に対しても、
前進は出来ないと思います。



動機付けは難しいです。
モチベーションが下がっているときは、指導者側は
・選手たちと対話をする
・カンフル剤を与える
・成長を実感させる
このどちらかくらいしか処方はないと思います。


本来は、常に成長を感じてくれればいいのですが、
3年間持続するのは難しいでしょう。
時には対話し、時にはカンフル剤を与えながら、
子どもたちに最大限の経験を与えられれば、
指導者の経験値もあがるんかな。。。。。




なぁんて、今日も教え子たちの顔を思い浮かべながら、
会社でこれから一眠りする、半人前コーチなのでしたぁ。





miyagi-jr-41452.jpg


posted by 半人前コーチ |23:53 | 高校生 | コメント(1) | トラックバック(1)
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