2010年07月30日

「協調性」とは?

昨日の夜は、12時過ぎに家に帰りましたが、
夜中までゴルフを見てしまいました。
ゴルフ、面白いですね。また見よう。
がんばれ藍ちゃん。がんばれ智恵ちゃん。



昨日はうちの会社の新卒君たちと夜に話をしてました。
(うちの社員じゃない人も多く含む)
打ち合わせというよりは、ざっくばらんに
色んな話をしていたという感じ。


でも、その中の一人が、ほとんど自分の意見を言わない。
誰かの同意はすれど、自分の意思表示はしない。
結構、最近の社会人(いわゆる”ゆとり世代”?)には
よくある傾向だと聞いたことはあるのですが、、、


本人に聞いてみました。直接。
「賛成、反対はいいけど、自分の意見や気持ちは言わなくていいの?」

すると、
「私のいいたことは、みんなが言ってくれてるので、賛成と反対だけで十分」
との答えが返ってきました。



そのあと、ある議論の中で、
「自分が”これは絶対に間違ってる”と思うことがあったとき、
 他全員が賛成してたとしても、反対の意思表示をするか?」
という質問には、ある新卒社員は


「状況にもよりますが、その時は何を言っても変わらないと思うから、
 意思表示はしないと思います。協調性を重視して」




非常にひっかかるものがありました。




まず1つは、自分の意思表示をしないというところ。
これ、最近の高校生とか中学生チームにもよく見られる
傾向だと思うのですが、


みんな、傷つくことを恐れているのか?
それとも失敗を過剰に意識しすぎているのか分かりませんが、
自分の本音を隠して話をします。

自分の意思と合わないことがあっても、それを表面に出しません。
もしくは、直接は言いません。
それって、2つの大きな問題があると思っていて、


1つは、自分の意見を言わなければ成長しないということ。

既述の
「私のいいたいことは、みんなが言ってくれてるので、賛成と反対だけで十分」
というような場合、自分で考えるという能力が欠けてくる恐れがあり、
自分の能力や視野を広げる成長を妨げる恐れがあると感じてしまいます。
しっかりと自分の考えをまとめ、論じることで、
それを批判する意見があった場合でも、それはさらに成長するための
材料になるのだと思います。


そしてもう一つは、その組織に100%コミットできないということ。
特に団体競技の場合、チームの連携(習熟度)というのが、結果または
その過程において、大きなファクターとなります。


もともと個の集団なので、ベクトルの方向性はマチマチです。
それを、それぞれの個を理解しあうことで、ベクトルの方向性は
近いものとなり、集団としての力を発揮します。


が、ベクトルがバラバラの場合、力は0になる可能性もあります。
自分の本音をさらけ出すことで、自分への理解を促し、
同時にお互いの本音をぶつけることで、相互理解を促進し、
方向性の統一が行われるのだと思います。


その作業が省かれ、実施されないことがあまりにも多く、
それが、組織やコミュニティの希薄化に繋がっているのでは?
と思うのです。



それから、タイトルにも書いた「協調性」についてですが、
そもそも協調性って何なのでしょうか?


辞書的な意味では、
  異なった環境や立場に存する複数の者が互いに助け合ったり譲り合ったり
  しながら同じ目標に向かって任務を遂行すること、もしくはその性質。
だそうです。


あくまでも「同じ目標に向かって任務を遂行すること」そして、その実現のために
助け合うことが”協調性”だと思うのです。


ですから、もし周りが賛成していたとしても、
自分がしっかりと考えた上で出した意見が「反対」なのだとすれば、
それが自分の中で、その組織の目標実現のために必要な答えなのであれば、
しっかりと意思表示するべきだと思います。


これが”協調性”の本質だと思いますし、必ずしも周囲の言動・意思に
迎合することだけが協調性ではないと思うのです。



最近、こんなことが周囲に起こる度に考えます。
特にミニバスや中学生のジュニアカテゴリーにおいて、
何を伝えるべきなのか。



これも正解かどうかは分かりませんが、個人的には、
・チャレンジする心、積極性
・それを持続する向上心
・考えること、それを意思表示する技術
・相手の気持ちを尊重するコミュニケーション


これらは、子どものうちからしっかりと身につけさせたいと思います。



では、お昼休み終了のため、これにて失礼いたします。
お疲れ様でした。

posted by 半人前コーチ |15:42 | 中学生 | コメント(1) | トラックバック(1)
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2010-08-02 11:35 | 続きを読む
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Re:「協調性」とは?

コメント投稿者ID : sansansan

初コメ失礼します。
私も高校でサッカー部のコーチをしてるのでおっしゃってることは非常に分かります。

自分の意見を言わない。

これは日本人そのものに対してもいえることだと思います。日本人=人の目を気にしすぎる人種と考えてます。

特に中学生や高校生の年代は友達に嫌われたり、仲間外れにされることにとても敏感に嫌う癖があります。

部活動という極めてラフな感覚でスポーツに取り組んでいる生徒が存在する中で、
自分の意見を率直に言い合うというのは、相互理解を深める一方で、チーム内の歪みを生む可能性もあるものなのでしょう。

傷ついたり嫌われたりするリスクを犯すより無難に生きよう。


結局はよく考えると大人の生き方がそのまま引き継がれてるのかもしれませんね。


posted by sansansan | 2010-07-30 18:13

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