2008年06月21日

私はチームに貢献できてますか?

こんにちは。半人前コーチ@バスに乗ってます。
今週は高校生は部活動停止期間、中学生もテスト前の子が
多いってことで、練習を休みにしたんですが、
小学生の子が試合があるというので、
今週も仙台に帰るバスに乗っています。

自分の教え子がどんな試合をしてるか、楽しみです。
中学生はそれぞれの試合を見に行ったりしますが、
小学生はどうしても後に回してしまうので・・・

今月は中総体に高総体と、忙しかったですね。
保護者の皆様、お疲れ様でした。
それに、中総体はあの地震で進行が遅れて
しまいましたしね。。。。

で、中総体が終わると、中学生は進路のこと、
高校生は進路、もしくは冬まで続けるか、
という問題が毎年出てきます。

中学生はここの高校に行きたいやら、バスケを
続けるやら続けないやら。
高校生はどこの大学行くやら、バスケを冬まで
続けるやら続けないやら。。。

内容の質は違えど、悩む項目はそんなに変わらんとです。

で、そんな時期なもんで、先週の週末は
何人かの高校生と深い長~~い話をしました。
メールも何人かとかなりやりとりしましたが、
その中で、ちょっと気になったこと。

何人かから、こんな問いかけを受けます。
去年も、その前の年もですが、この想いを持っている
選手は多いみたいです。


「私はチームに貢献できてましたか?」


この質問、特に控え選手の方が問いかけてきますね。
やっぱり不安なんですね。


私も4、5年前まで同じ気持ちがありました。
会社では人からの指示を受けた仕事しか出来ず、
大きな仕事は任せてもらえず、自分じゃなくても
誰でもできる仕事だからなぁ。と。


この組織に私は必要な存在ではなくて、
代わりにいくらでもいる「コマ」の
一つなんだなと。


僕は新卒でベンチャーに入ったので、
他の会社のこととかは分かりませんでしたが、
その時の上司がこんなことを言ってました。

ある日、お休みをもらおうと有休申請を出したとき、
その有休をもらおうとしてた日が、3人ほど新しい
社員が入る日だったんです。そしたら、


「うーん、お前がいないと、案件ももちろんそうなんだけど、
 なんていうか、会社の雰囲気が湿っぽくなるんだよねぇ。
 あの雰囲気が好きじゃないし、初めて来た日に
 悪い印象を持って欲しくないから、できれば3人の
 入社日を違う日にしてほしかったなぁ。。。。」


とおっしゃって頂きました。
また、別の先輩社員からは
「すみちゃん(←私のことです)がいなかったから、
 昨日すっげーつまんなかったじゃねーか。」
とおっしゃって頂きました。


もちろん、一番嬉しいのはクライアントに提案書が
通ったときとか、良い結果を共有できたときが
一番嬉しいのですが、それにも劣らないくらい
ありがたいお言葉でした。


少なくとも、自分のことを認めてくれた人がいたと
認識できただけで、その日以来、会社に行くのが
少しだけ楽しみになりました。



子供たちが話をしてくれた
「私はチームに貢献できてますか?」という話も
こんな想いに近いのかな?と思います。


自分は試合に出て得点を取れるわけでもないし、
リバウンドを取れるわけでもない。
もちろん指導者としてはチャンスは与えますが、
公式戦は、出してあげられない選手もいます。
その選手たちには、どんな価値があるのか・・・


当然、その子個人の特性にもよりますし、その年の
チームの状況によっても、また指導者によっても、
男子チームなのか、女子チームなのかによっても
その「価値」の答えは変わってくるとは思いますが、


私の教えている高校生のチームに関しては、
間違いなく、誰一人欠けることのできない存在でした。


特に、いつも試合に出れない(Bチーム)側で練習を
している子たちは、常に声を出してくれましたし、
そちら側にいる3年生は、誰に言われるでもなく、
控え側のメンバーを引っ張ってくれました。


ですから、キャプテンも副キャプテンも、
「○○○達が続けなかったら、私はウィンターまで
 続けないかもしれないです。」と言ってるんです。
教えるほうとしては、自分の意志で決めろよ!と思う
反面、控えのメンバーの精神的な部分での重要性を
改めて認識させられました。


前も同じようなことを日記でも書いた記憶がありますが、、、
もし同じように「自分がチームに必要ないんじゃないか?」
と思う中学生・高校生がいたら、まずは自分に出来ることを
限界まで全力でやってみてください。


声でもいいですし、雑用を全部やるでもいいですし、
必ず移動はダッシュするでもいいです。
自分に出来ることは限界までやってみてください。
そして、自分にしか出来ないことを見つけてください。


それはもしかすると、バスケットじゃない部分かもしれない。
例えば、キャプテンの悩みを聞いてあげることかもしれない。
自分がいると、チームが盛り上がるってことかもしれない。
誰か一人でも、チームのメンバーを笑わせてあげれたら、
それはチームに貢献できてるってことだと思うから。


そして、何かしてもらったら「ありがとう」って言おう。
必要とされることを求めるなら、あなたが必要としている人に
感謝を伝えてください。私にはあなたが必要ですよと
伝えてあげてください。

そうすると、ほんとにちょっとだけだけど、チームの
力が強くなるかもしれません。


うちの子供たちは言います。
「色々あったけど(←本当に色々ぶつかったりしてましたが)、
 終わってみると、やっぱりみんながいなかったら、
 ここまでやって来れなかったと思う。」と。


仲間たちを勇気付けられる。
それだけでも、チームに対する貢献は大きいと思います。
そして、そんな子供たちだからこそ、
私も毎週、週末帰りを続けて来れたんだと思います。


感情を抜いて、もう少し指導者視点で書かせていただくと、
控え選手のモチベーションマネジメントが一番難しいです。
控え選手のモチベーションが高いチーム、つまりチームの
ベクトルが一つにまとまっているチームは、強いです。
(競技だけではなく、いろんな意味で)


控えチームで中心となってくれる最上級生。
その存在は、チームで言えば、根っこ。
そこがしっかりしていると、チームは全然違うんです。
そしてまた、その選手を精神的サポートしてくれる
何人かがいれば、まとまった組織になります。

組織論として、とても重要なことです。
そこをうまく作り上げること。これが大変なんですよね。



今年も、去年も、一昨年も、子供たちからは
いろんなことを学ばせてもらいました。
少なくとも、私にとって、子供たちは必要な存在です。
それだけでも、分かってくれればありがたいかな。


と思った、今日この頃の報告でした。

posted by 半人前コーチ |14:39 | 高校生 | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/miyagi-jr/tb_ping/169
コメントする