2009年03月13日

クリーブランドキャバリアーズ

ようやく球団の補強が実を結んだようだ。
ラリー・ヒューズやウォーリー・ザービアックを獲得したが、レブロン・ジェームスに次ぐ得点源にはなれず、トレードを繰り返しようやく勝てるチームとしての陣営が固まった。特にモー・ウイリアムスとデロンテ・ウェストのバックコートコンビの安定がそのままチームに安定をもたらしているように思える。一応、ウィリアムスがPGでウェストがSGになっているが、ウェストもセルティクス時代はPGでプレーしており、チームのバランスをとる技術に優れている。また、ジェームスもルーキーのころはPGでプレーしていたことを考えると、コート上にPGができる選手が3人いることになる。それは、キャブスはボールやスペースをシェアでき、流れを読むことに長けたチームだということを意味している。結果、その恩恵を一番受けているのはウィリアムスだと思う。ゴールに向かって45度から0度付近の低い位置からシュートを放つケースが多く、PGながらチームの第2の得点源になっている。
そんな優勝を目指すチームにとって、考えなければいけないのはプレーオフに入ってセルティックスやマジックとの対戦についてである。先日行なわれたセルティックスとの直接対決では、セルティックスのホームとはいえガーネットを欠くインサイド陣に圧倒され、負けてしまった。そもそもセルティックスのケドリック・パーキンスやリオン・ポウは高さではなく、幅とパワーがウリの選手である。かたやキャブスのインサイドは、イルガスカスやバレジャオなど器用な選手はいるものの、フィジカルで唯一対抗できるベン・ウォレスを怪我で欠いていたため厳しかったと言える。そのため、プレーオフに向けてベン・ウォレスの復帰が待たれるところだ。おそらく、このインサイド対策がキャブスにとってプレーオフを勝ち抜くキーになる。なぜならセルティックスにはガーネットやパーキンス、マジックにはドゥワイト・ハワードがおり、インサイドでキャブスを苦しめることになるだろう。とはいえ、キャブスのインサイド陣も層が厚い。オフェンスに特化したイルガスカス、ディフェンスに特化したウォレス、器用な万能型であるバレジャオ、加えてシーズン途中に計算できるベテランのジョー・スミスもチームに加わった。これらの選手を試合展開に合わせてどう組み合わせるかはヘッドコーチのマイク・ブラウンの手腕次第だろう。
どんな良いチームでも、旬が存在し、そのタイミングを逃すと例え同じメンバーでも勝てなくなってしまうことがよくNBAでは起きる。レブロン・ジェームスが率いるキャブスの旬は今だと思う。今年のキャブスの結果がこの先、何年かに影響を与えそうだ。

posted by mitch_loves_gsw |22:04 | シーズン途中 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月02日

シャーロットボブキャッツ

名将ラリー・ブラウンをヘッドコーチに迎えた今シーズン、ここまでは目標であるプレーオフ進出に届かない順位にとどまっている。だが、頑張ればプレーオフに届く状況から、シーズン途中に大きなトレードを2回行なった。これが吉と出るか凶と出るかはまだ分からないが、変化を求めるチームの姿勢は正しいと思う。まずは、ジェイソン・リチャードソンを放出し、ラジャ・ベルとボーリス・ディアウを獲得した。リチャードソンは、3Pシュートの成功率は高かったものの、平均得点が20点に届かないなどエースとしてやや精彩を欠いたシーズンを送っていた。そもそも、身体能力が高くダンクコンテスト優勝経験を持つリチャードソンと、これまた身体能力を活かしたプレーがウリのジェラルド・ウォレスのスコアリングデュオはタイプがかぶってしまい、そもそも共存は難しかったのかもしれない。共存するためにリチャードソンがシューターに近いスタイルでプレーしていたため、特性が失われていた格好となっていた。そんなリチャードソンをトレードし、ディフェンス力のあるシューターであるベルと、オールラウンドなプレーができるディアウの獲得はプラスに働くと思う。第2のトレードでは、アダム・モリソンらを放出し、ブラデミール・ラドマノビッチを獲得した。怪我がちでなかなか成長の証をみせないモリソンの放出は致し方なく、代わりに獲得したのがラドマノビッチだったら御の字であると言えるだろう。チームの方向性としては、ウォレスのペネトレイトやディアウのポストプレーでインサイドにディフェンスを収縮させてベルとラドマノビッチの3Pでしとめるというのが理想的だろう。ディフェンスでも、インサイドはアメカ・オカフォー、アウトサイドはベルを中心に計算していくはずだ。そういった青写真を現実のものとする鍵を握るのはポイントガードのレイモンド・フェルトンになる。クリス・ポールやデロン・ウィリアムスなどドラフト同期のポイントガードたちに大きく差をつけられてしまった感じがするが、それでもヘッドコーチがブラウンであることの恩恵を受けることができれば、まだ成長する余地は十分にある。シュート率の低さを改善し、ブラウンのゲームコントロールにおけるフィロソフィーを学ぶことができればプレーオフ進出もおのずとみえてくるはず。乗り越えるべきハードルは高いが、それは新規参入チームの宿命。地道にやっていくしかない。

posted by mitch_loves_gsw |23:32 | シーズン途中 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年02月04日

ボストンセルティックス

チャンピオンはやはりチャンピオンだった。シーズンここまでのセルティックスを観た正直な感想だ。ディフェンス力は相変わらずで、オフェンスではビッグ3が健在。その強さは数字にも表れている。チーム全体のフィールドゴール成功率の高さ、平均失点の少なさが共にリーグ上位3本の指に入っているから驚きだ。つまり、低く失点を抑え、効率よく得点するという極めてソリッドな勝ち方をしているといえるだろう。特にディフェンスではピック&ロールへの対応がうまい。また、激しい接触プレイを厭わない姿勢がチームに徹底されていて、フィジカルの弱い相手ポイントガードなどは体力が削られていく。プレーオフに入ったら、この肉弾ディフェンスは更に効果を増すに違いない。ただ同時にセルティックス側のスタミナの消耗も多いはず。選手層は決して厚くないので、できるだけ楽な試合展開にしていくためにもオフェンス面も力を入れていかなければいけないと思う。幸い、今のところ高いシュート成功率をチーム全体で残しているので、あくまでプレーオフに向けてということで話を進めるが、鍵を握るのはレイジョン・ロンドになるだろう。ビッグ3がオフェンスの中心になるのは当然だが、起爆剤となるのがポイントガードのロンドというところがセルティックスの面白いところだ。ビッグ3にディフェンスが集中した際にロンドがきっちりシュートを決める場面が多いのは想像に難くないが、インサイドに切り込んでかき回すといった仕事が意外と重要なのだ。ビッグ3は確かにボールをシェアしながらうまく得点をとっている。しかし、ピアースにしてもアレンにしてもガーネットにしても、チームのファーストオプションになったら平均25点以上とれる実力者たちは、あくまでフィニッシャーであり、パサーではない。ロンドが機動力をフルに発揮したときにセルティックスのオフェンスが一番脅威を与える場面だと思う。セルティックスはここぞという時にきっちり守りきれるディフェンス力があるだけに、オフェンス面での健闘が残ったレギュラーシーズン、そしてプレーオフを勝ち抜く要因になるはずだ。

posted by mitch_loves_gsw |22:28 | シーズン途中 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月12日

アトランタホークス

予想以上と言うべきだろうか。ギリギリでプレーオフ出場だった昨年とは異なり、今年のホークスは約6割の勝率を残し、余裕でプレーオフ出場ができそうだ。やはり、昨年プレーオフでチャンピオンになったセルティックスを第7戦まで追い詰めたことが自信になっているのか、ジョシュ・チルドレスをFAで失ったにもかかわらず、チームは好調だ。主力選手に長期離脱者がいないということもあるが、それ以上に昨年途中に移籍してきたポイントガードのマイク・ビビーが完全にチームにフィットしたのが大きい。ビビーは勝負強いという定評はあるものの、目立ってアシストが多いわけでもなく、オールスター出場もない。それでも、シュート力が高くて、そのセレクションも抜群だ。今年のホークスでは、ビビーが思い切りよくシュートを放つことで、他の若手選手たちも気兼ねなくシュートを放てている感がある。こういった精神的主柱の存在は案外大事で、ホークスのような若いチームだったらなおさらだ。プレーオフに向けて、ビビーの存在感は心強いと言える。エースのジョー・ジョンソンも及第点の働きだ。シュートがうまい選手なのでやや、シュート成功率が低いとも思えるが、強力なインサイドプレーヤーがいないチームではそれも仕方ないのかもしれない。この先も安定したパフォーマンスを見せて欲しいものだ。
これから先のプレーオフを見据えた場合、ビビー、ジョンソン、ジョシュ・スミスをサポートできる選手が必要なってくるだろう。やや伸び悩んでいる感のあるマービン・ウイリアムスとアル・ホーフォードがプレーオフをきっかけに一皮むけて欲しいところだ。セルティクス、キャブス、マジックのイースト3強に割って入れるか期待したい。

posted by mitch_loves_gsw |22:26 | シーズン途中 | コメント(0) | トラックバック(0)
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