2009年03月02日

シャーロットボブキャッツ

名将ラリー・ブラウンをヘッドコーチに迎えた今シーズン、ここまでは目標であるプレーオフ進出に届かない順位にとどまっている。だが、頑張ればプレーオフに届く状況から、シーズン途中に大きなトレードを2回行なった。これが吉と出るか凶と出るかはまだ分からないが、変化を求めるチームの姿勢は正しいと思う。まずは、ジェイソン・リチャードソンを放出し、ラジャ・ベルとボーリス・ディアウを獲得した。リチャードソンは、3Pシュートの成功率は高かったものの、平均得点が20点に届かないなどエースとしてやや精彩を欠いたシーズンを送っていた。そもそも、身体能力が高くダンクコンテスト優勝経験を持つリチャードソンと、これまた身体能力を活かしたプレーがウリのジェラルド・ウォレスのスコアリングデュオはタイプがかぶってしまい、そもそも共存は難しかったのかもしれない。共存するためにリチャードソンがシューターに近いスタイルでプレーしていたため、特性が失われていた格好となっていた。そんなリチャードソンをトレードし、ディフェンス力のあるシューターであるベルと、オールラウンドなプレーができるディアウの獲得はプラスに働くと思う。第2のトレードでは、アダム・モリソンらを放出し、ブラデミール・ラドマノビッチを獲得した。怪我がちでなかなか成長の証をみせないモリソンの放出は致し方なく、代わりに獲得したのがラドマノビッチだったら御の字であると言えるだろう。チームの方向性としては、ウォレスのペネトレイトやディアウのポストプレーでインサイドにディフェンスを収縮させてベルとラドマノビッチの3Pでしとめるというのが理想的だろう。ディフェンスでも、インサイドはアメカ・オカフォー、アウトサイドはベルを中心に計算していくはずだ。そういった青写真を現実のものとする鍵を握るのはポイントガードのレイモンド・フェルトンになる。クリス・ポールやデロン・ウィリアムスなどドラフト同期のポイントガードたちに大きく差をつけられてしまった感じがするが、それでもヘッドコーチがブラウンであることの恩恵を受けることができれば、まだ成長する余地は十分にある。シュート率の低さを改善し、ブラウンのゲームコントロールにおけるフィロソフィーを学ぶことができればプレーオフ進出もおのずとみえてくるはず。乗り越えるべきハードルは高いが、それは新規参入チームの宿命。地道にやっていくしかない。

posted by mitch_loves_gsw |23:32 | シーズン途中 | コメント(0) | トラックバック(0)
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