2008年01月02日

スカウトの地域格差とプロになった後の活躍との関係

また今年もこの季節がやってきた。
多くのスポーツがシーズンオフの1月は毎年高校サッカーを見ている。
野球であれば「甲子園」というブランドで毎試合NHKがTV中継してくれるが、サッカーでこれだけ放送してくれるのは今の季節だけだろう。


で、毎年思うのがこの時期にJ入りが決まっている選手が選手権で活躍する選手ではないことが多いということ。そして、選手権で活躍してスカウトされた選手のほうが将来的にも伸びている選手が多いということ。
そして大会前にスカウトされているのは(年々改善されてはいるが)関東地区・関西地区がほとんどということ。


自分が高校に居た時から感じていたが、高校スポーツの世界で地方の予選にプロのスカウトがくるなんていうのはまずない。
おそらく地方の予選でスカウトが見にいくのは東京周辺・大阪周辺、余裕のあるチームで九州地区だけだろう。

サッカーでいえば、地方のJチームであれば地元周辺の大会くらいなら見に行くかもしれない。が、北海道や沖縄といった高校の選手は全国大会に行かない限りスカウトに自分のプレーを見てもらうことはないと断言できるのではないか。
逆に東京や大阪といったJのチームが複数あるような地方は予選から何度もスカウトが見にきてくれるという恩恵を受けているのではないだろうか。

ただ、高校サッカーは他のスポーツに比べて全国規模の大会が多いのは恵まれているだろう。とはいえプリンスリーグに入れる地方強豪とその他の地方高校では、これまた格差があるのも現状。

何度もプレーを見てもらえるというのは高校生・スカウト共にメリットが多い。一試合のみのパフォーマンスのみで判断されることがない・何度もプレーをみてポテンシャルを計れるというのはイコール入団交渉に発展させやすいということに繋がると考えられるからだ。
たとえば今行われている選手権で一回戦負けした地方チームで光るプレイをした選手と、選手権にでれなかったがスカウトが何度も見に来ているチームの有望選手が同じだけのパフォーマンスをスカウトの前で披露したとして、スカウトがチームに推薦するのに後押ししやすいのは後者だろう。

つまり、地方の高校からプロに入るには全国大会で何回か勝ち、さらに毎試合ベストパフォーマンスを披露しなければ無理ということだ。

これは非常に厳しい。

が、逆にスカウトされた選手は毎試合ベストが出せるということで比較的早くからプロで試合に出て活躍しているということだ。そしてスカウトされているのに活躍がなかった選手はプロ後も起用された試合のパフォーマンスに波があり、起用されにくくなっているということではないだろうか。

ユースチームがあるプロサッカーの場合、高校からのプロ入りは入るにも入った後にも大きな壁があるのは仕方が無い。もう少しスカウトは全国大会で活躍した選手をプロ入りさせたほうが良いのではないだろうかと思ってしまう。
過去大会を見ても強豪校が順当に勝った時にスカウトされた選手はプロでも活躍しているし、逆にすぐ負けた強豪校でのスカウトされた選手は消えていっているように思える。

まぁ、地方の僻みかもしれませんが。

posted by mishel |01:05 | その他 | コメント(2) | トラックバック(0)
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