2007年11月29日

次期代表監督について、発想を変えて考えるべきではないか

 ■ オシム続投はありえないが・・・・

オシムが脳梗塞で倒れてからもう何日だろうか。
毎日オシムの容態を報告する協会も大変だろうが、オシムがいくら回復しようともう一度彼に代表監督を任せるのというのは無理な話だろう。ジェフの一年目からオシム監督の試合をみていた自分としては残念ではあるけれど。

とはいえ次期代表監督として「世界の大物とのパイプがある」と大口を叩いていた協会が次の監督として名前をあげたのが岡田武史元代表監督というのは(岡田さんの手腕云々ではなく)安易に決めようとしていないだうかという不安がでてくる。


 ■ オシムが背負った課題とその理由を忘れてはいないか?

そもそもオシムが半ば強奪されるかたちで代表監督になった経緯は何だったのか協会は忘れてはいないか。
ドイツでの無残な結果が日本に突きつけた課題は個の能力だけで世界には通用しないという問題だ。ブラジル監督を連れてきてブラジルのサッカーを目指しても駄目、ならば日本独自の方法を探るべきであるというが当初の目的であったはずだ。そのうえで日本を知り尽くして、欧州でも手腕が評価されているオシム監督が召集されたはず。
たしかに日本人監督が日本独自のスタイルを目指すと言うのは理にかなってはいる。しかし、そもそもトルシエ→ジーコ→オシムという外国人監督のながれは日本人監督では世界での経験がたりない、欧州のガチンコのリーグや国際大会での経験豊富な監督を呼ぶことでW杯で結果を出すことを目的としていたはず。(ジーコはそもそも例外)
ならば、ここで岡田監督というのはおかしいのではないか。

 ■ 緊急事態である以上、方向転換をするべき

代表監督が脳梗塞で倒れるという自体は、緊急事態であるのは言うまでもない。
(とはいえ元々体調に不安のあるオシムなのだから、緊急事態にそなえて控えの監督をだれにするのはくらいは協会は考えておくべきではなかったかと考えるが)

緊急事態に対して、それまでと同じ目標をめざすというのは決して悪くはない。しかし、今回の様に時間的な余裕がないのであれば方向転換をする必要があるのではないだろうか?
会社に例えれば常に決算は修正されるものだし、緊急事態が発生したのに修正しないというのは逆に「この会社大丈夫か?」と思われることになる。もちろん数年程度の長期スパンで見たときには当初の利益を目指すべきではある。

短期でも結果が出せるという人がヒディングの率いた韓国をよく例にあげる。たしかにヒディングはすばらしい監督だが、彼はあくまで結果をだすという場合によぶべきだろう。最大の目的として日本独自のスタイルを目指すと言うものがある以上、ヒディングを呼ぶのは賛成しない。日韓W杯以降の韓国を見た場合、今の韓国サッカーにヒディングが残したのは「結果」だけではないだろうか。(それでも結果が出ているだけ幸せともいえるが)

 ■ 2年ではなく6年という発想

自分は来年の3次予選は大熊監督か反町監督を代役とし、来年の秋までに次期監督を決めるということを提案したい。

その場合に

○ 2年後のW杯で結果を求めるのではなく、6年後のW杯での決勝リーグ進出、またはべスト8を目指すということを目標として選考を行う。

○ 2年後のW杯に出場、次回のアジア杯においてベスト4をノルマとする。(できなければクビ)

の2点を条件とする。

個人的にはこうした条件を協会が提示し、代表監督を希望する人をあつめて「いかに日本のスタイルを構築するか」をプレゼンさせて決めるというのが良いと思う。が、日本にわざわざプレゼンまでしにくる有力な外国人監督はほとんどいないと思われるのでこの場合確実に日本人監督になりそうだけれど。(できればそのプレゼンを公式HPで公開とかしてもらえれば、オープンな選考となりコネとか言われないと思うのだが)

任期6年とすることで日本にゆかりのない監督であっても日本独自のサッカーについて考えていけるという利点もある。協会は決断をいそがないでもらいたい。

posted by mishel |22:35 | 男子日本代表 | コメント(14) | トラックバック(0)
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