2008年08月11日
ナイジェリア戦、ぶっちゃけ前半から遊ばれてましたね。
もちろん善戦していましたよ?見た目だけなら・・・・。
まずボールを持つタイミング・持ち方・その他もろもろから日本とナイジェリアでは質が違いましたね。
日本=相手をみてあわててトラップをしてる。
ナイジェリア=自分のタイミングでトラップしている。
大雑把に言えばこんな感じ。
つまりは日本の選手の場合、相手を見てはいても間合いのみで考えていることが多く、相手が飛び込むつもりが無い場合でもすぐに横(後ろ)へボールをまわしていました。
逆にナイジェリアはDFを背負おうと、まず自分のタイミングでトラップしてから相手の様子を探っている感じでした。
もちろんこれは手足が長いナイジェリアの選手と日本の選手とでは懐の大きさが違うという指摘もできるでしょう。
が、実際にはそんな問題ではない。
簡単な話、日本の選手は世界のトップレベルでの戦いにおいてのプレッシャー下における戦いの経験値があまりにも少ないのだ。
アジアレベルの話であっても、10年前アフリカとアジアのレベルは同じくらいであったが今では雲泥の差、地域レベルでのサッカーの質の差がそのまま出てしまいいてるといっても過言ではないだろう。
これを改善するにはアジアのレベルを上げるか、もしくは日本のU-23世代であっても世界で戦う選手がほとんどというレベルでなければ無理だろう。
オシムの本のどこかに書いてあった気がするのだが、日本の選手は練習でのスキルを試合でまったく生かされていない選手が多いらしい。
つまり、一人(ないしは同じチームの選手相手)で身に付けた練習で見せるスキルは世界でも通用するが、試合ではおそまつなミスが多く世界で通用する等とは言えない、こういうことではないか?
アジアカップ、東アジア選手権などの成績でどうのこうのと言って監督をつげかえるのではなく、世界との戦いにおいてどう戦うことができるのかを真剣に考えていけばもっと強豪との試合を組んで行くべきだろう。それもホームの親善試合などではなく、真剣勝負ができる場所(アウェイ)で。
ただ、こういった問題はすでにスポーツをかけ離れてビジネスの話になり始めている以上すぐに改善できるとは思えない。
アウェイでは日本サッカー協会は儲からないし、スポンサーの露出も少ないだろう。いくら現場が望もうとも、腐っている協会が動くとは思えない。
そういう意味では、G大阪のように海外の大会に積極的に参加していくのは日本サッカーにおいて貴重な経験をもたらすのではないだろうか?
言いたいことは未だ多いけれど、オランダ戦で経験をつんでほしい。
消極的に1-0で勝つより、例え0-5で負けようともガチンコでオランダにぶつかりあって欲しい。
このオリンピックのチームでA代表に上がれる選手どれだけいるのかは、ここでの経験の多さも十分に関係あると思うから。
追伸:サッカー協会様、反町監督の次の監督をもうお考えでしょうか、
もちろん今日までめぼしい監督にコンタクトを取っていらっしゃると思いますが?
無論猶予は十分にありますが、また時間が無い・身内に任せる等といった愚行を繰り返さないで頂きたいものです
posted by mishel |05:04 |
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2008年08月08日
はい、多くは言いません
ただ研究されて、それを打開することができなかった
残りの2国は今日のビデオを見て、さらに日本を研究してくるでしょう
とにかく後の二戦では勝ち点3を取れとか無茶は言いません
見ていて10年W杯に繋がると思える試合をしてくれ
この面子で勝てないのは分かっていたとはいえ、相手に振り回されるだけのサッカーを見せないでくれ
せっかく世界のトップレベルと戦えるグループなんだから、少しでも成長して日本に経験地を持って帰ってきてほしい
あとは、審判が悪いとか芝生が悪いとか言って本質から逸れた議論をする人が要るようだが結局のところ日本が弱かったというのを受け入れるべきだ
日本は世界ではいまだ戦術を駆使しなければ歯が立たないレベルなのだということを理解したほうがいい
もっともそれを一番理解すべきなのはサッカー協会かもしれないが
追伸:反町監督、今何を思っているんでしょうか?
後悔ではなく、開き直って大胆な作戦を練ってくれていればと思っております
posted by mishel |03:23 |
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2008年07月30日
えー、昨日のは良い試合でした
良い意味でも悪い意味でも
良い意味では世界との距離が分かったこと、日本に足りないものは何なのかが分かったこと
悪いのは、やはり日本のサッカーはこのままでは世界に通用しないであろうと感じたこと
昔、黄金世代と言われた稲本・小野・高原らがワールドユース前にアルゼンチンとやった時を思い出します
あれに比べるとやはり・・・・といった感じ
あの時は(同じ優勢でも)相手をキリキリ舞いにさせていたというか、対応さえ難しいという感じ、今回のは良いプレーを日本が見せるがアルゼンチンもそれなりに対応できるレベルという違いでしょうか?
期待もせず録画もしていないので、詳しい解説はできません
が、アルゼンチンが日本のサッカーを研究しないで試合に臨んでいたのは間違いないでしょう
日本は、日本らしいパス回しで崩していましたね
特に梶山がサイドに散し安田・内田のSBが仕掛けていたのが印象的です
が、アルゼンチンがもしも事前に日本のサッカーを知っていたなら確実に止められていたのではないか?と思います
それは「知らない」状態であってもあれだけ対応する能力と戦術の広さは間違いなく世界のトップレベルでやっている証拠だと思います
逆に日本は相変わらずプレッシャーの無い場所を回せても、ゴール前ではワンタッチプレーが多くボールを失うことが多い
今回は相手が研究してこなかったと見て間違いないだろうが、本番ではFWの動きは確実に読まれてしまうだろう
そういう意味では1:1に強い選手(梅崎等)が居ないのが大きい
たしかに香川・岡崎といった面子はハードウォーカーで泥臭い部分もある
が、1:1で相手を迷わせる選択肢がないFWでは活躍は難しいのではないか
それより深刻なのはDFだろう
本番直前ながら、ここまで安定がないとは思えないほどの不安定さ
オーストラリア戦でも感じたが、全体的にフワーとしている感じ
録画してあればよかったのだが、簡単にいうならプレーが軽い?もしくは甘いといったところか
とはいえこのメンバーで行くしかないわけだから、がんばってねとしか良いようがない
過度の期待はしない、ただ彼らが世界との距離を実感して成長してくれれば良いとおもう
追伸、個人的にはOAで田中達・矢野貴あたりを入れても良かったのではないかと思った
やはりFWの迫力不足は否めない
posted by mishel |07:47 |
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2008年05月30日
約三ヶ月ぶりの投稿
バーレーンに負けようが、俺流発言があろうが、ブログは書くまいと思っていましたが・・・・
キリンカップのサッカーを見て切れた!
なんですか、あのサッカー
やってることが前に進むどころか、相手に合わせて戦術変えてるだけではないか
腐ったみかん(岡田監督)を早めに摘み取らなければ、木(日本のサッカー)そのものの評価が下がってしまいかねない
が、摘み取るべき農家(日本サッカー協会)も我那覇のドーピング問題を見る限り、三流農家でしかないのではないか?
もはや農家も世代交代を進めなければならないと私は感じる
キリンカップは2戦とも前半で見る気が失せたので、それ以上見てません
「後半はよかった」とか言う前に、世界で戦う時にあんな前半で後半逆転できるのか?と言いたい
監督があんな状態である以上、特定の選手のプレイを評価する価値も見出せないので致しません
オマーンに負けようが、引き分けようが、大して驚きません
今回も刺激的な発言である以上「いいすぎ」とか「素人が」とか言い出す人間もいるでしょう
ぶっちゃけた話あの中国戦をみて岡田監督を擁護してた人から何を言われようが、かまいません
今の日本代表にはマスコミを含め「まぁ勝ったから(優勝したから)良いんじゃない?」なんていう空気を吹き飛ばさねば、南アフリカで再び失望するからです
監督を交代させるには、手遅れとかいう人もいるでしょうが、私としてはこのまま岡田監督にまかせれば南アフリカの次のW杯まで悪影響を及ぼすと思っています
ドイツで惨敗した後、日本は強豪国とマッチアップするのにどれだけ苦労していますか?
世界の名将を迎えようにも、今の日本のサッカーのビデオを渡して「興味でてくるでしょ?」とか言えますか?
オマーン戦を待たず、私は岡田監督に「NO」を突きつけます
「じゃぁ誰がいいんだよ?」っていわれる前に「あなたは岡田監督で満足なんだね?」と問い返します
余談ですが、以前のブログに私は一度もコメントしておりません
偽者が現れたようですが、今後も私はコメ欄にコメントをすることはありませんので相手をしないでください(もう現れないとおもいますが)
posted by mishel |02:23 |
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2008年02月21日
あえて刺激的な表題にしたおかげか、沢山の方にコメントを頂きました。
が、コメントにおいて内容が伝わってないどころか読んでもいないだろうという人が約半分なのはスポナビブログにおいて批判的なのは潰しとけ~って感じの人が多い証拠でしょうか。
私は主に日本のふがいなさを書いていたつもりなんですが?
■ Wボランチ云々&トッティとかについて
私は中国戦と限定して啓太について書いていないのですが、そう読めるんでしょうか?
問題としていたのは
1、啓太が機能していないのは戦前の準備不足ではないか?
岡田監督は啓太に対してしっかりとした指示をだしていたのか?
2、指示をだしていたのであればW杯で戦う場合、啓太とマッチアップするのはカカやジェラードといったポジションの選手となるはず。同格相手に劣勢である啓太に世界で戦えるのか不安を覚える。
3、啓太に相手の戦術に対する指示を出していないのであれば、タイ戦を含めた今年の代表戦において相手を気にする必要がないと岡田監督は判断していたのか?
の三点。
中盤の潰し手である啓太が上手く機能できていないのは潰し所を上手く指示できていないからではないのか?が論の中心にあるだけでボランチが何人いようが関係ありません。言いすぎかもしれませんが潰す相手を分かっていないトリプルボランチより、潰す相手を分かっているワンボランチのほうがマシだということです。
カカらが中盤の底のポジなんて書いた覚えはありません。(ジェラードは代表では底に入ったりしてますし、トッティは代表引退してますが)
彼らのプレイスタイルなんてブログの内容に関係ないのは内容を理解してもらえれば分かると思うんですが。
余談ですが、中国戦のWボランチについては色々な意見があると思います。しかし、前半は憲剛も啓太も守備に追われ機能していたとは考えにくいというのが私見です。後半はかなり自由にさせてもらえましたが、正直相手の状況を考えるとあまりプラスには考えれません。
もしも中国が90分間プレスを続けれるスタミナを持った場合、日本は勝てるんでしょうか?この可能性は決して低くは無いと思いますが(実際にやるかは別として)
■ 岡田監督の起用法を批判するのが目的なのではない
岡田監督が加地を左で使おうが安田をSHで使おうが、それは監督の好みで。
だが、試合においての基本的な戦術・相手の戦術に対する対策は監督として重要な役割ではないでしょうか。はたして今年の数試合において岡田監督がこの部分で何を残してこれたのか?がブログにおいて問題提起した部分です。
1、起用法に関して
SBを見た場合、北朝鮮戦で不安定なプレーだった加地を、今回ベンチスタートとしたのは「テストとして合格点ではなかった」という事だろうか。内田に関してはあれだけ不安定なプレーをしていながら韓国戦で先発起用となれば、岡田監督から見た場合に”合格”ということになってくるのではないだろうか。SBの選手がほぼ全員中国戦までで試されている現状からすれば、次の韓国戦での先発は岡田監督の「本命」と考えても良いのではないか。
CDFについても韓国戦において本職の水本を起用するのか中盤の選手(阿部や今野)を起用してくるのかで「CDF控えのファーストチョイスが何なのか?」というテスト結果が見えてくる。もっとも岩政が起用された場合は、未だテスト続行中ということだろう。
GKに関して言えば今大会は完全なテストで、バーレーン戦での先発GKがテストの合格者ということだろう。
MF,FWは怪我人の多さからテストさえ行えない様な状況かもしれない。
2、日本の戦術
4-1-3-2から中国戦で4-2-3-1に変更したのはテストなのか、それともワンボランチに限界を感じているのか?
どちらにしても「バイタルエリアでの潰しが機能していない」「SBの守備が悪い」というのが日本のウィークポイントであるという問題提起をブログでは書いたつもり。この部分は岡田監督となってから出た問題でもあるし、改善されていない問題。Wボランチにしたからといって、すぐに直るような問題ではない。どう直していくのかが手腕の見せ所と言いたかったのだが、ブログを読んだ人の中には伝わらなかった人もいたようだ。
3、相手の戦術に対する対策
岡田監督最大の問題は、この部分。というか、私が指摘したい一番の問題部分でもある。啓太に関するところでも指摘したが、今までの試合を見た場合に日本は非常に研究されている。対して日本は相手に対してほとんど無策に思えてならない。中国戦に関していえば「相手が最初からプレスに来る」「サイドからのクロス攻撃が主体」のどちらかに対する対策を最初から行っていなかったのは完全に作戦ミス。コメントに「前半飛ばして、後半バテバテなのはいつもの中国」とおっしゃられていた人もいましたが、こういう可能性について岡田監督は何も考慮していなかったのだろうか?
これから先の戦いにおいて岡田監督が相手に対する対策を講じていくというのは”あたりまえ”だと思いますが、現状においてそのような試合をしていないのは「してない」のか「失敗した」のか分からないのが問題だと私は言いたい。「失敗した」のは論外ですが「してない」というのも「チームの完成度が低い」ということにもなってきます。次の韓国戦はともかくバーレーン戦においても「していない」兆候であれば岡田監督のW杯三次予選に対する意識が「相手を研究しなくても勝てる」と思っているように疑問視せざるをえなくなります。(もしくは予選に間に合わせてチームを仕上げる手腕が無かったのか)
ただ、どの試合でも選手交代や後半からの戦術変更によって結果をだしてきているのはすばらしいと評価できるのではないでしょうか。まぁそれだけにいつも前半「何で?」という感じの試合の入り方になっているのが疑問。今のところ「戦前での情報戦と対策はまるで駄目だが、試合中の駆け引きに関しては優れた手腕を発揮している」というのが岡田監督に対する私の評価、でも格上での戦いにおいてはどちらかというと”戦前”での戦いが重要だと私は思っているので不満なわけです。
■ 審判&ラフプレーと中国のプレー
ラフプレーも未熟な審判もサッカーです。昔、シドニー五輪で中澤がオフサイドでもないのに手を挙げただけで簡単に騙されていたラインマンがいましたよね、覚えてます?未熟な審判はどんな大会にでもいるもんです。田代のゴールについても、オフサイドなんていうのは審判の裁量次第の部分が大きいのは事実で一々文句を言っていたらきりが無いと思ってます。(過去に日本もその恩恵に預かったこともありますしね)
むしろ問題なのはそういった状況で「日本はどんなサッカーをしたのか」ではないでしょうか?
結果としては前半をしのいだ日本が危なげなく勝利と言えますが、前半の中国ペースで1点取られていたらどうなっていたでしょうね・・・・?
「たら」「れば」は禁句ですが、岡田監督にはその可能性について十分熟慮した上で今後に望んでほしいです。
最後に中国について。
ラフプレーは改善するべきだし、相変わらずすぐにカッとなってしまうのは悪い。日韓W杯から進歩ないなと見てて思った。
が、日本を実に良く研究し前半押し気味に進めていたのは間違いなく中国の実力。スタミナ面での強化が進めば日本を追い抜くのは無理でも数回に一度勝つ実力がつくのはすぐだろう。良いプレーをしていたという意味では(ラフプレーを除き)善戦していたのはまちがいなく中国だった。
日本は確かに中国に勝った。が、日本と中国の実力が広がったのか縮んだのかは明らかに後者だった。怪我人が戻ってきて、欧州組が入ったとして、日本はどのくらいレベルアップできているのだろうか?
追伸、CLの結果を書いてしまっててごめんなさい。JISさん並びに他にご迷惑を被った方にお詫び申し上げます
posted by mishel |11:55 |
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2008年02月21日
せめて東アジアが終わるまで岡田監督について書かないで置こうと思いましたが、あまりにも酷いので少し書こうと思います。
批判されるのは覚悟の上ですが、中国のラフプレー・審判の酷さについては”あえて”スルーしています。ですので批判に関してもそれ以外でお願いします。
さて、昨日の中国戦。ラフプレーが目立ちそれにお冠の人が多いようですが・・・・審判問題はともかくあの程度のラフプレーはアジアでは「当然」と思うべきでしょう。勿論許されるものではありませんが、W杯三次予選であれくらいしてくるチームもあるかもしれないし、最終予選で中国と同組になれば当然またあるだろう。ただ、今回の中国戦に限らず日本のプレーそのものがあまりにも酷すぎないだろうか。
■ 強みであったはずの啓太が、ウィークポイントに
岡田監督になって変わったのは去年一年間、中盤の底で果敢に動いてプレスをかけ続けていた啓太が今年になるとワンボランチとなった影響で「らしさ」が無くなってしまったことだろう。
もちろん本人の問題もあるだろうが、個人的な意見を言えば監督からの指示もしくはチームとしての役割ができていない事に起因していると感じる。そもそも相手の攻撃の二列目三列目というのはサイドバックと並ぶ現代サッカーにおける重要な部分と私は思っている。
世界的にワントップが主流となりつつある現代では(トッティ、ジェラード、カカといったトップ選手を例あげるが、こういう選手を)いかに中盤の底で相手の攻撃を潰せるかが重要になってきている。そして、この部分は試合前にいかに相手の戦術を考え事前に指示を与えるかが監督の力量として表れる部分でもある。個人的な意見ではあるけれど、啓太があそこまで酷いのは戦前からの準備ができていないように思えてならない。
それとも岡田監督は今までの相手では研究する必要性を感じていなかったのだろうか。
■ 研究されている日本、研究しない日本
中国にかぎらず北朝鮮、タイもそうだった。日本は非常に研究されている。
特に今回の中国は日本のウィークポイントを的確についてきた。SBと中盤の底である。後半こそ足が止まっていたが、サッカーの質という意味では圧倒的に中国のほうが相手(日本)を脅かすサッカーをしていた。ラフプレーは頂けないけれど。
タイ・北朝鮮戦を見れば日本のワンボランチが機能していないこと、SBの守備に不安があることは明らかだった。奇しくもこの部分は現代サッカーにおいて攻撃の重要部分であることを考えれば日本攻略は難しくないとアジアのチームからは思われているだろう。ボランチについては前述したが、SBに関してはテストという意味を北朝鮮戦に関しては差し引いて考えるべきだろう。しかし、中国戦では内田・駒野という岡田監督になってからのレギュラーを起用したのにもかかわらず、相変わらずのザル守備となっていたのは目も当てられない。
前半だけでサイドからのクロスで日本がヒヤリとしたのは何度もあった。そもそもSBの守備は1:1では分が悪いのは当たり前で、格下ならともかく同格以上なら2:1になるようにチームディフェンスを作っていくのが当然。世界を意識しているならば、必然だろう。が、できていない。今回中国にあれだけやられて次の韓国戦でも修正されていない場合、岡田監督の手腕を本格的に疑問視する必要が出てくるだろう。
■ 一番の変化は「プレーの重さ」
オシム監督が一番嫌ったのは不用意なプレーでボールを失う事。ゴールキックでロングボールをほうりこまなくなったのも、DFからMFまでパスの上手い選手をそろえていたのも世界を戦う上でポゼッションを上げることと自ボールを失わないようにゴール前まで持ち込む戦術を採用していたから。ただ、オシムサッカーの問題は選手の判断が遅いとカウンターもできないし、ビルドアップが遅くなり「各駅停車」と言われてしまうこと。
特にオシムが注意していたのは自陣でのパスミスだ。これはボールを奪われてからニ三本のパスがあればシュートまでいける危険性を考えてのこと。自陣でのプレーの重みは再三言い続けていたことだった。
岡田監督になってからはそれが無くなっていっているように感じてならない。ゴールキックを放り込むのはともかく、自陣でのパスをカットされる数がいかに多いか。日本がピンチになったのはパスカット→サイドからのクロスという流れがほとんどだった。
個人名をあげれば酷かったのが内田、目立ったのが山瀬、啓太、安田、駒野だった。内田はハーフタイムで怒られたのだろうか、後半はそれなりのプレーをしていた。が、あれだけサイドを破られている状態で選手交代を行わなかったのは完全にテストとしているのか、それともW杯まで内田でいくつもりで交代する気が元々なかったのか。啓太、安田、駒野に関して啓太はそもそもパスを組み立てるというプレーを期待するのは酷な選手、安田は敵陣での仕掛けで失われることが多かった事、を考えると責めるのは酷。駒野はやはりというべきか左では良いプレーと悪いプレーがはっきりしてた。
ただ、山瀬は得点を上げた部分のみで帳消しにできないほど酷かったと個人的には思っている。中盤からスルーパスを出すことの多いこと。前半での成功率は半分かそれ以下だったのではなかったか。相手のプレスが効いている状態でのパスミスは(ボールが集まっていただけに)チームで一番多かったと思う。無論こういうプレーを山瀬に求めているのであれば別だが、オシムが山瀬を先発させなかった理由が分かった気がする。
各選手は、これからもこのようなプレーを続けるのか、岡田監督はこういうプレーをしている選手を褒めるのか叱るのか、韓国戦でのサッカーを見てみたい。
また、中国戦の前半では相手のプレスも早かった事もあり、日本のチャンスはロングボールからの展開しかなかった。日本はいつからショートパスをつなげなくなってしまったのか。中国相手にカウンターサッカーしか通用していなかった日本にアジア杯での敗れて強しの印象は無くなった。
■ 本格的に不安になってきたW杯出場
W杯のアジア枠は4。実力的に考えれば日本、韓国、オーストラリア、UAE、イラク、イランあたりが中心となってくるだろう。これにバーレーンや中国といった新興国が入ってくるが、少なくともラフプレーがなくとも中国・北朝鮮レベルより上のチームが5以上あるのは確実。チームとしての完成度を考えた時、次の韓国戦は北朝鮮・中国戦のテストの結果を見るべき試合だろう。
怪我人が多い日本ではあるけれど、最終予選では誰が怪我をしているか分からない。啓太・憲剛・遠藤といった不動の選手がいなくなる可能性だってある。怪我人はいい訳にならないのは岡田監督が一番分かっているだろう。次の韓国戦で日本代表が目指しているサッカーの「何か」が見えてこなければ、お尻に火がつきはじめるかもしれない。
余談:これを書いてる時点でセルティック×バルサは2-2、前半2-1だっただけにもったいない・・・・
あ、田代はよかったね。ボールが中々回ってこなかったけど。ただワントップには向かなそう。
posted by mishel |04:39 |
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2007年11月29日
■ オシム続投はありえないが・・・・
オシムが脳梗塞で倒れてからもう何日だろうか。
毎日オシムの容態を報告する協会も大変だろうが、オシムがいくら回復しようともう一度彼に代表監督を任せるのというのは無理な話だろう。ジェフの一年目からオシム監督の試合をみていた自分としては残念ではあるけれど。
とはいえ次期代表監督として「世界の大物とのパイプがある」と大口を叩いていた協会が次の監督として名前をあげたのが岡田武史元代表監督というのは(岡田さんの手腕云々ではなく)安易に決めようとしていないだうかという不安がでてくる。
■ オシムが背負った課題とその理由を忘れてはいないか?
そもそもオシムが半ば強奪されるかたちで代表監督になった経緯は何だったのか協会は忘れてはいないか。
ドイツでの無残な結果が日本に突きつけた課題は個の能力だけで世界には通用しないという問題だ。ブラジル監督を連れてきてブラジルのサッカーを目指しても駄目、ならば日本独自の方法を探るべきであるというが当初の目的であったはずだ。そのうえで日本を知り尽くして、欧州でも手腕が評価されているオシム監督が召集されたはず。
たしかに日本人監督が日本独自のスタイルを目指すと言うのは理にかなってはいる。しかし、そもそもトルシエ→ジーコ→オシムという外国人監督のながれは日本人監督では世界での経験がたりない、欧州のガチンコのリーグや国際大会での経験豊富な監督を呼ぶことでW杯で結果を出すことを目的としていたはず。(ジーコはそもそも例外)
ならば、ここで岡田監督というのはおかしいのではないか。
■ 緊急事態である以上、方向転換をするべき
代表監督が脳梗塞で倒れるという自体は、緊急事態であるのは言うまでもない。
(とはいえ元々体調に不安のあるオシムなのだから、緊急事態にそなえて控えの監督をだれにするのはくらいは協会は考えておくべきではなかったかと考えるが)
緊急事態に対して、それまでと同じ目標をめざすというのは決して悪くはない。しかし、今回の様に時間的な余裕がないのであれば方向転換をする必要があるのではないだろうか?
会社に例えれば常に決算は修正されるものだし、緊急事態が発生したのに修正しないというのは逆に「この会社大丈夫か?」と思われることになる。もちろん数年程度の長期スパンで見たときには当初の利益を目指すべきではある。
短期でも結果が出せるという人がヒディングの率いた韓国をよく例にあげる。たしかにヒディングはすばらしい監督だが、彼はあくまで結果をだすという場合によぶべきだろう。最大の目的として日本独自のスタイルを目指すと言うものがある以上、ヒディングを呼ぶのは賛成しない。日韓W杯以降の韓国を見た場合、今の韓国サッカーにヒディングが残したのは「結果」だけではないだろうか。(それでも結果が出ているだけ幸せともいえるが)
■ 2年ではなく6年という発想
自分は来年の3次予選は大熊監督か反町監督を代役とし、来年の秋までに次期監督を決めるということを提案したい。
その場合に
○ 2年後のW杯で結果を求めるのではなく、6年後のW杯での決勝リーグ進出、またはべスト8を目指すということを目標として選考を行う。
○ 2年後のW杯に出場、次回のアジア杯においてベスト4をノルマとする。(できなければクビ)
の2点を条件とする。
個人的にはこうした条件を協会が提示し、代表監督を希望する人をあつめて「いかに日本のスタイルを構築するか」をプレゼンさせて決めるというのが良いと思う。が、日本にわざわざプレゼンまでしにくる有力な外国人監督はほとんどいないと思われるのでこの場合確実に日本人監督になりそうだけれど。(できればそのプレゼンを公式HPで公開とかしてもらえれば、オープンな選考となりコネとか言われないと思うのだが)
任期6年とすることで日本にゆかりのない監督であっても日本独自のサッカーについて考えていけるという利点もある。協会は決断をいそがないでもらいたい。
posted by mishel |22:35 |
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2007年07月26日
■ 日本、サウジに敗れる・・・・・。
勿論悔しい、しかし決して悲しいとは思わない。何故ならこの試合ではっきりと日本に足りないものが見えたはずだから。
「負けた試合からしか得られない物もある」
日本は次のステップへと移らなければならない。そして目標が見えてきた。
■ 日本に足りないもの(1)DFのパス能力
今大会においてDFからのビルドアップの遅さは常に指摘されてきた。特に両SBにおいてはセンターリングの精度から状況判断までの未熟さが目立っていたのは事実だ。しかし加地・駒野両名以上のパス能力&SB能力を持つ選手が日本にいるのか?と考えた場合、残念ながら私は「いない」と答える。
はっきり言えば古い井戸こと加地と駒野は今回のアジア杯を最後の活躍であったほうが良いと思っている。無論彼らは南アフリカまで日本のSBではトップクラスの能力を持ち続ける可能性は高い。しかし、(これは主観ではあるけれど)今以上の伸びしろを抱えているのかは疑問である。駒野に関しては本職の右ではないことを差し引かねばならないと思うけれど、彼のプレイはアテネの頃から何も変わっていないように見える。
またCBのパス能力にも疑問が残る。今回CBに阿部が起用されていたのもDFラインにおけるパスのリズムを良くするのを狙っていたのではないだろうか。オシム監督はGKに対してもフィールドプレイヤー並の展開力を要求している。こうしたことを鑑みても、DFに対して今までの日本が求めていたパス能力以上のものを要求していると私は考える。
とはいえ世界的にもCBの人材はFWに並ぶ不足気味である以上、今後もMFがCBで起用されることは予想されるが。
■ 日本に足りないもの(2)DHのスケール不足
中村憲剛は走るし、パスは上手、視野も広い。しかしバイタルエリアで強引にいけるか?といえばノー。鈴木啓太は今大会ずいぶん成長した。守備はカバーリングを含め優を付けれるし、サイドへの切り崩しも出てきた。ただ彼にミドルレンジでのシュートがあるのかというとノー。さらにパスの展開力もノー。
逆に憲剛にないものをもっている選手の例は稲本、鈴木に無いものを持っているのは小野。でも彼らに無いものを憲剛と鈴木はもっている。
無論、すべてを完璧にこなす選手を求めている訳ではない。しかし憲剛にしても鈴木にしても国際大会レベル、少なくともアジアレベルでみても欠点となる部分があるという事実は、彼らがまだ成長しなければならないということだ。個人的にもっとも求められている選手像に近いのは阿部だとは思うが、CBの人材不足が解消されない限りDHでの起用は今の様子だと無さそうだろう。幸いDHは有望人材豊富である。U-22以下の青山・田中あたりがもっと成長してくればスケールの大きいDHがでてくるかもしれない。が、もしもこの部分が出てこなければ日本にとっては致命的になるかもしれない。
■ 日本に足りないもの(3) シュート力のあるポストマン
現在FWは高原に依存気味といって差し支えないだろう。アジアレベルであれば巻&我那覇や佐藤あたりでも問題はないかもしれない。しかし、アジア杯の決勝Tで当たったような日本と互角or格上のチームとの場合は難しいだろう。
昔でいえば鈴木隆(批判はあるでしょうがw)とか西澤、久保あたりの選手がいなければ高原に負担が大きくかかりすぎて攻撃の停滞を招きかねない。
無論今回アジア杯で見せたような攻撃ではなく別の路線を今後歩むのであれば、また違ったタイプが求められるだろうが。
以上3点が今の日本における穴(欠点)と私は考えている。
蛇足
そしてそろそろ「考えて走るサッカー」というのを止めないか?と言いたい。
日本がリズムが悪いとき「考えながら走るサッカー」になっているから。
そこで私が考えた新しい言葉、ボールを持った瞬間に同じイメージを共有して展開される・・・・それが
「閃いて走るサッカー」
サガフロンティア風に表すと・・・・
中澤 「「キィーーーン」」
鈴木 「「キィーーーン」」
遠藤 「「キィーーーン」」
中村 「「キィーーーン」」
高原 「「キィーーーン」」
『パスパスパスパスシュート』
ごめんなさい。ほんと、ごめんなさい・・・・。
posted by mishel |00:36 |
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2007年07月17日
最初に、中越地震にあった人でサッカーファンは今も結果を知らないんでしょうか?
私の知り合いにも何人か被災した人がいて(残念ながらサッカーファンではありませんが)大変そうなんですよね。
被災者の人がTVを見れるようになるまで日本が勝ち残っていると良いなぁと祈っております。
できれば彼らがTVをつけたときに面白いサッカーをしていることを願っています。
というわけで対ベトナムの簡単な感想を。
■ ベトナム先制
少なくともマスコミの方はこういう展開を予想していなかったんじゃないでしょうか?ある意味彼らにも良い薬になったとおもいます。
さて肝心のプレイですが、鈴木啓太は前半ちょっと危なかったですね。オウンゴールの後しばらく不安定な感じがしました。他にも加地やらがちょっと空気に呑まれている感じがして・・・んー何でしょうね?分かりません。
■ 巻同点弾、そして逆転
先制されてちょっと浮き足だった感じでしたが、俊輔の切り替えしからのセンターリングを巻が胸で流し込み同点。一瞬ハンドに見えてちょっとビビりました。今日はオーストラリアの方が主審だったのでいいですが、経験が少なそうな国の審判だとハンドを取られるかもと余計な心配をしました。
次の遠藤のFKですが、高原のファールをもらうまでが少し面白かったですね。後半になると顕著になりましたが、DFの最終ライン前でのボールの出し入れをしつつ横へ横へとつなぎマークをずらし、最後はいっきに縦へという流れ。今回のは巻がサイドへ流れた後高原に集音マイクに入る位「ドン」という音のする早いパス。高原が軽くはたいて縦に抜けようとしましたが、はたしてあれで間に合っていたのか・・・は置いておいて、あれだけの勢いだとDFもおもわず飛び込んでしまうと思います。(経験のあるDFであれば、ボールに対するコースを上手く塞いでくると思いますが)FKに関しては、あれだけ近くなら俊輔・遠藤どちらでも枠に飛ばせば入るという距離でしょう。良い流れで逆転できていたとおもいます。
■ 3点、4点という上手い追加点、そしてタイムアップ
3点目に関してはすばらしいの一言ではないでしょうか。相手が下がって守るのに対して、ボールを早くまわしながら次々と選手が飛び込んでいく。相手DFにしてみればうかつにプレスへいけないし、どうしてもボールを見て足が止まってしまうという状態。もちろん研究されれば対応される可能性もありますが、今以上にスムーズになれば(今回で言えば遠藤→俊輔の時に遠藤が一回ボールを止めている所とか)そうそう止められるということは無くなるでしょうね。
さて、3-1になった後すこし日本は危ない場面(といっても決定的ではないが)がありました。3-2になったら相手のペースになりそうだなと思っていましたが、そこでの4点目。んーこの4点目ですが、普通(Jとか)だと入りそうにないという感じです。相手DF2人に引っ張られながらというのは格下相手だからの点と私は考えます。とはいえ今まで日本はそういう格上としてのサッカーをあまりできていなかったので、日本がアジアの中で格下に苦戦するという悪い癖を克服できていっているのではないかと思いました。
しかしこの4点目が入った後、しばらくベトナムは意気消沈でしたね。日本も無理はしないで攻めている感じで完全に試合は終わった状態でした。流れが変わったのは日本が原因でもベトナムが原因でもなく、UAEがカタールに追いついたせい。ここから再びベトナムがプレスをかけ始めます。とはいってもすでにバテバテだったようで最終ラインあたりまでいかないとキツくはいってなかったです。こうなると日本は安全にボールを回すだけ。そしてそのままタイムアップ、となりました。
■ 一昔の日本を見ているかのようなベトナム
今回ベトナムは決して悪いチームではありませんでした。そして、ボールの回し方やDFの仕方を見ているとフランスW杯あたりの日本に良く似ているなぁと思いました。(全然似てないって人もいると思いますがw)
彼らはまだ若い。けれどひたむきに走っていたし、パスなども決して無茶なものはなく、効率的でした。オリンピック最終予選では決して侮れないでしょう。
では今の日本とベトナムとの違いは何でしょうか・・・。私の考えはオシムの良く口にする「危険なプレイ」ができるか?ではないかと思います。フランスW杯の時の日本は、とにかく安全に守るのが第一でした。結果的にミスからの失点で負けはしましたが、90分間守りきるというのは弱者という立場からは当然だと思います。しかしサッカーはどこかで攻めなければ(点を取らないと)勝ち点3は奪えません。どこかでリスクを侵してでも点を取らなければ今回のように相手のミスを待つだけになってしまうでしょう。ベトナムの選手でもいつか日本に1:1で勝てるような選手が出てくれば、その時こそ日本は負けるときかもしれませんね。(そして危険なプレイを日本はカタール戦でできなかったからこそ引き分けになったのだとも)
■ 次戦、対オーストラリア へ
次の相手は最後までもつれたものの、やはり勝ち上がってきたオーストラリア。まぁオージーはいつもスロースターターなので、やっと調子が出てきたと言うことでしょうか。今回オーストラリアは本気でないとか言われていますが、私の考えでは決して手を抜いていないと思います。彼らにしてみれば3年後のW杯予選の重要なデモンストレーションとして考えているでしょうから、高温多湿という条件を経験できるのはメリットですし、さらにデータではなく肌でアジアのサッカーの雰囲気というものを受け止める最良の機会でしょう。
しかし、次のオーストラリアに関しては日本の方が有利であるといえるでしょう。まず、会場移動がないというのが最初の理由。一日でも多く体を休ませれるというのは後半のスタミナに直結しましから。そしてピッチ状態。他の会場の試合も見ましたが、芝は長めに見えました。しかし、ほんの少しの違いでもボールコントロールへの影響は大きく、すでに経験している日本はボール回しという点でもアドバンテージがあると言えます。オージーは、ほうりこむサッカーもできるものの後半のスタミナが心配でしょう。前半リードを日本対して奪えない状況になった場合、かなり苦しいのではないでしょうか。
対する日本の心配はやはりピッチ状態。相手のほうが芝の長さを有利にできる手がある以上この部分をどちらが有利に運べるかが最大の注目だと思っています。前半、相手がピッチ環境に慣れる前に先制できればピッチは日本の味方となってくれるでしょう。逆に先制されると・・・・。
■ 最後に
この3戦に表題をつけるなら
一戦目:油断大敵
二戦目:リスクマネージメント
三戦目:臨機応変
でしょうか。一戦目からは最後まで集中力を切らさない大切さを学びました。二戦目ではゲームプランが崩れたときに選手間での解決策をだすという必要性を、三戦目では先制された後のゲーム進行を日本は見せました。これは南アフリカへ必ず繋げていかなければならないものでしょう。
また、一戦目ではチームから浮き気味だった俊輔、遠藤が三戦目までに見事チームにフィットしてきました。もちろん同格相手との対戦を経なければまだ評価を下せないと思いますが、少なくとも双方の同時起用に対するネガティブな意見を押さえ込むだけのパフォーマンスを見せてくれていると思います。
ただ不満があるとすれば、交代選手の起用方法です。千葉枠という言い方は好きではないですが、今回のベトナム戦では相手がリスクを犯さない状態であった以上カードのことを考えても阿部→坪井というのは十分ありえる交代であったと考えるし、羽生にしてもベトナムという相手では彼の良さはでないでしょう。太田、矢野あたりを使っても良かったのではないだろうか?と思います。
予選リーグだけでも日本は得難い経験を積み、着実に進歩していっているように思えます。できればもっと良い経験を積み続けてもらいたい・・・。
posted by mishel |02:07 |
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2007年07月14日
んー・・・・まぁ正直これはしょうがないというしかないかなぁ。
交代枠3の内2をけが人との交代というのは、監督的にもプランが台無しになったと思う。
交代して入る人も、ピッチに残っている人もこういう状態で組織を機能させるには事前準備の時間もなかったし、成熟するだけの時間もオシム監督になってから経っていない。こういう状態を経験したというのも、ある意味価値があると思う。
さて、個人的に気になった部分を。
前半、ボール回しが浮かしぎみが多くなってましたね。たまに地面を転がすボールを出してましたが、勢いがいきなり止まる感じで今後もインターセプトの危険性には気をつけるべきだと思います。
巻、前半はよかったです。高原の為にスペースをあけたり右サイドに動いて左の遠藤を活かしたり、DFもがんばってました。後半になると高原のけがもありましたが存在感がなくなりましたね。ただ、確かに結果は必要ですが(遠藤からの完璧なクロスをはずしたのはいただけない)今日のような動きをしていれば問題無いと思います。最も点をとれないFWはいらないという人も多いとは思いますが。(彼の動きを参考にしてもっと優秀なFWが出てくればいいんですが)
高原、PK前のハンドはわざとか飛び込んだときに当たったのか・・・。ただ一点目は競り勝って文句なしでした。二点目は審判によってはハンドを取られそうなのでちょっと危なかったですが、ダイレクトで打つのは至難の業ですからしょうがないですね。
そのPKですが、遠藤へのファウルはPK取られて当然かなぁ・・・とは思いますができれば流れの中で決めてほしかった。それにしても今回の審判はカードの基準が微妙というか曖昧というか。前半からある程度イエローでUAEを牽制して試合を落ち着かせるというのもありだったかと。それ以前にUAEの選手は審判の注意をほとんど聞いてなかったですが・・・。
DF陣、今回はほとんど3バック状態でしたね。サイドを上げっぱなしにして鈴木・阿部・中沢の3バックというのは見ていて新鮮と同時にちょっと心配でした。
後半の混乱、これはけが人続出というのも原因の一つですが、いわゆるピッチの監督となるべき人材がいないのが問題ですね。前回では宮本が試合全体をコントロールしてましたから、ある程度臨機応変にできてましが。これに関してはクラブの試合からそういう役割を果たしていないと無理ですから、今のメンバーでは中沢・鈴木あたりがまとめて欲しかったです。
遠藤、今日は左サイドに張り出して目立ってましたね。今日は巻が右に流れることが多かったので、実質3トップのような感じに見えました。今日は遠藤にしても中村にしても前回のようにボールを受けてからのプレイではなくスペースを有効に使っていた印象でした。
最後にもう一度言っておきますが今回は交代で入った人に対して文句が続出するでしょう。しかし、私は仕方がないと思ってます。アップもそこそこにピッチへ送り出すという状態では戦術的混乱はしょうがない。しかもチームとしてのバックボーンを作る時間さえ与えられてない今の日本代表であればなおさらです。こういう事もあるのだと日本協会には反省してもらい、今度からはきっちりと事前準備のキャンプをしてもらいたいですね。
posted by mishel |00:36 |
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